【おすすめ】二人暮らし向け洗濯機の比較&選び方!人気のメーカーもご紹介
2024.11.11[更新]
二人暮らしでの洗濯機選びは、一人暮らしの場合とは事情が少々異なります。それは、二人の生活スタイルによって、必要なサイズや機能が変わってくるからです。今回は、二人暮らし向けの洗濯機の選び方や人気メーカーのほか、Joshin web の家電担当者が選んだおすすめモデルをご紹介します。
Joshin web 家電担当者「パオ村さん」が、二人暮らし向け洗濯機のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
二人暮らし向け洗濯機を選ぶ際のポイントとは?
二人暮らし用の洗濯機を選ぶ場合、容量や機能よりも先に考えたいのが、お二人の生活スタイルです。例えば、お二人とも仕事をしていて平日の昼間は不在なら、洗濯は週末にまとめて片付けるか、夜間や早朝に行うことになります。このように、まずは生活スタイルから「いつ洗濯するか」を決め、そのニーズに合った容量や機能を備えた洗濯機を探すのがおすすめです。では、洗濯機を選ぶ際にどのような点に注目すればいいのか、チェックしたいポイントをご紹介しましょう。
洗濯機のタイプ:現在の主流は3タイプ
現在の洗濯機の主流は、「ドラム式洗濯機」「縦型洗濯乾燥機」「全自動洗濯機」の3種類です。いずれも一⾧一短があるので、それぞれの特⾧を知ることが大切です。
ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機(ドラム式洗濯乾燥機)は、前面にドアがついたタイプの洗濯機です。洗濯槽(ドラム)を回転させて、洗濯物を上から下へ落とす「たたき洗い」によって汚れを落とします。少ない水量で洗濯ができ、洗剤や柔軟剤も少量で済むため、ランニングコストを抑えられるのが特⾧。乾燥機能の優れたモデルが多く、洗濯物を干す手間がいらずに、乾燥まで一気に仕上げることができます。一方、本体価格は縦型と比べると高価になりがち。また、本体がやや大柄で、設置場所には十分なスペースが必要です。
縦型洗濯乾燥機
縦型洗濯乾燥機は、上部に蓋がついたタイプの洗濯機です。水流と遠心力を使った「もみ洗い」で、洗濯物同士をこすり合わせて汚れを落とします。洗浄力が高く、泥汚れなどのしつこい汚れに強いのが特⾧。つけ置き洗いもできるので、作業着やスポーツウェアを洗うことが多い方にもおすすめです。また、本体は比較的コンパクトで蓋が上に開くため、大抵の洗濯機置き場に設置できます。なお、乾燥機能は、一般的にドラム式洗濯機よりも劣る傾向があります。
全自動洗濯機
全自動洗濯機は、上部に蓋がついたタイプで、完全乾燥機能を搭載していない洗濯機です。洗濯物を完全に乾かすことはできませんが、モデルによっては、風の力で水分を飛ばして乾きやすい状態にする、簡易乾燥機能を備えたものもあります。乾燥機能以外の機能は十分なので、洗濯物を干すことが苦ではない方や、リーズナブルなモデルをお探しの方におすすめです。
容量:二人暮らしなら7〜8kgのモデルがおすすめ
一般的に、家族1人の1日分の洗濯物の量は1.5kgといわれます。ですが、シーツやタオルケットを洗うこともありますし、冬になれば厚手の衣類が増えます。ですから、容量にはプラス2kg程度の余裕を持たせるのがいいでしょう。
さらに、洗濯の頻度も重要。お二人とも、日中外出している上に帰宅が遅い場合、数日分まとめて洗濯することもあるはず。そうした事情も考えると、容量が7〜8kgのモデルがおすすめ。特に、縦型洗濯機の場合、8kgクラスはニーズが多いため、たくさんの選択肢があるのも魅力です。洗濯機は「大は小を兼ねる」家電です。置き場所に余裕があるなら、少し大きめのモデルを選ぶことをおすすめします。
本体サイズ:設置場所の寸法を測っておく
