
【おすすめ】マキタの掃除機の比較&選び方!人気のモデルもご紹介
2025.2.14[更新]
電動工具のイメージが強いマキタですが、実は掃除機も生産しており、高い人気を集めています。ここでは、他メーカーの製品とはひと味違うマキタの掃除機の魅力と特長、選び方のポイントを解説します。さらに、Joshin webのプロが選んだおすすめモデルもご紹介。ぜひ、マキタの掃除機を選ぶ際の参考にしてください。

Joshin web 家電担当者「K」が、マキタの掃除機のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
マキタの掃除機はシンプル&高性能
電動工具の分野で、高いシェアを誇るマキタ。プロ向けの集塵機も数多く開発していますが、その技術を活かした家庭用掃除機も人気を集めています。「マキタといえば電動工具」として知られているため、ほかのメーカーと比べるとプロ向けの掃除機というイメージがあるかもしれません。ですが、マキタの掃除機はシンプルなデザインと性能の高さ、そして誰にでも使いやすい操作性などで人気を集めています。まずは、マキタの掃除機の魅力についてご説明しましょう。
製品バリエーションが豊富

マキタの掃除機は、キャニスタータイプやハンディタイプ、ロボット掃除機などラインナップが豊富。中でも家庭用掃除機の主力といえるのが、コードレスのスティックタイプです。製品バリエーションがとても多く、集塵方式やバッテリーの電圧と容量、吸引力などで、細かくモデル分けされているのが特長。ライフスタイルやニーズに、ピッタリとマッチするモデルを選ぶことができるでしょう。
パワフルで長時間使える
マキタの掃除機の大きな特長として、強力なパワーが挙げられます。これは、プロ用の電動工具に採用されているハイパワーモーターや、小型・軽量ながら高出力のバッテリーなどを搭載しているおかげ。スティックタイプなのに、一般的なキャニスタータイプ掃除機に匹敵するほどパワフルな吸引力を発揮するモデルもあります。また、大容量のバッテリーを備えたモデルは、強力なパワーと家中きれいにできる余裕の運転時間を両立しています。
軽量でリーズナブル
本体重量の軽さも、マキタの掃除機の特長です。一般的なスティックタイプ掃除機は、本体重量1.5~2kg程度。一方、マキタのスティックタイプ掃除機は、モデルによって差があるものの1~1.5kg程度と軽量で、1kg以下という超軽量モデルもあります。さらに、モーターやバッテリーといった重量のあるパーツをハンドルグリップ近くに配置することで、重さを感じさせない軽い操作感を実現しています。また、スタイリッシュで使い勝手の良いスティックタイプながら、1万円台から手に入るリーズナブルな価格も、マキタの掃除機の魅力です。
バッテリーの互換性がある
マキタのスティックタイプ掃除機は、脱着できるリチウムイオンバッテリーを使用しています。このバッテリーは、同社のほかの製品と互換性があるのが特長。電圧さえ合っていれば、インパクトドライバーやドリルなどの電動工具はもちろん、ブロワ(送風機)や高圧洗浄機、草刈り機など、マキタのさまざまな機器とバッテリーを共用できます。
また、バッテリーの充電時間が短いのも、マキタ製品の魅力です。プロの仕事場で「充電切れで工具が使えない」というのは致命的。そのため、同社のバッテリーは高速充電に対応しており、最短22分でフル充電が完了するモデルもあります。なお、マキタでは「バッテリ」表記で統一していますが、本記事では一般的な「バッテリー」表記としています。


バッテリーは高価ですから、ほかの製品と共用できるのはうれしいポイント。日曜大工や園芸などの趣味をお持ちの方なら、工具や庭のお手入れ道具もマキタでそろえると、バッテリーの管理が簡単です。
マキタの掃除機を選ぶ際のポイントとは?
マキタの掃除機は、ラインナップが豊富。数多いモデルの中から、ベストな掃除機をどのような基準で選べば良いのでしょうか?ここでは、マキタの掃除機を選ぶときにチェックしておきたいポイントを解説します。
バッテリー:パワーと重量・価格のバランスを確認
マキタの掃除機に搭載されているバッテリーには、40V、18V、14.4V、10.8V、7.2Vの5種類の電圧があります。数字が大きい(電圧が高い)ほどパワフルで、強い吸引力が期待できます。一方で、高電圧のバッテリーは重量が重い上に高価ですから、部屋の広さや使い方に合わせて選ぶのがおすすめです。
例えば、毛足の長いラグやカーペット、広々としたリビングを一気に掃除するなら、40Vmaxリチウムイオンバッテリーに対応したパワフルなモデルが適しています。フローリングのワンルームの掃除であれば、軽量で手軽に使える10.8Vモデルが良いでしょう。「ちょっと汚れたときにサッと使いたい」「窓のサッシや階段など、軽さを活かした掃除がしたい」という方なら、7.2Vモデルがおすすめです。
また、電圧が同じでも、バッテリー容量が大きければ、それだけ稼働時間が長くなります。パワーと重量、価格のバランスを見て、ご自身の使い方にマッチしたモデルを選んでください。なお、ほかのマキタ製品とバッテリーを共用したい場合は、電圧をそろえる必要があります。

