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【おすすめ】衣類スチーマーの比較&選び方!人気のメーカーもご紹介

【おすすめ】衣類スチーマーの比較&選び方!人気のメーカーもご紹介

2024.12.14[更新]

ここ数年で普及してきた衣類スチーマーは、アイロンとは違った特性を持つため、「うまく使いこなせない」という方もいます。また、アイロンがあるからスチーマーはいらないと思っている方もいるでしょう。ここでは衣類スチーマーの特長や使い方のコツ、選ぶポイントなどについてご紹介します。

担当者
タコめし

Joshin web 家電担当者「タコめし」が、衣類スチーマーのポイントやおすすめモデルを紹介いたします!

衣類スチーマーとは、スチームアイロンの一種

衣類スチーマーとは、熱い蒸気をあてることで衣類のしわを伸ばす商品で、スチームアイロンの一種となります。アイロンと違うところは、衣類をプレスしないためにアイロン台が不要なことと、シャツなどをハンガーにかけた状態で使えるという点です。また、使用可能な温度になるまでの立ち上がり時間が短く、高温のスチームを連続噴射できるため、短時間でしわ伸ばしができます。ですが、アイロンのように圧力をかけてしわを伸ばすわけではないので、パリッとしたプレスのような仕上がりは望めません。その代わり、ふんわりと仕上げることができるので、やわらかな素材やドレープのあるおしゃれ着などに適しています。ほかにも、衣類スチーマーには下記のような特長があります。

手軽に使えて場所もとらない

衣類スチーマーの特長は手軽さで、思い立ったときに手早く使えるのが良いところです。アイロン台もいりませんので、サッと取り出してシャツでもジャケットでも、ハンガーにかけたままで使えます。もちろん、アイロン台の置き場所も心配する必要がありません。

手軽に使えて場所もとらない

高温のスチームで、消臭・除菌効果も

衣類スチーマーは、しわ伸ばしだけでなく、消臭・除菌効果も期待できます。衣類に染みついたにおいは、脱臭効果のある洗剤や柔軟剤を使えば改善されますが、ジャケットのように簡単に洗えないものもあります。また、各種の除菌・消臭スプレーでは、少々力不足の感があります。そんなときこそ、衣類スチーマーの出番です。衣類スチーマーから吹き出す高温の蒸気には高い脱臭効果があり、たばこや焼き肉のにおい、汗臭さ、加齢臭まで、あらゆるにおいを軽減してくれます。また、高温のスチームによる除菌効果によって、繊維の奥や縫い目にとりついた雑菌も、まとめて撃退してくれます。しわを伸ばして見た目を整えるだけでなく、消臭・除菌で清潔感も演出できるのは、衣類スチーマーの大きな特長です。

高温のスチームで、消臭・除菌効果も
担当者
タコめし

きっちりした折り目やハードな仕上がりを求めるならアイロン、風合いを活かしたやわらかな仕上がりなら衣類スチーマー。それぞれの特性を知って、使い分けるのがおすすめです!

衣類スチーマーを選ぶ際のポイントとは?

衣類スチーマーは、いくつものメーカーからさまざまな製品が登場していますが、何を基準に選べばいいのかわからない方もいらっしゃるでしょう。家電を選ぶ際には、「自分にはどのような機能や性能が必要なのか」を見極めておき、それに合ったモデルを見つけることが大切です。ここでは、衣類スチーマーを選ぶ際のポイントを挙げておきますので、これらの点を確認しながら最適なモデルを選んでください。

製品のタイプ:スチーム専用タイプか2WAYタイプか

衣類スチーマーには、スチーム専用タイプと、アイロンとしても使える2WAYタイプがあります。どちらが良いかは使い方によって違いますから、使用シーンをイメージしながら検討してください。

スチーム専用タイプ

スチーム専用タイプは、スチームに特化したモデルです。スチーム量が豊富で、継続的に大量のスチームを吹き出せるモデルが多く、高い消臭・除菌効果を期待できます。また、軽く持ちやすく、取り回しがしやすい製品が多いです。アイロンでプレスしたような、ぴっちりとした仕上がりは望めませんが、しわを取った上でふんわりと仕上がるため、おしゃれ着のお手入れや外出前の短時間でお手入れしたいというニーズに最適です。

