
【おすすめ】冷凍庫の比較&選び方!人気のメーカーもご紹介
2025.1.19[更新]
冷蔵庫の冷凍室がいっぱいになってしまったら、そんなときこそ冷凍庫の出番。冷凍庫があれば、市販の冷凍食品や手づくり料理のホームフリージングを活用して、毎日の生活に余裕が生まれます。ここでは、冷凍庫選びのポイントと、家電のプロが選んだおすすめモデルをご紹介します。

Joshin web 家電担当者「青汁」が、冷凍庫のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
冷凍庫を使用するメリット
食品の長期保存を可能にする、家庭用の冷凍庫。近年、需要が高まっており、メーカー各社から家庭向け冷凍庫が次々と登場しています。その背景には、冷凍食品の進化とおうち時間の増加があるといわれています。
最近の冷凍食品の進化はめざましく、電子レンジやオーブンで温めるだけで、高級店の本格的な料理が楽しめるものが増えました。また、週末に作り置きした料理をホームフリージングしておけば、いつでも短時間で、手づくり料理のおいしさを楽しむことも可能です。
こうしたニーズにピッタリなのが冷凍庫。冷蔵庫の冷凍室だけでなく、「セカンド冷凍庫」を持つことで、より多くの食材がストックできるようになるのです。「どんなに忙しくても、食事はきちんとしたものを食べたい」という方には、セカンド冷凍庫の検討をおすすめします。

「冷蔵庫のフリーザーだけでは間に合わないので、別に冷凍庫が欲しい」というお客様が増えています。買い置き・作り置きがたくさんあれば、忙しいときの食事の支度や雨の日の買い物といった、家事の負担を軽減できます!
冷凍庫を選ぶ際のポイントとは?
家庭向けの冷凍庫には、冷却方式や収納容量、ドアの開け方など、購入前に確認しておくべきことがいくつもあります。ここでは、冷凍庫を選ぶ際に見るべきポイントについてご説明しましょう。ご自身が「冷凍庫をどのように使いたいのか」をイメージしながらご覧ください。
冷却方式:大きく2種類に分けられる
冷凍庫は冷却方法によって、「直冷式」と「ファン式」に分類されます。それぞれメリットもデメリットもあるので、どちらが良いかは簡単には決められません。用途や置き場所などによって、どちらの方式がフィットするかご検討ください。
直冷式
直冷式は、庫内の高い位置に冷却器を置き、庫内の空気を自然に循環させて、全体を冷やす方式です。冷却能力に優れているほか、送風用のファンが不要で、動作音が静かな点が特長。また、構造が単純なので庫内を広く使うことができ、コストパフォーマンスの高い製品が多いのもポイントです。一方、デメリットといえるのが、冷却器に霜がついてしまうこと。霜がついたままだと冷却効率が下がってしまうため、定期的な霜取り作業が必要です。

ファン式
ファン式は、庫内ではない場所に冷却器を置き、そこで作った冷気をファンで庫内に送り込む方式です。庫内を均等に冷やすことができ、温度ムラができにくいのが特長。また、冷却器には霜取り用のヒーターがついているので、霜取りの手間が不要です。一方、デメリットといえるのが、ファンやヒーターを使うため消費電力が大きいことや、動作音がすること。また、庫内容量に比べて外寸が大きく、構造が複雑なので価格も高めとなる傾向があります。

収納容量:大きな食品をしまうなら内寸も確認
冷凍庫の収納容量は、使い方とも関連する重要なポイントです。市販の冷凍食品をストックする使い方がメインであれば、30~80Lクラスの小型から中型タイプがおすすめ。市販の冷凍食品はパッケージの寸法がある程度共通ですので、多くの品数を整然と収納することができます。
冷凍庫の使い方がホームフリージング中心の場合、容器の大きさや高さがバラバラになることが多いので、庫内に広さの余裕が欲しいところ。100Lを超える大型タイプがおすすめです。また、ブロック肉や魚を丸ごと冷凍しておきたい…という場合は、容量だけでなく内寸をご確認ください。


