

2026.8.4[更新]
SIMロックの解除が義務化されて以来、年々人気が高まっているSIMフリースマホ。毎月の料金が安くなると聞いて、気になっている方も多いのではないでしょうか?SIMフリースマホの最新トレンド機能としては、AI対応と急速充電の2点が挙げられます。どちらも、スマートフォンの使い勝手や可能性を大きく広げてくれる機能です。具体的にどのような機能なのか見ていきましょう。
最新のSIMフリースマホ、特にAndroid はAI(人工知能)対応が進んでいます。音声指示でAIアシスタントがタスクをこなしてくれるだけでなく、画像の気になる部分を指で囲むだけで検索できたり、写真に写った余分な物を消したり、音声をリアルタイム通訳してくれたり、動画に新たなフレームを追加して滑らかなスローモーションにしたりと、さまざまな場面でAIがユーザーのやりたいことをサポートしてくれます。AI機能は日々進化しており、今後もAI対応のスマートフォンは増える見込みです。
最新のSIMフリースマホは、急速充電に対応しているモデルが増えています。急速充電とはその名のとおり、スマートフォンに通常よりもたくさんの電力を供給して、短時間で充電を完了させる機能です。なお、スマートフォンの急速充電には「USB Power Delivery(USB PD)」「Quick Charge(QC)」といった規格があり、スマートフォンだけでなく充電器やケーブルも各規格に対応している必要があります。
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まずはSIMフリースマホとは何か、メリットやデメリットもあわせて紹介していきます。
SIMとは「Subscriber Identity Module」の略で、スマートフォンは、「SIMカード」という契約情報や電話番号が記録されたICカードを装着することで、通信サービスが受けられるようになっています。
ドコモやau、ソフトバンクの大手通信事業者(キャリア)から販売されている携帯電話やスマホは、そのキャリアのSIMカードしか利用できないようになっていたため(SIMロック)、キャリアを変更するには、携帯電話やスマホを買い替える必要がありました。
しかし、2015年5月からSIMロックの解除が義務化され、利用者の求めに応じてSIMロックを解除しなくてはいけなくなりました。SIMロックが解除されたスマホは、どのキャリアと契約しても(どのSIMカードでも)使用できるようになります。このような状態が「SIMフリー」です。
SIMフリーのスマホには、「大手通信キャリアが販売してSIMロックを解除した端末」と、「最初からSIMフリーの状態で販売している端末」の2種類があります。
また、SIMカードには、データ通信のみが可能な「データSIM」と、電話番号が付与され音声通話ができる「音声通話SIM」の2種類があります。カードサイズは3種類あり、「標準SIM」「micro SIM」「nano SIM」がありますが、現在主流なのはnano SIMです。
自由にスマホを使いたい方や、スマホ料金を安く抑えたい方にとってSIMフリースマホはメリットばかりに思えますが、注意が必要な場合もあるので順番に確認していきましょう。
SIMフリースマホの最大のメリットは、同じスマホを使いながら、格安スマホを含め契約する通信事業者を気軽に変更できることです。また、使い方に合わせて、お得な料金体系やサービスを選びやすくなりました。
格安スマホとは、主に大手通信キャリアのサブブランド(UQモバイルやY!mobileなど)や大手通信キャリアから通信網をレンタルしているMVNO(Mobile Virtual Network Operator)が提供しているサービスを指します。MVNOが提供している格安SIMを利用すれば、月々のスマホ料金を安く抑えることができます。
さらにSIMフリースマホは本体価格の安い機種が多く、格安SIMと併せて利用すれば、仕事用とプライベート用など利用目的に応じてスマホを複数台持ちやすくなります。
海外旅行や海外出張では、渡航先の通信事業者が発行するSIMカードに差し替えることで、お手持ちのスマホを渡航先でも同じように利用することができます。
大手通信キャリアの場合は、各地域のショップで対面による手厚いサポートを受けることができます。SIMフリースマホでMVNOの格安SIMを使う場合は、設定や修理などで困ったことがあっても対面でのサポートが受けられない場合があります。
また「@docomo.ne.jp」や「@au.com」「@softbank.ne.jp」のようなキャリアメールが利用できません。
またスマホ機種と格安SIMの対応周波数が異なって、回線が利用できないケースがあります。使いたいスマホが契約したい格安SIMに対応しているか、事前に確認しましょう。
Joshin webショップではエントリーパッケージを販売しております。詳しくはリンク先のページをご確認ください。
