
【おすすめ】3ドア冷蔵庫の比較&選び方!人気のモデルもご紹介
2025.04.18[更新]
使いやすさと十分な収納力を備えた3ドア冷蔵庫は、ラインナップが豊富で人気があります。しかし、モデルが多すぎて、選ぶときに迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。そんなときは、選び方のポイントをチェックしていくことで、ご自身に最適な一台を見つけられるはずです。
この記事では、3ドア冷蔵庫の最新トレンドのほか、容量やドアの開き方、サイズといった、3ドア冷蔵庫の選び方のポイントを解説します。Joshin webの家電担当者が選んだおすすめモデルもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

Joshin web 家電担当者「マルちゃん」が、3ドア冷蔵庫のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
3ドア冷蔵庫は、使いやすさと高い収納力が魅力
3ドア冷蔵庫は、使いやすさと収納力に優れた人気の製品。冷蔵室や野菜室、冷凍室がそれぞれ独立しているため、食材を効率的に分類・保存できるのが特長です。
3ドア冷蔵庫は、一般的に容量が300~500Lのモデルが多く、3~4人家族のほか、食材をたっぷり保存したい2人暮らしの方などに適しています。
また、一人暮らしで自炊を頻繁にする方におすすめの、本体の幅や奥行がスリムなモデルもあります。

3ドア冷蔵庫には、容量やドアの開き方が異なるさまざまなモデルがそろっています。設置環境に合ったモデルを選ぶことで、冷蔵庫の快適さは格段に変わります。また、デザイン性の高いモデルも多く、インテリアやご自身の好みに合わせて選択することが可能です。
3ドア冷蔵庫の最新トレンド
最近の3ドア冷蔵庫は、機能性とデザイン性を両立したモデルが注目を集めています。人気の機能は、タンクに水を入れておくだけで氷ができて、氷の取り外しの手間もいらない自動製氷機能です。
そのほか、左右どちらからでもドアが開けられるシャープの「どっちもドア」や、食材を凍らせずに鮮度を長く保てるため解凍の時間が不要な三菱の「氷点下ストッカー」といった、メーカーの独自機能も好評です。
デザイン面では、すっきりとした外観と耐久性に優れた、ガラスドアを採用したモデルが人気です。
また、高級感のあるミラー加工やステンレスドアのモデル、ナチュラルな木目調のモデルも注目されています。

自動製氷機能や三菱の氷点下ストッカーは、忙しい共働き世帯に特に便利な機能です。また、シャープのどっちもドアは、左右どちらからでもドアが開けられるので、設置場所を選ばないのが特長。転勤などで引越しが多い方にもおすすめです。
3ドア冷蔵庫を選ぶ際のポイントとは?
3ドア冷蔵庫を選ぶときは、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。ここからは、容量やドアの開き方、野菜室・冷凍室の位置など、チェックしておくべきポイントについて見ていきましょう。
容量:3~4人家族なら400L前後がおすすめ
冷蔵庫の容量は、家族の人数に応じて選ぶのが一般的です。冷蔵庫に必要な容量の目安としては、下記の計算式で算出できます。

例えば、3人家族なら380L、4人家族なら450Lが必要な容量の目安です。ただし、ライフスタイルによっても必要な容量は変わってきます。 また、冷蔵庫は必要な容量よりも大きめのサイズのほうが余裕を持って使えるため、設置スペースに問題がなければ、可能な限り大きいモデルを選んでもいいでしょう。
ドアの開き方:設置スペースをイメージして選ぶ
3ドア冷蔵庫の冷蔵室のドアの開き方には、主に「片開き」「観音開き(フレンチドア)」「両開き」の3種類があります。冷蔵庫とキッチンや壁の位置関係によって、それぞれ使い勝手が異なるため、自分の家に冷蔵庫を設置したところをイメージしながら、どのドアの開き方が適しているか考えてみましょう。
片開き
3ドア冷蔵庫のドアの開き方で、一般的なのが片開きです。片開きには、ドアが右から左に開く左開きと、左から右に開く左開きがあります。開いたドアが料理をするときの邪魔にならないように、冷蔵庫を調理台の左側に置くときには左開きを、右側に置くときには右開きを選ぶのがおすすめです。
購入前にキッチンのレイアウトや壁の位置を確認して、左右どちらに開くドアにするかを決めましょう。

