
【おすすめ】10kg 洗濯機の比較&選び方!人気のモデルもご紹介
2025.4.13[更新]
3~4人家族の洗濯物に対応できる10kg洗濯機は、全自動洗濯機や縦型洗濯乾燥機、ドラム式洗濯機から選ぶことができ、便利な機能を持つモデルが多くそろっています。ただし、選択肢が多い分、どのようなモデルを選べばいいのか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。この記事では、10kg洗濯機のトレンドや特長、選ぶ際のポイントについて解説します。また、Joshin web の家電担当者が選んだ、おすすめモデルもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

Joshin web 家電担当者「パオ村さん」が、10kg洗濯機のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
10kg の洗濯機は3~4人のファミリー向けサイズ
10kg洗濯機は、一般的に3~4人家族の使用にピッタリなサイズです。洗濯物の量は1人1日約1.5kgが目安とされているので、2日に1回程度洗濯をする場合や、タオルやシーツなども含めて洗濯物が多い場合には、10kg洗濯機がちょうどいいサイズといえるでしょう。
また、一人暮らしや2人暮らしの場合は通常、7kg洗濯機が向いていますが、数日おきにまとめて洗濯するなら10kg洗濯機も候補に入ります。10kg洗濯機であれば毛布なども洗えるので、容量に余裕を持たせておきたいという場合に適しています。

10kg洗濯機は、全自動洗濯機や縦型洗濯乾燥機、ドラム式洗濯機から選べ、最新の機能が搭載されたモデルも多く登場しています。3~4人家族の方ならちょうどいい容量で使いやすく、一人暮らしや2人暮らしでも便利で使い勝手のいいモデルがそろっているのが10kg洗濯機だといえます。
10kg 洗濯機の最新トレンド
10kg洗濯機の最新トレンドとしては、洗剤・柔軟剤自動投入機能の人気が挙げられます。洗剤・柔軟剤自動投入機能とは、あらかじめ洗濯機のタンクに洗剤などを入れておくと、洗濯物に合わせて自動で適量の液体洗剤や柔軟剤を投入してくれるもの。以前はドラム式洗濯機にのみ搭載されていましたが、現在では多くの縦型洗濯機にも搭載され、ご家庭に合ったモデルが選びやすくなっています。

洗剤・柔軟剤自動投入機能は、計量と投入の手間が省けるだけでなく、洗剤や柔軟剤の効果を最大限に引き出すよう、適量を投入してくれるのもメリットです。汚れ落ちや仕上がりも良くなるので、洗剤・柔軟剤自動投入機能を搭載したモデルをおすすめします。
10kg の洗濯機を選ぶ際のポイントとは?
10kg洗濯機を選ぶ際には、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。ここからは、種類やサイズ、乾燥機能、静音性など、チェックしておくべきポイントについて見ていきましょう。
種類:全自動洗濯機、縦型洗濯乾燥機、ドラム式洗濯機の3つ
10kg 洗濯機の種類は、リーズナブルな価格で比較的コンパクトな全自動洗濯機や、乾燥までできる縦型洗濯乾燥機、多くのモデルに乾燥機能が搭載されているドラム式洗濯機の3つです。それぞれの特⾧について見ていきましょう。
全自動洗濯機
全自動洗濯機は、洗い、すすぎ、脱水を、縦(垂直)に配置された1つの洗濯槽で行うタイプの洗濯機です。洗濯槽の底に羽根(パルセーター)がついていて、多くの水を使って洗剤を泡立て、撹拌しながら衣類同士をこすり洗いします。頑固な泥汚れなどを落とす高い洗浄力を持ち、本体のサイズは比較的コンパクトです。ドラム式洗濯機と比べて種類が多く、機能を絞ったリーズナブルなモデルもあります。また、モデルによっては、風の力で水分を飛ばして乾きやすい状態にする、簡易乾燥機能を備えています。

縦型洗濯乾燥機
縦型洗濯乾燥機は、縦(垂直)に配置された1つの洗濯槽で、洗いからすすぎ、脱水、乾燥までを行う洗濯機です。本体は全自動洗濯機と同様に比較的コンパクトで、大抵の洗濯機置き場に設置できます。洗濯物を完全に乾かすことができますが、仕上がりはドラム式洗濯機よりも劣る傾向があります。

ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機は、横向きまたは斜め向きに配置された洗濯槽で洗濯を行うタイプの洗濯機です。ドラムを回転させて、洗濯物を上から下へ落とす叩き洗いで洗濯をする仕組みとなっています。洗濯に使用する水が少なく節水効果に優れているほか、優しい洗い方なので生地の傷みや色落ちも抑えられるのが特⾧です。洗浄力は縦型洗濯機に比べて劣るとされていた時期もありますが、現在は洗浄力の高いモデルが増えています。また、多くのモデルが、衣類を完全に乾かす乾燥機能を搭載しています。

サイズ:設置場所に置くことができるかをチェック
洗濯機は、希望の設置場所に置くことができるか、サイズをチェックすることが重要です。10kg洗濯機のサイズは、全自動洗濯機や縦型洗濯乾燥機の場合、幅57~64cm(手掛け・排水ホースを含む)、奥行57~64cm、高さ100cm前後が目安となります。ドラム式洗濯機の場合は、幅62~64cm、奥行62~73cm、高さ105cm前後が目安です。

乾燥機能:ドラム式乾燥機と縦型洗濯乾燥機で乾燥方式が違う
乾燥機能があれば、雨の日はもちろん、風が強い日や花粉・黄砂が多い日も気にせず洗濯ができます。ドラム式洗濯機の乾燥機能の主流は、ヒートポンプ方式です。ヒートポンプ方式の仕組みは、空気から熱を取り出して除湿した後、再び加熱して、乾いた温風を衣類にあてることで乾燥させるというもの。60~65℃前後の低温で効率良く乾燥させられるので、衣類の傷みや縮みが少なく、省エネなのがポイントです。また、ふんわりと心地良い仕上がりになります。
一方、縦型洗濯乾燥機の乾燥機能は、主にヒーター方式です。ドライヤーのように高温の風で衣類を乾かす仕組みで、しっかりと水分を飛ばし、からりとした仕上がりになります。ただし、ヒーター方式は、ヒートポンプ方式と比較すると電気代が高くなるほか、生地へのダメージも多くなりがちです。
なお、もう1つの乾燥機能として、風乾燥(送風乾燥、簡易乾燥)と呼ばれる方式があります。これは、完全に洗濯物を乾かす機能ではなく、あくまで衣類や洗濯槽内の水分を飛ばすだけの機能です。併せて外干しや部屋干しによる自然乾燥が必要なのでご注意ください。

静音性:インバーター搭載モデルがおすすめ
夜間や早朝に洗濯をすることが多く、動作音や振動をなるべく抑えたい場合は、インバーター搭載モデルをおすすめします。インバーター機能とは、洗濯物の量に合わせてモーターの回転数を自動で調節し、動作音や振動を抑えるもの。インバーター搭載の洗濯機は、モーターと洗濯機を連結するベルトがないため動作音が静かで、振動も少なめです。
なお、洗濯機のカタログや取扱説明書の仕様ページを見ると、洗濯時、脱水時、乾燥時の動作音について記載があります。静かな洗濯機を選びたいときは、30~40dB(デシベル)のモデルを探しましょう。40dBは、図書館の館内や、昼間の静かな住宅地と同程度の騒音レベルです。

そのほかの便利機能:時短やお手入れ、安全性に関わる機能をチェック
10kg洗濯機には、洗剤の計量・投入の手間を省く自動投入機能や、外出先から洗濯機を遠隔操作できるスマートフォン連携機能など、便利な機能を搭載したモデルがあります。それぞれの機能について見ていきましょう。
洗剤・柔軟剤自動投入
洗剤・柔軟剤自動投入は、洗濯時に自動で適量の液体洗剤や柔軟剤を投入してくれる機能です。計量や投入の手間を省いてくれるだけでなく、洗剤などを洗濯機の近くに置いておく必要がなくなるので、洗面所のスペースを有効活用できます。注意点として、洗剤・柔軟剤自動投入タンクを2~3ヵ月に1回程度、お手入れをする必要があることが挙げられます。

スマートフォン連携
スマートフォン連携は、外出先からでもアプリを使って、洗濯機の遠隔操作や洗濯状況の確認ができる機能です。帰宅時間を見計らって外出先から洗濯を開始したり、予約していた洗濯終了時刻を変更したりできるため、効率良く洗濯ができます。洗剤や柔軟剤の自動投入について、銘柄を選ぶだけで簡単に設定できるほか、自動投入タンク内の残量が少なくなると洗剤や柔軟剤を自動でオンライン注文してくれるモデルもあります。

