
【おすすめ】2ドア冷蔵庫の比較&選び方! 人気のモデルもご紹介
2025.04.08[更新]
2ドア冷蔵庫は、容量やサイズ、デザインのバリエーションが豊富で、さまざまなニーズに対応したモデルがそろっています。一人暮らしや2人暮らしの方はもちろん、3~4人家族のセカンド冷蔵庫としても活用できるモデルを選ぶことが可能です。
この記事では、2ドア冷蔵庫の最新トレンドのほか、容量やサイズ、ドアの開き方など、モデル選びのポイントについて解説します。Joshin webの家電担当者が選んだおすすめモデルもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

Joshin web 家電担当者「マルちゃん」が、2ドア冷蔵庫のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
2ドア冷蔵庫は、冷蔵室と冷凍室が分かれた使い勝手の良い冷蔵庫
2ドア冷蔵庫は、コンパクトでありながら十分な収納力を持ち、冷蔵室と冷凍室が上下に分かれた使い勝手の良い構造が特長です。
特に、一人暮らしや2人暮らしの方に適しており、幅広いサイズと容量のモデルがそろっています。
また、メインの冷蔵庫とは別に使う、セカンド冷蔵庫としても人気。寝室や書斎、来客者用のドリンククーラーなど、さまざまな場所・シチュエーションで便利に使えます。

2ドア冷蔵庫には、冷却方式が異なる直冷式とファン式のモデルがあります。直冷式のモデルはシンプルな構造で価格が比較的リーズナブルですが、霜がつきやすいのが難点です。霜取りのお手入れを省きたいなら、冷気をファンによってムラなく庫内に届け、霜がつきにくいファン式のモデルをおすすめします。
2ドア冷蔵庫の最新トレンド
最近の2ドア冷蔵庫は、セカンド冷蔵庫としての利用を想定したスリム設計のモデルや、インテリアになじむデザイン性を重視したモデルが人気を集めています。
スリム設計の2ドア冷蔵庫の傾向としては、キッチンだけでなく寝室や書斎、リビングなどにも設置しやすい、幅500mm前後のモデルが主流です。また、庫内設計の工夫により、スリムでありながら十分な容量を持つモデルも登場しています。

スリム設計でデザイン性に優れた2ドア冷蔵庫は、セカンド冷蔵庫として人気があります。各メーカーとも力を入れており、寝室に置いても動作音が気にならない静音設計や、高い省エネ性能などを備えたモデルがそろっています。
2ドア冷蔵庫を選ぶ際のポイントとは?
2ドア冷蔵庫を選ぶときはどのようなことに気をつければいいのでしょうか。ここからは、容量やサイズ、ドアの開き方など、モデル選びの際にチェックしておくべきポイントについて、見ていきましょう。
容量:使用する人数や目的によって選ぶ
2ドア冷蔵庫の容量は、ご家族の人数に合わせて選ぶのが一般的です。セカンド冷蔵庫用としての利用や、自炊をあまりしない一人暮らしの方には、容量が150L以下の小型モデルがおすすめ。スリム設計でコンパクトな小型モデルは、飲料や軽食、少量の食材を保存するのに適しています。
自炊をよくする一人暮らしの方なら、さまざまな食材や作り置きの料理も保存できる、容量が150~200Lの2ドア冷蔵庫をおすすめします。
2人暮らしの場合は、200L以上の容量が適していますが、毎日料理をする方であれば、食材のストックや作り置きの保存にも余裕を持って対応可能な300L程度の容量があると便利です。
3~4人家族のメイン冷蔵庫としては400~500Lの容量が欲しいところですが、2ドア冷蔵庫では対応モデルが限られるため、3ドア以上の冷蔵庫も検討してみてください。
サイズ:設置場所や放熱スペース、搬入経路を確認
2ドア冷蔵庫を選ぶ際は、設置場所のサイズをしっかり確認することが重要です。
まず、冷蔵庫の幅、奥行、高さと、設置スペースの寸法を照らし合わせて、無理なく収まることを確認してください。なお、放熱のために冷蔵庫の両側面と背面にスペースが必要なことにも注意が必要です。放熱に必要なスペースはモデルによって異なりますが、冷蔵庫の側面や背面に5~10cm程度のスペースを確保することが推奨されています。
また、2ドア冷蔵庫を設置する際には、搬入経路の確認も欠かせません。一般的に、搬入経路の中で最も狭い場所の幅が、冷蔵庫本体の幅+10cmあれば搬入が可能です。
エレベーターや階段、廊下、ドアなど搬入経路全体をチェックし、問題なく設置スペースまで運び込めるか確認しましょう。

