
【おすすめ】小型洗濯機の比較&選び方!人気のメーカーもご紹介
2025.3.16[更新]
日々の生活に欠かせない家電製品のひとつに洗濯機が挙げられます。泥や油など汚れのひどい衣類が多い家庭では、普段から洗濯機を使っていて、「もう一台洗濯機があったら便利そう」「サブの洗濯機があれば予洗いが楽になるのでは」と感じたことがあるかもしれません。そんなときに重宝するのが小型洗濯機です。この記事では、小型洗濯機のメリットやタイプ別の特⾧をわかりやすく解説します。さらに、Joshin web の家電担当者が選んだおすすめモデルをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

Joshin web 家電担当者「パオ村さん」が、小型洗濯機のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
洗濯の悩みを解消してくれる小型洗濯機
小型洗濯機とは、一般的な洗濯機よりもコンパクトで、洗濯、脱水など必要最低限の機能のみ搭載している洗濯機のことです。簡易洗濯機やミニ洗濯機、ポータブル洗濯機と呼ばれることもあります。
日頃のお洗濯でペット用品や汚れのひどい靴下・衣服などを、家庭用洗濯機でほかの洗濯物といっしょに洗っていいものかどうか、悩んだことはないでしょうか。小型洗濯機があれば、こうした洗濯物をほかのものと分けて洗うことができます。スポーツをしているお子さまがいるご家庭など、洗濯物が多い場合に便利な洗濯機です。また、一人暮らしなど洗濯物が少ない単身世帯では、メイン洗濯機として使用することができます。
小型洗濯機のメリット
小型洗濯機は通常の洗濯機よりコンパクトで、洗濯・すすぎ・脱水など基本的な機能を備えている洗濯機のこと。置き場所も取らず、サブ洗濯機として購入する方が増えています。また、電力を使わないタイプもあるので、災害時の洗濯に使うことも可能です。ここでは、小型洗濯機のメリットについて解説します。
持ち運びできてコンパクトに収納できる
小型洗濯機はコンパクトで軽量のため、持ち運びが可能です。一般的な洗濯機は、一度設置したら設置場所を変えることはまずありません。一方、小型洗濯機であれば1人でも楽に持ち運びができ、風呂場やベランダなどさまざまな場所で使用できます。
また、コンパクトな設計のため収納場所に困らないという点も、メリットのひとつです。使用しないときには、脱衣所やクローゼットなどの空いたスペースに収納しておくことができます。必要なときだけ取り出して使用できるのは、小型洗濯機ならではの特⾧といえます。

普通の洗濯機では洗いづらいものを洗える
普通の洗濯機でほかの洗濯物といっしょに洗うのをためらうようなものでも、小型洗濯機なら分けて洗えます。例えば、靴や布マスクなどは、衛生面から衣類などとは分けて洗いたい場合があります。また、油が付着した作業着や泥がついた靴下なども、ほかの洗濯物に汚れが移ってしまわないか心配でしょう。そのようなときに小型洗濯機があれば、汚れがひどいものを洗う専用の洗濯機として役立ちます。
また、モデルによっては野菜が洗えるものも!泥まみれの根菜類も一気にきれいに!

サブ洗濯機として便利
小型洗濯機をサブ洗濯機として活用すると、さまざまな用途に合わせて使い分けができます。例えば、洗濯物が多いときには、洗濯機と並行して小型洗濯機を使用することで時短につながります。赤ちゃんの衣類のように、通常の洗濯物とは洗剤を分けて洗いたいものも、小型洗濯機があれば同時進行で洗えるでしょう。また、汚れがひどい洗濯物は、小型洗濯機で予洗いをしてから普通の洗濯機で洗う、といったこともできます。
このように、洗濯機を補うサブ洗濯機として活用することで、便利な使い方ができる点が小型洗濯機のメリットです。

電気が使えないときでも洗濯できる
小型洗濯機には、手動式のものもあります。電源を必要としないため、災害時などで電気が使えないときでも、水と洗剤があれば洗濯することが可能です。必要最小限の機能のみを搭載した、小型洗濯機ならではのメリットといえます。なお、電動式の小型洗濯機は、通常の洗濯機と同様、電源がなければ稼働しません。災害時の洗濯も想定するかどうかによって、手動式と電動式のどちらを選ぶべきか選択肢が分かれるでしょう。