洗濯容量とともに、事前に確認しておきたいのが本体サイズ。せっかく購入した洗濯機が置けないということのないよう、事前に設置場所の寸法を測っておき、そこに置ける洗濯機を探すことが肝心です。洗濯機置き場に防水パン(洗濯機から床への漏水を防ぐための土台)が設置されている場合は、縦横の寸法(内寸)と排水口の位置、さらに防水パンから洗濯機用水栓(洗濯機に給水する蛇口)までの高さもチェックしておきましょう。
乾燥機能:洗濯物を外に干せないときの頼もしい味方
梅雨時など天気が悪い季節のほか、花粉や黄砂の時期、交通量の多い幹線道路沿いなど、「洗濯物を外干ししたいけれどできない」という事情をお持ちの方も多いはず。そうしたときに重宝するのが、乾燥機能です。一般的に、乾燥機能は縦型洗濯乾燥機よりもドラム式洗濯機のほうが強力です。また、乾燥機能は種類によって、乾燥能力や消費電力などが違います。それぞれの特性を知り、ご自身の用途に合ったものを比較検討してみてください。
ヒートポンプ式乾燥
ヒートポンプ式乾燥は、洗濯槽内の湿気を含んだ空気を吸って除湿した後、除湿時に発生する熱を使って温め、カラカラに乾燥した温風として洗濯槽に送り込むことで、衣類を乾燥させる方式です。60℃前後という比較的低温で乾燥させるため、衣類の傷みや縮みが少ないのが特⾧。また、使用する電気も控えめで、ふんわりと心地良い仕上がりになります。
ヒーター式乾燥
ヒーター式乾燥は、本体に内蔵されたヒーターを使って加熱した空気を、洗濯槽の中に送り込んで乾燥させる方式です。ヒートポンプ式よりも構造がシンプルなのでリーズナブルなほか、80℃前後の高温で乾燥させるので除菌効果も期待できます。ただし、高温の風により衣類の傷みや縮みが起こりやすいことや、乾燥時間が⾧くなりがちで電気代がかかる傾向であることがデメリットです。なお、同じヒーター式乾燥でも、乾燥後に発生した水蒸気を冷却してから排水する「水冷除湿タイプ」と、そのまま本体の外に排気する「空冷除湿タイプ」があります。空冷除湿タイプは、洗濯機周辺に熱がこもりやすいのが難点といえます。
送風式
送風式は、熱を使わず、風をあてることで衣類を乾かす方式です。厳密には乾燥機能ではなく、洗濯物を乾きやすくするための補助的なもの。これだけで脱水した衣類を乾かすことはできません。カタログなどに「送風乾燥」などと表記してある場合は、この方式であるケースが多いのでご注意ください。
ドアの開き方:ドラム式の場合はどちら向きに開くかチェックを
洗濯機選びでは、ドアの開き方にも注意が必要です。縦型洗濯機の場合、ドアが上に開くので設置場所のすぐ上に棚があると十分にドアが開かないというケースも起こりかねません。また、ドラム式の場合はドアが前方に開くため、洗濯機の前方に十分なスペースが必要です。事前にカタログをチェックして、設置にはどれくらいのスペースが必要なのか確認しておきましょう。
また、ドラム式の場合、ドアが右に開くか左に開くかによって、使い勝手が大きく違います。洗濯機に向かって右側に壁がある場合は右開き、左に壁がある場合は左開きのほうが、使い勝手が良いのでおすすめです。
液体洗剤自動投入機能:手間がかからず、エコにも貢献できる
液体洗剤自動投入機能は、洗剤や柔軟剤をあらかじめタンクに補充しておくことで、洗濯物の量に合わせて最適な量を自動投入してくれる機能です。洗剤や柔軟剤を適量使用するのでエコにもなりますし、何より計量の手間がかかりません。モデルによっては、詰め替え用の洗剤1 本分を丸ごと補充できるものもあります。これなら、洗濯機の近くに洗剤や柔軟剤のボトルを置いておく必要もありません。
温水洗浄機能:頑固な汚れが多い方におすすめの機能
温水洗浄機能は、温水で洗濯ができる機能です。40〜60℃に加熱した洗濯水で皮脂汚れや頑固な汚れを浮き上がらせて、高い洗浄効果を発揮します。ヒーターで水を加熱して洗濯するため時間はかかりますが、それに見合った洗い上がりを実感できるはず。作業着など、頑固な汚れのついた洗濯物が多い方におすすめの機能です。
静音性:夜間に洗濯するなら静かなモデルを
