
【おすすめ】ハンディクリーナーの比較&選び方! 人気のメーカーもご紹介
2025.3.14[更新]
ハンディクリーナーは、卓上やソファの上、車内などをサッと掃除したいときに便利なアイテム。軽量で取り回しやすく手軽に使えるため、パソコンのキーボードや家具と家具の隙間のほこり取りなどにも重宝します。ただし、国内外のメーカーからいろいろなモデルが登場しているので、いざ購入しようとしても、どれがいいのか迷ってしまいがちです。本記事では、Joshin webの家電担当者がハンディクリーナーを選ぶ際のポイントをご紹介。メーカーごとの特長やおすすめの製品についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

Joshin web家電担当者「いなりもち」が、ハンディクリーナーのポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
ハンディクリーナーは軽くて片手で使える掃除機
ハンディクリーナーは、コンパクトで軽く、片手で扱える小型の掃除機です。軽量で手軽に持ち運べるので、気になる所をパッと掃除できるのが魅力。卓上やソファの上、家具の隙間、サッシの溝、キーボードの上など、ちょっとしたスペースを掃除したいときに活躍します。また、電源や重量などの問題で、通常の掃除機では掃除しにくい、車内の掃除などにもピッタリです。
なお、床を掃除するにはかがむ必要があるので、ハンディクリーナーは部屋全体を掃除するのには向いていません。基本的に、気になる箇所を手軽に掃除するためのアイテムです。

ハンディクリーナーの魅力は、コンパクトかつ軽量なので、高い所や狭い所の掃除にも使いやすいこと。通常の掃除機では掃除しにくい階段の手すりや棚の上、靴箱の中なども、ハンディクリーナーなら簡単に掃除できます。
ハンディクリーナーを選ぶ際のポイントとは?
ハンディクリーナーを選ぶ際は、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。ハンディクリーナーは、使用場面や場所、使用頻度などにより必要な機能が異なるので、ご自身がどのように使いたいのかを事前にイメージしておくと選びやすいでしょう。
集塵方式:お手入れの手間と吸引力の違い
集塵方式とは、吸い込んだゴミの集め方・溜め方のことで、「サイクロン式」「紙パック式」「紙パックレス式(ダストボックス式)」の3つのタイプがあります。どれを選ぶかで、日頃のお手入れやゴミ捨ての頻度、吸引力の持続期間などに違いがあります。それぞれのタイプについて、具体的に見ていきましょう。
サイクロン式
サイクロン式は、吸い込んだゴミと空気を、遠心力を利用して分離し、ゴミだけをダストボックスに溜める方式です。空気はフィルターを通して排気します。ダストボックスに溜まったゴミをこまめに捨てて、お手入れをする必要はありますが、フィルターの目詰まりが少ないので、吸引力が落ちにくいのが魅力。また、紙パックが不要な分、ランニングコストを抑えられます。

紙パック式
紙パック式は、吸引したゴミと空気を、いっしょに紙パックに送り込む方式です。空気は、紙パックのフィルターを通って排気されます。紙パックがいっぱいになったら捨てるだけなので、掃除のたびにゴミ捨てをする手間がかからず、フィルターなどの手入れも不要です。ゴミが溜まってくると吸引力が落ちやすくなりますが、紙パックを交換すれば復活します。

紙パックレス式(ダストボックス式)
紙パックレス式(ダストボックス式)は、吸引したゴミと空気をそのままダストボックスに送り込む方式です。ゴミと空気はフィルターで分離されます。シンプルな構造で、各社から多くのモデルが登場しています。ゴミが溜まったらダストボックスを外して、中のゴミを捨てるだけ。ただし、ダストボックスや排気フィルターは汚れやすいので、こまめなお手入れが必要です。
サイクロン式や紙パックレス式のモデルは、お手入れが簡単にできるかどうかが重要なポイントとなります。フィルターやダストカップの取り外しが簡単で、水洗いが可能なものがおすすめです。

電源方式:電源コードの有無で使い勝手が変わる
ハンディクリーナーは、電源方式の違いで大きく3つに分けられます。それぞれ使い勝手が違うため、ご自身がどのような場面で使いたいのかを考えて、ベストなハンディクリーナーを選んでください。
充電式(コードレス)
ハンディクリーナーの多くは充電式(コードレス)です。持ち運びしやすい小型モデルから、比較的大きなサイズのモデルまで、幅広いサイズがそろっています。近年は、収納しながら充電できる充電スタンドのついたモデルも多く登場しています。