ドアの開き方:設置スペースを考えて決める
2ドア冷蔵庫のドアの開き方には、主に「片開き」「観音開き(フレンチドア)」の2種類があり、キッチンや壁の位置によって使い勝手が異なります。それぞれの特長を理解して、設置スペースに合ったモデルを選びましょう。
片開き
2ドア冷蔵庫のドアの開き方で一般的なのが、1方向にドアが開く片開きです。ドアが右から左に開く左開きと、左から右に開く右開きがあるため、設置スペースによって適切な開き方を選んでください。
例えば、冷蔵庫の左側に壁がある場合は右開きを、右側に壁がある場合は左開きを選ぶと、ドアが壁にあたるのを気にせず使いやすくなります。

観音開き(フレンチドア)
冷蔵庫のドアが縦に二分割されており、中央から左右に向かって開くタイプのドアを観音開き(フレンチドア)といいます。片開きと比べて、ドアを開くためのスペースが小さく、コンパクトなキッチンでも使いやすいのが特長です。

自動製氷機能:掃除のしやすさがポイント
自動製氷機能を搭載する2ドア冷蔵庫は、庫内のタンクに水を入れるだけで、自動的に氷を作ってくれます。氷を手軽に使いたい方にとって便利な機能ですが、自動製氷機能を快適に使い続けるには、定期的なお手入れが必要です。
特に、タンクや製氷皿は水垢・カビが発生しやすいため、簡単に取り外して掃除できるかがポイントになります。
省エネ性能:統一省エネラベルをチェック
2ドア冷蔵庫を選ぶ際は、省エネ性能も重要なポイントのひとつです。2ドア冷蔵庫のカタログやメーカーのウェブサイトを見ると、モデルごとに「省エネ基準達成率」が記載されています。
省エネ基準達成率とは、「エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律(省エネ法)」で定められた、省エネの目標基準値に対する達成度を示すもの。%で表示され、この数字が大きいほど、省エネ性能が高く節電効果に優れていることを表します。
また、店頭やメーカーのウェブサイトにある「統一省エネラベル」は、省エネ性能の高さを5つの星と数値でわかりやすく表示するとともに、1年間の目安電気料金も記載しています。モデル選びの参考にしてみてください。

デザイン:インテリアや好みに合わせて選ぶ
2ドア冷蔵庫は、デザインのバリエーションが豊富で、インテリアとしての役割も果たすようなモデルが多くあります。
冷蔵庫の前面がフラットで、取っ手があまり目立たないシンプルなモデルや、ツヤと高級感のあるドアガラスを採用したモデルは、モダンで洗練された印象を与えます。また、ステンレスドアを採用したモデルも、スタイリッシュな印象と高級感が人気です。
カラーも、従来のホワイトやシルバーだけでなく、ブラック、ブラウン、パステルカラーなど、幅広い選択肢が用意されており、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
ナチュラルなインテリアに合わせたい方には、木目調のデザインを採用したモデルも選択肢に入るでしょう。

2ドア冷蔵庫を選ぶ際は、冷凍室の容量が食材の保存に十分かどうかを確認しましょう。また、冷蔵庫の上に電子レンジなどを置いて使いたい方は、天板(トップテーブル)が耐熱仕様かどうかも要チェックです。
メーカー別・2ドア冷蔵庫の特長
2ドア冷蔵庫は、国内外のさまざまなメーカーから登場していますが、メーカーごとに独自の特長があります。ここでは、おすすめのメーカーを6つピックアップして、代表的な製品の特長を見ていきましょう。
東芝:省エネ性能と静音性に優れたモデルを展開
東芝は、家電や産業機械、医療機器などを手掛ける、大手電機メーカーです。同社の2ドア冷蔵庫は、容量が153L(高さ1,269mm)と170L(高さ1,369mm)のコンパクトなモデルをラインナップしています。いずれも幅479mm、奥行582mmのスリム設計が特長。
どちらのモデルもドアは片開きで、天板に電子レンジが置ける「耐熱(100℃)テーブルボード」を備えています。省エネ性能も優れており、一人暮らしの方のほか、セカンド冷蔵庫としての利用にも適しています。