自動おそうじ
自動おそうじは、洗濯槽の汚れやカビを抑えるための機能です。洗濯の後、自動的に洗濯槽の裏側などの見えない部分に付着した汚れを、水道水で洗い流す方式が主流です。常に洗濯槽がきれいに保たれるので、お手入れをする手間が軽減されます。
チャイルドロック
チャイルドロックは、洗濯機の運転中や停止中に、ドアや蓋が開かないようにする機能です。10kg洗濯機では、全自動洗濯機や縦型洗濯乾燥機、ドラム式洗濯機の多くのモデルに搭載されています。小さなお子様がいる場合は、勝手にドアを開けたり、洗濯機の中に入って閉じ込められたりしないように、チャイルドロック機能があると安心です。

日本では縦型洗濯機のほうが多く使われていますが、ドラム式洗濯機も普及してきています。設置場所に困ることが少なく洗浄力が魅力の縦型洗濯機、乾燥機能が充実していてスタイリッシュなモデルが多いドラム式洗濯機。どちらを選ぶかは、使用環境や求める機能によって異なります。
メーカー別・10kg 洗濯機の特⾧
10kgの洗濯機は多くのメーカーから登場していますが、メーカーごとにさまざまな特長があります。ここでは、縦型洗濯機とドラム式洗濯機に分けて、それぞれの代表的なメーカーと製品の特⾧を見ていきましょう。
【縦型洗濯機】日立:洗浄力と節水性能に優れたビートウォッシュシリーズ
日立は、幅広い分野の製品やサービスを提供する、日本を代表する大手電機メーカーです。同社の10kg縦型洗濯機は、縦型洗濯乾燥機と全自動洗濯機があり、いずれも洗浄力と節水性能に優れた「ビートウォッシュ」シリーズとして展開しています。少ない水で溶かした高濃度の洗剤を衣類にしっかり浸透させ、大流量で汚れを落とす「衣類長もち ナイアガラ ビート洗浄」による高い洗浄力が特長です。また、洗剤や柔軟剤を自動で適量投入する「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能や、洗濯槽の見えない部分の汚れと菌を洗い流す「洗濯槽自動おそうじ」機能なども搭載しています。ほかに、洗い方や時間をAIが自動判断する「AI お洗濯」機能を備えたモデルもあります。

【縦型洗濯機】東芝:洗浄効果の高い抗菌ウルトラファインバブル洗浄W
東芝は、家電や産業機械、医療機器など、多岐にわたる分野で活動する大手電機メーカーです。同社の10kg縦型洗濯機である「ZABOON」は、縦型洗濯乾燥機と、全自動洗濯機のインバーター搭載モデル、非搭載モデルを展開しています。インバーター搭載モデルは、繊維の隙間より小さいナノサイズの泡で洗浄し、水道水を抗菌水に変えて部屋干し臭の原因菌も抑える「抗菌ウルトラファインバブル洗浄W」を採用。また、適量の洗剤と柔軟剤を計量して自動投入する「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能や、外出先でも遠隔操作できる「スマートフォン連携」機能を搭載したモデルもあります。そのほか、洗濯槽の洗浄タイミングを知らせる「槽洗浄めやすサイン」など、お手入れにも配慮した機能を備えているのも特⾧です。

【縦型洗濯機】パナソニック:時短や洗浄力のアップに役立つ高機能シリーズを展開
パナソニックは、家電からエレクトロニクス分野まで、幅広い電気製品を開発・製造・販売する、日本を代表する電機メーカーです。同社の10kg縦型洗濯機は、全自動洗濯機と縦型洗濯乾燥機を展開しています。中でも、洗剤や柔軟剤の計量の手間を省く「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能や、洗濯槽内の衣類へ泡水をふりかけ衣類全体にすばやく浸透させる「スゴ落ち泡洗浄」機能、大きな3枚羽根パルセーターで上下内外に衣類を動かす「パワフル立体水流」機能などを備えた「FA」シリーズは注目です。そのほか、洗浄剤を使用して、1時間で洗濯槽の黒カビ・ニオイを予防する「自動槽洗浄」機能を搭載したモデルもあります。

【ドラム式】パナソニック:衣類に優しい「低温風パワフル乾燥」を搭載
パナソニックの10kgドラム式洗濯機は、「Cuble」という洗練されたデザインと高い機能性を両立させたモデルを展開。キューブ状の直線的なフォルムが印象的で、洗濯のたびに最適な量を自動で計量して投入する「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」機能やスマートフォンのアプリで遠隔操作できる機能、繊維の奥の汚れもきれいにする「スゴ落ち泡洗浄」などを備えています。また、ヒーター方式の乾燥機能ながら、衣類に優しい「低温風パワフル乾燥」によって、しわを抑えながら洗濯物を完全乾燥します。

