
【おすすめ】5kg 洗濯機の比較&選び方!人気のモデルもご紹介
2025.2.15[更新]
洗濯機を選ぶときには、洗濯容量が基準の1つになります。洗濯容量が5kgの洗濯機は、コンパクトかつリーズナブルで、主に一人暮らしの方に適しているサイズです。最近は5kg洗濯機でも、便利な機能を搭載したモデルが増えています。この記事では、5kg洗濯機のトレンドや特長、選ぶ際のポイントについて解説します。また、Joshin webの家電担当者が選んだ、おすすめモデルもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

Joshin web 家電担当者「パオ村さん」が、5kg洗濯機のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
5kg 洗濯機は一人暮らしの方にピッタリのサイズ

5kg洗濯機は、家庭で使われる洗濯機の中では容量が小さいモデルで、一人暮らしの方におすすめのサイズです。
一般的に、1日に出る洗濯物の量は1人あたり1.5kg程度が目安とされています。5kg洗濯機なら2~3日分の洗濯物をまとめて洗うことができるため、毎日洗濯することが難しい方でも、使いやすい容量といえるでしょう。
また、洗濯機は容量いっぱいに洗濯物を詰め込んで洗うと、洗剤や水が均等に行き渡らず、汚れを十分に落とせない可能性があります。仕上がりもしわができやすいため、洗濯機の容量よりも少なめの量で洗濯を行うことが大切です。
なお、5kg洗濯機にはドラム式洗濯機はありません。主流は縦型洗濯機で、メーカーによっては2槽式洗濯機も展開しています。

5kg洗濯機は、ワンルームマンションにも設置できる、コンパクトサイズのモデルが多く登場しています。なお、乾燥機能が使いたいといった理由などでドラム式洗濯機を選びたい場合は、少し容量が大きい7kg洗濯機を探せば該当するモデルを見つけることができます。
5kg 洗濯機の最新トレンド
現在の5kg洗濯機は、縦型洗濯機が主流です。完全に洗濯物を乾かす機能を搭載したモデルはありませんが、衣類や洗濯槽内の水分を飛ばして乾きやすくしてくれる、風乾燥(送風乾燥、簡易乾燥)機能を備えているモデルもあります。
また、静音性の高いインバーター機能や、洗濯槽内の汚れやカビを自動的に洗浄する機能など、プラスアルファの機能を備えたモデルも登場しています。
一方で、2025年1月現在、液体洗剤・柔軟剤の自動投入やスマートフォン連携といった、便利な機能を搭載した5kg洗濯機はありません。シンプルに洗濯ができればいいという、割り切った使い方に適したサイズといえるでしょう。

5kg洗濯機は、場所を取らずに設置できるコンパクトなサイズと、リーズナブルな価格が魅力です。多くの5kg洗濯機が静音性に優れたインバーター機能を搭載していませんが、現在、ハイアールがインバーター機能を搭載したモデルをラインナップしています。今後はほかのメーカーでも高機能な製品展開があるかもしれません。
5kgの洗濯機を選ぶ際のポイントとは?
5kg洗濯機を選ぶ際には、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。ここからは、種類やサイズ、静音性など、チェックしておくべきポイントについて見ていきましょう。
タイプ:縦型洗濯機か2槽式洗濯機の2種類
5kg洗濯機は、「縦型洗濯機」と「2槽式洗濯機」の2タイプがあります。それぞれの特⾧は下記のとおりです。
縦型洗濯機
縦型洗濯機は、縦に配置された1つの洗濯槽で、洗濯から脱水までを行う洗濯機です。洗いからすすぎ、脱水までを自動で行います。指定した時刻に洗濯を開始する「タイマー機能」のほか、毛布を傷まないように洗うための「毛布コース」、洗い・すすぎ・脱水の回数や時間を減らす「時短コース」など、複数の洗濯コースが搭載されていることが多く、衣類の種類や汚れの程度に応じた洗濯が可能です。