電源コード式
電源コード式は、コンセントにプラグを差し込んで給電する方式です。充電の手間や時間がかからず、思い立ったときにすぐ使えるのがメリット。一方で、コードの届かない場所では使えないので、車内などの掃除には使いづらいのがデメリットともいえます。

自動車専用タイプ
自動車専用タイプは、車のシガーソケットから給電して使用する方式です。車中という狭い空間の中で使うため、サイズがコンパクトで、軽くて持ち運びしやすいモデルが多くなっています。また、タイヤに空気を入れられるエアポンプ機能を備えた機種もあります。

集塵容量:使用頻度が高いなら0.5L以上がおすすめ
ハンディクリーナーを使う頻度が高いなら、集塵容量が大きめのモデルを選ぶのがおすすめです。集塵容量とは、クリーナーの中にゴミを溜めておける容量のこと。集塵容量が0.5L以上あると、ゴミを捨てる回数が少なくて済みます。ハンディクリーナーをよく使用する方は、集塵容量が0.5L以上のものを選びましょう。

重量:本体重量1kg以下のものを
ハンディクリーナーを選ぶ際には、本体重量も重要なポイントのひとつです。ハンディクリーナーは、軽量かつコンパクトで、場所を問わずどこへでも持ち運べるのが魅力。本体重量1kg以下のモデルなら取り回しがしやすく、長時間使っても疲れにくいのでおすすめです。

吸引力:メーカーごとの特長も参考に
ハンディクリーナーは、吸引力の強さも重要です。吸引力は、スペックに書かれたPa(パスカル)やW(ワット)の数値をチェックしてください。Paは真空度を示す単位でゴミを床から浮かび上がらせる力を、Wは掃除機が空気を吸い込む力(吸引仕事率)を表すものです。PaとWの数字が大きいほど、吸引力が強いことになります。ただし、実際の吸引力はノズルの構造などによっても変わるため、PaやWは目安とお考えください。

連続使用時間:20分以上あると安心
コードレスのハンディクリーナーの場合は、連続使用時間もチェックしたいポイント。2WAYタイプで部屋の掃除にも使いたい、車内をじっくり掃除したいなど、広い範囲の掃除に使いたい場合は、連続使用時間が20分以上のモデルがおすすめです。

充電スタンドの有無:部屋になじむデザインでスマートに収納
ハンディクリーナーには、充電スタンドが付属するモデルと、本体だけのモデルがあります。充電スタンド付きなら、使わないときはスマートに収納できますし、充電し忘れもなく、掃除したいときにすぐに使えるのでおすすめです。スタンドのデザインがお部屋になじむモデルなら、隠す必要もありません。

持ち手の有無:家族で共用する場合は持ちやすいサイズで
ハンディクリーナーには、持ち手があるモデルと、持ち手がなく筒状の本体を直接つかむタイプのモデルがあります。お子様も含めて家族で共用するような場合は、持ち手の有無もチェックしたいポイントです。つかむ部分が太すぎると、手の大きさによっては持ちづらくなります。持ち手がないモデルの場合は、太さが14cm以下のものがおすすめです。

ノズルの角度:角度が55°以内のモデルがおすすめ
ハンディクリーナーを選ぶときは、ノズルの角度も忘れずにチェックしてください。ハンディクリーナーは、ノズルを床などの面にきちんと沿わせて使わないと、ゴミの取りこぼしが出やすくなります。しかし、ノズルを床に沿わせたときに本体の角度が急になるものは、手首や体勢に負担がかかり、長時間使用すると疲れてしまいます。ノズルを床に沿わせたときに、本体の角度が55°以内となるモデルなら、無理なくラクな姿勢で使えるでしょう。

静音性:小さなお子様やペットがいるなら静音モデルを
小さなお子様がいる方やペットがいる方、ハンディクリーナーの使用頻度が高い方などは、静音性も要チェックです。騒音の大きさはdb(デシベル)という単位で表され、数値が大きいほど騒音がひどいことを表します。ハンディクリーナーを含む掃除機の稼働音は60~70db程度が一般的ですが、これは騒々しい事務所の中ぐらいの騒音にあたります。ハンディクリーナーの音が赤ちゃんのお昼寝を邪魔してしまったり、ペットを驚かせてしまったりするのが心配な場合は、60db以下の静音モデルがおすすめ。60dbは、人が普通に会話しているときと同程度の音の大きさです。ただし、静音性の高いものは吸引力も弱めとなる傾向があります。静音性と吸引力の高さを両立できるモデルを選ぶことが大切です。