洗濯機に比べて使用する水が少ない
小型洗濯機は本体サイズだけでなく、洗濯槽の容量も小さいため、一般的な洗濯機と比べて1回あたりの洗濯に使用する水が少なくて済みます。洗濯物が少ないときでも洗濯機を使用する場合、一定量の水を消費するのは避けられません。これは、洗濯機の構造上、洗濯物が浸かる程度の水を洗濯槽に溜める必要があるためです。ですが、小型洗濯機であれば、少量の水で洗濯を済ませることができます。節水できるのはうれしいメリットです。


特に冬場など、水が冷たく感じる時期は、小型洗濯機があるとかなり便利です。これまで手で予洗いをしていた方は、予洗い専用のサブ洗濯機として小型洗濯機を取り入れてみてはいかがでしょうか。
小型洗濯機のタイプは大きく4つ
小型洗濯機は、大きく分けて「バケツ型」「1槽式」「2槽式」「手動式」の4タイプがあります。ライフスタイルや使い方によって適したタイプは異なるため、それぞれの特⾧をご紹介しましょう。
バケツ型:コンパクトで持ち運びがラク
バケツ型とはその名のとおり、バケツのような形状をした電動式の小型洗濯機です。小型洗濯機の中でも特にコンパクトな設計のものが多く、構造もシンプルなため持ち運びがラクで使い勝手が良いのが特⾧。洗濯終了後はそのまま洗濯カゴとして使えるものもあり、洗濯物を干し場へ運ぶ際にも便利なつくりになっています。一方で、バケツ型の小型洗濯機の中には、脱水機能を搭載していないタイプも。バケツ型小型洗濯機を選ぶ際には、脱水機能が搭載されているかどうかを確認した上で、購入することをおすすめします。また、コンパクトな設計のため、洗濯容量にも限りがある点に注意が必要です。衣類など大型の洗濯物には対応できないものもあります。
同じ1槽式小型洗濯機でも、モデルによって搭載している機能は異なります。購入を検討する際には、必要な機能や想定している洗濯物に合わせて選ぶことをおすすめします。

1槽式:洗い・すすぎだけでなく靴を洗えるモデルも
1槽式とは、洗濯槽一槽のみで構成された電動式の小型洗濯機です。洗い・すすぎ機能のみを備えたシンプルなモデルをはじめ、付属のカゴをセットすることで脱水機能が利用できるタイプなどもあります。中には、専用のブラシをセットすることで靴を洗えるものもあり、お子さまの上履きなどを洗うのに便利です。
2槽式:洗浄力や脱水力を重視する方におすすめ
2槽式とは、洗濯槽と脱水槽が分かれているタイプの電動式の小型洗濯機です。洗濯が終わったものを、洗濯槽から脱水槽へ次々と移していくことにより、洗いと脱水を同時並行で進められます。少量の洗濯物を洗って脱水までしたい場合や、汚れがひどい洗濯物だけをつけ置き洗いしたい場合など、用途によって使い分けができます。
2槽式小型洗濯機は、バケツ型や1槽式と比べて、脱水槽の高速回転に対応しているモデルが多いのも特⾧。洗浄力や脱水力を重視する場合には、2槽式のほうが適しています。ただし、2槽式は小型洗濯機の中でも、比較的大型のモデルが多いのが難点です。持ち運びしづらいサイズのものも少なくないのがデメリットといえます。 とはいえ手動タイプや折り畳みタイプより大きいので、色写りが気になるパーカーやジーンズなどを洗うのにもおすすめです。

手動式:電気代がかからず小型で軽量
手動式とは、電源を必要としない手回し式の小型洗濯機です。電動式と比べてシンプルな構造のため、小型で軽量のモデルが多い傾向があります。また、電気代がかからないことや、電気が使えない場所でも洗濯できる点が大きなメリットです。
例えば、キャンプに出掛ける際に手動式小型洗濯機を車に積んでおけば、汚れた衣類を出先で洗濯してまた着たり、付着した汚れがしみになる前に洗ったりといった対応ができます。また、災害時など大規模な停電が発生した際にも、水と洗剤さえあれば問題なく洗濯ができます。アウトドアが好きな方や、災害に備えておきたい方におすすめのモデルです。