2槽式洗濯機
2槽式洗濯機は、洗濯槽と脱水槽が分かれている洗濯機です。洗濯槽で洗いとすすぎを行った後、手で洗濯物を脱水槽に移動させて脱水をします。脱水中に次の洗いとすすぎを同時に進められるのがメリットです。大量の洗濯物をまとめて洗濯したい方や、脱水機能だけを使いたいといった方には、2槽式洗濯機が適しています。ただし、本体の幅が広いので、設置するスペースをよく確認する必要があります。

本体サイズ:設置場所に置くことができるか確認
5kg洗濯機はコンパクトなモデルが多いため、設置場所に困ることはそれほど多くないでしょう。ただし、ワンルームマンションなどの物件によっては、設置場所が狭いこともあるので、事前に洗濯機本体のサイズを確認することが重要です。
縦型洗濯機の本体幅は50~54cm程度のモデルが多いのですが、中には50cmを切るモデルもあります。また、縦型洗濯機の場合は、洗濯槽の深さも使い勝手を左右します。本体の高さが90cm前後のモデルであれば、洗濯槽の奥まで手が届きやすいので、洗濯物の出し入れがしやすくなります。

静音性:低振動・低騒音設計のモデルがおすすめ
洗濯機をベランダに置く場合や、夜間・早朝に洗濯をすることが多い場合は、静音性も重要なポイントになります。5kg洗濯機でも低振動・低騒音設計のモデルは登場しています。
特に、モーターの回転数を洗濯量に合わせて自動調節することで、動作音や振動の少ない運転を行うインバーター搭載モデルがおすすめ。目安としては、スペック表に記載されている動作音が30~40dB(デシベル)のモデルであれば、静音性が高いといえるでしょう。
なお、40dBは図書館の館内や、昼間の静かな住宅地と同程度の騒音レベルです。

そのほかの便利機能:時短やお手入れをラクにする機能をチェック
5kg洗濯機には、簡易乾燥機能や自動槽洗浄機能、タイマー機能といった、時短ができたりお手入れをラクにしたりする便利な機能を搭載したモデルがあります。それぞれの機能について見ていきましょう。
簡易乾燥機能
簡易乾燥機能は、風乾燥(送風乾燥)とも呼ばれる乾燥方式で、送風によって洗濯物の水分を飛ばし、脱水効果を高める機能です。衣類を完全に乾かすわけではなく、自然乾燥で干す時間を短縮するためのサポート機能ですが、部屋干しをするときなどに利用すると便利です。
節水機能
節水機能は、洗いやすすぎの際に使用する水を節約できる機能です。最低水位12L程度での洗濯が可能なモデルなら、少量の洗濯物を無駄な水を使わずに洗うことができます。
自動槽洗浄機能
自動槽洗浄機能は、洗濯槽の見えない部分をきれいな水で洗い流して、カビや汚れを除去することができる機能です。すすぎ後に溜めておいた水を利用して、洗濯槽の外側や洗濯槽を囲む外槽の内側を勢い良く洗い流すという仕組みです。常に洗濯槽をきれいに保つことができるので、掃除をする頻度を減らすことができます。
タイマー機能
タイマー機能を使えば、あらかじめ設定した時間に洗濯機を運転するように予約ができます。早朝や就寝中、外出中などに洗濯を行うよう予約しておけば、効率良く洗濯物を干すことができ、家事の時短が可能です。また、電気料金が安い時間帯にタイマーを設定すれば、電気代の節約にもつながります。

静音性や節水性、簡易乾燥機能、自動槽洗浄機能などは、時短や使いやすさにつながる機能です。ご自身の洗濯スタイルに合った機能を備えているか、メーカーサイトやカタログなどをチェックしてみてください。
メーカー別・5kg 洗濯機の特⾧
5kg洗濯機は、多くのメーカーから登場していますが、メーカーごとにさまざまな特⾧があります。ここでは、おすすめの3つのメーカーをピックアップして、代表的な製品の特⾧を見ていきましょう。
アクア:洗濯工程の時間や回数が選べるお好み設定が便利
アクアは、中国の家電メーカーであるハイアールが、かつて日本に存在した三洋電機の流れを受け継いで、日本で展開する家電メーカーです。同社の5kg洗濯機は、縦型洗濯機と2槽式洗濯機をそれぞれ展開しています。
縦型洗濯機は、蓋がクリアガラストップで、洗濯槽の中が見えるのが特⾧です。また、洗濯物の水分を飛ばす「風乾燥」と、黒カビの発生を抑える「槽自動おそうじ」機能を搭載。さらに、洗いムラを抑えてしっかりもみ洗いができる「3D アクティブ洗浄」も採用しています。予約・洗い・すすぎのほか、脱水や風乾燥といった各工程の時間や回数を選べる「お好み設定」も便利です。
2槽式洗濯機は、耐久性と清潔さに優れた「ステンレス脱水槽」や、汚れをしっかり洗い落とす「抗菌Big パルセーター」を採用。ウールなどのデリケートな衣類にも対応できる「ソフト洗い」も可能です。

