
【おすすめ】300L台の冷蔵庫の比較&選び方! 人気のメーカーもご紹介
2025.5.31[更新]
毎日の生活に欠かせない家電である冷蔵庫。毎日使うものだからこそ、家族の人数や保存する食品の量にピッタリ合った容量のモデルを選びたいものです。2~3人暮らしなら、一般的に容量300L台のモデルが適しているといわれています。しかし、同じ300L台の冷蔵庫でも、メーカーやモデルによってさまざまな違いがありますので、購入時にしっかりと比較検討することが大切です。本記事では、Joshin webの家電担当者が、300L台の冷蔵庫を選ぶ際のポイントをご紹介します。メーカーごとの特長やおすすめのモデルについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

Joshin web家電担当者「パオ村さん」が、300L台の冷蔵庫のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
300L台の冷蔵庫は2~3人暮らしにピッタリ
300L台の冷蔵庫は、サイズとしては中型にあたり、2~3人で暮らす家族に適しているといわれています。
冷蔵庫の最適な容量は、一般的に下記の計算式で求めることが可能です。
<冷蔵庫に必要な容量の計算式>

2人で計算すると310L(2人×70L+100L+70L)、3人で計算すると380L(3人×70L+100L+70L)ですから、300L台のモデルが最適というわけです。しかし、この計算式による冷蔵庫の容量は、あくまで目安に過ぎません。実際に必要な容量は、食材を一度に購入する量や自炊をする頻度などによって変わります。2人暮らしであっても、食材のまとめ買いをしたり、たくさん作り置きをしたりする方には、300L台後半の容量が大きめの冷蔵庫がおすすめです。自炊が少ないご家庭には、もっと容量の小さい冷蔵庫で十分な場合もあります。

300L台の冷蔵庫は、メーカーやモデルごとのコンセプトがはっきりと分かれているサイズ帯です。自動製氷機の有無や、冷蔵室・冷凍室・野菜室の配置のほか、食材の鮮度をより長く保つための温度調整機能など、ご自身のライフスタイルに合ったモデルを選びましょう。
300L台の冷蔵庫を選ぶ際のポイントとは?
300L台の冷蔵庫を比較して選ぶ際には、どのような点に注目すべきなのでしょうか。ドアの開き方や収納室の配置のほか、自動製氷機能の有無など、チェックしておきたいポイントを解説します。
ドアの開き方:設置場所や生活動線を考えて選ぶ
冷蔵庫のドアの開き方は、主に「右開き・左開き」「観音開き」「両開き」に分かれます。設置場所や生活動線によって最適なタイプが異なりますので、下記のポイントを確認してください。
右開き・左開き
右開き・左開きタイプは、右または左の一方のみからドアを開くタイプの冷蔵庫です。開いたドアが生活動線をふさいでしまわないよう、設置場所をイメージしながら選びましょう。また、右利きなら右開き、左利きなら左開きと、利き手によってドアが開く方向を選ぶという選択肢もあります。

観音開き
観音開きタイプは、冷蔵庫の真ん中から左右に分かれてドアが開くタイプの冷蔵庫で、フレンチドアとも呼ばれます。ドア幅が狭いので、開いたときに動線があまりふさがれず、キッチンが狭くても設置しやすいタイプです。また、左右の片側のドアだけを開閉すれば、庫内の冷気が逃げるのを抑えられ、省エネ効果も期待できます。

両開き
両開きタイプは、一枚のドアを左右どちらからでも開けられるタイプの冷蔵庫です。冷蔵庫の右側に人がいるときは左側から開けるなど、状況に応じて開閉方向を変えられるのが特長。冷蔵庫の設置場所が変わっても使いやすいので、模様替えや引越しが多い方に向いています。また、利き手を気にせず快適に使えるのもポイントです。

ドアの数:2~3ドアが主流
300L台の冷蔵庫は、主に冷蔵室・冷凍室に分かれた2ドアタイプと、冷蔵室・冷凍室・野菜室に分かれた3ドアタイプがあります。食品のまとめ買いや作り置きなどで冷凍する機会が多い方には冷凍庫が広い2ドアタイプが適しており、野菜とほかの食品を分けて保存したい方には3ドアタイプが適しているなど、食品の種類や収納方法によって最適なドアの数は異なります。

収納室の配置:使用頻度が高い収納室が真ん中のものを
冷蔵室・冷凍室・野菜室の3ドアタイプの冷蔵庫では、真ん中の収納室が冷凍室である場合と野菜室である場合があります。真ん中の収納室で食品を出し入れする際にはかがむ必要がないため、使用頻度の高い収納室を真ん中に配置したモデルを選ぶと、食品の出し入れが快適に行えるでしょう。

