【おすすめ】防災用モバイルバッテリーの比較&選び方!人気のメーカーもご紹介
2026.7.29[更新]
災害時には停電により、スマートフォンを充電できなくなることがあります。家族や友人との連絡、災害情報の確認のために、スマートフォンを使用できる状態に保つことは欠かせません。そのようなときに頼りになるのがモバイルバッテリーです。しかし、防災グッズとして使うモバイルバッテリーは、普段使いのものとは選び方が変わってきます。
そこで今回は、防災用モバイルバッテリーの選び方を解説します。メーカーごとの特長や、Joshin web パソコン担当者が選んだおすすめモデルについても詳しく見ていきましょう。
Joshin web パソコン担当者「うぇげいん・すま緒」が、防災グッズとして使えるモバイルバッテリーや、おすすめモデルをご紹介いたします!
防災用モバイルバッテリーを選ぶ際のポイントとは?
防災用モバイルバッテリーを選ぶ際には、いくつかチェックすべきポイントがあります。まずはポイントごとに、それぞれ何を重視すればいいのかを解説します。
容量:防災用には大容量がおすすめ
モバイルバッテリーの容量はmAh(ミリアンペアアワー)で表され、数字が大きいほど容量が多く、本体のサイズも大きくなります。災害時の停電は数日続く可能性があるため、防災グッズとしてのモバイルバッテリーは、20,000mAh以上の大容量モデルがおすすめです。
充電時には電力ロスが発生するため、実際に使用できるのは表記された容量の60〜70%程度。一般的なスマートフォンのバッテリー容量は3,000〜4,000mAh程度なので、10,000mAhのモバイルバッテリーなら約2回のフル充電ができる計算です。日常的に使用するモバイルバッテリーであれば、10,000mAh前後で十分といえます。
しかし、災害時は情報収集や安否確認でいつも以上にスマートフォンを使用することが想定されるので、バッテリーの消耗も激しくなります。20,000mAhのモバイルバッテリーがあれば、スマートフォンを複数回フル充電できるため、数日間は安心して使用できるでしょう。また、家族分の複数台のデバイスを充電する必要がある場合にも、大容量モデルなら対応可能です。

サイズ、重さ:大容量になるほど大きく・重くなる
防災グッズとして役立つ大容量のモバイルバッテリーは、必然的にサイズが大きく、重くなります。20,000mAh以上のモデルでは、重量が400〜600g程度になることが一般的です。これは、500mlのペットボトルとほぼ同じ重さです。
日常的に持ち歩くモバイルバッテリーは10,000mAh前後で、重さ200〜300g程度の軽量モデルが選択肢になります。しかし、防災グッズとして考えると、多少のサイズや重さの違いよりも、容量の大きさを重視することをおすすめします。
防災用モバイルバッテリーには大容量モデル、日常使いにはサイズのコンパクトなモデルというように、モバイルバッテリーを使い分けるのもひとつの方法です。

USB端子の数や形状:複数台の充電を想定して選ぶ
防災用モバイルバッテリーのUSB端子の数としては、2つ以上の出力ポートを搭載したモデルがおすすめです。災害時は家族分のスマートフォンを充電するなど、同時に複数台を充電することが想定されます。また、1つの出力ポートが故障した場合の予備としても機能します。
端子の形状については、USB Type-AとUSB Type-Cの両方に対応したモデルを選ぶことが理想的です。両方の端子があることで、さまざまなデバイスに対応できるでしょう。
また、防災グッズとしては、ワイヤレスで充電できるモバイルバッテリーもおすすめです。ケーブルの断線で充電できないというリスクを軽減できるメリットがあります。
出力:大きいほど充電が速くなる
モバイルバッテリーの出力は、スマートフォンの充電速度に影響するため、チェックしておきたいポイントです。
出力はA(アンペア)やW(ワット)で表示されます。スピーディーに充電したいなら、2A以上かつ18W以上のモデルがおすすめです。出力が低いと充電時間が長くなり、災害時の限られた時間を活用できません。
充電規格:急速充電に対応しているか確認
充電速度を重視したいなら、モバイルバッテリーが急速充電に対応しているかのチェックも欠かせません。代表的な急速充電の規格は、「USB PD(Power Delivery)」と「QC(Quick Charge)」の2つです。お手持ちのデバイスに合う充電規格のモバイルバッテリーを選びましょう。
■代表的な急速充電の規格
| USB PD(Power Delivery) | USB Type-C 端子に対応。iPhone をはじめとするApple製品やAndroid端末に普及しており、最大100Wの給電が可能。 |
|---|---|
| QC(Quick Charge) | 主にAndroid端末に対応。USB充電の約4倍の速さで充電できる。 |