スチーム専用タイプ

2WAYタイプ(アイロン兼用)

2WAYタイプは、本体底部の平面からスチームが吹き出すようになっているため、スチームアイロンとしても使える兼用モデルです。普段は衣類スチーマーとして手軽に使い、ぴっちりした折り目をつけたい場合にはアイロンとして使うなど、素材や目的に合わせて使い分けられます。ですが、2WAYタイプはスチーム専用タイプと比較すると、スチーム量が少なかったり、スチームの持続噴出時間が短かったりという弱点もあります。

アイロン兼用タイプ

タンク容量と本体重量:持続時間と重さの兼ね合いが重要

衣類スチーマーは本体内に水を溜めておくため、水タンクの容量がスチームの持続時間に直結します。どれほどパワフルなスチームを吹き出せても、あっという間にタンクが空になってしまっては意味がありません。ですが、容量は大きいほど良いかというと、そうでもありません。水タンクが大きければそれだけ本体も大きくなりますし、重さも増すために扱いにくいです。通常、水タンクの容量は「ml」で、スチームの持続時間は「分・秒」で表示されています。使い方にもよりますが、5分以上の連続噴出ができれば問題にはならないはずなので、本体重量と合わせて確認しておきましょう。

タンク容量と本体重量:持続時間と重さの兼ね合いが重要

スチーム量:噴出量が多ければ、パワフルなしわ取りが可能に

持続時間とともに重要なのが、スチームの噴出量です。これは「g/分」で表され、1分あたり何gの水をスチームとして吹き出せるかを示します。この数値が大きいほど、パワフルなスチームを吹き出すことができ、しわ取りを手早く済ませることができます。スチーム噴出量はモデルによって差がありますが、15g/分以上のものがおすすめです。もちろん、それ以下であってもしわ取り効果がないわけではありませんが、少々時間がかかります。なお、製品によってはスチームの連続噴射ができないモデルもあり、仕上がりまでにかなり時間がかかりますので注意してください。

スチーム量:噴出量が多ければ、パワフルなしわ取りが可能に

温度調整機能:温度調整ができると対応できる衣類の幅が広がる

衣類スチーマーを選ぶ上で、温度調整機能の有無も重要な要素です。衣類は、素材ごとに適した温度が違うもの。例えば、熱に弱いアクリルやポリウレタンなどに高温のスチームをあてると、テカリや縮みなどのダメージを与えてしまうことがあります。こうしたデリケートな素材の衣類には、110℃くらいの低温スチームが効果的。一方で、ポリエステルやナイロン、レーヨンなどには150℃までの中温、厚手の綿や麻などは、200℃近い高温のスチームをあてることで効果的にしわ取りができます。

高温・中温・低温という温度切り替えが可能な衣類スチーマーなら、一台でおしゃれ着からスーツまで、さまざまな衣類のお手入れに活用できます。なお、お手持ちの衣類がどの温度のスチームに対応しているかは、衣類のタグに記載されたアイロンマークをご確認ください。

温度調整機能:温度調整ができると対応できる衣類の幅が広がる

コードの有無:パワフルさか手軽さかを選ぶ

衣類スチーマーは高温のスチームを常に発生させるため、多くの電力を使います。そのため、コード付きの製品が多いのですが、コードレスモデルも存在します。一般的には、コード付きがパワフルな蒸気を連続して吹き出せるのでおすすめです。コードの長いものであれば、作業の邪魔にならないでしょう。コードレスは場所を問わずに使えるメリットがありますが、スチームの持続時間が短かったり、パワーが今ひとつだったりします。なお、数は少ないものの、コード付きモデルながらコードレスとしても使える、2WAYタイプの製品もあります。

コードの有無:パワフルさか手軽さかを選ぶ

立ち上がり時間:慌ただしい中で使うなら、短いほうが良い

立ち上がり時間とは、電源を入れてからスチーマーが使える状態になるまでの所要時間のこと。衣類スチーマーはアイロンよりも立ち上がり時間が短い傾向がありますが、衣類スチーマーは出勤前の慌ただしい時間に使うケースも多いので、立ち上がり時間は短いほどいいでしょう。現在、発売されているモデルの立ち上がり時間はさまざまで、短いものでは15〜30秒というものもあります。

担当者
タコめし

どれでも同じに見えるかもしれませんが、衣類スチーマーは意外と個性派揃いです。スチーム量や連続使用時間、コードの長さなど、いずれも使い勝手の良し悪しに直結しますから、しっかりチェックしてください!