冷凍庫は冷蔵庫と違い、詰めぎみに収納することで食材同士が冷却し合って、冷却効果が高まります。とはいえ、あまり詰め込んでしまうと出し入れが大変。少しだけ余裕のある容量を見極めることが重要です!
ドアの開け方:前開きと上開きが主流
冷凍庫のドアは、「前開き」と「上開き」の2種類が主流です。一見すると前開きのほうが便利そうですが、上開きタイプにもメリットがあります。冷凍庫のサイズや置き場所なども考慮しつつ、どちらが良いかを検討してみてください。
前開き
前開きとは、一般的な冷蔵庫のように前面のドアが開くタイプの冷凍庫です。「ドアタイプ」とも呼ばれ、コンパクトモデルから大型モデルまで、多くの機種に採用されています。前面のドアを開けると庫内全体が見渡せますし、食材の出し入れもラクラク。冷蔵庫のように庫内が棚板で区切られ、引き出し式のトレーがついたモデルもあります。また、天板(トップテーブル)が耐熱仕様のモデルは、上に電子レンジなどを載せることもできます。一方で、冷凍庫の前にドアを開くことのできるスペースが必要なことや、ドアを開閉するたびに庫内の冷気が逃げやすいといった弱点もあります。また、ドアの開き方にも、左から右に開く「右開き」と、右から左に開く「左開き」があるので、利き手や設置場所に合わせてチョイスしてみてください。

上開き
上開きとは、釣りで使うクーラーボックスのように、本体上面が上に開くタイプです。「チェストタイプ」とも呼ばれ、比較的高さの低い、大容量モデルに採用される傾向があります。冷気は上から下へと流れるため、ドアを開けても冷気が逃げにくく、冷却効果が高いのが特長。長期保存しておきたいものや大きなものを下に、よく使うものを上に収納するといった使い分けもできます。また、庫内の最上部に小さな食材を入れるバスケットや、スライド式のトレーがついたモデルもあります。一方で、本体の上にドアを開けるためのスペースが必要ですし、冷凍庫の上に物を載せにくいのが難点。そのほか、重い食材や、底のほうにしまったものの出し入れが、少々難しいこともデメリットといえるでしょう。

冷却温度:生鮮食品には温度調整可能モデルがおすすめ
家庭用冷凍庫の庫内温度は、食品の劣化や雑菌の繁殖を抑えるため、概ね-20~-18℃に設定されています。ですが、中には食材に合わせて、1~2℃単位で冷却温度を細かく調整可能なモデルもあります。調理をしていない肉や魚をそのまま冷凍保存すると、冷凍焼けを起こしやすいもの。それを避けるためにも、生鮮食品の保存に使う場合は、温度調整ができるモデルがおすすめです。また、-24~4℃までといった、幅広い温度設定が可能なモデルもあります。こうしたモデルは野菜室や冷蔵庫としても使えるので、時期や季節によって用途を変えることも可能です。

静音性:置き場所によっては、動作音にも配慮が必要
冷蔵庫と同様に、冷凍庫にも動作音が付き物。リビングや寝室に置く場合など、設置場所・使用状況によっては、静音性も重要なポイントとなるでしょう。冷凍庫のカタログなどには、動作音が「dB(デシベル)」で記載されています。dBは音の大きさを表す単位で、例えば20dBは、風に揺れる木の葉がこすれ合う音や雪の降る音など、ほとんど無音といえるレベル。30dBはノートに鉛筆を走らせる音や、深夜の郊外の静けさ。40dBになると、閑静な昼間の住宅地や、図書館の中の騒音レベルとされています。

本体サイズ:設置場所には、プラスαのスペースが必要
冷凍庫の本体サイズは、テーブルに置ける小さなものから、冷蔵庫と変わらないほど大きなものまで、かなりのバリエーションがあります。ですが、「置き場所に収まればそれでOK」というわけにはいきません。
多くの冷凍庫には、本体の上面や背面・側面の内側に、熱を外に逃がすための放熱板が組み込まれています。本体表面から放熱を行うため、設置をするときは、壁や天井からある程度の距離を空ける必要があるのです。実際にどれくらいのスペースをとれば良いかはモデルごとに違うので、メーカーのウェブサイトやカタログなどを確認しながら、設置可能な本体サイズを割り出しておきましょう。

そのほかの便利機能:冷凍庫がさらに便利になる各種機能
冷凍庫には、さまざまな機能が盛り込まれています。その中から主要なものを、いくつかご紹介します。いずれも便利な機能ばかりですので、購入の際の参考にしてみてください。
急速冷凍
急速冷凍は、強力な冷却力で食材を短時間のうちに冷凍する機能です。食材の組織が破壊されるのを低減し、食感の低下や栄養素の破壊を防ぐ効果が期待できます。肉や魚などの生鮮食品を大量にまとめ買いすることが多い方には、うれしい機能です。