【ドラム式】シャープ:衣類の除菌・消臭に役立つ「プラズマクラスター」搭載
シャープは、電気通信機器や電気機器の製造・販売を行っている大手電機メーカーです。ユーザー視点で開発した、ユニークな製品を多く開発しており、その独自性の強い製品づくりは、洗濯機にも活かされて同社の10kgドラム式洗濯機は、衣類の除菌・消臭に役立つ独自技術の「プラズマクラスター」を搭載。また、水道水を毎秒約10万個の微細な水滴にして衣類に噴射する「マイクロ高圧洗浄」機能を備え、繊維の奥の汚れまでしっかり落とします。そのほか、すすぎのたびに洗濯槽の裏側を自動で洗い流す「洗濯槽自動お掃除」機能、乾燥ダクトと排気口についた洗剤成分と糸くずを自動で洗い流す「乾燥ダクト自動お掃除」機能を搭載しているのも特⾧です。

【ドラム式】アクア:大容量かつコンパクトな「まっ直ぐドラム2.0」シリーズを展開
アクアは、中国の家電メーカーであるハイアールが、かつて日本に存在した三洋電機の流れを受け継いで日本で展開する家電ブランドです。同社の10kgドラム式洗濯機は、「まっ直ぐドラム2.0」シリーズを展開。ドラムをまっすぐにすることで、大容量でありながらコンパクトサイズを実現しています。10kgドラム式洗濯機の総外形寸法(排水ホース含む)は、幅59.5cm×奥行61.6cm×高さ94.3cmで、一般的な防水パンにも収まるサイズです。また、洗濯のたびに適量の洗剤・柔軟剤を自動投入する「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能や、強い水流で洗濯槽の裏側の汚れを洗い流す「カビケア槽自動おそうじ」機能なども備えています。

Joshin web 家電担当者が厳選!おすすめ10kg 洗濯機
ではここで、プロの視点で厳選した10kg洗濯機をご紹介します。いずれも Joshin web 家電担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ぜひご自身にピッタリのモデルを見つけてください。
10kg縦型洗濯機おすすめ
- ◆高濃度クリーン浸透RX
◆3Dパワフル洗浄
◆洗剤の力を引き出してしっかり洗う「つけおきコース」
・寸法:幅590×奥行569×高さ986mm
・使用水量:105L ・バスポンプ:有
・運転音(約):洗濯36dB / 脱水38dB - 会員様web価格 98,820円 (税込)最短 6月23日( 月 ) に配送・設置致します2024年05月 発売◆抗菌ウルトラファインバブル洗浄W
◆ウルトラファインバブルすすぎ
◆液体洗剤・柔軟剤 自動投入
・寸法:幅637×奥行642×高さ986mm
・使用水量:119L ・バスポンプ:有
・運転音(約):洗濯29dB / 脱水37dB
10kgドラム式洗濯機おすすめ
- 会員様web価格 157,320円 (税込)最短 6月23日( 月 ) に配送・設置致します2024年09月 発売◆オールラウンド 浸透洗浄
◆液体洗剤・柔軟剤自動投入
◆落ちにくい黄ばみも繊維の奥からキレイにする、お湯洗いモード
・使用水量(洗濯/洗濯乾燥)約:77/48L
・消費電力量(洗濯/洗濯乾燥)約:55/1,065Wh
・寸法:幅595×奥行616×高さ943mm - 会員様web価格 197,010円 (税込)最短 6月23日( 月 ) に配送・設置致します2025年01月 発売◆10kgコンパクトビッグ
◆液体洗剤・柔軟剤2タンク同時投入
◆アプリデサポート「スマホで洗濯」
・使用水量(洗濯/洗濯乾燥)約:78/65L
・消費電力量(洗濯/洗濯乾燥)約:70/1,980Wh
・寸法:幅600×奥行650×高さ960mm - 会員様web価格 197,010円 (税込)最短 6月23日( 月 ) に配送・設置致します2025年01月 発売◆温水の力で、黄ばみやニオイ、菌までスゴ落ち
◆衣類にやさしい低温のヒーター乾燥機能
◆液体洗剤 大容量タンク(1,780mL)自動投入
・使用水量(洗濯/洗濯乾燥)約:78/65L
・消費電力量(洗濯/洗濯乾燥)約:70/1,980Wh
・寸法:幅600×奥行650×高さ960mm - 会員様web価格 244,017円 (税込)最短 6月23日( 月 ) に配送・設置致します2024年10月 発売◆液体洗剤・柔軟剤を自動投入
◆衣類にやさしい「低温風パワフル乾燥」
◆温水の力で黄ばみやニオイ、菌まで落とす「温水スゴ落ち泡洗浄」
・使用水量(洗濯/洗濯乾燥)約:78/65L
・消費電力量(洗濯/洗濯乾燥)約:70/1,980Wh
・寸法:幅639×奥行665×高さ1,050mm
洗濯機の購入前にサイズ・寸法を確認
10kg 洗濯機を購入する際は、モデル選びだけでなく、設置場所についても確認や事前準備をしっかり行うことが大切です。ここでは、洗濯機を購入する前に確認しておきたい、3つのポイントについてご紹介します。
搬入経路:洗濯機の横幅+6cm以上が必要
洗濯機の搬入経路で確認すべきポイント
洗濯機の購入前には、設置場所まで運び込むための搬入経路の幅を測ることが必要です。玄関やエレベーター、階段、廊下などの搬入経路の幅を確認してください。目安としては、通路幅が「洗濯機の横幅+6cm 以上」あることです。