メーカー別・衣類スチーマーの特長

衣類スチーマーを開発・製造しているメーカーはいくつもありますが、それぞれに独自の技術や特長があります。それらメーカーの中から代表的なものをご紹介しましょう。

パナソニック:個性的で豊富なラインナップが特長

パナソニックは、日本を代表する総合電機メーカーで、家電メーカーとしての長い歴史とノウハウを持ち、毎日の生活を便利にしてくれる数多くの製品を送り出しています。パナソニックは、アイロンと同様に衣類スチーマーも数多くのモデルをラインナップしており、大量のスチームでスピーディーに使えるモデルや、携帯性を高めて旅行や出張に持っていけるコンパクトモデルなどがあります。また、どんな角度で使っても安定したスチームを吹き出せる「360°パワフルスチーム」など、使い勝手の良い機能性も人気です。

パナソニック:個性的で豊富なラインナップが特長

ティファール(T-FAL):パワーと使いやすさを両立した個性派

フランス生まれのティファールは、フッ素樹脂加工を施したフライパンで知られていますが、その加工技術を活かしたアイロンや衣類スチーマーも製造しています。ティファールの最大の特長は豊富なスチーム量で、平均値で23g/分という噴出量は、他メーカーのモデルを圧倒しています。また、必要であれば約3倍のパワフルなスチームを瞬間的に吹き出すことも可能です。自立型の縦型フォルムは持ちやすく、重量バランスにも優れているため、上下左右に動かしても安定感があり、重さを感じさせません。3mを超える長めの電源コードも、使いやすさのポイントです。

ティファール(T-FAL):パワーと使いやすさを両立した個性派

ブルーノ:かわいいデザインと確かな機能性が人気

調理器具を中心に数多くの生活家電を扱うブルーノも、衣類スチーマーを発売しています。ブルーノの特長はデザインで、全4色のパステルカラーをまとった衣類スチーマーは、どんなお部屋にもマッチします。また、見た目は愛らしくても、スチーマーとしての機能は十分。大容量の水タンク、余裕の連続使用時間に加えて、衣類の種類によって交換できるヘッドカバーを同梱しています。手の小さな女性でも握りやすい細身のグリップに低重心の設計で、使いやすさも抜群です。

ブルーノ:かわいいデザインと確かな機能性が人気

日立:特長的な2モデルに絞ったラインナップ

生活に密着した数多くの製品を生み出す日立も、衣類スチーマーをラインナップしています。アイロンとしても使える連続スチームタイプと、強力なスチーム噴射で気になるしわを一気に伸ばす、ショットスチームタイプ(パワフルショットスチーム)です。いずれのモデルも、ダイヤ型のかけ面にスチーム噴出口を十字に配列し、吹き出したスチームが縦横の広範囲に広がるよう配慮されています。付属のブラシアタッチメントを使えば、デリケートな衣類でも、当て布なしでOKです。また、ほこりや毛クズなどを取り除くこともできます。

日立:特長的な2モデルに絞ったラインナップ

東芝:コードレスでも パワフルな連続スチームを実現

生活家電やキッチン家電、空調機器、音響機器など、幅広い電気製品の開発・製造を手掛ける東芝。同社の衣類スチーマーには、コードレスでの使用が可能で、プレスアイロンとしても使える2WAYタイプのモデルをラインナップしています。3段階の温度調節機能を備え、コードレス時でも最長約2分間のパワフルなスチーム持続噴出時間を発揮。コンセントの位置を気にせず使えるので、外出前の慌ただしい時間でも、ハンガーに掛けたままの衣類のしわを、サッと伸ばすことができます。

東芝:コードレスでも パワフルな連続スチームを実現

ツインバード:プロスタイリストの声を反映した衣類スチーマー

「ものづくりの街」として知られる新潟県燕市に本社を構える家電メーカー、ツインバード。30年以上前から衣類スチーマーを開発しており、映画やCM制作の現場で、プロのスタイリストにも愛用されています。アイロンとしても使用できる2WAYタイプのほか、旅行や出張にも持って行きやすい本体重量470gの超軽量モデルなど、ラインナップも豊富。軽さだけでなく、スチームをムラなく生地にあてる1秒1回の連続ショットなど、プロスタイリストやユーザーの意見をもとに開発した技術が詰め込まれています。

