【2026年】おすすめの炊飯器を比較!5つの選び方のポイントも解説
2026.6.30[更新]
キッチンで毎日のように活躍する炊飯器は、使い勝手や機能もさることながら、「おいしいご飯が炊けるかどうか」が重要です。そのため、ご家庭の環境に合った炊飯器をどのように選べば良いのかは、なかなか見極めるのが難しいかもしれません。そこで今回は、炊飯器の種類や機能、選び方のポイントを、Joshin web 家電担当者の視点でご説明します。
Joshin web 家電担当者「えむ」が、炊飯器のポイントやおすすめモデルを紹介いたします!
炊飯器の最新トレンド
現在の炊飯器は、単にご飯を炊くだけでなく、さまざまなユーザーニーズに応えられる多彩な機能を搭載しています。各社が力を入れている、炊飯器の最新トレンド機能をご紹介しましょう。
食感炊き分け機能:好みに合わせて炊き上がりの食感が選べる
食感炊き分け機能は、ユーザーの好みに合わせて、炊き上がりのご飯の食感が選べる機能です。「しゃっきりとした硬めの触感」や「きちんと粒感がありながら、水分量の多いもちもち食感」など、好みの炊き上がりに調整することができます。また、白米だけでなく、無洗米や玄米、雑穀米などでも食感を調整できるモデルもあります。
お手入れのしやすさ:部品や構造の工夫により、洗いものが簡単
最近は、お手入れのしやすさを考慮した炊飯器が登場しています。お手入れ時に洗うパーツの点数は、炊飯器が高機能になるにつれ増えがちなもの。ですが、お手入れのしやすさを考慮したモデルは、部品を一体化したり、構造を工夫したりすることで、炊飯後は内釜と内蓋を外して洗うだけとなっています。洗いものが簡単で済むので、家事の時短につながるでしょう。
調理機能:煮込み料理からデザートまで炊飯器任せで調理可能
最近の炊飯器は、単にご飯を炊くだけでなく、調理機能を搭載したモデルも増えています。近年、炊飯器を使った簡単調理が人気で、インターネット上には、さまざまなレシピが公開されています。調理機能を搭載した炊飯器なら、本格的な煮込み料理からプリンやケーキといったデザートまで、炊飯器任せで調理可能です。
炊飯器を選ぶ際のポイントとは?
炊飯器は、各メーカーからさまざまな機能を持った多くのモデルがラインナップされています。その中からひとつを選ぶのは、簡単ではないかもしれません。そこでおすすめなのは、何を優先するのかを決めておくことです。どのような食感が好みか、高火力を優先するのか、内釜の種類で選ぶのか、調理コース機能や蒸気カットなどの機能で選ぶのかなど、さまざまな優先ポイントがあります。また、使い勝手や耐久性、炊飯容量、価格も大切なポイントでしょう。ここでは、炊飯器選びの参考になる「食感」や「加熱方式」「内釜の種類」「付加機能」「容量」といったポイントについてご紹介しましょう。
加熱方式:火力の違いがご飯の味を左右する
加熱方式の違いは、炊き上がったご飯の味と食感に大きく影響します。そのため、炊飯器選びでは最重要項目です。とにかく大火力が欲しいとなるとガス方式がベストの選択ですが、置き場所が限られるという弱点もあります。また、圧力IH方式は高火力でおいしく炊けるものの、高価なモデルが多いのが難点です。一人暮らしであまり自炊の機会がない方や、単身赴任のあいだだけ使えればいい方のほか、「ご飯の味や食感に関して、さほどこだわりはない」という方ならば、価格の安いマイコン方式がベストの選択かもしれません。
内釜の種類:過熱方式と並ぶ、炊飯器の重要な要素
加熱方式以上にメーカー各社が注力しているのが内釜です。内釜は各メーカーとも独自の工夫を凝らしていますので、素材や構造をチェックするのも良い方法です。土鍋や鉄、銅、炭、ダイヤモンドなど、内釜に使われる素材はさまざまで、それぞれに特長があります。いずれも「かまど炊き」の再現を目指して作られていますので、炊き上がりのおいしさに優劣はつけにくいかもしれません。