設置場所:幅・奥行・高さを確認する
洗濯機は、モデルごとに設置に必要なサイズが決まっているため、設置場所の幅・奥行・高さの確認が必要です。また、洗濯機に給水するための給水栓(蛇口)の位置も確認してください。給水栓の位置が低すぎると、縦型洗濯機の場合、蓋が開けられないことがあります。そのほか、ドラム式洗濯機の場合は、ドアを開けたとき、ドアの前に作業スペースが確保できるかどうかも確認しましょう。
■購入前に確認すべき洗濯機のサイズ

防水パン:洗濯機が収まるサイズかチェック
通常、集合住宅などでは、屋内の洗濯機置き場に、階下への水漏れを防ぐ防水パン(洗濯パン)が据え付けられています。そこに洗濯機が収まるかどうか、防水パンの寸法を測りましょう。また、排水口が本体の真下にある場合は、別売の部品が必要になる可能性があるため、排水口の位置には注意が必要です。

10kg 洗濯機におすすめの関連商品
ここでは、10kg洗濯機といっしょにあると便利な、おすすめの関連商品をご紹介します。糸くずフィルターや洗濯ネット、洗濯槽クリーナーなど、必要に応じて用意しましょう。
糸くずフィルター:ネットとプラスチックの2 タイプ
糸くずフィルターは、衣類に付着しているゴミやほこり、糸くずなどを洗濯中に集めて取り除くための部品です。モデルによってネットタイプとプラスチックタイプがあります。糸くずフィルターが劣化すると糸くずを取り除く効率が落ち、洗濯機の正常な動作にも影響を及ぼすため、定期的に点検し、必要なら取替用フィルターに交換しましょう。

洗濯ネット:衣類の傷みやほこりの付着を防ぐ
洗濯ネットは、洗濯中に衣類が引っ張られたり、絡まったりすることを防ぐ袋状のネットです。衣類の傷みやほこりの付着を防ぐ効果があり、毛玉の発生も防げます。普段使い用の洗濯ネット以外に、サイズの大きな毛布用の洗濯ネットなども用意しておくと便利です。

洗濯槽クリーナー:塩素系と酸素系の2種類
洗濯槽クリーナーは、洗濯槽に付着したカビや汚れを落とすための洗剤です。主に塩素系と酸素系の2種類があり、メーカーやモデルによっては推奨のタイプが設定されています。メーカー純正品もあるので、適切なものを使用してください。

高さ調節脚・専用台:洗濯機の高さを調整するために必要
洗濯機の高さが合わないときや、排水口の位置が合わないときに使用するのが、高さ調節脚や専用台です。洗濯機の高さを調整することで腰などへの負担が減るほか、防水パンからはみ出す形での設置も可能になります。

10kg 洗濯機はライフスタイルに合わせて選ぼう
3~4人家族の洗濯物に対応できる10kg洗濯機は、全自動洗濯機や縦型洗濯乾燥機、ドラム式洗濯機から選ぶことができます。また、洗剤・柔軟剤自動投入やスマートフォン連携といった便利な機能が豊富で、インテリアにすんなりとなじむスタイリッシュなデザインのモデルもあります。メーカーによっても機能や特⾧が異なるので、ご自身のライフスタイルに合った、使いやすい一台を探してみてください。
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