アタッチメント:掃除したい箇所に合わせたものを選ぶ
ハンディクリーナーの中には、隙間ノズルや布団用ノズルなどの交換アタッチメントが付属するモデルもあります。掃除したい場所に合ったアタッチメントがついたものを選ぶと、ハンディクリーナーの活用場面も広がります。ここでは、代表的なアタッチメントをご紹介しましょう。
モーターヘッド
モーターヘッドとは、内蔵モーターでブラシを回転させることで、ゴミ除去性能をアップさせたヘッドです。ダイソンやシャークなどの製品に付属しており、カーペットの繊維に絡んだほこりやゴミをしっかりかき出してくれます。

布団用ノズル
布団用ノズルは、シーツに吸い付きすぎず、スムーズに布団の掃除ができるノズルです。寝具に付着する花粉やダニ、ハウスダストが気になる方には必須アイテムといえます。多くのハンディクリーナーに付属しています。

隙間ノズル
隙間ノズルは、家具と家具などの隙間や、窓のサッシなどの掃除に便利な先端が細くとがったノズルです。車のシートの隙間などの掃除にも活躍します。多くのハンディクリーナーに付属するアタッチメントのひとつです。

ブラシ付きノズル
ブラシ付きノズルは、細かい所を掃除できるブラシがついたノズルです。隙間ノズルと切り替えて使える2WAYタイプもあります。

吸水ノズル
吸水ノズルとは、液体を吸い込むことができるノズルです。吸水ノズルを使用すると、こぼしたジュースや窓際の結露なども吸引できます。ただし、吸い込める水量には上限があるので、購入する前に確認しておきましょう。なお、一般的なハンディクリーナーで液体を吸い込むと、本体の故障の原因となるのでご注意ください。

そのほかの便利機能:使用環境に合わせて選ぼう
ハンディクリーナーは、単なるコンパクトな掃除機ではありません。さまざまなシーンで活用できる機能や、独自のアタッチメントを備えたモデルが次々と登場しています。ここでは、これまでご紹介してきた以外の、あると便利な機能をご紹介します。
2WAYタイプ
ハンディクリーナーの中には、パイプを接続することでスティッククリーナーとしても使える、2WAYタイプのモデルがあります。一台で手軽な掃除だけでなく部屋の掃除にも使いたい方は、2WAYタイプを選ぶのもおすすめです。

ブロワー機能
ブロワー機能とは、細長いノズルの先から風を送り出して、ゴミを吹き飛ばす機能です。通常のノズルではうまく吸い込めない位置に溜まったほこりやゴミを、一度吹き飛ばすことにより吸い込みやすくします。窓のサッシの奥に溜まったほこりなどを掃除するのにも便利です。

LEDライト
ノズルの先などにLEDライトが搭載されているモデルなら、狭くて暗い場所なども照らしながら掃除ができます。自然光では見えにくいゴミも浮かび上がらせてくれるので、しっかり掃除できるでしょう。


一般的にあると便利なハンディクリーナーのアタッチメントとしては、布団用ノズルとブラシ付きノズルが挙げられます。布団用ノズルは、布団やマットレス、ソファ、クッションなどの布製品の掃除に向いたノズルです。ブラシ付きノズルは、パソコンのキーボードやサッシ、ブラインドなどの掃除に適しています。この2つのアタッチメントがあるだけで、ハンディクリーナーで掃除できる範囲が広がります。
メーカー別・ハンディクリーナーの特長
ハンディクリーナーは、各メーカーからさまざまな製品がリリースされています。ここでは、ハンディクリーナーを扱う主なメーカーと、主要な製品の特長を紹介しますので、製品選びの参考にしてください。
シャーク:アメリカでトップクラスの掃除機シェア
シャーク(Shark)は、アメリカ合衆国のマサチューセッツ州ボストン郊外に本社を置く、キッチン家電メーカーです。アメリカ国内では、トップクラスの掃除機シェアを占めています。シャークのハンディクリーナーは、スタイリッシュなデザインでインテリアになじみやすいのが特長。視界に入っても気にならないため、手の届く範囲に設置しておけば、必要なときにすぐ使用できます。使いやすさとデザイン性の、両方を兼ね備えたハンディクリーナーが欲しい方におすすめです。

ダイソン:サイクロン式掃除機を世界で初めて開発
ダイソンは、世界で初めてサイクロン式掃除機を開発・販売した会社として知られる、イギリスの家電メーカーです。1993年の創業で、1998年から日本に進出しています。ダイソンのハンディクリーナーは、コードレスでもパワフルな吸塵力が魅力。その機能性の高さもあり、価格帯は高めですがクオリティには定評があります。モデルチェンジの頻度が高く、最新の技術を搭載したモデルが次々と登場するのも特長です。