モバイルバッテリー以外のスマートフォンを充電できるアイテム
災害時にモバイルバッテリー以外でスマートフォンを充電する方法も確認しておきましょう。ここでは、災害時に役立つ3つのアイテムを紹介します。
ポータブル電源:家電も動かせる大容量の電源装置
ポータブル電源とは、モバイルバッテリーよりもはるかに大容量で長時間の電力供給ができる電源装置です。ACコンセントも搭載されているので、スマートフォンの充電だけでなく、幅広い家電製品を動かすことができ、停電時の生活をより快適に過ごせます。屋外での利用を想定した耐久性や耐熱性も魅力です。
持ち運びは可能なもののサイズが大きく、軽量モデルでも5kg前後と重いため、車での避難や自宅での使用に適しています。ソーラーパネルで充電できるモデルも多く、長期間の停電にも対応できる点が大きなメリットです。
ソーラーパネル:持ち運びに便利なモデルも登場
ソーラーパネルなら、太陽光を利用してスマートフォンを直接充電できるため、電力復旧の見込みが立たない長期間の災害時に役立ちます。タブレットサイズに折り畳めるモデルも登場していて、リュックに入れて手軽に持ち運ぶことが可能です。
ただし、軽量なモデルは供給できる電力が少ないことや、天候に左右される点はデメリットとなります。モバイルバッテリーと組み合わせて使用すると、天気が良いあいだに発電した電気をモバイルバッテリーに蓄電できるため、より実用的です。
シガーソケット・チャージャー:車のシガーソケットから充電できる
車のシガーソケットを利用したスマートフォンの充電は、車を所有している方にとって手軽な充電方法です。車のシガーソケットに専用のシガーソケット・チャージャーを差し込めば、バッテリーが生きている限り、エンジンを稼働させなくても一定時間の充電ができます。エンジンをかければより長時間の充電が可能です。
シガーソケット・チャージャーはお手軽に購入でき、急速充電対応のモデルも登場しています。ただし、シガーソケットから充電するときは、車のバッテリー上がりを避けるため、エンジンを定期的にかける必要があります。災害時はガソリンの入手が難しい場合もあるため、ほかの充電手段と併用するのがおすすめです。
モバイルバッテリー本体にソーラーパネルがついたモデルも登場しています。電源が利用できない状況でも、太陽光を電力に変換してバッテリーを充電できるので、キャンプなどのアウトドアシーンだけでなく、災害時の防災グッズとしても注目です。
メーカー別・防災用モバイルバッテリーの特長
防災用モバイルバッテリーはいざというときに備えるものなので、信頼できるメーカーのモデルを選びたいところ。ここでは、防災グッズとして使えるモバイルバッテリーを展開している、人気メーカーをご紹介します。
エレコム:低電力モードで、小型機器も最適に充電できる
エレコムは、パソコン周辺機器を中心に展開している日本のメーカーです。モバイルバッテリーはリーズナブルなモデルが多く、5,000mAhから20,000mAhまで、幅広い容量のモデルをラインナップしています。
Bluetoothイヤホンのような、充電電流の小さな小型機器を最適な電流で充電できる「低電流モード」を搭載しているモデルが多いことも特長です。防災グッズとしておすすめの大容量モバイルバッテリーでは、シンプルなデザインでコンパクトなモデルがそろっています。
アンカー:防災時に役立つ超大容量モデルも登場
アンカーは中国に本社を置くメーカーで、スマートフォンやタブレット、パソコン製品を開発・販売しています。アンカーのモバイルバッテリーに搭載されているのが、独自の急速充電技術である「PowerIQ」です。
PowerIQは、iPhoneやGalaxyなど、それぞれのデバイスに適した速度で急速充電する機能。接続したデバイスに最適な電流を自動的に供給し、最短時間で充電できます。容量のバリエーションも豊富で、25,000mAhの超大容量モデルは防災グッズとしてもおすすめです。
HIDISC:アウトドアシーンに役立つ保護機能を搭載
HIDISC(ハイディスク)は、株式会社磁気研究所という日本企業が展開するブランド。フロッピーディスク時代から記録メディア全般を手掛けてきた老舗メーカーです。
薄型でクレジットカードと同等サイズの5,000mAhのモバイルバッテリーから、20,000mAhの超大容量モデルまでラインナップしています。
複数台同時充電、USB PDやQC対応による急速充電、過電圧・低電圧・過電流・短絡保護など、各種保護機能を備えたモデルを選ぶことができ、アウトドアシーンでの利用にも役立つのが特長です。
Joshin web パソコン担当者が厳選!おすすめの防災用モバイルバッテリー
ここからは、プロの視点で厳選した、防災用モバイルバッテリーをご紹介しましょう。いずれも、Joshin web のパソコン担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ご自身に合ったモバイルバッテリーを見つけてください。
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モバイルバッテリー以外のおすすめ防災グッズ
モバイルバッテリーのほかにもさまざまな防災グッズがありますが、中でも充電機能とほかの機能を組み合わせたアイテムに注目。防災ランタンと手回しラジオをご紹介します。
防災ランタン:給電機能つきモデルをチェック
災害時の停電時に役立つランタンの中には、スマートフォンを充電できるモデルも登場しています。大容量のモバイルバッテリーと比べて充電回数は少なくなるものの、緊急時に役立つ機能です。タッチで点灯したり、ハンドルつきで懐中電灯のように使えたりと、多機能なモデルがそろっています。
手回しラジオ:ハンドルを回して蓄電できる
乾電池がなくても手回しで充電できる手回しラジオは、災害時の情報収集に役立つ心強いアイテムです。中でも、ラジオに内蔵された充電池もしくは乾電池、手回し充電から、スマートフォンに充電できるモデルがおすすめ。本体にソーラーパネルを搭載していて、太陽光で内蔵の充電池を充電できるモデルも登場しています。
モバイルバッテリーで災害時の停電に備えよう
モバイルバッテリーは、外出先でスマートフォンを充電できる便利なアイテムですが、災害時には防災グッズとしても活躍します。防災用にモバイルバッテリーを選ぶときは、大容量であることを前提に、サイズや重さ、端子、出力、充電規格を比較して検討してみてください。
また、モバイルバッテリーのほかに、ポータブル電源やソーラーパネル、シガーソケット・チャージャーなど複数の充電手段を組み合わせることで、より確実な電源確保が可能になります。





