ですが、内釜の素材によって、重さや耐久性に差がありますし、価格も違ってきます。また、内釜は炊飯器の中では傷みやすい部品ですので、数年間のメーカー保証がつけられていますが、保証期間はモデルによって差があります。内釜で炊飯器を選ぶ場合は、この点にもチェックが必要でしょう。
付加機能:必要な機能が搭載されたモデルを選ぶ
炊飯器の機能は「ご飯を炊く」だけではありません。ミドルクラス以上のモデルになると、さまざまな便利な機能が搭載されています。こうした機能の有無で炊飯器を選ぶというのも、ひとつの方法です。炊飯では、硬め・やわらかめと、仕上がりを調整できるモデルや、玄米や雑穀米もおいしく炊き上げる機能を持つモデルもあります。保温機能はベーシックなものですが、保温中のご飯に蒸気をあてたり、内釜の空気を抜いたりして乾燥を防いでくれる炊飯器もあります。また、調理機能を持つ炊飯器もありますので、これらの機能を見比べながら、一番必要な機能は何かを選んでください。
容量:ご家族の人数と使い方に合わせて選ぶ
炊飯器の容量は、何合のお米が炊けるかによって、およそ「1合から3.5合」「5.5合」「1升」の3区分に分かれています。1合のご飯はお茶碗にして約2.5杯(350g)ですから、ご家族の人数に合わせて選ぶといいでしょう。一人暮らしの方は1合あるいは2合、3人までならば3合か3.5合。5人家族なら5.5合クラスが適していますし、それ以上の大家族や、食べ盛りのお子様が多い場合は1升炊きが目安です。
なお、「炊飯器の容量いっぱいのご飯を炊くと、おいしく仕上がらない」という話を聞くことがありますが、決してそんなことはありません。お客様を招くことが多かったり、多めのご飯を炊いて冷凍保存したりすることが多い場合は、大きめの容量を選ぶのがおすすめです。
食感:好みの食感から選ぶ
近年は、食感炊き分け機能を搭載したモデルが増え、どのメーカーの炊飯器でもユーザーの好みの食感に合わせてご飯を炊けるようになっています。一方で、炊飯器メーカーごとに、得意とするご飯の炊き上がりの特性があります。
一般的に、「粒がしっかり、もっちりとしたご飯」を得意としているのが象印マホービン。「粒感がありながら、ふっくらしたご飯」になるのがタイガー。「みずみずしく、やわらかいご飯」に炊き上げるのがパナソニックやアイリスオーヤマ。「しゃっきりと噛み応えのあるご飯」の炊き上がりを得意とするのが、三菱電機や東芝といわれています。
かまど炊きを目指した炊飯器の加熱方法
現在登場している炊飯器は、基本的に「かまどで炊いたご飯のおいしさ」を目指しているといわれています。そのため、各メーカーは、「かまど炊きの味」を再現するため、加熱方法や内釜の材質などに、さまざまな工夫を重ねてきました。炊飯器に採用されている加熱方式は、「IH」「圧力IH」「マイコン」「ガス」の4種類あります。まずは、これらの違いについて見ていきましょう。
IH方式:内釜そのものを発熱させてムラなく炊ける
IH方式タイプの炊飯器は、内釜に接する部分にコイルを配置し、通電すると磁力線の働きによって内釜が発熱し、炊飯します。内釜全体を適温に加熱できるため炊きムラがなく、お米の一粒一粒がシャキッとした、「ご飯が立つ」炊き上がりになります。また、程良い噛み応えを感じられるのもIHの特長です。コストパフォーマンスにも優れているため、おいしいご飯を手軽に味わいたい方におすすめです。
圧力IH方式:圧力をかけて高温で炊飯
圧力IH方式は、IH方式をベースに内釜内部に圧力をかける仕組みを持ったタイプです。通常、水の沸点は100℃ですが、内釜内部の気圧を上げると水の沸点が上がり、100℃を超える高温にできます。これは、圧力鍋と同じ原理です。こうすることで、硬いお米に熱を短時間で十分に加えることができ、お米は十分に水分を含んでふっくらと炊き上がり、もっちりとした食感になります。