小型洗濯機を選ぶ際のポイントとは?
小型洗濯機を選ぶ際には、どのような点を重視すれば良いのでしょうか。主な選定ポイントとして、「洗濯容量」「本体のサイズや重さ」「搭載されている機能」の3点が挙げられます。
洗濯容量:洗濯物の量に合ったモデルを選ぶ
一度に洗ったり脱水したりできる容量は、小型洗濯機のモデルによって異なります。想定している使い方に応じて、適した容量のモデルを選ぶことが大切です。例えば、靴下などの小物を中心に洗いたいのか、洋服などサイズの大きいものを洗いたいのかによって、必要な容量は違います。
なお、洗濯の容量と脱水の容量は必ずしも同じとは限りません。モデルによっては、洗いよりも脱水の容量のほうが小さいケースもあります。洗いと脱水をセットで行いたい場合には、小さいほうの容量を基準に購入すべきモデルを選ぶことが大切です。1日に出る洗濯物の量は1人あたり約1.5kgといわれていますので、必要な容量を試算しておくといいでしょう。

本体のサイズや重さ:設置スペース、使用想定を確認
本体のサイズや重さは、小型洗濯機を選ぶ上で必ずチェックしておきたいポイントです。小型洗濯機といっても、モデルによっては比較的大型のものや持ち運ぶにはやや重いものもあります。設置・収納スペースが限られていたり、持ち運んで使ったりしたい場合には、事前に確認してください。
小型洗濯機の本体サイズや重さは、前述の洗濯容量とも密接に関わっています。洗濯容量が大きくなるほど、本体サイズも大きくなりがちです。また、洗濯・すすぎ・脱水を自動で行う全自動機能を備えたモデルの場合、小型洗濯機といっても普通の洗濯機と同様に設置スペースが必要です。防水パン(水漏れを防ぐ樹脂製の土台)のサイズや水道・排水口の位置など、あらかじめチェックしておきましょう。

搭載されている機能:想定している使い方に必要な機能を選ぶ
小型洗濯機に搭載されている機能に関しても、十分確認しておくことをおすすめします。例えば、脱水機能を搭載しているモデルでも、脱水時に専用のカゴに移し替える必要があるのかなど、実際の使い方を確認しておくことが大切です。給水回数・すすぎの回数などもモデルによって異なるため確認しておくと安心です。また、洗濯機の脱水能力は槽の回転速度によって決まります。しっかりと脱水してから干したい場合には、高速回転が可能なタイプを選ぶといいでしょう。洗濯後の排水を自動で行う機能を搭載したモデルなら、本体を傾けて排水する手間を減らしてくれます。
このほか、モデルによっては乾燥機能を備えているものや、設定した時間で運転が止まるタイマー機能を搭載しているものもあります。想定している小型洗濯機の使い方を踏まえて、必要な機能に優先順位をつけ、希望する機能を備えたモデルを選んでください。


シンプルなつくりに見えるバケツ型小型洗濯機であっても、家電リサイクル法の対象になるモデルがあります。例えば、本体を傾けることなく排水が可能な「排水機能」を備えたモデルは、廃棄時にリサイクル料金が必要です。小型洗濯機を選ぶ際には、家電リサイクル法の対象かどうかも注意しましょう。
Joshin web 家電担当者が厳選!おすすめ小型洗濯機
電源がいらない手動式からハンディタイプまで、さまざまなモデルがそろった小型洗濯機。種類が多くて迷ってしまう方に、Joshin web 家電担当者が厳選したおすすめ小型洗濯機をご紹介します。
- 会員様web価格 19,800円 (税込)「おひとり様1点」お届け:2~3週間2023年07月 発売
- ◆分け洗い洗濯に最適なコンパクト2槽式洗濯機
◆3日分(1人)の肌着・下着・靴下が十分に洗えます - 会員様web価格 8,480円 (税込)848 円相当(10%) ポイント進呈最短 6月23日( 月 ) 出荷
- ◆ハンドル一周で洗濯物が5回転◆避難時や停電時にも活躍!◆洗濯物の予洗い・別洗いに
・寸法:直径340×高さ343mm(最大値)
さまざまな場面で活用できる小型洗濯機を導入しよう
コンパクトで軽量なモデルが数多くあり、サブ洗濯機としても活用できる小型洗濯機。分けて洗いたい洗濯物がある方や、少量の洗濯物を洗いたい方におすすめです。停電が発生した際にも利用できる手動式小型洗濯機が一台あれば、災害などの際にも衣類を清潔に保てます。さまざまな用途に活用できる小型洗濯機を、2台目の洗濯機として導入してみてはいかがでしょうか。タイプ別の特⾧のほか、洗濯容量や本体サイズ・重さ、搭載されている機能などをしっかりチェックして、用途や目的に合った最適な小型洗濯機を探してみてください。
スタッフが使ってみました
便利な家電をスタッフが実際に使ってレポート!
気になる商品のレポートをチェックし、購入前の参考にご活用ください。
最新の家電の試用レポートはこちら!