観音開き(フレンチドア)
冷蔵庫のドアが、中央から左右に向かって開くのが観音開き(フレンチドア)です。片開きと比べてドアを開くために必要なスペースが小さいため、キッチンが狭くても設置しやすいのが特長。また、ドアポケットが充実しているのも、観音開きのメリットです。

両開き
冷蔵庫の一枚のドアを、左右どちらからでも開けられる両開き。冷蔵庫の右側に人がいるときは左側から開けるなど、状況に応じて開閉方向を変えられることがメリットです。
また、模様替えや引越しで設置スペースが変わっても、開閉方向を気にする必要がなく、左右使いやすいほうへドアを開けて利用できます。

収納室の配置:よく使う食材の出し入れがしやすいものを
3ドア冷蔵庫には、真ん中の収納室が野菜室と冷凍室の2種類のモデルがあり、一般的にどちらも引き出し式になっています。
毎日の献立に野菜を頻繁に使う方には、かがまずに野菜を出し入れしやすい、野菜室が真ん中にあるモデルが便利です。
一方、作り置きしたおかずを冷凍保存することが多い方や、冷凍食品を多く保存したい方には、冷凍室が真ん中にあるモデルが適しています。
冷凍した食材・食品が取り出しやすいだけでなく、大容量の冷凍スペースが確保されたモデルも多いので、余裕を持ってストックできるでしょう。
自動製氷機能:お手入れのしやすさをチェック
自動製氷機能は、冷蔵庫のタンクに水を入れるだけで自動的に氷が作れる便利な機能です。ただし、自動製氷機能を衛生的に使い続けるには、定期的なお手入れが必要になります。
最近では、給水タンクや浄水フィルター、給水パイプを取り外して掃除がしやすく、抗菌処理が施されたモデルも登場しています。さらに、給水タンクの水を利用して水の通り道や製氷皿を水洗いするといった、製氷室を自動でお手入れする機能を備えたモデルを選ぶことも可能です。衛生面を重視する方は、お手入れのしやすさを考慮するといいでしょう。
省エネ性能:統一省エネラベルを参考にする
冷蔵庫は、24時間稼働し続ける家電なので、省エネ性能も重要なポイントです。店頭の冷蔵庫売り場やメーカーのウェブサイトには、省エネ性能の高さを星の数と点数で示した「統一省エネラベル」が表示されています。星の数が多く点数が高いほど省エネ性能に優れていることを表します。
統一省エネラベルにはほかにも、年間の電気料金の目安や、「エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律(省エネ法)」で定められた省エネ基準達成率などが記載されているので、モデル選びの参考になるでしょう。統一省エネラベルをチェックすることで、異なるメーカーやモデルでも省エネ性能を客観的に比較することができます。

サイズ:放熱スペースや搬入経路の確認が重要
3ドア冷蔵庫を選ぶ際には、サイズの確認も重要です。まず、冷蔵庫の設置スペースの寸法を正確に測り、キッチンのレイアウトや食器棚などとの位置関係を考慮した上で、日々の使用に支障がないサイズの冷蔵庫を選びましょう。
また、冷蔵庫は放熱のためのスペースが必要で、多くの冷蔵庫は、側面・背面と壁、上部と天井とのあいだに適切なスペースを確保することが推奨されています。必要な放熱用スペースはモデルによって異なるため、購入を検討している冷蔵庫の取扱説明書や製品情報を、事前に確認することが大切です。
さらに、冷蔵庫の搬入経路の確認も重要になります。一般的に、搬入経路の中で最も狭い場所のサイズが、冷蔵庫本体の幅と高さプラス10cmあれば搬入可能とされています。
搬入経路に余裕を持っておくとスムーズに設置が可能なため、玄関ドア、廊下、階段、エレベーターなどの幅と高さを測っておくことが大切です。

