
【おすすめ】セカンド冷凍庫の比較&選び方!人気のメーカーもご紹介
2025.6.21[更新]
セカンド冷凍庫とは、メインの冷蔵庫に備えられた冷凍室とは別の、独立した冷凍庫のこと。ここ数年、セカンド冷凍庫の人気が高まっています。今回は、セカンド冷凍庫の人気の理由やモデル選びのポイントのほか、人気メーカーについて解説。さらに、Joshin web の家電担当者が選んだ、おすすめのセカンド冷凍庫もご紹介します。

Joshin web 家電担当者「青汁」が、セカンド冷凍庫のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
セカンド冷凍庫が人気の理由
冷凍食品の進化は目覚ましく、最近は電子レンジで温めるだけで、本格的なレストランの料理が家で楽しめるようになっています。また、共働き世帯が増加するにつれ、週末に食事を作り置きするホームフリージングも普及しています。そんな中、人気が高まっているのがセカンド冷凍庫です。
冷凍食品や作り置きのおかず、野菜や肉などの食材をまとめて冷凍保存しておけば、レンジで解凍するだけで、いつでも温かい食事が可能に。買い物に出る回数や調理時間を減らせるほか、安売りの日に多めにまとめ買いをすることで、食費を節約する効果も期待できます。セカンド冷凍庫の導入は、多くのメリットがあるのです。

大きな冷凍室を備えた冷蔵庫も数多くありますが、冷凍食品や作り置きをよく利用される方は、セカンド冷凍庫の検討をおすすめします。
セカンド冷凍庫を選ぶ際のポイントとは?
セカンド冷凍庫を選ぶ際には、チェックしておきたいポイントがいくつかあります。うっかり見落としてしまうと、後々困ったことにもなりかねません。あらかじめチェックリストを用意しておいて、ご自宅に合ったモデルを探してみましょう。
容量:設置場所との兼ね合いも考える
セカンド冷凍庫は、30L 程度のコンパクトなものから、100L を超える大型のものまで、ラインナップが豊富。「大は小を兼ねる」といいますが、置き場所のことも考えなくてはなりません。まずは、セカンド冷凍庫の設置スペースを決めて、そこに置ける大きさモデルの中から大容量のものを選ぶのがベストです。
セカンド冷凍庫の容量は、カタログ上は「定格内容積」として「冷凍室:144L<104L>」というように表示されます。この場合、144L というのは、庫内のトレイや引き出しをすべて外した容量で、実際に食品を収納できるスペースの大きさは、<>で囲んだ104L となります(メーカーによっては、この数字を「食品収納スペース目安」として表示していることもあります)。「数字だけでは、どれくらい食材が入るのかわかりにくい」という方は、ご自宅のメイン冷蔵庫の冷凍室と比較してみてください。モデルにもよりますが、容量が500~600L くらいの冷蔵庫は100~150L 程度、容量が300~400L くらいの冷蔵庫は60~80L 程度の冷凍室を備えています。メイン冷蔵庫と比べることで、どれくらいの食品が入るかイメージできるでしょう。

設置スペース:本体サイズ+αのスペースが必要
セカンド冷凍庫は、置き場所も検討しなくてはなりません。セカンド冷凍庫は排熱量が大きいため、壁に沿って設置する場合は、本体の周りに排熱スペースが必要です。壁からどれくらい離して置けば良いのかは、モデルによって異なるので、カタログやメーカーのウェブサイトでご確認ください。また、ドアが上方に開くモデルの場合は、セカンド冷凍庫の上方に十分なスペースがないと、使いにくくなります。そのほか、コンセントの位置と距離、アース接続ができるかどうかもチェックしてください。
セカンド冷凍庫を台所に置ければ使い勝手は良いのですが、レンジや炊飯器などの電機機器が多い台所では、コンセントが足りないということも多いはず。だからといってタコ足配線にしてしまうと、電気事故や安全ブレーカーが落ちやすくなることにもつながります。こうした場合はリビング、あるいは電気機器が少ない寝室に置くのもひとつの方法です。

ドアの開き方:置き場所と使い方に合わせて選択
セカンド冷凍庫のドアは、上に開ける上開きと、前方に開く前開きの2種類があります。使い勝手にも影響する部分ですので、設置する場所やご自身の使い方に合わせて選ぶことが大切です。
上開き
上開きのセカンド冷凍庫は、自動車のトランクルームのように、ドア全体が上に開きます。大型のセカンド冷凍庫によく採用されている方式で、チェストタイプとも呼ばれます。上開きのセカンド冷凍庫は、大型の食品を収納しやすく、本体の前にドア開閉のためのスペースが必要ありません。また、ドアを開けても冷気が逃げにくいという特⾧があります。
一方で、庫内をきちんと整理しておかないと、どこに何があるのかがわかりにくいことや、庫内に深さがあるため食材の出し入れがしにくいことなどが難点です。