三菱:お手入れがしやすいガラス製の棚板を採用
三菱は、大型の電気機械からキッチン家電まで、あらゆる電気機器を扱うメーカーです。同社の2ドア冷蔵庫は幅480mm、奥行595mmで、容量が146L(高さ1,213mm)と168L(高さ1,338mm)の2つのモデルを展開しています。
いずれも、天板に電子レンジが置ける「耐熱(約100℃)フルフラットテーブル」を採用。また、冷蔵室の棚板は、汚れを簡単に拭き取れるガラス製で、お手入れしやすいのが特長です。
動作音はいずれも約22dBの静音設計で、霜取りの手間が不要な「ファン式自動霜取」も搭載。一人暮らしの方やセカンド冷蔵庫としての利用におすすめできるモデルといえるでしょう。

パナソニック:冷凍室を上部に配置した大容量モデルも
パナソニックは、映像・音響機器や生活家電など、生活に身近な製品を幅広く手掛ける電機メーカーです。同社の2ドア冷蔵庫は、248Lの大容量でありながら幅555mmで、冷凍室を上部に配置したトップフリーザータイプ、容量が180Lと156Lで幅497mmのスリムなパーソナルタイプの、計3モデルをラインナップしています。
トップフリーザータイプは、冷蔵室に乳製品や生鮮食品の鮮度を維持できるチルドルームと、野菜の収納に便利な野菜ケースを採用。さらに、冷凍室は食材の整理がしやすい3段設計となっています。
パーソナルタイプの2モデルは、スリムかつコンパクトな上、フラットでシンプルなデザインが特長です。また、効率良く運転を制御することで動作音も低減できるインバーターを搭載。省エネ設計なので、一人暮らしの方だけでなく、セカンド冷蔵庫としても使いやすいでしょう。

ハイアール:豊富なラインナップから用途に合った製品が選べる
中国の総合家電メーカーであるハイアールは、大型白物家電で世界トップクラスのシェアを占めています。 同社の2ドア冷蔵庫は、容量が87Lのコンパクトなモデルから、容量が270Lのスリムかつ大容量のモデルまで、多くの製品を展開しているのが特長。全体的に幅500mm前後のスリムタイプが多く、限られたスペースにも設置しやすいモデルが中心となっています。
多くのモデルが、2Lのペットボトルを3本以上収納できる大容量のドアポケットを採用するほか、冷蔵庫の上に電子レンジなどが置ける、耐熱性能天板を搭載しています。 また、まとめ買いに役立つ「大容量冷凍室」や、冷蔵室に入れるものによって棚の位置を変えられる「高さ調節可能トレイ」など、独自機能を搭載したモデルも。ラインナップが豊富なので、一人暮らしや2人暮らし、セカンド冷蔵庫としての利用など、それぞれの用途に合った製品を選ぶことが可能です。

シャープ:プラズマクラスター(冷気除菌)搭載モデルが魅力
シャープは、ユーザー視点から生まれたユニークな機能を次々と開発・実用化する大手電機メーカーです。
同社の2ドア冷蔵庫は、128Lから310Lまで幅広い容量をカバーしたモデルをラインナップ。庫内の冷気を除菌する、独自の「プラズマクラスター(冷気除菌)」を搭載したモデルを展開しているのが特長です。幅480mm前後のスリムタイプが多く、天板には電子レンジが置ける耐熱100℃のトップテーブルを採用しています。
そのほか、急速冷凍に対応した大容量の冷凍室「メガフリーザー」や、4段の「引き出し式ボックス」など、食材の鮮度保持や整理がしやすい便利機能を搭載したモデルがそろっています。

ハイセンス:大容量&使い勝手の良いモデルが豊富
ハイセンスは、家電からエレクトロニクス分野まで幅広い電気製品を開発・製造・販売する、中国の電機メーカーです。
同社の2ドア冷蔵庫は、容量が87Lで幅475mmのスリム設計かつ高さを抑えたコンパクトなモデルのほか、257Lの大容量ながら高さ1,419mmと小柄の方でも使いやすいモデルなどをそろえています。
多くのモデルが、電子レンジなどを天板に置いてスペースを有効活用できる「耐熱トップテーブル」を採用。さらに、霜取りの手間がかからない「ファン式自動霜取り」や、庫内の奥の食品まで明るく照らして確認しやすい「LED庫内灯」、傷つきにくくサッと拭ける「強化ガラス棚」など、使い勝手の良い機能が充実しています。省エネ性能に優れ、価格がリーズナブルな点も魅力です。