ケルヒャー:ドイツの大手清掃機器メーカー
ケルヒャーは、1935年創業のドイツに本社を置く大手清掃機器メーカーです。掃除機や高圧洗浄機など、家庭用・業務用のさまざまな清掃・洗浄システムを手掛けています。ケルヒャーのハンディクリーナーは、メーカーが「約2kgのペットボトルや本も持ち上げられる」とうたうほど、パワフルな吸引力が魅力。エコモードと強モードの2 段階に切り替え可能で、掃除したい場所や汚れに応じて使い分けられます。

Joshin web 家電担当者が厳選! おすすめハンディクリーナー
ではここで、プロの視点で厳選したハンディクリーナーをご紹介しましょう。いずれも Joshin web の家電担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ぜひ使い勝手のいい製品を見つけてください。
担当者おすすめのハンディクリーナー
- 会員様web価格 29,700円 (税込)2,970 円相当(10%) ポイント進呈最短 6月23日( 月 ) 出荷◆吸引力を極めたハンディがフルモデルチェンジをして新登場。
◆気になる場所を、秒でお掃除。
重量:約0.68㎏
電源:充電式(連続使用時間:約8~40分) - 会員様web価格 14,500円 (税込)1,450 円相当(10%) ポイント進呈最短 6月23日( 月 ) 出荷2020年02月 発売◆バッテリー残量や充電状況を3段階で表示するバッテリーゲージ
◆交換可能なリチウムイオンバッテリーが1個付属
・重量:約0.62kg (★ハンディ使用時)
・電源:充電式(連続使用時間:約12分)
・付属品:
隙間用ノズル、マルチノズル、布団用ノズル
充電ドック、着脱式リチウムイオンバッテリー1個 - 会員様web価格 12,510円 (税込)最短 6月23日( 月 ) 出荷2022年11月 発売
- 会員様web価格 8,494円 (税込)最短 6月23日( 月 ) 出荷2022年12月 発売◆超軽量スリムでコンパクト設計、驚きの軽さで、本体0.53kg
◆ストラップ付、吊り下げ収納&コンパクト収納でサッと取り出せる
・重量:約0.53kg
・電源:充電式(連続使用時間:約17~37分)
・付属品:収納ドック、2Wayノズル、ストラップ、Type Cケーブル
- 会員様web価格 12,933円 (税込)最短 6月23日( 月 ) 出荷◆スティックでもハンディでも強力吸引
◆コードレスで持ち運びが簡単
・重量:約0.5kg (本店のみ)
・電源:充電式(連続使用時間:約14~20分)
・付属品:充電アダプター、充電スタンド、すき間ノズル、ブラシノズル、延長パイプ、フロアヘッド - 会員様web価格 9,006円 (税込)451 円相当(5%) ポイント進呈最短 6月23日( 月 ) 出荷◆200Wのハイパワー&豊富なアタッチメント
◆付属の4種類のアタッチメントと約6mの電源コード
・重量:約1.9kg (ソフトブラシ含)
・電源:コード接続式(コード長:約6.0m)
・付属品:
延長パイプ (2本) 、床用吸込口、すき間ノズル、ソフトブラシ、アタッチメント収納袋、お手入れブラシ - 会員様web価格 5,040円 (税込)51 円相当(1%) ポイント進呈◆約560gの軽さとスリムな持ち手のデザイン
◆Micro USB充電に対応
・重量:約0.56kg
・電源:充電式(連続使用時間:13分)
・付属品:Micro USBケーブル、コンビネーションノズル、取扱説明書 - ◆コードレスハンディクリーナー
・重量:約0.29kg (電池含まず)
・電源:乾電池式(連続使用時間:約35分)
・付属品:隙間ノズル
ハンディクリーナーがあれば、ちょっとした掃除が手軽に
ハンディクリーナーは、軽量で取り回しがしやすく、卓上や家具の隙間、車内など、気になった箇所をサッと掃除するのに便利な家電です。サイズや集塵方式、電源コードの有無、付属するアタッチメントの違いなど、多彩なニーズに応えられる製品が多く展開されています。そのため、どのような場面でどう使いたいのかを考えて、用途に合ったものを選ぶことが大切です。この記事を参考に、使い勝手の良いハンディクリーナーを探してみてください。
スタッフが実際に使ってみました
床や天井などのおそうじを想定し、キャニスタータイプやスティックタイプのクリーナーをスタッフがレポート! クリーナーの特長などもチェックしながら、気になる商品のレポートと比較しつつ、購入前の参考にご活用ください!