前開き
前開きのセカンド冷凍庫は、一般の冷蔵庫と同様にドアが前に開くタイプです。前開きのセカンド冷凍庫は、庫内がいくつかのトレイで仕切られていて、何がどこにあるのか見やすく、出し入れしやすいように配慮されています。
また、設置スペースが小さくて済むスリムタイプのモデルや、インテリア性の高いデザインモデルなどがあるのも特⾧。一方で、本体の前にドア開閉のためのスペースが必要です。さらに、設置場所の環境とドアの開く方向が合わないと、ドアが全開にしにくいなど使い勝手が悪くなります。


ドアを上開きにするか、前開きにするかは、使い方によっても変わります。市販の冷凍食品や作り置きを保存することが多い方は、整理しやすく出し入れしやすい前開きを、大量の食品や大きなブロック肉、丸ごとの魚などを扱うなら、上開きがおすすめです。
冷却方式:コストと性能のバランスで選ぶ
セカンド冷凍庫の冷却方式には、ファン式と直冷式があります。それぞれに⾧所も短所もありますから、どちらを選ぶべきか、あらかじめ検討しておきましょう。
ファン式
ファン式は、一般の冷蔵庫にも広く使われている方式で、別名「間冷式」とも呼ばれます。庫外に取り付けた冷却器にファンで風を送り、その冷気を庫内に循環させる仕組みです。庫内に霜がつきにくいので、お手入れの手間が少ないのがメリット。
また、冷気を循環させることで、庫内をムラなく冷やすことができます。ただし、冷却器の分だけ本体サイズが大きくなりがちで、本体価格も高めです。

直冷式
直冷式は、冷凍庫内の最上部に取り付けた冷却器から、自然落下した冷気で冷やす方式です。本体を小型化しやすいほか、冷却にファンを使わないため動作運転音が小さく、消費電力の面でも有利です。
一方で、庫内に温度ムラが生じやすいことや、庫内についた霜を取る作業が必要なこと、ファン式に比べると冷却スピードが遅いことなどが難点といえます。

天板:耐熱仕様なら、電子レンジもOK
前開き式のセカンド冷凍庫の多くは、天板(トップテーブル)に物を置くことができます。フリーザーバッグやアイスペールなど、冷凍庫関連でよく使うアイテムを並べておくと便利です。
また、耐熱仕様の天板を備え、耐荷重性の高いモデルなら電子レンジを載せておき、セカンド冷凍庫から取り出した食品をそのままレンジへ…という使い方も可能。ただし、「天板に一切物を置かないでください」というセカンド冷凍庫もあるので、購入前にご確認ください。

温度調節機能:冷凍以外の使い方もできる
一般的に、セカンド冷凍庫の庫内温度は-20~-18℃程度となりますが、庫内温度を調節できる機能を持つモデルもあります。幅広い調整範囲を持つモデルなら、-3~0℃に設定して、凍る直前の状態で保存できるパーシャル庫として使ったり、3~8℃に設定して野菜庫として使ったりなど、冷凍庫以外の使い方も可能です。
静音設計:騒音が気になる方は40dB 以下のモデルを
セカンド冷凍庫は、コンプレッサーやファン、自動霜取り機能などの動作音が発生します。これらを「うるさい」と感じるかは環境によって異なります。モデルにもよりますが、カタログやメーカーのウェブサイトには、その商品の動作音が「dB(デシベル)」という単位で表示されていることがあります。
セカンド冷凍庫の音が気になる方は、この数値が40dB 以下のものを選ぶのがおすすめ。これは、人のささやき声程度の騒音レベルです。また、セカンド冷凍庫をリビングや寝室に置くのであれば、動作音が25dB程度の静音設計モデルをおすすめします。
そのほかの便利機能:利用シーンに合わせて必要な機能を検討
セカンド冷凍庫には、さまざまな機能を搭載したモデルもあります。そうした機能は、いずれもセカンド冷凍庫をより便利に使うためのものばかり。ただし、あれもこれもと欲張っても、結局その機能を使わなかったということでは意味がありません。
ご自身の利用シーンをイメージして、必要な機能を検討することが大切です。ここでは、セカンド冷凍庫に搭載されている主な便利機能についてご紹介します。
急速冷凍機能
食品の質を落とさず、鮮度を⾧く保ちたいなら、急速冷凍機能付きのセカンド冷凍庫がおすすめ。短時間のうちに食品を一気に冷却して凍らせることで、組織や細胞が壊れるのを抑え、栄養素の流出や食感が損なわれるのを防ぐことができます。

温度表示機能
セカンド冷凍庫に常温の食材などをしまうと、庫内温度が上がります。こうした温度の上下は、食品の質に影響することも。温度表示機能があれば、庫内温度が適切かどうかを簡単にチェックできます。