そのほかの便利機能:食材の鮮度を保つ機能がおすすめ
3ドア冷蔵庫には、各メーカーが工夫をこらした機能を多数搭載しています。冷蔵庫の使い勝手をアップする、主な便利機能についてご紹介します。
チルド室
チルド室は、冷蔵室よりも低い温度(約0~3℃)によって、食材が凍り始める寸前まで冷やすことで、⾧期保存を可能にするスペースです。生鮮食品(肉、魚)や発酵食品(納豆、味噌)、乳製品(チーズ、ヨーグルト)などの鮮度を長期間保つことができます。
急速冷凍機能
急速冷凍機能があれば、食材をスピーディーに冷凍することができます。食材を短時間で凍結させることで、肉や魚などの組織・細胞が壊れるのを防ぎ、解凍するときに出る水分(ドリップ)を抑えることが可能です。
また、解凍した食材の食感や風味の劣化を防ぎ、栄養価の損失を減らす効果があるため、特に生鮮食品を冷凍保存する際に役立ちます。

片開きの冷蔵庫で、左開きと右開きのどちらが良いのかは、キッチンによって異なります。片開きのドアは90°よりも大きく開くので、冷蔵庫を正面に見て右側に壁があるなら左開き、左側に壁があるなら右開きを選ぶといいでしょう。状況に応じてドアの開閉方向を左右のどちらにも変えることができる両開きの冷蔵庫は、引越しが多い方や模様替えが多い方におすすめです。
メーカー別・3ドア冷蔵庫の特長
3ドア冷蔵庫は、メーカー独自の工夫をこらした便利な機能が搭載されたモデルも多数登場しています。ここでは、人気のメーカー4社の代表的な製品の特長について見ていきましょう。
東芝:野菜の保存に定評のある機能を搭載
東芝は、「世界初」や「日本初」の製品を数多く生み出してきた、高い技術力を持つ電気メーカーです。同社の3ドア冷蔵庫の特長的な機能としては、野菜の乾燥を防いで風味と食感を維持する「うるおいラップ野菜室」、小さな食品もスッキリ収納でき、整理がしやすく取り出しやすい「3段冷凍室」などがあります。
「野菜をおいしく、みずみずしく保つ」ことに注力しており、野菜を新鮮なまま保存したい方におすすめしたいメーカーです。

三菱:優れた冷凍機能が魅力
三菱は、大型の電気機械からキッチン家電まで、幅広い分野の電気機器を扱う総合家電メーカーです。同社の3ドア冷蔵庫は、肉や魚を約-3℃で保存し、食材の鮮度を長く保つことができる「氷点下ストッカーA.I.」を搭載。肉や魚を冷凍せずに、生のままおいしく約3〜10日間保存できます。
なお、三菱はいち早く冷蔵庫の冷凍機能に注目し、洗練させてきたメーカーです。ボタンひとつで食材を素早くおいしく冷凍できる、「急速冷凍」といった機能も高く評価されています。

日立:バランスの良さとユニークな機能が特長
日立は、幅広い分野の製品やサービスを提供する、日本を代表する大手電機メーカーです。同社の3ドア冷蔵庫の主な機能は、冷蔵室2・3段目の冷気の風量を一定時間増やし、食品を素早く冷却する「スポット冷蔵[サッと急冷却]」と、食品の乾燥を抑えて鮮度を守る「うるおいチルドルーム」です。
日立の3ドア冷蔵庫は、オールラウンドでバランスが良い性能に加え、ユニークな機能を搭載しているのが特長で、幅広いユーザーに支持されています。

シャープ:両開きで便利な「どっちもドア」を搭載
シャープは、キッチン家電や生活家電のほか、空調機器、AV機器、情報機器など、幅広い電気製品を展開している電気機器メーカーです。同社の3ドア冷蔵庫はすべて、設置スペースや使用者の利き手に関係なく使いやすい、両開きの「どっちもドア」を採用しているのが特長。
また、ドアのハンドル形状や庫内の棚などに、さわり心地が優しく使いやすい「ラウンディッシュデザイン」を採用したモデルも人気を集めています。