また、おいしく炊くのが難しい玄米や雑穀米なども、圧力IHならば簡単に炊くことが可能です。各メーカーのハイクラスモデルに採用されている方式で価格は少々高めですが、近年では手頃な価格のものも増えてきました。
マイコン方式:コストパフォーマンスが良い
マイコン方式は、炊飯の際の火加減や時間を、自動調整してくれるタイプです。マイコンとは「マイクロコントローラー」あるいは「マイクロコンピューター」の略称で、電気機器を制御する集積回路を指します。マイコン方式が生まれた1970年代終盤は、電子回路でコントロールする家電の多くが「マイコン搭載◯◯」などと宣伝され、その名称が今も残っているわけです。
マイコン方式は、本体底面のヒーターで内釜を加熱して炊き上げる仕組みとなっており、底面のみで熱を加えるため、内釜全体を加熱するIH方式と比べると、どうしても炊きムラが起こりやすいデメリットがあります。しかし、十分に満足できる味や食感ですし、何よりコストが安いのが大きな魅力です。
ガス方式:強火力で、かまど炊きに近い味わい
ガス方式は、電気ではなくガスを熱源に使う方式です。業務用炊飯器に多く採用されている方式ですが、家庭用のモデルも一部で発売されています。ガス方式のメリットは、なんといっても高火力であることです。そのため、かまど炊きに近い炊き上がりとなり、甘みやふっくら感など、ご飯本来のおいしさを味わうことができます。
一方で、ガス栓との接続が必要なために置き場所が限定されますし、ホースや接続部など、定期的な点検が欠かせなません。また、保温機能を持たないモデルもあるので、その場合は保温ジャーを別に用意することになります。なお、ガス器具には都市ガス用とプロパン用の区別もありますので、購入の際には注意が必要です。
炊飯器は内釜の種類も工夫されている
加熱方式と並んで、ご飯の仕上がりに大きく影響するのが内釜の種類です。これは、各社それぞれに独自の工夫を凝らしていて、使用している素材もさまざまです。現在、使われている内釜にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
土鍋釜:土鍋炊きの味わいを生み出す内釜
土鍋釜はタイガー独自の内釜で、銅やアルミを用いた複合素材に土鍋コーティングを施したものと、土鍋そのものを炊飯器の内釜としたものとがあります。土鍋は遠赤外線効果に優れているため、お米の芯まで十分に加熱し、弾力のあるもっちり感を引き出すことができます。また、蓄熱性が高いのも土鍋の特長です。お米本来の甘味や香りをしっかり引き出し、そのおいしさを長時間保つことができます。
ほかの素材の内釜と比べると厚みや重みがありますので、少々扱いにくいです。なお、内釜は衝撃に弱いという弱点もありますが、ある程度の高さから硬い床に何度も落とすようなことがなければ、心配ないでしょう。
鉄器釜:短時間でふっくら炊き上がる
鉄器釜は、素材である鉄の発熱効率が高いため、短時間で一気に炊き上げることができます。そのため、ご飯がふっくらと仕上がるだけでなく、お米の栄養素や旨みを逃しません。また、IH加熱との相性も良く、加熱ムラが起こりにくいため、全体をまんべんなく加熱できて均一な炊き上がりになります。釜の素材としては「かまど炊き」に最も近く、安定感に優れた素材といえるでしょう。
鉄器釜の難点は少々重いことですが、「重くて扱えない」というほどではありません。それは、内釜本体を軽量なアルミ合金で作り、その外側に鉄の粒子をコーティングするように打ち込む製法で作られたものだからです。このタイプの釜は、鉄の発熱効率や蓄熱性・断熱性を備えつつ、軽量に仕上がっています。
炭釜:優れた熱伝導率で、ご飯のおいしさを引き出す