夜に洗濯機を使用する場合、気になるのが洗濯機の騒音です。洗濯機は家電の中でも作動音が大きく、アパートやマンション暮らしであれば、なおさら気になるところでしょう。そうした方には、静音性の高いモデルがおすすめです。洗濯機のカタログには、運転音の騒音レベルが「dB(デシベル)」という単位で表示されています。夜間に使用するのであれば、dB 値の小さいモデルを選んでください。なお、騒音レベルは洗浄時よりも脱水時や乾燥時のほうが大きい傾向があるので、カタログやスペック表を見る際はきちんとご確認ください。
そのほかの便利機能:生活スタイルに合わせて優先順位をつける
これまで紹介した以外にも、洗濯機を選ぶ際にチェックしたいポイントはたくさんあります。ただし、あれもこれもと欲張ってしまうと、どれがいいのかわからない…ということになりがち。また、多機能なモデルはその分、価格も高額になりやすいものです。本当に必要な機能は何かを見極めて、購入モデルを比較検討することが大切です。ここでは、主要な便利機能をご紹介します。
自動槽洗浄機能
自動槽洗浄機能は、洗濯槽を自動的に掃除してくれる機能です。ぱっと見はきれいに見える洗濯槽でも、槽の裏側や底裏には、ぬめり汚れや黒カビがびっしり…ということも少なくありません。これらを放置していると、汚れが洗濯槽の内側にまで入り込み、洗い立ての洗濯物に汚れやにおいがついてしまいます。自動槽洗浄機能を搭載したモデルなら、定期的なお手入れの手間を省いてくれます。
スマートフォン連携機能
スマートフォン連携機能は、スマートフォン用アプリで洗濯機と連携することで、遠隔操作をしたり通知を受けたりできる機能です。外出先から洗濯機を操作して、帰宅時刻に合わせて洗い上げたり、洗濯が終わった通知を別の部屋で受け取ったりと、洗濯をより効率的に行えるようになります。
AI 機能
AI 機能は、洗濯物の量や汚れ具合をセンサーで検知して、AI が分析・判断した上で、最適な洗濯コースを選び、自動で洗ってくれる機能です。何もかも機械任せにできるわけではありませんが、洗濯にかける時間や手間を軽減することができます。
二人暮らし向け洗濯機は容量が7〜8kg前後のモデルがいいのですが、縦型洗濯機を選ぶなら特に8kgがおすすめです。ラインナップが多いので、人気の液体洗剤自動投入機能を搭載したモデルや、節水効果の高いインバーター搭載モデルなど、選択肢が増えますよ。
メーカー別・二人暮らし向け洗濯機の特⾧
二人暮らし向けの洗濯機を手掛けるメーカーは、数多くあります。それぞれ、工夫を凝らした魅力的な製品を作り続けていますが、その中から5社をピックアップしてご紹介しましょう。
パナソニック:高い技術力に裏打ちされた革新的な機能を搭載
世界的な知名度を誇る総合電機メーカー、パナソニック。同社の洗濯機は、全自動洗濯機とドラム式洗濯機を展開し、さまざまなニーズに対応できるラインナップを用意しています。現在では多くの洗濯機に搭載されている、液体洗剤自動投入機能やヒートポンプ乾燥機能を、いち早く採用したのは同社です。また、濃密な泡で、繊維の奥の汚れまで落とす「スゴ落ち泡洗浄」や、ドラム式洗濯機に搭載された「ナノイーX」、大風量でスピーディーに洗濯物を乾燥させる、「はやふわ乾燥 ヒートポンプ」など、高い技術力に裏打ちされた、革新的な機能を搭載しています。
日立:ビッグドラムとビートウォッシュが人気
全自動洗濯機や縦型洗濯乾燥機、ドラム式洗濯機のほか、昔ながらの二槽式洗濯機など幅広い製品をそろえる、日立。同社のドラム式洗濯機「ビッグドラム」シリーズは、大容量洗濯槽の採用による、洗浄力の高さが魅力です。また、縦型洗濯乾燥機は、食べ物の油汚れや泥汚れに強い「ナイアガラ ビート洗浄」機能を搭載した「ビートウォッシュ」シリーズが人気。高い洗浄力と安定した使い勝手の良さで、多くのユーザーに支持されています。ほかにも、汚れの量や布質、水の硬度や水温などを検知して、最適な洗い方を自動選定する「AI お洗濯」機能などを搭載。細かな設定をする必要がなく、洗濯にかかる時間と手間を大きくカットできます。
東芝:繊維の奥にまでアプローチする「ウルトラファインバブル洗浄」