吸込仕事率:数値が大きいほどハイパワー
掃除機を選ぶ際にチェックしておきたい「吸込仕事率(吸引仕事率)」。これは、JIS 規格に定められている、掃除機が空気やほこりを吸い込む力の目安です。単位は、「W(ワット)」で表記され、数値が大きいほど吸込力がパワフルであることを示します。
なお、吸込仕事率が大きいほどバッテリーの消費も早いので要注意。エコ・標準・強・パワフルなど、複数のモードを搭載したモデルであれば、掃除する場所に合わせて、適切な吸引力で掃除ができるでしょう。

集塵方法:メリットが異なる3種類を用意
マキタのスティックタイプ掃除機は、モデルにより「紙パック式」「ダストボックス式」「サイクロン式」という、3種類の集塵方法を採用しています。それぞれメリットが異なるので、どれが良いかは一概に決められません。使用シーンをイメージしながら、適したタイプのモデルを選んでみてください。

紙パック式
紙パック式は、吸い込んだゴミを本体内に装填した紙パック内に溜める集塵方式です。紙パックは使い捨てで、ゴミがいっぱいになったら外して、そのまま捨てられます。ゴミ捨ての際にほこりが舞いにくく、ゴミに直接ふれることなく捨てられるので衛生的。紙パック代というランニングコストはかかりますが、赤ちゃんのいるご家庭など、ほこりに気をつけたい方におすすめです。
ダストボックス式
ダストボックス式は、吸い込んだ空気の力を利用して、本体にセットしたカプセルにゴミを溜める方式です。紙パック代が必要ないので、ゴミがいっぱいになるまで溜めることなく、気軽にゴミを捨てることができます。カプセルは半透明でゴミの量がひと目でわかり、取り外しが簡単で水洗いも可能です。なお、カプセルを外してゴミを捨てるときに、ほこりが舞いやすいのでご注意を。また、本体にゴミが入り込まないようするダストフィルターを、定期的に外して水洗いする必要があります。
サイクロン式
サイクロン式は、吸引した空気とゴミを遠心力によって分離し、ゴミだけをダストカップに集める方式です。フィルターが目詰まりしにくく、吸引力が落ちにくいのが特長。ダストカップの脱着は簡単でゴミ捨てがしやすく、紙パックを使わないのでコストの面でも優れています。微細な異物をキャッチできるHEPAフィルター搭載モデルなら排気もクリーンで、ほこりやハウスダストに敏感な方にもおすすめです。なお、マキタの紙パック式・ダストボックス式掃除機の一部のモデルは、後付けのアタッチメントを取り付けることで、サイクロン式に変更することができます。
重量:重さとスタミナ、パワフルさを検討
マキタのスティックタイプ掃除機は、軽さが特長。全機種が1.5kg以下ですから片手でも扱いやすくなっています。さらに、天井近くやカーテンレールなどの高い場所のお掃除をすることが多い方には、1kg以下の軽量モデルもおすすめです。
一方で、軽量モデルはバッテリー容量が少ないため連続使用時間が短いほか、吸引力も控えめな傾向があります。メイン掃除機として活用するか、サブの掃除機とするかなど、ご自身の使用場面に合わせて、重さとスタミナ、パワフルさを検討してみてください。
スイッチ:使い方と好みに合わせて選択
マキタのスティックタイプ掃除機は、電源スイッチのタイプによって「ボタン式」と「トリガー式」に分けられます。どちらが良いかは一概にいえないため、ご自身の使用場面をイメージしてお考えください。

ボタン式
ボタン式は、グリップ部分についたボタンを押すことで、連続運転ができるタイプです。また、運転モードの切り替えもボタンで行います。広い範囲を一気に掃除する場合や、家具の上といった高い場所を掃除する場合は、ボタン式のタイプが便利です。
トリガー式
トリガー式は、グリップ部分についた引き金のようなトリガースイッチを引いているあいだだけ、モーターが駆動するタイプです。こまめにスイッチをオン・オフできるので、バッテリーの消費を抑えられるのがメリットです。家具が多くて一気に掃除しにくいケースや、車の中を掃除したい場合などには、こまめに電源を切ることのできるトリガー式がおすすめです。ただし、掃除中はトリガーを引き続ける必要があるので、広い部屋を掃除するときなどは、指が疲れてしまう可能性があります。
LEDライト:隙間の掃除などに便利
マキタの掃除機には、グリップの前方に白色の高輝度LEDライトを備えたモデルがあります。デスクやベッドの下、家具の隙間など、薄暗い場所を掃除する場合にとても便利です。
バッテリー通知:「使いたいときに使えない」を防ぐ
マキタの掃除機には、バッテリーの状況を通知してくれる機能を備えたモデルもあります。例えば、LEDライト搭載モデルの場合、バッテリーの充電残量が少なくなってくるとLEDライトが点滅して、バッテリー切れを知らせてくれます。また、モデルによっては、バッテリー自体に残りの容量を表示する機能がついたものもあります。