価格や機能など、SIMフリースマホの選び方を紹介します。
SIMフリースマホは幅広い価格帯で展開されています。そこで、まずは価格帯を「エントリーモデル」「ミドルレンジモデル」「ハイエンドモデル」の3タイプに分けて紹介していきます。
※搭載されている機能や特長は各モデルによって異なります。
ご家庭のスマホの使い方に必要なスペックはどの程度でしょうか。「CPUやRAM」で表される処理速度や、ストレージ容量、画面サイズ、バッテリー容量を見ていきましょう。※製品の性能や機能により、一部例外もあります。
コンピュータの頭脳に例えられるCPUは、ハイエンドになるほど高性能なものが搭載されています。CPUなどの処理能力の指標となるのが「AnTuTuベンチマークスコア」です。点数が高いほど処理能力が高いことになります。目安として270万点以上だとハイエンド、70万点以上でミドルレンジ、40万点以下だとストレスと感じるレベルです。またCPUが処理するための一時的なファイルを記憶しておくのがRAMの役割で、作業机に例えられます。容量が大きいほどたくさんのアプリを立ち上げていても快適に操作することができます。
ストレージ容量は64GB、128GB、256GB、512GBまでさまざまです。ストレージ容量が小さいとアプリや写真、動画などを多くダウンロードする場合は、すぐにいっぱいになってしまうため注意しましょう。容量不足になってしまうのが心配な場合は、microSDカード対応モデルがおすすめです。ただし、microSDカードにも容量別にmicroSD(〜2GB)、microSDHC(4〜32GB)、microSDXC(64GB〜)とタイプがあるため注意しましょう。
最近のスマホは大画面化が進み、6インチ以上の大画面の製品も多く展開されています。画面が大きいほど見やすくなりますが、持ち運びのしやすさや重量などにも注目しましょう。また、「有機ELディスプレイ」など、画質の美しさも要チェックです。動画視聴や電子書籍を楽しみたい場合は、6.5インチ以上のモデルがおすすめです。
バッテリー容量の単位は「mAh」で表され、容量が大きいほど長時間使用することができます。現在発売されているスマホは、価格に限らず3,500mAh〜4,500mAhがスマホの平均的なバッテリー容量と言えるでしょう。特にスマホの使用が長時間に及ぶ人は、大容量タイプ5,000mAh以上がおすすめです。急速充電に対応しているモデルなら、短時間で充電ができます。
ご家庭の使用シーンに必要な便利機能もチェックしていきましょう。
モバイルSuica・PASMO・iD・QUICPayなどのキャッシュレス決済を使いたい人は、非接触型決済(NFCやおサイフケータイ等)に対応したスマホを選びましょう。
防水性能と防塵性能の評価基準は「IP〇〇」と表記され、防塵が0〜6の7段階、防水は0〜8の9段階で評価されます。どちらも数字が大きいほど性能が高くなり、防水のみはIPX〇、防塵のみはIP〇Xとなり、対応していない方に「X」がつきます。防水性能は、日常使いならIPX4以上、アウトドア使用にはIPX7以上が理想です。さらにうっかりスマホを落としてしまっても、耐衝撃性能があれば安心です。

■IP規格・防水保護および保護等級
| 名称 | 保護の程度 | テスト方法 |
|---|---|---|
| IPX0 | 水の浸入に対して特には保護されていない | テストなし |
| IPX1 | 垂直に落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない | 200mmの高さより3〜5mm/分の水滴、10分 |
| IPX2 | 垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない | 200mmの高さより15°の範囲から3〜 5mm/分の水滴、10分 |
| IPX3 | 垂直より左右60°以内からの降雨によって有害な影響を受けない | 200mmの高さより60°の範囲から10L/分の放水、10分 |
| IPX4 | いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない | 300〜500mmの高さより全方向から10L/分の放水、10分 |
| IPX5 | いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない | 3mの距離より全方向から12.5L/分、30kpaの噴流水、3分間 |
| IPX6 | いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない | 3mの距離より全方向から100L/分、100kpaの噴流水、3分間 |
| IPX7 | 規程の圧力、時間で水中に没しても、水が浸入しない | 水面下15cm〜1m、30分間 |
| IPX8 | 水面下での使用が可能 | メーカーと機器の使用者間の取り決めによる |