1930年、国産初の電気洗濯機「ソーラーA型」を製造販売したのが、東芝(当時は芝浦製作所)。その後90年以上にわたり、洗濯機のさまざまな進化を牽引してきました。同社の洗濯機「ZABOON(ザブーン)」シリーズに搭載された独自機能が、「ウルトラファインバブル洗浄」です。洗剤の洗浄成分をナノサイズの泡にして、繊維の奥までしっかり浸透させることで、落ちにくい汚れにアプローチ。繊維にこびりついた汚れをはがし取ります。また、低振動・低騒音設計の独自モーターを多くの機種に搭載。共働き世帯など、夜に洗濯を行いたい方におすすめできます。
シャープ:ユーザー視点で開発したユニークな機能を搭載
ユーザー視点で開発した、ユニークな製品を作り続けるシャープ。独自性の強い製品づくりは、洗濯機にも活かされています。その象徴ともいえるのが、縦型洗濯機に採用されている「穴なし槽」。洗濯槽から脱水用の穴をなくすことで、洗濯槽の外側や底裏についた黒カビが、槽内に侵入することを防いでいます。また、洗濯物の繊維が穴にからみませんから、布地の傷みを防ぐ効果もあります。ほかにも、脱水の水を利用して、洗濯をするたびに槽の外側を洗い流す「自動槽洗い」、ボタンひとつで洗濯槽を洗い流し、送風しながらプラズマクラスターを放出する「プラズマクラスター槽クリーンコース」など、清潔さを保つ工夫が随所に見られます。
アクア:高機能でリーズナブル、しかもコンパクトな洗濯機
世界最大規模の家電メーカーであるハイアールが、旧三洋電機の流れを受け継いで、日本で展開する家電ブランドがアクアです。アクアの洗濯機の特⾧は、高い機能性と優れたコストパフォーマンス。例えば、ドラム式洗濯機は、「まっ直ぐドラム」の採用により、大容量ながら本体サイズを抑えています。さらに、水温や汚れの量など10種類の洗濯状況を感知して、洗い時間や洗剤量を自動調節して洗い上げる「Ai ウォッシュ」機能を搭載。温風とUVライトで衣類をリフレッシュしてから、銀イオンミストで抗菌コーティングする「エアウォッシュ+」機能は、頻繁に水洗いできない衣類のケアにピッタリです。
Joshin web家電担当者が厳選!おすすめ二人暮らし向け洗濯機
ではここで、二人暮らしにおすすめの洗濯機を、プロの視点からご紹介しましょう。いずれもJoshinweb の家電担当者によるセレクト。ご自宅に合った一台が、きっと見つかるはずです。
- ◆[衣類長もち]ナイアガラ ビート洗浄
◆槽の見えない部分を洗い流す「自動槽洗い」
◆大切な衣類を短時間できれいに「おしゃれ着コース」
・寸法:幅(排水ホース含む)577×奥行586×高さ980mm
・使用水量:95L ・バスポンプ:無
・運転音(約):洗濯34dB / 脱水41dB - ◆穴なし槽で清潔・節水。大きな開口部で使いやすい。
・寸法:幅(排水ホース含む)600×奥行597×高さ1,009mm
・使用水量:80L ・バスポンプ:無(別売)
・運転音(約):洗濯35dB / 脱水38dB - 会員様web価格 79,140円 (税込)792 円相当(1%) ポイント進呈最短 1月25日( 土 ) に配送・設置致します2024年06月 発売◆「スゴ落ち泡洗浄&パワフル立体水流」でしっかり洗浄
◆忙しい朝にもおすすめ「時短コース」
◆多彩なコース
・寸法:幅(排水ホース含む)564×奥行573×高さ1,022mm
・使用水量:98L ・バスポンプ:無
・運転音(約):洗濯32dB / 脱水39dB - 会員様web価格 89,820円 (税込)最短 1月25日( 土 ) に配送・設置致します2024年06月 発売◆抗菌ウルトラファインバブル洗浄
◆低振動・低騒音設計
◆ほぐせる脱水
・寸法:幅600×奥行569×高さ980mm
・使用水量:95L ・バスポンプ:有
・運転音(約):洗濯26dB / 脱水37dB
- ◆[衣類長もち]ナイアガラ ビート洗浄
◆「AIお洗濯」でかしこくきれいに洗う
◆槽を除菌・黒カビを抑える「洗濯槽自動おそうじ」
・使用水量(洗濯/洗濯乾燥)約:92/103L
・消費電力量(洗濯/洗濯乾燥)約:43/1,720Wh