省エネ性能
熱を扱う家電は、消費電力が大きい傾向があります。冷凍庫は稼働時間が長いため、省エネ性能は特に重要です。省エネ性能が気になる方は、カタログの「消費電力」をチェックしてみましょう。メーカーによっては、さらに「年間消費電力量」や、それにもとづいて算出した「年間の電気代の目安」も公開しています。

霜取り機能
直冷式の冷凍庫は、定期的な霜取りが欠かせませんが、面倒でつい後回しにしてしまいがち。そのような方に便利なのが、ボタンひとつで霜取り運転を行ってくれる霜取り機能です。霜取りをすると、見た目がスッキリするだけでなく、霜で低下した冷却力を回復することができます。


冷凍庫は、メーカーやモデルごとにさまざまな付加機能を搭載しています。冷却方式やドアの開き方、容量などで絞り込んでも、欲しいモデルを決めかねる場合は、付加機能の有無で選ぶといいかもしれません!
メーカー別・冷凍庫の特長
個性的なモデルや使い勝手を重視したモデルなど、各メーカーには特長的な冷凍庫が存在します。これは、メーカーの考え方や独自技術の反映によるもの。欲しいモデルを絞り込んでいく上で、メーカーを知るところから始めるのもいいかもしれません。ここでは、主な冷凍庫メーカーの中から、5社をピックアップしてご紹介します。
アクア:際立つ個性とスタイリッシュなデザインが魅力
アクアは中国のグローバル家電メーカー、ハイアール傘下の電機メーカー。元々は日本の三洋電機が使用していた洗濯乾燥機のブランドでしたが、当時のロゴをそのまま、現在まで受け継いでいます。
アクアの冷凍庫は、際立つ個性とシンプルでスタイリッシュなデザインが特長。冷凍と冷蔵が選べるファン式の「チェストタイプフリーザー」や、冷凍・チルド・冷蔵と、3つの温度帯を選べる「クールキャビネット」、横幅わずか36cmで置き場所を選ばない「スリムフリーザー」など、いずれも、アクアの持ち味である個性を前面に押し出した、尖ったモデルに仕上がっています。

ハイアール:見た目以上の機能性を備えたモデルたち
余計な装飾を排し、実用本位の製品づくりを貫く中国の総合電機メーカー、ハイアール。冷凍庫の分野でも、質実剛健なモデルを作り続けています。
例えば、冷凍庫の上段を上開き、下段を引き出し式としたモデル。上段と下段が完全に分離しているので、上段にはにおいを出しやすい肉や魚、下段にはにおい移りを嫌うパンやお菓子を保存する…という使い分けが可能です。また、幅広い温度設定や急速冷凍など、機能的に優れたモデルも開発。武骨な見た目に、細やかな実用性を盛り込んだモデルを展開しています。

三菱:機能性と使い勝手の良さを追求した魅力的なモデル
総合電機メーカーとして名高い三菱。さまざまな独自技術で、家庭用冷蔵庫では確固たる地位を占めています。ラインナップは少ないものの、同社の冷凍庫には、冷蔵庫で培った技術がふんだんに盛り込まれています。
キッチンの隙間やメイン冷蔵庫の隣に設置可能な幅48cmのスリムサイズで、全高を抑え電子レンジなどを載せられるよう、耐熱天板を採用。機能面でも、急速冷凍やファン式自動霜取り装置を搭載。静音性にも配慮するなど、使い勝手に優れたモデルを生み出しています。

アビテラックス:上開きタイプ冷凍庫のラインナップが充実
家電製品の卸商社である吉井電気の自社ブランド、アビテラックス。キッチン家電が中心で、冷凍庫も各サイズのモデルをラインナップしています。
前開きタイプもありますが、特に充実しているのが上開きタイプ。スリムな60Lモデルから、100L、142L、さらに大型の200Lモデルまでそろえています。大容量モデルは、キッチンに置いて毎日の調理に役立てるだけでなく、ガレージなどに設置して大量の食材を長期保存する、大型冷凍ストッカーとしても役立ちます。すべてのモデルが冷却効率の良い直冷式で、動作音は約24dBと静音性にも配慮。前後・左右の移動がしやすいよう、底面に取りつけられるキャスターが付属するモデルもあります。