省エネ性(消費電力)
セカンド冷凍庫は、一度電源を入れたら、基本的に電源を落とさず稼働させ続ける家電です。そのため、省エネ性能の高低は、そのまま年間の電気代に直結します。
冷凍庫は、資源エネルギー庁が定めた「統一省エネラベル」の対象品目のひとつ。省エネ性の高いモデルを探すなら、緑色の統一省エネラベルを参考に、比較検討することをおすすめします。


機能性の高いモデルは、便利ですが高価になりがちです。ご自身の利用シーンをイメージしてみて、どの機能が必要なのか絞り込むことをおすすめします。
メーカー別・セカンド冷凍庫の特長
セカンド冷凍庫を製造・販売しているメーカーはたくさんありますが、どのメーカーも個性的で、搭載された機能や特⾧にその企業の持ち味が表れています。ここでは、人気のあるセカンド冷凍庫メーカー2 社についてご紹介しましょう。
アクア:デザイン性と機能性を両立
冷蔵庫や洗濯機など、いわゆる「白物家電」に強いメーカーのアクア。セカンド冷凍庫は、スタンダードタイプにコンパクトタイプ、上開きのチェストタイプとラインナップが豊富です。
同社のセカンド冷凍庫の特⾧はデザイン性の高さだけでなく、機能性も優れていること。例えば、幅36cmですっきり置けるスリムモデルは105L もの容量があり、整理しやすく取り出しやすい4 段の引き出しを備えています。

ハイアール:業界トップクラスのラインナップの豊富さ
中国のグローバル企業グループの中核を担う電機メーカー、ハイアール。同社のセカンド冷凍庫は、業界トップクラスのラインナップをそろえています。
上開きと前開き、容量や本体サイズ、ファン式と直冷式など、さまざまな要望に合致する製品がきっと見つかるでしょう。また、「庫内を急激に冷やすと、庫内外の気圧差でドアが開けにくくなる」というユーザー意見を反映させたハンドルつきモデルや、-15℃から超低温の-50℃まで設定可能なモデルなど、機能性に優れた機種が多いのも特⾧。普段使いのニーズに合わせて、庫内が引き出しタイプになっているモデルが多くなっています。

Joshin web 家電担当者が厳選!おすすめのセカンド冷凍庫
ではここで、プロがおすすめするセカンド冷凍庫をご紹介しましょう。いずれも Joshin web の家電担当者によるセレクト。ご自身の用途にピタリと合った一台が、きっと見つかるはずです。
- 会員様web価格 43,191円 (税込)最短 6月24日( 火 ) に配送・設置致します2021年11月 発売◆ホームフリージングに便利な急凍機能◆引き出し式バスケット(4段)◆耐熱トップテーブル
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・霜取方式:自動
・年間電気代目安:9,860円(税込) - 会員様web価格 41,390円 (税込)4,139 円相当(10%) ポイント進呈最短 6月24日( 火 ) に配送・設置致します2022年02月 発売◆つけかえどっちもドア◆冷蔵・冷凍切替モード◆耐熱100℃のトップテーブル
・寸法:幅495×奥行598×高さ1,150mm
・霜取方式:自動
・年間電気代目安:9,130円(税込) - 会員様web価格 49,509円 (税込)最短 6月24日( 火 ) に配送・設置致します2024年10月 発売◆場所を選ばず置ける、幅48cmのスリムタイプ
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◆小物類の保存に便利な扉ポケット
・寸法:幅480×奥行586×高さ1,291mm
・霜取方式:自動
・年間電気代目安:-円(税込) - 会員様web価格 64,890円 (税込)最短 6月24日( 火 ) に配送・設置致します2024年11月 発売◆収納アイテムの幅が広がる大きな引き出し
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・霜取方式:自動
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・年間電気代目安:-円(税込) - 会員様web価格 21,636円 (税込)最短 6月24日( 火 ) に配送・設置致します◆収納便利な前開きタイプ◆4つの新引き出し式、プラスチックバスケット◆耐熱100℃、耐荷重20Kgテーブル
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・霜取方式:手動
・年間電気代目安:5,270円(税込) - 会員様web価格 44,586円 (税込)最短 6月24日( 火 ) に配送・設置致します2018年05月 発売◆開閉ラクラククリップハンドル◆まとめ買いした食材もたっぷり冷凍保存「大容量200Lタイプ」◆5面からスピーディーに食品を包み込んで冷却「急速冷凍機能」
・寸法:幅956×奥行715×高さ829mm
・霜取方式:手動
・年間電気代目安:8,100円(税込)
セカンド冷凍庫で食生活を豊かに
メインの冷蔵庫に冷凍室があったとしても、それとは別にセカンド冷凍庫を用意すると、毎日の食事が変わります。忙しい朝に冷凍食品を活用したり、週末にホームフリージングを楽しんだりと、活用場面はたくさん。短時間でおいしい一皿が作れるようになるので、冷凍スペースの大きさは、食生活の豊かさにつながるといえるでしょう。
ご自身の使い方に合ったセカンド冷凍庫を見つけて、日々の食生活を豊かに彩ってください。