熱伝導率の高さと遠赤外線効果の高さを合わせ持つのが炭釜です。短時間のうちに内釜全体が発熱し、さらに遠赤外線効果でお米の芯まで熱を通します。直火炊きに近い状態で激しい熱対流を起こして炊き上げるため、炊きムラもありませんし、お米の粒立ちが良く、ふっくらとやわらかな仕上がりになります。
ミドルクラスモデルの炊飯器では、鉄やアルミ合金の内釜をベースに、外側を炭でコーティングしたものが使われています。ハイクラスモデルになると、炭素を円筒状に成型焼成し、内釜の形と大きさに削り出して製造します。内釜全体が発熱体になりますから、熱伝導率はさらに高まるのです。ですが、衝撃に弱く、優しく扱わなくてはならないことと、非常に高価であることが難点です。
ダイヤモンド釜:熱しやすく冷めにくいを実現した逸品
かまど炊きのおいしさは、かまどの高火力と羽釜の蓄熱性の高さがポイントですが、家庭用の電力と炊飯器で再現するには、「熱しやすく冷めにくい」という課題を解決しなくてはなりません。そのひとつの答えが、このダイヤモンド釜です。
素材にステンレスとアルミを使い、IHの熱を釜全体に素早く伝え、特殊塗装で蓄熱性を向上しています。さらに、釜の内側にはダイヤモンドの微粒子を混合したフッ素コートを施し、沸騰時に細かな泡を発生させて、激しい対流が起こるようにしました。この内釜の仕様によって、ムラのない均一な炊き上がりと、ふっくらとした仕上がりを実現します。内釜そのものが軽量なため扱いやすく、耐久性が高いのも特長です。
銅釜:高い熱伝導率と蓄熱性が、おいしいご飯を生む
銅釜も、炊飯器に使われます。銅は昔から料理器具に使われてきた素材で、銅製の鍋やソースパンを愛用する方は多いでしょう。特に、プロの職人さんが使う卵焼き器も多くが銅製で、これは「溶いた卵に素早く火を通し、焦がさずに手早くまとめる」という、卵焼き器に要求される機能に最適だからです。また、銅は蓄熱性が高いため、炊飯器に使うとふっくらとツヤのある炊き上がりになります。ただ、銅は酸や塩分に弱く、傷つきやすいデリケートな素材ですから、炊飯器に採用する場合はほかの金属と組み合わせ、多層構造の内釜として使われています。
使ってみたくなる炊飯器の便利機能
加熱方式と内釜の材質だけでなく、ほかの部分でも炊飯器は着々と進化を続け、より手軽で便利に使うための機能が追加されています。これらの機能によって、炊飯器は「ご飯を炊く」というだけでなく、料理を作る調理器具として、再認識されるようになってきました。続いては、炊飯器が持つ炊飯以外の機能についてご紹介します。
保温機能:いつでも炊きたてのおいしさを味わえる
ご飯は炊きたてが一番とはいえ、食事の時間がご家族で異なることもありますし、食べ残してしまうこともあります。そんなときは、ご飯をおいしく保存してくれる保温機能が役立ちます。「保温したご飯はにおいが出る」こともありますが、近年の炊飯器は保温機能も進化しています。乾燥を避けるために内釜に蒸気を送り込んだり、内釜の空気を抜いて水分の蒸発を抑えたりと、各メーカーの努力によって、味や食感の劣化を防ぐ工夫がなされています。
炊き分け機能:玄米や雑穀米も、最適な炊き上がりに
健康志向の方の中には、精白米ではなく玄米や雑穀米を食べるという方が増えているようです。しかし、玄米や雑穀米は、精白米と同様に炊いてしまうとおいしく仕上がらず、硬くて食べにくいものになってしまいます。こうしたニーズに合わせるために、炊き分け機能を搭載した炊飯器が登場しています。お米の種類に合わせて炊き方を自動調整する機能があれば、おいしい玄米や雑穀米などを楽しむことができるのです。
また、モデルによってはお米の種類だけでなく、炊き上がりの状態も指定することができます。シャッキリした噛み応えのある硬めのご飯にするか、ふっくらとやわらかな炊き上がりにするか、好みによって炊き分けることができるのです。そのほか、お米の銘柄に合わせて炊き方を指定できるモデルもあります。
調理コース機能:炊飯器でも料理ができる!
