ナイアガラ ビート洗浄とは、少ない水で溶かした高濃度の洗剤液を衣類にしっかり浸透させ、大流量の水（ナイアガラシャワー）で洗い流すことで頑固な汚れを落とす、日立独自の洗浄技術です。洗剤液は、濃度が濃いとより多くの油汚れを取り込めるので、汚れを落としやすくなります。特に、食べ物の油汚れや泥汚れに有効です。日立の縦型洗濯乾燥機・縦型全自動洗濯機の人気シリーズ「ビートウォッシュ」は、すべてのモデルにナイアガラ ビート洗浄を搭載しています。

洗濯コンシェルジュは、主にハイエンドモデルに搭載されている、スマートフォンと連携して洗濯をサポートしてくれる機能です。その日の天気や花粉情報などを元にした「洗濯アドバイス機能」や、外出先から運転開始の指示や運転状況の確認ができる「リモート機能」のほか、洗い上がりや衣類の取り出し忘れを教えてくれる「お知らせ機能」、生活シーンや衣類の種類から最適な運転コースを提案してくれる「コンシェルジュ機能」などが利用できます。

AI お洗濯は、衣類や水などの状況を複数のセンサーで感知し、汚れの程度や洗剤の種類、布質などに合わせて、自動で最適な洗い方に調整する機能です。AI お洗濯搭載モデルなら、例えば「汚れがひどいときは洗濯時間を延⾧してしっかり落とす」「水の硬度が低い場合は洗剤が泡立ちやすいので、洗濯機のパネルに表示する洗剤量を減らす」など、運転時間や洗い方を自動で制御し、洗濯物をきれいに仕上げることができます。

衣類⾧持ちナイアガラ ビート洗浄は、頑固な汚れを濃度の高い洗剤液と強力な水流ですっきりと落とす洗浄機能です。洗濯槽の底に搭載されたビートウィングプラス（回転羽根）が、スピード浸透水流を生み出し、衣類にすばやく洗剤液を浸透させるほか、衣類を優しく入れ替えるように洗うことにより、布傷みを抑えながら汚れをしっかりと落とします。

温水ナイアガラ ビート洗浄は、温めた高濃度洗剤液を浸透させることで、衣類を30〜40℃に温めて洗う機能です。最適な温度で洗うことで洗剤の酵素の力を引き出し、洗濯物の黄ばみを落としたり、においの原因菌を抑えたりする効果があります。

つけおきナイアガラ ビート洗浄は、洗濯物を高濃度洗剤液に120分または360分じっくり漬け込むことで、頑固な汚れをすっきり落とします。皮脂汚れなどによる黄ばみを落とすのに効果的です。

一人暮らしの方や花粉症の方などは、乾燥機能付きの洗濯機を検討するのもいいでしょう。 日立の縦型洗濯機には、乾燥機能がついた「縦型洗濯乾燥機」と、乾燥機能のない「全自動洗濯機」があります。縦型洗濯乾燥機を選んだ場合は、乾燥容量も要チェック。乾燥容量は、洗濯容量の半分程度である場合が多くなっています。洗濯から乾燥まで全自動で行いたい場合、「乾燥容量＝最大容量」となる点を覚えておいてください。

• 日立 縦型洗濯乾燥機

洗濯機を夜遅くに使うことが多かったり、集合住宅に住んでいたりする方は、静音性に優れた洗濯機を選ぶのがおすすめです。洗濯機の平均的な運転音の大きさは約64〜72dBで、これは走行中の自動車内や騒々しい事務所の中くらいの騒音レベルに相当します。

静音性を重視する方には、インバーター搭載モデルがおすすめです。インバーターとは、モーターの回転を制御する装置のこと。洗濯物の量などに応じて最適な回転数で洗濯機を動かすため、運転音が静かになる効果があります。日立のインバーター搭載の縦型洗濯機なら、洗浄や脱水、乾燥が40dB前後で行えるモデルもあります。これは、閑静な住宅街の昼や、図書館内くらいの騒音レベルです。

日立の縦型洗濯機を選ぶ際には、お手入れのしやすさも重要なチェックポイント。洗濯機を⾧く使い続けるには、定期的に糸くずフィルターのゴミを取り除いたり、洗濯槽の掃除をしたりといったお手入れが必要です。

日立の縦型洗濯機は、着脱が簡単な糸くずフィルターを搭載しているので、お手入れが楽にできます。また、「洗濯槽自動おそうじ」機能つきのモデルなら、洗濯のたびに洗濯槽を洗い流して、菌や黒カビを抑制する効果があります。通常は1〜2ヵ月ごとに洗濯槽クリーナーを使って掃除する必要がありますが、この機能があれば、掃除の頻度を3〜4ヵ月に1度に減らすことが可能です。

液体洗剤・柔軟剤 自動投入機能は、あらかじめ洗濯機のタンクに洗剤や柔軟剤を入れておくと、洗濯物の量に合わせて適量を自動投入してくれる機能です。洗剤や柔軟剤を量って入れる手間が省ける上、洗濯機周りに洗剤や柔軟剤のボトルを置く必要がないので、空間がすっきりとします。

• 液体洗剤自動投入

除菌清潔プラスコースは、水洗いできない衣類やアイテムでも、湿気を含んだ温風で加熱することで、除菌・消臭やウイルスの抑制ができるコースです。ぬいぐるみやバッグのほか、帽子、コート、スーツなど、幅広い衣類やアイテムに使えます。

シワ低減洗濯コースは、柔軟剤の効果をより高める洗い方をすることで、洗濯物のしわを抑えてよりきれいに洗い上げるコースです。シャツやズボンなど、しわになりやすい衣類を洗う際に重宝します。

洗濯機の設置場所に防水パンがある場合は、そのサイズも確認します。防水パンとは、床と洗濯機のあいだに設置する、漏水を防ぐためのプラスチック製の土台のことです。 さらに、排水口が本体の真下に位置する場合は、別売りの部品が必要になる場合がありますので、排水口の位置もチェックしましょう。

洗濯槽クリーナーは、洗濯槽の裏側についた汚れや繁殖したカビなどを掃除できる専用クリーナーです。1〜2ヵ月に1回定期的に使用するほか、洗濯物に汚れが付着したり、洗濯機内のにおいが気になったりする場合に使うと効果的です。

日立純正の洗濯槽クリーナーは、日立の縦型洗濯機との相性が良く、洗濯槽の内外に溜まった汚れや石鹸カスを効果的に除去できます。日立の縦型洗濯機には「槽洗浄（11時間）」コースがあり、このコースで洗濯槽クリーナーを使うと、洗濯槽を徹底的にきれいにすることが可能です。

• 洗濯槽クリーナー

糸くずフィルターには、洗濯のたびに糸くずやほこり、ゴミなどが溜まっていくので、定期的に取り除く必要があります。フィルター自体が汚れてきたり、穴が開いたりしたら、新しいものに交換しましょう。なお、洗濯機によって適切な糸くずフィルターの形状が異なるので、型番をよく見て購入してください。

• 糸くずフィルター

高さ調節脚や専用台を洗濯機の下に設置すると、排水ホースが取り付けやすくなったり、掃除がしやすくなったりするほか、騒音が抑えられたりするというメリットがあります。 洗濯機本体と給水栓の高さが合わない場合も、高さ調節脚や専用台を置くことで調整できます。

• 高さ調節脚・専用台