自動製氷機能:お手入れのしやすさも重要
自動製氷機能がついた冷蔵庫なら、冷蔵庫のタンクに水を入れるだけで自動的に氷を作ることができます。氷の作り忘れがなくなるので、氷を頻繁に使う方には自動製氷機能のあるモデルがおすすめです。タンクや製氷皿は定期的な清掃が必要なので、お手入れのしやすさも選ぶ際の基準にしましょう。タンクや製氷皿の自動洗浄機能がついているモデルなら、お手入れが簡単にできます。

省エネ性能:統一省エネラベルを参考に
冷蔵庫は24時間365日稼働する家電なので、省エネ性能も重要です。冷蔵庫の各モデルには「統一省エネラベル」が表示されています。省エネ性能の高さを41段階で示した点数や、年間の電気料金の目安、省エネ法で定められた省エネ基準の達成率などがわかりやすく表示されていますので、参考にしてみてください。

サイズ:放熱スペース・搬入経路も要チェック
冷蔵庫を選ぶ際には、設置場所に適したサイズかどうかを確認してください。300L台の冷蔵庫のサイズは、メーカーやモデルによって異なりますが、一般的に高さ170cm×幅60cm×奥行60cm程です。

また、冷蔵庫を設置する際には、放熱のために冷蔵庫の両側面と背面にスペースが必要となります。必要なスペースはモデルごとに異なるため、冷蔵庫のサイズと併せて事前に確認することが大切です。さらに、搬入経路のチェックも欠かせません。一般的に、エレベーターの入り口や廊下、玄関など、搬入経路の中で最も狭い場所の幅が、冷蔵庫本体の幅+10cmあれば搬入可能です。しっかり確認しましょう。
そのほかの便利機能:食材の鮮度を保つチルド機能など
300L台の冷蔵庫の中には、食材が凍り始める寸前まで冷やすことで長期保存を可能にするチルド室や、食品をスピーディーに冷凍する機能など、さまざまな便利機能を備えたモデルもあります。ただし、機能が充実したハイエンドモデルは、その分価格も上がる傾向があります。冷蔵庫を購入する際には、ご自身が本当に必要とする機能を備えたモデルを選択することが大切です。


冷蔵庫選びは、設置場所から考えていくのがおすすめです。同じ容量でも、幅がスリムなタイプや奥行きがスリムなタイプもあるので、設置する場所にフィットするモデルを選びましょう。扉が開く方向も忘れずに確認を!
メーカー別・300L台の冷蔵庫の特長
300L台の冷蔵庫は、さまざまなメーカーから多くの製品が登場しています。ここでは、中でもおすすめのメーカーと代表的なモデルの特長についてご紹介します。
シャープ:左右どちらにも開くドアで設置場所が柔軟に
シャープは1912年創業の電気機器メーカー。キッチン家電や生活家電のほか、空調機器、AV機器、情報機器など、幅広い電気製品を展開しています。同社の300L台の冷蔵庫は、一枚のドアが右にも左にも開く「どっちもドア」を採用したモデルが充実。冷気を除菌する「プラズマクラスター」を搭載したモデルや、58Lの大容量の冷凍室「メガフリーザー」を備えたモデルもあります。また、身長が低めの方に合わせたモデルなら、ペットボトルなどの重い物の出し入れもラクに行えます。

パナソニック:冷蔵庫の使用状況に応じて節電してくれる機能も
パナソニックは、1918年創業の総合電機メーカーです。家電をはじめ、AV機器、パソコン、照明、住宅設備など、幅広い分野の製品を展開しています。同社の300L台の冷蔵庫は、野菜室を真ん中に配置したデザインで、無理のない姿勢で野菜を出し入れできます。冷凍室には急速冷凍機能がついており、まとめ買いした食品や作り置きの保存に便利。また、センサーが冷蔵庫の使用状況を感知する「AIエコナビ」搭載モデルなら、自動で消費電力の節約をしてくれます。

ハイアール:限られた予算でも高性能な冷蔵庫を見つけられる
ハイアールは、中国で創業した総合家電メーカー。冷蔵庫や洗濯機などの大型白物家電の生産量は世界最大規模で、世界中に拠点を構えています。同社の300L台の冷蔵庫は、高性能ながらも予算に限りがある方にも手が届きやすい価格設定が魅力。スリムボディを採用したモデルは、幅が54cmとコンパクトで、置き場所が限られていても設置が可能です。コンパクトながら74Lの大容量の野菜室を備えており、収納力も十分。また、「フレッシュルーム」搭載のモデルなら、冷蔵室内の引き出しのひとつをチルド室(0℃前後)と野菜室(2~5℃)に切り替えができ、保存する食材に合わせて用途を変えられます。