ツインバード:プロスタイリストの声を反映した衣類スチーマー

Joshin web家電担当者が厳選!おすすめ衣類スチーマー

ではここで、Joshin webの家電担当者がプロの視点で選んだ、おすすめの衣類スチーマーをご紹介しましょう。ご自身に最適な衣類スチーマーが、きっと見つかるはずです。

スチーム専用タイプのおすすめ衣類スチーマー

2WAYタイプのおすすめ衣類スチーマー

衣類スチーマーの効果的な使い方

衣類スチーマーは誰でも簡単に扱えるものです。しかし、スチームによってしわを伸ばす衣類スチーマーは、アイロンとは違った使い方をするので、その特性を知っておくことも大切です。ここでは、衣類スチーマーをより便利に、効果的に使うためのポイントをご紹介します。

アイロンと使い分ける

衣類スチーマーは高温の蒸気を繊維に吹きつけることで繊維をほぐしてしわを伸ばしますので、アイロンのようにのりの効いたワイシャツのような仕上がりにはなりません。一方で、自然な風合いを活かした、ふんわりとやわらかな仕上がりにできるため、ニット素材や綿のTシャツなどのしわ取りにはぴったりです。こうした違いを知っておき、アイロンと分けて使うのが衣類スチーマーの賢い使用法といえます。

アイロンと使い分ける

服の裏からスチームをあてる

スチームは非常に高温なので、あてすぎると生地を傷めてしまうこともあります。とはいえ、しっかりしわを伸ばすためには、十分に蒸気をあてなくてはいけません。そこで、「服の裏側からスチームをあてる」という技が使えます。裏側からスチームをかけると、服の表面にダメージを与えることなく、繊維にしっかり水分を与えられます。また、同時にしわの伸び具合を確認できますので、必要以上に時間がかかることもありません。短時間で効率良くしわ伸ばしをするなら、服の裏側からスチームがけをしましょう。

服の裏からスチームをあてる

アイロンミトンを使う

衣類スチーマーは、細かな部分のしわ取りが得意ではなく、袖部分はスチームをあてただけではしわが伸びてくれません。そんなときに便利なのが、アイロンミトンです。アイロンミトンは手のひらがすっぽり収まるほどの袋状の手袋で、耐熱仕様になっています。「手にはめて使うアイロン台」と考えても構いません。このアイロンミトンを手にはめて袖口に挿し込み、袖を広げながらスチームをあてると、細かなしわをきれいに伸ばすことができます。アイロンミトンは衣類スチーマーだけでなく、一般のアイロンにも使えますから、部分的なしわを伸ばしたいときなどに重宝するでしょう。ただし、アイロンミトンの中には、「スチーム不可」という製品もありますので注意してください。

アイロンミトンを使う

しわ部分を軽く引っ張りながらスチームをあてる

スチームをあてただけでは伸びてくれないしわは、しわの部分を軽く引っ張りながらスチームをあてます。パンツやワンピースの裾などにできる頑固なしわには、ぜひこの方法を試してみてください。ただし、あまり強く引っ張りすぎると、しわどころか生地が伸びてしまうので要注意です。

担当者
タコめし

ちょっとした工夫で、しわ取り効率を高めることができます。慣れれば5分程で、シャツ1着のお手入れができるようになりますよ!

衣類スチーマーの特性を活かして、アイロンと使い分けよう

衣類スチーマーは「しわを取る」という機能から、アイロンの代用品というイメージが強いようです。そのため、アイロンと同じようなパリッとした仕上がりを求める方もいます。ですが衣類スチーマーの機能は、圧力をかけることなく衣類にスチームをあて、繊維をふくらませてしわを取るものです。ですから、やわらかな素材や、アイロンが使いにくい衣類に抜群の効果を発揮してくれます。こうした特性を知ることで、衣類スチーマーは大いに役立ってくれるはずです。衣類スチーマーの特性を活かし、アイロンと上手に使い分けてください。

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