マキタの掃除機は、部屋の大きさに合わせたモデル展開などがなく、掃除機本来の機能に徹したつくりが特長です。重量や力強さ、連続して使用できる時間などで選んでいただくことになります。このシンプルな設計と確かな性能が、多くのファンを生む理由なのかもしれません。
Joshin web 家電担当者が厳選!おすすめのマキタの掃除機
ではここで、家電のプロが選んだマキタの掃除機のおすすめモデルをご紹介します。いずれも Joshin web の家電担当者がセレクトした逸品。ご自宅にピッタリとマッチする一台が、きっと見つかるはずです。
担当者おすすめのマキタの掃除機
- 会員様web価格 12,640円 (税込)◆ワンタッチスイッチ
◆紙パック式 新・フロントカバー採用
・重量:1.5kg(別売バッテリ含む / ノズル・パイプ除く)
・電源:充電式(連続使用時間:約20分~40分)
・付属品:
ダストバッグ・抗菌紙パック10枚・ノズル・ストレートパイプ、サッシ(すきま)用ノズル - ◆バッテリ容量が2.0Ahになり吸込仕事率と使用時間がアップ
◆手軽にゴミ捨て、紙パック式
・重量:約1.0kg(ノズル・パイプ除く)
・電源:充電式(連続使用時間:約10~50分)
・付属品:
フロア・カーペットノズル、サッシ(すきま)用ノズル、ストレートパイプ、紙パック(10枚)
ダストバッグ、充電器DC1001 - 会員様web価格 20,750円 (税込)限定 「おひとり様1点」 残り数量 1最短 4月30日( 水 ) 出荷2012年01月 発売◆リチウムイオンバッテリ
◆使い捨ての紙パック、繰り返し使えるダストバッグ付
・電源:充電式(連続使用時間:約13分~21分)
・本体質量:1.0kg(バッテリ含む / ノズル・パイプ除く)
・付属品:
バッテリー、充電器、ダストバッグ・抗菌紙パック10枚・ノズル・ストレートパイプ、サッシ(すきま)用ノズル - 会員様web価格 22,180円 (税込)最短 4月30日( 水 ) 出荷◆紙パック式:手を汚さず簡単ゴミ捨て。
◆ワンタッチスイッチ:ボタン1つでモード切替
・本体質量:1.1kg(バッテリ含む/ノズル・パイプ除く)
・電源:充電式(連続使用時間:約10分~25分)
・付属品:
抗菌紙パック(10枚)、ダストバッグ、ノズル、ストレートパイプ、サッシ(すきま)ノズル
バッテリBL1015、充電器DC10SA
- 会員様web価格 19,090円 (税込)最短 4月30日( 水 ) 出荷◆リチウムイオンバッテリ
◆ゴミ捨て簡単カプセル集塵
・本体質量:0.88kg(バッテリ含む / ノズル・パイプ除く)
・電源:充電式(連続使用時間:約12分)
・付属品:ノズル・ストレートパイプ・サッシ(すきま)用ノズル、充電器、バッテリ - 会員様web価格 22,140円 (税込)最短 4月30日( 水 ) 出荷◆ゴミ捨てはカプセルをひねってはずすだけ
◆快適連続運転ワンタッチスイッチ
・本体質量:1.0kg (バッテリ含む/ノズル・パイプ除く)
・電源:充電式(連続使用時間:約10~25分)
・付属品:
プレフィルタ、フィルタ、ストレートパイプ、ノズル、サッシ(すきま)ノズル
バッテリBL1040B、充電器DC10SA - 会員様web価格 39,930円 (税込)最短 4月30日( 水 ) 出荷◆リチウムイオンバッテリ搭載
◆ゴミ捨て簡単カプセル集塵
・重量:約1.3kg(バッテリ含む / ノズル・パイプ除く)
・電源:充電式(連続使用時間:(約20分~40分)
・付属品:
バッテリBL1430・充電器DC18RC・ノズル・ストレートパイプ・サッシ(すきま)用ノズル - 会員様web価格 49,930円 (税込)最短 4月30日( 水 ) 出荷◆「サイクロン一体式」
◆18Vバッテリ仕様、静かでパワフルな吸引力
・重量:約1.7kg (★スティック使用時)
・電源:充電式(連続使用時間:約8~38分)
・付属品:
ノズル、ストレートパイプ、サッシ(すきま)ノズル、高機能フィルタEX
バッテリBL1830B、充電器DC18RF
軽量・パワフルなマキタの掃除機で手軽にしっかり掃除
マキタの掃除機はスティックタイプが主流で、どれも軽量&パワフルなのがポイントです。また、同社の他製品とバッテリーを共用できるため、工具や園芸工具などとも電圧をそろえておけば、ひとつのバッテリーをさまざまな機器に使い回すことができます。重さや吸引力、バッテリー電圧などを比較しながら、ご自宅に合ったモデルを選んでください。
スタッフが実際に使ってみました
床や天井などのおそうじを想定し、キャニスタータイプやスティックタイプのクリーナーをスタッフがレポート! クリーナーの特長などもチェックしながら、気になる商品のレポートと比較しつつ、購入前の参考にご活用ください!