デュアルSIMは、スマホにSIMカードを2枚入れることができ、2つの回線をスマホ1台で管理することができる機能です。データ通信用のSIMと通話用のSIM、仕事用とプライベート用、海外用と国内用など、便利に使い分けができます。eSIMは、スマホに内蔵されているSIMで、遠隔で契約情報を書き込めるため、店頭や郵送での発行手続きや端末への抜き差しが不要でより簡単に通信サービスの利用が開始できるメリットがあります。通常のSIMカードと併せて複数回線を1台のスマホで使用できます。
5G(ファイブジー)とは、第5世代移動通信システムという新しい通信規格です。2020年3月からサービスを開始し、段階的にエリアを拡大しています。理論上、現在の4G(LTE)に比べて10倍以上という超高速通信が可能で、遅延も少なく、複数の端末が同時に接続しても支障が出にくいとされています。5Gに対応したSIMフリースマホなら、動画のストリーミングや大容量のデータのダウンロード、オンラインゲームなども、遅延なくスムーズに行うことができるでしょう。なお、5Gの対応エリアはまだ限定的なので、ご自身の主な利用地域が対応しているかどうか、事前に確認してみてください。
スマホのカメラ性能は、日常の風景や大切な瞬間を高品質で記録するために重要な要素です。カメラの性能を判断するには、画素数だけでなく、レンズの種類(広角、超広角、望遠など)や搭載数、暗所での撮影性能なども確認しましょう。また、自撮りをよく行う方は、フロントカメラの性能もチェックすることが必要です。なお、カメラが高性能であるほど、写真のデータも大きくなりがちなのでご注意ください。
スマホのカメラには、自動で画像を補正する機能や、さまざまな撮影モードが搭載されています。例えば、人物の肌を自然に補正する美肌モードや、暗い場所でも明るく撮影できるナイトモード、一眼レフカメラのようなぼかし効果を出すポートレートモードなどがあります。これらの機能やモードを活用することで、プロカメラマンが撮影したかのような、高品質な写真を撮影することが可能です。美しい写真をSNS にアップすれば、「いいね」がたくさんもらえるかもしれません。
スマホは、特定の周波数帯の電波を使用して通信を行います。どの周波数帯で通信を行うかは、総務省によって通信会社(キャリア)ごとに割り当てられています。この割り当てられた周波数帯を「バンド」といいます。なお、スマホはすべてのバンドに対応しているわけではありません。そのため、購入前にはご自身が利用している通信キャリアのバンドに、SIMフリースマホが対応しているかを確認することが重要です。基本的に4Gであれば、バンド1、3、8、18、19、26 に対応しているモデルなら、どのキャリアの回線でも使用可能です。5Gの場合、n257に対応したSIMフリースマホはまだ少ないため、ご自身の契約キャリアとスマホの対応バンドをご確認ください。
国内キャリアの対応バンド早見表
| 4G(LTE) | 5G | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| バンドキャリア | 1 | 3 | 8 | 18/26 | 19 | n77 | n78 | n79 | n257 |
| NTTドコモ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
| au | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
| ソフトバンク | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
| 楽天モバイル | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
SIMフリースマホを販売する人気メーカーを紹介していきます。それぞれに特長が異なるので、スマホ選びの参考にしてください。
※こちらで紹介している機能等は、モデルによって異なりますのでご注意ください。
エイスースは、台湾を拠点とする世界的なパソコンメーカーです。SIMフリースマホでは、日本でも老舗メーカーの1つです。ハイスペックな「Zenfone」シリーズ、ゲーミング仕様の「ROG Phone」シリーズを展開しています。
Motorolaは 2013年からスマートフォン「moto g ファミリー」を販売開始し、お客様のニーズに応えるラインアップを揃えています。
2025年10月発売の「motorola razr 60」は3.6型アウトディスプレイを搭載。大型スマホをポケットサイズで持ち運べる、フォルダブル(折りたたみ)スマホです。多機能のアウトディスプレイを使用すれば、メッセージの送受信、メディア再生、QRコード決済まで、さまざまな操作が可能です。本体を90度に折り曲げてビデオカメラのように動画撮影をするなど、折りたたみスタイルならではのカメラ撮影が可能です。