Joshin web家電担当者が厳選! おすすめ300L台の冷蔵庫
ではここで、プロの視点で厳選した300L台の冷蔵庫をご紹介しましょう。いずれもJoshin webの家電担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ぜひ使い勝手のいいモデルを見つけてください。
担当者おすすめの300L台の冷蔵庫
- 会員様web価格 98,793円 (税込)限定 「おひとり様1点」 残り数量 5最短 6月23日( 月 ) に配送・設置致します2024年10月 発売◆コンパクトなキッチンにもすっきり収まる、本体奥行60cm
◆キッチン空間になじむ、フラットドアでシンプルなデザイン
◆2Lペットボトルも立てて置ける大容量の野菜室
・寸法(約):幅600×奥行600×高さ1,695mm
・家族構成の目安:2~3人
・年間電気代目安:8,690円(税込) - 会員様web価格 87,192円 (税込)最短 6月23日( 月 ) に配送・設置致します2024年10月 発売◆たっぷり入ってすっきり収納「3段冷凍室」
◆ドアポケットがスッキリ整理「仕切れるチューブスタンド」
◆野菜をみずみずしく保つ「うるおいラップ野菜室」
・寸法(約):幅600×奥行681×高さ1,643mm
・家族構成の目安:2~3人
・年間電気代目安:8,780円(税込) - 会員様web価格 116,820円 (税込)最短 6月23日( 月 ) に配送・設置致します2025年04月 発売◆家計にやさしい省エネ設計
◆整理しやすい大容量冷凍室
◆インバーター搭載
・寸法(約):幅600×奥行702.5×高さ1,775mm
・家族構成の目安:3~4人
・年間電気代目安:8,180円(税込) - 会員様web価格 168,000円 (税込)16,800 円相当(10%) ポイント進呈2022年11月 発売◆すべての段がちゃんと見える、ちゃんと届く◆腕がきちんと届く奥行き◆扱いやすい、両開きのフレンチドア
・寸法:幅685×奥行630×高さ1,648mm
・家族構成の目安:3~4人
コスパの良い300L台の冷蔵庫
- ◆食材保存に嬉しい急冷モード搭載。鮮度はそのままで、急速に冷凍保存
◆室内温度に合わせて庫内温度を自動で最適化する、ecoモード搭載
◆食材保存に嬉しい急冷モード搭載
・寸法:幅635×奥行680×高さ1,860mm
・家族構成の目安:2~3人 - 会員様web価格 69,800円 (税込)698 円相当(1%) ポイント進呈最短 6月23日( 月 ) に配送・設置致します2024年11月 発売◆たっぷり入って使いやすい「真ん中大容量野菜室」
◆チルドと冷蔵/野菜に温度帯を切り替えできるフレッシュルーム
◆2Lペットボトルを立てたまま収納可能(野菜室4本、冷蔵室Wドアポケット4本)
・寸法(約):幅540×奥行666×高さ1,810mm
・家族構成の目安:2~3人
・年間電気代目安:8,940円(税込) - 会員様web価格 89,800円 (税込)898 円相当(1%) ポイント進呈最短 6月23日( 月 ) に配送・設置致します2021年11月 発売◆自動製氷機◆温度セレクトチルド室◆「Hinano」搭載
・寸法:幅598×奥行665×高さ1740mm
・家族構成の目安:3~4人
・年間電気代目安:9,340円(税込) - 会員様web価格 95,913円 (税込)最短 6月23日( 月 ) に配送・設置致します2024年10月 発売◆たっぷり入ってすっきり収納「3段冷凍室」
◆ドアポケットがスッキリ整理「仕切れるチューブスタンド」
◆野菜をみずみずしく保つ「うるおいラップ野菜室」
・寸法(約):幅600×奥行681×高さ1,757mm
・家族構成の目安:3~4人
・年間電気代目安:8,910円(税込)
冷蔵庫をきれいに使うコツ
冷蔵庫をきれいに使い続けるためには、適切なお手入れが欠かせません。冷蔵庫のお手入れを怠ると、衛生状態が悪化する原因になります。ここでは、冷蔵庫をきれいに使うための2つのコツをご紹介します。
汚れたら固く絞ったタオルで拭く
冷蔵庫の中が汚れた場合は、固く絞ったタオルやキッチンペーパーで拭きましょう。冷蔵庫内が濡れると故障の原因になるので、固く絞ったタオルなどを使ってください。冷蔵庫内の汚れを放置すると、雑菌や悪臭の原因になるので、1ヵ月に1回程度は拭き掃除をすることをおすすめします。

製氷機や給水タンクを洗う際は食洗機を避ける
製氷機や給水タンクを食器洗浄乾燥機にかけると、高温の洗浄水や温風で部品が変形することがあるので、必ず手洗いしてください。取り外せる庫内のトレイやドア棚などのパーツも手洗いし、乾いた布で水気を拭き取ってから元に戻しましょう。

ライフスタイルに合った300L台の冷蔵庫を選ぼう
300L台の冷蔵庫は、2~3人暮らしに適したサイズといわれています。ご家庭に最適な冷蔵庫を選ぶには、設置スペースや生活動線のほか、使いたい機能などを考慮することが大切です。この記事を参考に、ぜひライフスタイルに合った一台をお選びください。