シャープ:前開き・上開きともユーザーにうれしい機能を搭載
ユーザー目線のユニークな機能を実現してきた、シャープ。その特長は冷凍庫にも存分に活かされています。前開きタイプのモデルでは、ドアの開閉方向を変更できる「つけかえどっちもドア」を搭載。収納物に合わせて冷凍モードと冷蔵モードを選択でき、冷蔵時には庫内の冷気を除菌する、空気清浄技術「プラズマクラスター」を使用できます。
そのほか、肉や魚の旨みを逃がさない「おいそぎ冷凍」や、耐熱100℃の天板などを採用しているのが特長です。上開きタイプは、パワフルに冷凍する5面冷却直冷式を採用。素材の味を長持ちさせる急速冷凍や、開閉がラクなグリップハンドル、暗い場所でも食材を探しやすいLED庫内灯など、ユーザーの使い勝手に配慮した機能を盛り込んでいます。


冷蔵庫ほど種類は多くありませんが、どの冷凍庫も各メーカーの特長が反映されたモデルばかり。設置場所やドアの開き方、サイズなどと合わせて、比較検討してみてください!
Joshin web家電担当者が厳選!おすすめ冷凍庫
「冷凍庫選びのポイントはわかったけれど、どの機種がいいのか迷う」という方もいらっしゃるのでは?そこで、プロの目線でピックアップした、おすすめの冷凍庫をご紹介しましょう。いずれもJoshin webの家電担当者によるセレクト。ご自身の使用目的にピッタリの冷凍庫が、きっと見つかるはずです。
担当者おすすめの冷凍庫
- 会員様web価格 75,132円 (税込)最短 6月22日( 日 ) に配送・設置致します2024年10月 発売◆スリムで使いやすい上下2ドアタイプ
◆4段に分かれたクリアケースで整理がしやすく見つけやすい
◆庫内が見やすいLED照明付
・寸法:幅542×奥行650×高さ1,496mm
・霜取方式:自動
・年間電気代目安:-円(税込) - 会員様web価格 63,990円 (税込)6,399 円相当(10%) ポイント進呈最短 6月22日( 日 ) に配送・設置致します2023年08月 発売◆最高クラスの省エネ達成◆買い物かご約5個分の大容量◆インテリアに調和する上品なデザイン
・寸法:幅540×奥行600×高さ1,430mm
・霜取方式:自動 - 会員様web価格 38,810円 (税込)最短 6月22日( 日 ) に配送・設置致します2022年02月 発売◆つけかえどっちもドア◆冷蔵・冷凍切替モード◆耐熱100℃のトップテーブル
・寸法:幅495×奥行598×高さ1,150mm
・霜取方式:自動
・年間電気代目安:9,130円(税込)
- 会員様web価格 46,260円 (税込)4,626 円相当(10%) ポイント進呈最短 6月22日( 日 ) に配送・設置致します◆前開き式&クリアトレータイプ◆サイズの異なるトレーを活用して様々な食品を収納できます◆耐熱トップテーブル
・寸法:幅550×奥行582×高さ1430mm
・霜取方式:手動
・年間電気代目安:7,610円(税込) - 会員様web価格 21,636円 (税込)最短 6月22日( 日 ) に配送・設置致します◆収納便利な前開きタイプ◆4つの新引き出し式、プラスチックバスケット◆耐熱100℃、耐荷重20Kgテーブル
・寸法:幅508×奥行545×高さ845mm
・霜取方式:手動
・年間電気代目安:5,270円(税込) - 会員様web価格 17,191円 (税込)最短 6月21日( 土 ) 出荷◆冷蔵モード搭載◆コンパクトなのに驚きの収納力◆左右ドア開きに付け替え対応。
・寸法:幅474×奥行447×高さ496mm
・霜取方式:手動
冷凍庫を上手に使うコツ
キッチンに置いて毎日の料理に使ったり、ガレージなどに設置して食材の長期保存庫として使ったりと、冷凍庫の使い方はさまざまですが、ちょっとした工夫でより便利に活用することができます。ここでは、冷凍庫を上手に使うコツを、いくつかご紹介しましょう。
隙間なく詰める
冷蔵庫と違って、冷凍庫は食材を詰めぎみに収納するのがコツです。食材そのものが保冷剤の役目を果たすため、ドアを開けたときにも冷気が漏れにくく、冷却効率が高まります。長い目で見れば、電気代も低く抑えることができるでしょう。ただし、あまりにぎっちりと詰め込んでしまうと、食材の出し入れがしにくくなってしまいます。「もうひとつくらい入るかな?」というところで止めておくのがベストです。