プリンやケーキ、パンなど、それまで「オーブンがなければできない」と思われていた料理も、炊飯器で作ることができます。最近増えてきている「炊飯器でいろいろな料理にチャレンジしたい!」というニーズに応えるため、炊飯器に「調理コース機能」が搭載されるようになりました。実際にどのようなメニューに対応できるかは製品によって異なりますが、料理のレパートリーを大きく広げてくれるでしょう。
なお、炊飯器の保温機能を低温調理に使おうとするケースもありますが、低温調理の加熱温度は40℃から60℃に対し、炊飯器の保温温度は60℃から75℃です。そのため、メーカーとしては、炊飯器での低温調理は推奨していないことが多いようです。
蒸気レス機能:部屋に湿気を振りまかない
炊飯器で困るのが、炊飯中に発生する蒸気です。キッチンのレイアウト上、炊飯器は換気扇から離れた場所に置かれることが多いため、部屋の中に蒸気があふれることになります。炊飯中のご飯の香りは良いものですが、部屋の湿気が増えるのは考えものです。梅雨時などはジメジメ感がさらに増すことになりますし、カビの心配もあります。また、小さなお子様のいるご家庭なら、蒸気にふれてやけどを負うおそれもあるでしょう。
こうした不安に対処する機能が、蒸気レスや蒸気カットといった機能です。炊飯中に発する蒸気を可能な限り抑えることで、湿気や熱によるトラブルを防いでくれます。蒸気をほとんど出さないもの、ごくわずかに抑えてくれるものなどがありますが、湿気や熱が心配という方は検討してみてください。
メーカー別・炊飯器の特長
炊飯器は必需品ともいえるだけに、いくつものメーカーから多くのモデルが登場しています。目指すところは「かまど炊き」なのですが、各メーカーが独自の技術やアイディアを盛り込んでおり、メーカーの個性となっています。また、使い勝手の良さや便利な機能を搭載したモデルが多数あります。ここでは、主な炊飯器メーカー5社をピックアップし、その特長をご紹介します。
象印:確かなブランド力は安心のしるし
象印は炊飯器のトップブランドです。正式な社名は「象印マホービン株式会社」であることからわかるように、大正時代に始めた魔法瓶製造が事業の基盤でした。その後、1970年の電子ジャーの発売を経て、炊飯器の製造へと舵を切り、今や炊飯器のトップブランドに成長しました。
象印の特長は、まずブランド力。本体に小さく描かれたゾウのマークは、安心のしるしともいえ、買い換えの際に象印製品を指名買いするお客様も少なくありません。また、機能の面では、内釜の中に激しい対流を起こす「炎舞炊き」、直火の炎のゆらぎを再現する「3DローテーションIH」など、ご飯の旨みと甘みを引き出す、独自の工夫が施されています。
タイガー:期待を裏切らない、炊飯器業界のツートップ
タイガーも、象印と並ぶ炊飯器業界のトップブランドです。タイガーも象印とほぼ同時期に魔法瓶製造を手掛け、さらに1970年に電子ジャーの第1号商品を市場に送り出しています。このとき、商品ブランドとしてつけられた「たきたて」の名は、50年以上が過ぎた現在でも、同社の製品に用いられています。
タイガーの特長は、やはり長い歴史と実績に裏付けられた信頼感です。ハイエンドモデルの「土鍋ご泡火炊き」は、焼き物の街である三重県・四日市市で作られた土鍋をベースに、特殊コーティングが施された内釜を使用し、遠赤外線効果と蓄熱性の高さで、お米本来の旨みと甘みを引き出してくれます。
パナソニック:ユーザーからの厚い支持で、人気上昇中!
