
【おすすめ】食器乾燥機の比較&選び方!人気のモデルもご紹介
2025.5.31[更新]
食事を終えた後の片付けは、「効率良く短時間で済ませたい」と考えている方が多いのではないでしょうか。後片付けの中でも、洗った食器を一つひとつ拭き上げていく作業は時間がかかるものです。その食器を拭く手間が省けるアイテムとして、食器乾燥機があります。
本記事では、食器乾燥機を利用するメリットや選び方のポイントのほか、メーカー別で比較した食器乾燥機の特長などについてもわかりやすくご紹介します。Joshin web 家電担当者が厳選したおすすめ食器乾燥機もご紹介しますので、製品選びの参考にしてください。

Joshin web 家電担当者「マルちゃん」が、食器乾燥機のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
食器乾燥機があれば、衛生的・効率的に洗った食器を乾燥できる
食器乾燥機とは、洗った食器を入れた機器内に70~100℃の温風を循環させることで乾かす電化製品です。
食器乾燥機の使い方は非常にシンプルで、洗ったお皿やグラスを並べてから扉を閉め、スイッチを押せば乾燥が始まります。ビルトインタイプの食器洗浄・乾燥機がついていない住宅にお住まいの方や、乾燥機能なしの食器洗浄機を利用している方も、設置スペースさえ確保できれば乾燥機能を手軽に導入できます。
食器乾燥機がおすすめなのは、「食器を拭く時間を削減したい」「食器を衛生的に管理したい」と考えている方です。朝食後の忙しい時間帯に食器類を洗ってすすぎ、食器乾燥機に並べておくだけで、夜にはきれいに洗い上がった食器を使用できます。また、夕食後の後片付けに食器乾燥機を取り入れれば、その後の入浴や睡眠などの時間をより多く確保できるでしょう。

食器乾燥機を使うメリットは、家事の時間を短縮できるだけでなく、高温で食器を乾燥させるため、熱殺菌処理ができて衛生的な点も挙げられます。より食器の衛生面が気になるという方は、UVライトでの殺菌が可能なUVライト機能付きのモデルを選ぶのもおすすめです。
食器乾燥機を選ぶ際のポイントとは?
食器乾燥機を選ぶ際には、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。キッチン周りの形状やスペースによって適したモデルが異なるため、あらかじめ下記のような点について確認しておきましょう。
ボディの種類:横型か縦型か
食器乾燥機は、ボディの種類が横型と縦型のタイプに大きく分けられます。横型は底面積が大きいため多くの食器を並べられる半面、設置場所にある程度のスペースが必要です。
一方、縦型はスリムでコンパクトな形状のためスペースはそれほど取らないものの、収納できる食器の数や大きさは制約される場合が多いといえます。
ご自宅のキッチン周りで、食器乾燥機を設置できそうなスペースがあるか確認してみてください。その上で、どちらのタイプにするか判断するといいでしょう。

容量:使う食器のサイズや点数で選ぶ
食器乾燥機を選ぶ際には、普段使用している食器のサイズや点数に適した容量を持つ製品にすることもポイントです。直径何cmの大皿までを収納できるか、家族の人数分の食器が無理なく収まるかといった点も考慮するようにしてください。
なお、まな板の乾燥が可能かどうかも確認するといいでしょう。家族の人数がそれほど多くなくても、食器乾燥機でまな板と食器をいっしょに乾燥させる場合には、相応の容量が必要になります。食器乾燥機によっては、まな板を本体下部に収納できるものもあります。
排水方法:ホース式か水受け式か
食器乾燥機には排水をする方法として、ホース式と水受け式があります。ホース式は、食器から滴り落ちた水をドレンホースでシンクへ排水するタイプのモデルです。一方、水受け式の場合は、本体内部に備えられたトレーで排水された水を受けるため、ドレンホースはついていません。
食器乾燥機の設置場所からシンクまでドレンホースが届くようなら、ホース式のモデルを選んでも問題ないでしょう。しかし、シンクから離れた場所に設置したい場合には、水受け式のほうが適しています。
長いドレンホースを使えば離れたシンクへの排水も可能ですが、長くなるほど内部に汚れが溜まりやすくなるため、ホースはできるだけ短くすることが理想です。