カゴや板で区切る、小分けする
冷凍食品のパッケージは、ある程度、縦横のサイズが似通っています。そこで、食材を冷凍庫に詰めぎみに収納するため、庫内をいくつかの区画に分けるのがおすすめです。100円ショップなどで売られている、引き出し用の仕切り板やプラ製のカゴを使って、使いやすく区分けしましょう。また、ホームフリージング用の密閉容器も、同じサイズのものでそろえておくと、庫内が整理しやすくなります。

食材の置き場を決める
上開きタイプや深い引き出しのある冷凍庫は、無造作に食材を詰め込んでいくと、どこに何があるのかわからなくなってしまいがち。そこで、あらかじめ「どこに何をしまっておくか」を決めておくのがおすすめです。大型の魚やブロック肉は一番下、下ごしらえ済みの野菜は中段、密閉容器に詰めた作り置きや市販の冷凍食品は最上段…のようにルール化しておくと、使い忘れを減らし、フードロスも防ぐことができるでしょう。

密閉容器やフリーザーバッグは、立てて入れる
密閉容器やフリーザーバッグで保存する場合、しっかり密閉してから十分に冷凍すれば、横にしてもひっくり返しても、水気が漏れる心配はありません。そこで、あらかじめ冷蔵庫の冷凍室で食材を凍らせておいてから、食材を立てて並べて詰めるのがおすすめです。特に、上開きの冷凍庫や深い引き出しのある冷凍庫では、何がどこにあるのかがわかりやすく、取り出しもラクになります。また、密閉容器は透明なものを使用し、内容物と作った日付を書いたラベルを貼っておくと、なお便利です。


多くの方々が、アイディアや工夫を凝らして、冷凍庫を使いこなしています。インターネット上にも冷凍庫活用術が数多くアップされていますから、そうした情報を探してみるのも楽しいですよ!
こんなときどうする?冷凍庫の異常やトラブル
冷凍庫は、そう簡単に壊れてしまうものではありませんが、長年使っていると、徐々に劣化して不具合が表れることがあります。ここでは、冷凍庫の衰えを示す症状をいくつかご紹介します。こうした症状が頻繁に起こるようであれば、メーカーのサービス窓口にお問い合わせください。
食材が溶けぎみになる
冷凍庫に収納した食材が溶けぎみな場合、まず電源プラグが抜けていないか、温度設定に間違いがないかを確認します。どちらも問題がなければ、ドアがきちんと閉まっているかをチェックしましょう。電源コードや物がドアに挟まり、そこから冷気が漏れていることもあります。こうした問題がなければ、冷凍庫の機能が衰えている可能性があるので、メーカーのサービス窓口にご相談ください。
庫内に大きな氷がつく
直冷式の冷凍庫では、霜がつくのを完全に防ぐことはできませんが、大きな氷がつくようになった場合は注意が必要です。霜はドアを開けたときに、庫内に入った空気が冷やされ、そこに含まれる湿気が凍ったもの。ですから、ドアがきちんと閉まっていなかったり、頻繁にドアを開閉したりしていると、霜がつきやすくなります。なお、ドア周りに問題がないのに、霜が大きな氷となって庫内につくようであれば、メーカーのサービス窓口にご相談ください。
ドアが開かない、開けにくい
冷凍庫のドアが開けにくい場合、故障ではないかもしれません。ドアを開けて冷凍庫内に入り込んだ暖かい空気は、ドアを閉めた後に急速に冷やされて、体積が縮みます。その結果、庫内の空気圧が下がり、ドアが吸いついたように開けにくくなってしまうのです。なお、外気温が高いほどドアは開けにくくなりますが、1分程待てば元通りになります。ただし、ドアを開けるときに異音がするようになったり、引っ掛かりを感じたり、ドアがまったく開かなかったりする場合は、メーカーのサービス窓口にお問い合わせください。
セカンド冷凍庫で、毎日の生活に余裕を
冷凍庫を用意して、冷凍食品やホームフリージングを上手に活用すれば、時短調理が可能になり、毎日の生活に余裕が生まれます。また、フードロスを減らせるほか、食費の節約にもつながるでしょう。今ある冷蔵・冷凍庫にプラスする、セカンド冷凍庫をぜひご検討ください。