オッポは、中国を拠点とする大手スマートフォンメーカーで、リーズナブルな価格帯からハイエンドモデルまで幅広く展開しています。エントリーモデル帯でも非接触型決済機能を備えているなどのコスパの良さと、カメラ性能にこだわった製品の多いことが特長です。また、OPPO独自開発の急速充電技術は高い評価を得ています。
2025年8月発売の「CPH2725WH(A5X)」は、屋外でも見やすい最大1,000nitの明るいディスプレイを搭載。映像や写真も大きく鮮やかに映し出す迫力の大画面です。45W急速充電に対応でスキマ時間にさっと充電できます。6,000mAhの大容量バッテリーで充電長持ち、外出時も安心です。手袋モードに対応しているため、寒い日も手袋をしたままスムーズに画面操作ができるのはうれしいポイントです。
ソニーが展開しているスマートフォン「Xperia」シリーズは、日本のみならず海外でもiPhoneと並ぶ人気です。Xperiaには、オーディオ機器やAV機器メーカーとして世界をリードするソニーの最新の技術が搭載されています。
SIMフリーの「Xperia 1 VIII」は微細な凹凸が手のひらに心地よくなじみ、安定したグリップ感を実現します。AIがシーンを認識して、シチュエーションに合わせて表現力のある画作りを提案する新機能を搭載。細かい設定が分からなくても、多彩な表現力で撮影できます。また、明るさやホワイトバランス、彩度、コントラストなどを調整することも可能です。新開発の進化したスピーカーユニットを左右同一に搭載することで、より深い低音とより伸びやかな高音を再現するとともに、広がりと奥行きあるサウンドを実現。人の声も楽器の音もさらにクリアで豊かになり、音楽のステージや映画のシーンが目の前に広がるような、臨場感あふれるサウンドを楽しめます。
シャオミは、中国を拠点とするメーカーで、スマートフォンやスマートデバイスを製造しています。日本市場に参入したのは2019年からですが、2021年第2四半期の出荷台数では世界シェア2位でした。比較的安価な価格帯の製品が多いのが特長で、価格と性能を見合わせたコスパの良さが評判です。
2026年1月に発売された「REDMI Note 15 Pro 5G」のメインカメラには大型1/1.4インチの2億画素センサーを搭載し、AIの処理と組み合わせて、優れたHDR性能、暗所撮影性能、最大4倍まで画質劣化を抑えたズーム撮影が可能です。さらに、自然なボケ感のあるポートレート撮影や、肌を整えるAIビューティー、撮影後に不要な人物やガラスの反射などをワンタッチで削除できる多彩な編集機能も搭載しています。
シャープからは、有名なテレビブランド「AQUOS」の名を冠したスマートフォンを、「senseシリーズ」「Rシリーズ」「wishシリーズ」で展開。
SIMフリースマホ「AQUOS sense10」は、リアルタイムで騒音をカットするAI「Vocalist(ボーカリスト)」を搭載。自分の声だけを、クリアに相手に届けます。料理の撮影時はもちろん、書類などテキストに映り込んだ影をAIが自動的に除去して保存。さらに、ショーケースなど、ガラスへの映り込みを低減させる機能も搭載。AIが撮影時のお悩みを解消してくれます。
価格帯別におすすめのSIMフリースマホを紹介します。
SIMフリースマホは、安いものだと1万円台から買うことができます。エントリーモデルは、基本性能を中心としたシンプルな機能のものが多いため、通話とメール、SNSチェックなどのインターネットサーフィンくらいで、スマホをあまり使わない方や、これからスマホデビューをする方、お子さまにおすすめです。
価格と機能が充実したミドルレンジのおすすめモデルを紹介していきます。ミドルレンジモデルは、価格と機能、どちらも満足できるコスパの良いモデルが多く、非接触型決済やデュアルSIMなどの便利機能も充実。使い方に合わせて必要な機能を搭載したモデルを選びましょう。
ハイエンドモデルは、快適な操作性や美しいディスプレイ、優れたカメラ性能を備えた高性能モデルがそろっています。オンラインゲームを本格的に楽しみたい方には、高性能CPUを搭載し、負荷の高いゲームでも快適にプレイできるゲーミングスマホがおすすめです。
SIMフリースマホを使うためには、自分で行わなければいけない手続きなどがたくさんあります。そこで注意したい点や、準備することなどを順番に紹介していきます。
このようなトラブルを避けるために、格安スマホは大手通信キャリアのような手厚いサポートが受けられないことや、インターネットでの非対面での対応があることなど注意して契約しましょう。
SIMフリースマホについて紹介してきました。SIMロックが解除されたSIMフリースマホなら、契約するキャリアを気軽に変えることができます。SIMフリースマホのメリットは、格安モデルからハイエンドモデルまで、幅広くさまざまなモデルが登場しているので選択肢が多いこと、格安SIMと契約すれば、月々のスマホ料金を大幅に安くできることです。ぜひこの記事を参考に、ご家庭のスタイルに合ったSIMフリースマホを見つけてくださいね。