Joshin web 家電担当者が厳選! おすすめ2ドア冷蔵庫
ではここで、プロの視点で厳選した2ドア冷蔵庫をご紹介します。いずれもJoshin web 家電担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ぜひご自身にピッタリのモデルを見つけてください。
- 会員様web価格 39,420円 (税込)最短 6月22日( 日 ) に配送・設置致します2024年12月 発売◆クリアで見渡しやすくお掃除も簡単なガラス棚
◆たっぷり入り、整理しやすい3段ドアポケット
◆ドアポケットがスッキリ整理「仕切れるチューブスタンド」
・寸法(約):幅479×奥行582×高さ1,269mm
・家族構成の目安:1人
・年間電気代目安:-円(税込) - 会員様web価格 46,500円 (税込)最短 6月22日( 日 ) に配送・設置致します2024年11月 発売◆たっぷり収納できる大容量冷凍室
◆出し入れしやすい冷凍室の深型ケース
◆高さのあるドアポケットで収納しやすい
・寸法(約):幅497×奥行595×高さ1,220mm
・家族構成の目安:1人
・年間電気代目安:-円(税込) - 会員様web価格 49,800円 (税込)498 円相当(1%) ポイント進呈最短 6月22日( 日 ) に配送・設置致します2024年11月 発売◆つけかえどっちもドア
◆インバーター搭載で省エネ&静音設計
◆耐熱100℃のトップテーブル
・寸法(約):幅495×奥行600×高さ1,203mm
・家族構成の目安:1人
・年間電気代目安:7,160円(税込) - 会員様web価格 49,800円 (税込)498 円相当(1%) ポイント進呈最短 6月22日( 日 ) に配送・設置致します2022年07月 発売◆インテリアにも映える個性的なミラーブラック◆設置場所を取らないスリムで、コンパクトなデザイン◆静音設計約25dB
・寸法:幅481×奥行583×高さ1,279mm
・家族構成の目安:1人
・年間電気代目安:8,260円(税込)
2ドア冷蔵庫のおすすめ関連商品
ここでは、2ドア冷蔵庫をさらに便利で快適に使用できる、おすすめの関連商品をご紹介します。消臭グッズやプロテクトマット、冷蔵庫浄水フィルターを必要に応じて用意してください。
消臭グッズ:冷蔵室、冷凍室に特化したアイテムも選べる
庫内のにおいが気になる場合は、消臭グッズが役に立ちます。冷蔵庫は、庫内にこぼれた食材や料理の汚れ、カビなどが原因で、においが発生することがあります。活性炭や備長炭などを用いた消臭グッズは、冷蔵室・冷凍室に特化したものもあり、においの元となる成分を吸着して、効果的に消臭が可能です。
庫内に置くだけで簡単に使用できるため、においが気になる方は用意するといいでしょう。

プロテクトマット:賃貸住宅の場合は特におすすめ
プロテクトマットは、冷蔵庫を設置したときの重みによるくぼみや傷のほか、冷蔵庫の下に食べ物・飲み物をこぼしたときの汚れから床を守るために役立ちます。
賃貸住宅の場合は、床がダメージを受けると、退去時に修繕費用を請求されることもあるため、プロテクトマットの使用をおすすめします。

冷蔵庫浄水フィルター:自動製氷機能を搭載した冷蔵庫には必要
自動製氷機能を搭載した冷蔵庫には、冷蔵庫浄水フィルターが搭載されています。水道水に含まれる不純物をフィルターで除去することで、より清潔な氷を作ることが可能です。
なお、冷蔵庫浄水フィルターは定期的にメンテナンスを行い、お手入れをしてもおいしい氷ができなくなったときには交換が必要です。メーカー・モデルごとに専用の冷蔵庫浄水フィルターがあるので、対応機種を必ず確認してから購入しましょう。

2ドア冷蔵庫は、自身のニーズとライフスタイルに合ったモデルを選ぼう
2ドア冷蔵庫は、容量やサイズ、デザインのバリエーションが豊富で、さまざまなニーズに応じたモデルがそろっています。一人暮らしや2人暮らしの方に使いやすいコンパクトなモデル、セカンド冷蔵庫としても活用できるモデルなど、使用シーンに合わせて適したモデルも異なります。
2ドア冷蔵庫を選ぶ際には、容量やサイズだけでなく、静音性、省エネ性能、デザインなども考慮し、ライフスタイルに合った使いやすいモデルを選ぶことが大切です。長く使う家電だからこそ、ご自身のニーズにピッタリの2ドア冷蔵庫を見つけて、快適な生活を実現しましょう。