そのほかの機能:自分のニーズに合わせてチェック
食器乾燥機によって、使いやすいさまざまな機能を備えたモデルがあります。自分のニーズに合わせて、コストとの兼ね合いを考慮しつつ、下記のような機能の有無もチェックしてみましょう。
低温乾燥機能
低温乾燥機能付きの食器乾燥機なら、高温に弱い樹脂製食器などの乾燥にも利用可能です。食器乾燥機は、一般的に乾燥中の温度が90℃前後になるため、樹脂製の食器の利用は難しいといえます。しかし、50℃前後までしか温度が上がらない低温乾燥機能の搭載されたモデルであれば、熱に弱い食器のひび割れなどの劣化を防げるでしょう。
タイマー機能
タイマー機能付きの食器乾燥機なら、その日の食器の量に合わせて稼働時間を調整できます。食器量が少ない場合は短時間、多い場合は長時間乾燥するように設定すれば、消費電力を必要最小限に抑えられるでしょう。
静音設計
稼働中の音が気になるなら、静音設計の食器乾燥機がおすすめです。温風を送るためにファンを回すため、食器乾燥機は動作音が気になるケースが少なくありません。静音設計の食器乾燥機であれば動作音を40db程度に抑えられるため、乳幼児のいるご家庭やキッチンの隣に寝室があるようなご家庭でも使いやすいといえます。
抗菌加工やUVライト内蔵
衛生面が気になる方は、抗菌加工やUVライトが内蔵された食器乾燥機を選ぶといいでしょう。濡れた状態の食器を収納する食器乾燥機は、使い続けていくうちに庫内に水垢などの汚れが付着しがちです。抗菌加工されていれば庫内を衛生的に保ちやすいため、お手入れの手間を軽減できます。
また、高温の熱風乾燥での殺菌に加え、UVライトでも殺菌できるUVライト内蔵モデルなら、食器をより衛生的に保つことが可能です。
さらに、庫内をパーツ単位で分解できて、丸洗い可能なモデルも。食器カゴや箸立て、水受けトレーなどをそれぞれしっかりと洗えるため、お手入れしやすくなります。
省エネモード
食器乾燥機の電気代が気になる方には、標準省エネ乾燥コースやecoモード、送風仕上げモードなど、省エネモードを搭載したモデルをおすすめします。運転モードを切り替えることで手軽に節電できるため、電気代を抑えつつ食器乾燥機を活用できるでしょう。
食器乾燥機といった毎日使うような電化製品は、省エネモードの有無がランニングコストの差となって現れる可能性があります。

食器乾燥機を設置するスペースが確保できるようなら、できるだけ大容量のモデルを選ぶのがおすすめです。大容量モデルは取り出し口が広く食器の出し入れがしやすいため、ストレスなく利用できます。
メーカー別・食器乾燥機の特長
食器乾燥機には多くの種類があるため、モデル選びに迷ってしまう方もいるかもしれません。ここでは、メーカー別の特長をご紹介しますので、食器乾燥機を選ぶ際の参考にしてください。
象印:分解して掃除しやすいモデルがラインナップ
魔法瓶を軸に、電気ポットや炊飯器といった、幅広い調理関連器具の製造・販売を手掛けている象印。分解・掃除のしやすい食器乾燥機がラインナップされているため、お手入れのしやすさを重視して選びたい方に適しています。
また、乾かしたい食器の種類や希望する乾燥温度に合わせて、低温のソフト乾燥や高温乾燥といったモードを備えた、各種モデルの中から選ぶことが可能です。

東芝:性能と使いやすさを両立させたモデルが選べる
家庭向け電化製品やIT機器など、幅広い製品を手掛ける総合電機メーカーである東芝。多方面で電化製品を製造してきたノウハウを活かし、温風の吹き出し口に改良を加え消費電力を抑えるといった省エネ性能に優れた食器乾燥機が登場しています。
6人分の食器を収納できる大容量のモデルや、庫内にステンレス素材を採用することで衛生さと耐久性を両立させたモデルなど、細部に工夫が施されています。性能と使いやすさをバランス良く兼ね備えた食器乾燥機を探している方は、東芝のモデルを選んでみてはいかがでしょうか。

コイズミ:独自の性能や機能を備えたモデルが魅力
コイズミは、照明器具の製造・販売からスタートし、オーディオ機器など幅広い電化製品を手掛けている日本の中堅電機メーカーです。同社からは、ほかのメーカーに備えられていない機能を持った食器乾燥機が登場しています。
例えば、コンパクトな設計ながら大容量を実現したモデルや、食器カゴを自在に伸縮できる縦型モデルなど、独自の性能や機能が搭載されていることが特長です。食器乾燥機の設置スペースが限られている方や、ほかのメーカーにはない機能を持ったモデルを求めている方はチェックしてみましょう。

Joshin web 家電担当者が厳選! おすすめの食器乾燥機
各メーカーから登場している食器乾燥機の中から、Joshin web の家電担当者が厳選したおすすめモデルをご紹介します。これまでご紹介してきた選び方のポイントやメーカーの特長などを参考に、自分に合ったモデルを選びましょう。
- ◆銀イオン加工で抗菌・清潔
◆工事不要。設置は置くだけでかんたん
◆パワフル風量ですばやく乾燥
・容量:6人分 - 会員様web価格 9,802円 (税込)98 円相当(1%) ポイント進呈最短 6月23日( 月 ) 出荷2023年04月 発売◆水筒や哺乳瓶の底まで温風が届いて乾く清潔設計!
◆ステンレストレイ・食器カゴでお手入れ楽々 - ◆置き場所に困らない「省スペース・たて型」
◆汚れがつくにくい「ステンレスのトレー、かご、はしたて」
◆清潔!分解して洗える「とことんキレイ」
・容量:5人分 - ◆小さくてもたっぷり入る5人分「食器かごサイズ」
◆分解して洗える!ふたから底まで「とことんキレイ」
◆深めの食器もきちんと立てて乾燥できる「セルフスタンド構造」
・容量:5人分
食器乾燥機で効率良く食器を乾燥させよう
食器乾燥機は、毎日食事で使う皿やグラスだけでなく、まな板までも短時間で効率良く乾燥させられる電化製品です。食事の後片付けに要する時間を短縮できるのはもちろん、温風により乾燥させることで食器類を衛生的に保つこともできます。
食器洗浄機を導入するほどではないものの、食事の後片付けの手間や負担を軽減したいと考えている方にはピッタリの製品です。今回ご紹介した選び方のポイントやメーカー別の特長、おすすめのモデルを参考に、ご自身のライフスタイルや住宅環境に合った食器乾燥機をお選びください。