・寸法:幅610×奥行635×高さ1,040mm - 会員様web価格 108,909円 (税込)最短 1月25日( 土 ) に配送・設置致します2024年08月 発売◆抗菌ウルトラファインバブル洗浄 W
◆乾燥機能搭載なのにコンパクト
◆槽洗浄めやすサイン
・使用水量(洗濯/洗濯乾燥)約:95/89L
・消費電力量(洗濯/洗濯乾燥)約:85/2,400Wh
・寸法:幅(給・排水ホース含む)600×奥行615×高さ1,021mm - 会員様web価格 146,520円 (税込)限定 「おひとり様1点」最短 1月25日( 土 ) に配送・設置致します2024年02月 発売◆2つの自動お掃除機能で清潔に
◆安心の低騒音設計
◆プラズマクラスター搭載
・使用水量(洗濯/洗濯乾燥)約:57/80L
・消費電力量(洗濯/洗濯乾燥)約:60/1,600Wh
・寸法:幅640×奥行600×高さ1,039mm - 会員様web価格 169,200円 (税込)最短 1月25日( 土 ) に配送・設置致します2024年11月 発売◆オールラウンド浸透洗浄
◆除菌&無排気乾燥
◆乾燥フィルター自動おそうじ
・使用水量(洗濯/洗濯乾燥)約:69/64L
・消費電力量(洗濯/洗濯乾燥)約:55/1,480Wh
・寸法:幅595×奥行616×高さ943mm
二人暮らし向け洗濯機の購入前に確認・準備すること
二人暮らしで新たに洗濯機を購入する場合は、いくつか確認しておくべきことがあります。せっかく買った洗濯機が設置できない…ということにならないよう、事前にチェックしてください。
搬入経路:マンションなら、階段やエレベーターもチェック
洗濯機は想像以上に大きいもの。そこで、洗濯機を設置場所まで運ぶ搬入経路の幅をチェックしましょう。目安として「洗濯機本体の横幅+6cm 以上」の余裕があることを確認してください。玄関、廊下のほか、集合住宅ではエレベーターや階段の幅もメジャーで実測しておきます。階段の手すりやドアノブなどの出っ張りも、見落とさないようにご注意ください。また、部屋への搬入経路にらせん階段がある場合、搬入できないこともあります。不安なときは、あらかじめ販売店に問い合わせて、見積もりを出してもらうことをおすすめします。
設置場所:床面だけでなく前方や上方にも注意
洗濯機の設置場所の寸法も、事前に確認しておくことが重要です。幅と奥行のほか、縦型洗濯機なら蓋を開けたときの高さ、ドラム式洗濯機ならドアを開いたときの奥行をカタログでチェックしておき、十分なスペースがあるかを確認します。ドラム式洗濯機の場合、ドアの開く方向で右開きと左開きがありますから、どちらが良いのか決めておきましょう。また、水道の位置が本体よりも上にないと、水道が使えないことがあります。この場合は、水道の位置を変える工事を業者に依頼する必要があります。
防水パン:寸法と排水口の位置もしっかり確認
防水パン:寸法と排水口の位置もしっかり確認洗面所などに防水パンがあれば、洗濯機はそこに設置することになります。防水パンの奥行と幅を、あらかじめ実測しておきましょう。また、寸法に加えて、排水口の位置も確認しておく必要があります。洗濯機の排水口と防水パンの排水口の位置が合わない場合には、接続のために別売りのパーツが必要となることもあります。事前にご確認ください。
搬入経路や防水パンの寸法を確認しておかないと、搬入・設置ができなくなる場合があります。ご購入前に、メジャーでしっかり実測してください。
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二人暮らし向け洗濯機はライフスタイルに合わせて選ぼう
洗濯機は、二人暮らしを始めてすぐに必要になる家電。一度に洗える容量はもちろん、お二人のライフスタイルに合わせて、適切な機能を搭載したモデルを選ぶことが大切です。洗濯頻度は毎朝・毎晩なのか、数日に一度か、洗濯をする時間帯はいつ頃か、どんな機能が必要かなど、お二人でよく話し合って決めることをおすすめします。お二人にピッタリの洗濯機を手に入れて、快適な二人暮らしを実現してください。