Joshin web 家電担当者が厳選! おすすめ3ドア冷蔵庫
ではここで、プロの視点で厳選した3ドア冷蔵庫をご紹介します。いずれも、Joshin web 家電担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ぜひご自身にピッタリのモデルを見つけてください。
- 会員様web価格 139,077円 (税込)最短 6月22日( 日 ) に配送・設置致します2024年11月 発売◆真ん中レイアウト シャキット野菜室
◆大容量冷凍室 3段&段違いケース
◆おいそぎ冷凍・低温新鮮モード
・寸法(約):幅600×奥行650×高さ1,750mm
・家族構成の目安:3~4人
・年間電気代目安:8,990円(税込) - ◆たっぷり入ってすっきり収納「3段冷凍室」
◆ドアポケットがスッキリ整理「仕切れるチューブスタンド」
◆野菜をみずみずしく保つ「うるおいラップ野菜室」
・寸法(約):幅600×奥行671×高さ1,523mm
・家族構成の目安:1~2人
・年間電気代目安:8,610円(税込) - 会員様web価格 94,320円 (税込)最短 6月22日( 日 ) に配送・設置致します2024年10月 発売◆シンプルデザインのスリム幅54cm「まんなか野菜」
◆「チルドルーム」採用3ドアタイプ
◆手動製氷(「どこでもアイスセット」つき)
・寸法(約):幅540×奥行655×高さ1,520mm
・家族構成の目安:1~2人
・年間電気代目安:8,720円(税込)
3ドア冷蔵庫のおすすめ関連商品
ここでは、3ドア冷蔵庫といっしょに使うと便利な、おすすめの関連商品をご紹介します。庫内のにおいを軽減する消臭グッズや、冷蔵庫の下に敷いて傷と汚れから床を守るプロテクトマットなど、必要に応じて用意しましょう。
消臭グッズ:庫内の不快なにおいを軽減する
庫内の不快なにおいを軽減するために役立つのが、消臭グッズです。冷蔵庫は、庫内にこぼれた食材や料理の汚れ、カビなどが原因で、嫌なにおいが発生することがあります。
消臭グッズは、活性炭や備長炭などを用いて、においの元となる成分を吸着するものが一般的で、庫内に入れておくだけで効果を発揮します。冷蔵室用や冷凍室用、野菜室用の消臭グッズがありますので、用途に応じて選びましょう。

プロテクトマット:床へのダメージや汚れを防ぐ
プロテクトマットは、冷蔵庫の下に敷いて、くぼみや傷、腐食といった床へのダメージを軽減するほか、冷蔵庫の下に食べ物・飲み物をこぼしたときの汚れを防ぐのに役立つアイテムです。
賃貸住宅の場合には、床が冷蔵庫の重さでダメージを受けると、退去時に修繕費用を請求されることもあるため、プロテクトマットの使用をおすすめします。

冷蔵庫浄水フィルター:氷のにおいが気になる場合は交換する
冷蔵庫浄水フィルターは、自動製氷機能を持つ冷蔵庫のタンクに搭載されているパーツです。水道水に含まれる不純物をフィルターで除去することで、清潔でおいしい氷を作ることができます。
自動製氷機能を使い続けて氷のにおいが気になり始めたときには、冷蔵庫浄水フィルターを交換してください。なお、各メーカー・モデルによって、専用の冷蔵庫浄水フィルターは異なります。対応機種を必ず確認してから購入しましょう。

3ドア冷蔵庫は、家族の人数とライフスタイルに合ったモデルを選ぼう
3ドア冷蔵庫を選ぶ際には、家族の人数やライフスタイルに合ったモデルを選ぶことが大切です。容量やドアの開き方、収納室の配置、省エネ性能、サイズなどしっかり確認して、候補となるモデルを絞り込んでいきましょう。
メーカーやモデルごとに異なる便利な機能もチェックして、利用シーンを想像しながら最適な一台を探してみてください。