シャープ:目的に合わせた多彩な洗濯コースを用意
シャープは、電気通信機器や電気機器の製造・販売を行っている大手電機メーカーです。ユーザー視点で開発したユニークな製品を多く開発しており、その独自性の強い製品づくりは、洗濯機にも活かされています。同社では、5.5kgの縦型洗濯機をラインナップしており、少ない水量から洗い始めることで、洗剤濃度を高くして汚れを強力に分解する「高濃度洗浄」を採用。また、泥汚れなどをしっかりと落とす「ガンコつけおきコース」や、衣類の縮みや傷みを抑えながら洗える「おしゃれ着コース」、衣類の絡みを抑えて洗いやさしく脱水する「シワ抑えコース」など、多彩な洗濯コースを用意しているのも特長です。

ハイアール:低騒音を実現するインバーター機能搭載モデルをラインナップ
ハイアールは、中国の総合家電メーカーで、大型白物家電で世界トップクラスのシェアを占めています。同社では、5.5kgの縦型洗濯機を展開。短時間でもしっかり汚れを落とす「お急ぎコース10分」や、アイロンがけの手間を減らす「しわケア脱水」、部屋干し臭の軽減が期待できる「除菌コース」、通常よりも⾧く洗いとすすぎを行うことでしつこい汚れもすっきり落とす「白さ追求コース」など、多彩な洗濯コースを用意しています。また、洗濯後に軽く洗濯槽を洗浄できる「ちょっと槽洗浄」や、節水に役立つ「ふろ水ポンプコントロール機能」も便利な機能です。
特筆すべきなのは、インバーター機能搭載モデルを展開していること。ハイアールの「DD インバーターモーター」は、ベルトを使わず、洗濯槽とモーターを直結することで低騒音を実現しています。さらに、黒カビの発生しにくい「ステンレス槽」を採用した、5.5kgの2槽式洗濯機もラインナップしています。

Joshin web 家電担当者が厳選!おすすめ5kg 洗濯機
ではここで、プロの視点で厳選した5kg洗濯機をご紹介します。いずれも、Joshin web 家電担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ぜひご自身にピッタリのモデルを見つけてください。
- 会員様web価格 35,520円 (税込)356 円相当(1%) ポイント進呈最短 6月22日( 日 ) に配送・設置致します2024年12月 発売◆すすぎ0回コース
◆高濃度クリーン浸透
◆3Dアクティブ洗浄
・寸法:幅525×奥行500×高さ890mm
・使用水量:95L ・バスポンプ:-
・運転音(約):洗濯35dB / 脱水47dB
☆「AQW-S5R」をベースにしたJoshinオリジナルモデル - ◆洗剤パワーを引き出す高濃度洗浄で、ガンコ汚れを強力に分解
◆シワ抑えコースで、アイロンがけラクラク
◆ほぐし運転でからみにくい、洗濯物をスルッと取り出し
・寸法:幅565×奥行540×高さ890mm
・使用水量:98L ・バスポンプ:無
・運転音(約):洗濯40dB / 脱水48dB - 会員様web価格 34,800円 (税込)3,480 円相当(10%) ポイント進呈最短 6月22日( 日 ) に配送・設置致します2024年12月 発売◆赤外線でON/OFFできるふろ水ポンプ機能搭載
◆すすぎ1回の洗剤に対応。節水にもなる「標準コース」
◆スーツは自宅で洗う時代に。スーツをやさしく洗浄「洗えるスーツコース」
・寸法:幅526×奥行500×高さ890mm
・使用水量:87L ・バスポンプ:有(別売)
・運転音(50/60Hz)(約):洗濯35/35dB ・ 脱水47/48dB - 会員様web価格 39,980円 (税込)3,998 円相当(10%) ポイント進呈最短 6月22日( 日 ) に配送・設置致します2022年02月 発売◆シンプル操作&大型ダイヤルで使いやすさ向上◆洗濯・脱水容量5kgにアップ◆清潔感ある新デザイン
・容量:洗濯・脱水5kg
・寸法:幅830×奥行482×高さ938mm、ボディー幅:791mm
洗濯機の購入前に確認・準備すること
5kg洗濯機の購入時には、モデル選びだけでなく、設置場所の確認や事前準備が大切です。ここでは、5kg洗濯機を購入する前に確認しておきたい、3つのポイントをご紹介します。
搬入経路:設置場所まで運び込めるかチェック