日本を代表する総合電機メーカーであるパナソニックは、「幸せの、チカラに。」というブランドスローガンを掲げています。「一人ひとりが物心両面で豊かになれば、社会も世界も豊かになる」、そのための製品やサービスを生み出していく決意を示した言葉で、その精神は炊飯器にも反映されています。
熱効率の高さや軽さ、丈夫さを兼ね備えた「ダイヤモンド竈釜」、お米の旨みを引き出す独自技術の「高温スチーム」のほか、炊飯中の圧力をコントロールする可変圧力と、釜全体を覆うように配置されたIHによる大火力を組み合わせた「おどり炊き」。ユーザーが求める「おいしいご飯」を実現するため、あらゆる工夫を施す姿勢は、多くの消費者に支持されています。
東芝:多くの「第一号」を生み出してきた、進取の精神
あまり知られていませんが、東芝は多くの「日本初」を生み出してきたメーカーです。炊飯器に関しては、協力会社が開発した「自動式電気釜」の販売を手掛け、日本で初めて世に送り出しました。この進取の気風は、現在の製品づくりにも脈々と受け継がれています。内釜内部の空気を抜き、お米の吸水を促して、保温時の乾燥を防ぐ「真空ひたし・真空保温」機能や、地域によって異なる水道水の硬度に合わせて炊き分ける機能のほか、66種の銘柄米の特長を活かし、炊き加減を自動調整する機能など、おいしいお米を、さらにおいしくする機能が開発されているのです。
日立:目に見えないユーザーニーズをくみ取る製品づくり
日立の家電事業は1918年、扇風機と井戸ポンプの生産から始まりました。現在は、アンケートなどには表れない、消費者の潜在ニーズを製品開発に活かしています。そうした開発姿勢は炊飯器づくりにも表れており、季節によって異なる水温の変化に合わせて浸し時間や火加減を調整する機能や、蒸らし工程でスチームを発生させ、ふっくらと炊き上げる機能、内釜の上面と底面、側面にIHヒーターを設置することで内釜に熱を閉じこめる機能などで、ご飯のおいしさを追求しています。また、傷つきやすい内釜に「購入後6年」という長期のメーカー保証を設定しており、消費者に安心感を届けているのです。
Joshin web 家電担当者が厳選! おすすめ炊飯器
続いては、家電のプロがおすすめする各メーカーの炊飯器をご紹介しましょう。いずれも Joshin web の家電担当者によるセレクトですので、ご家庭の環境に合った炊飯器が、きっと見つかるはずです。
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炊飯器に関するQ&A
安い炊飯器と高級炊飯器は何が違いますか?
炊飯器は、1万円台のリーズナブルなモデルから10万円を超えるハイエンドモデルまで、さまざまな種類があります。現在の炊飯器は、どんなモデルでも失敗することなくご飯を炊けますが、炊き上がりの品質や内釜に使用している素材、機能性の違いによって、炊飯器の価格差が生まれています。
炊飯器の寿命はどのくらいですか?
炊飯器の寿命は一般的に、3〜6年程度といわれています。寿命が近づくと、においがとれなくなったり、炊き上がりが悪くなったりするという症状が現れる場合もございます。
IH方式の炊飯器とマイコン方式の炊飯器の違いは何ですか?
IH方式の炊飯器は、電磁誘導加熱(Induction Heating)によって、内釜全体を均一に加熱させご飯を炊き上げます。一方のマイコン方式の炊飯器は、本体底面のヒーターで内釜を加熱するシンプルな構造になっているため、IH方式の炊飯器に比べ、炊きムラが多くなりがちです。
IH方式の炊飯器のメリットとデメリットは何ですか?
IH方式の炊飯器は、釜そのものを発熱させるため熱が均一に伝わり、お米の一粒一粒が立ち上がったようなふっくらした炊き上がりになるというメリットがあります。保温時にもおいしさが維持されやすく、コストパフォーマンスに優れているでしょう。
一人暮らしの炊飯器は何合炊きが目安ですか?
炊飯器の容量は、主に「1合から3.5合」「5.5合」「1升」に分かれています。一人暮らしの方の場合は、1合から3.5合クラスが適しているでしょう。
優先項目を決めておき、ご家庭に合った炊飯器を
炊飯器の種類は多種多様ですので、その中からひとつに決めるのは難しいかもしれません。ですが、火力や機能、コストなどのうち、「何を優先するか」を決めて絞り込めば、最適なモデルは見つかるでしょう。ご家庭の環境に合った炊飯器を選んで、毎日の食卓を充実させてください。
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