洗濯機を購入する前に、設置場所まで洗濯機を運び込むことが可能か、搬入経路の幅をあらかじめ測っておくことが重要です。玄関やエレベーター、階段の踊り場スペース、廊下など、すべての搬入経路を確認しましょう。 通路幅の最も狭い部分が「洗濯機の横幅+6cm以上」あることが、搬入可能かどうかの目安となります。
設置場所:幅・奥行・高さをチェック

洗濯機は、モデルごとに設置に必要なサイズが決まっているため、設置場所の幅・奥行・高さの確認が必要です。また、洗濯機に給水するための給水栓(蛇口)の位置も確認してください。縦型洗濯機の場合、給水栓の位置が低すぎると、場合によっては蓋が開けられないことがあります。そうしたときには、給水栓を高い位置に変更する部品の取り付けなどが必要です。ご自身でも部品の取り付けは可能ですが、水漏れなどのリスクを考えると、別途工事を依頼することをおすすめします。
防水パン:洗濯機が収まるかサイズ内寸をチェック
5kg 洗濯機におすすめの関連商品
ここでは、5kg洗濯機といっしょにあると便利な、おすすめの関連商品をご紹介します。糸くずフィルターや洗濯ネット、洗濯槽クリーナーなど、必要に応じて用意してください。
糸くずフィルター:ネットとプラスチックの2タイプ
糸くずフィルターは、洗濯中に衣類に付着しているゴミやほこり、糸くずなどを集めて除去するための部品です。ネットタイプとプラスチックタイプの2 タイプがあり、どのタイプを搭載しているかはモデルによって異なります。
糸くずフィルターが劣化すると、糸くずを除去する効率が落ち、洗った洗濯物にゴミが再付着したり、洗濯機の正常な動作にも影響が及んだりすることもあるため注意が必要です。定期的な点検で、劣化を見つけた場合には取替用フィルターに交換しましょう。

洗濯ネット:衣類の傷みや毛玉の発生を防ぐ
洗濯ネットは、洗濯中に衣類が引っ張られたり、絡まったりすることを防ぐ袋状のネットです。衣類の傷みやゴミの付着、毛玉の発生などを防ぐことができます。 なお、シャツや下着などが入る普段使い用の洗濯ネットのほかに、タオルケット洗いなどに適した大きな洗濯ネットがあると便利です。

洗濯槽クリーナー:メーカーによっては推奨タイプがあることも
洗濯槽クリーナーは、洗濯槽に付着したカビや汚れを落とすために用いる洗剤です。塩素系と酸素系がありますが、モデルによって推奨タイプが設定されていたり、メーカー純正品の洗濯槽クリーナーが用意されていたりすることもあります。ご使用中のモデルに合った、適切なものを選びましょう。

5kg 洗濯機は一人暮らしや洗濯量が少ない方におすすめ
5kg洗濯機は、コンパクトで場所を取らず価格もリーズナブルなモデルが多いのが特⾧です。一人暮らしの方、もしくは2人暮らしでも洗濯量が少ない方や、こまめに洗濯をする方におすすめできます。最近は基本性能に優れ、時短ができたりお手入れをラクにしたりする便利な各種機能を搭載したモデルも登場していますので、ご自身のライフスタイルに合ったモデルをお探しください。
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