2024.09.02
Joshin 試用レポート
ソニーのレンズ交換式VLOGCAM™ ZV-E10 Uを体験レポート!



ソニー デジタルカメラ「VLOGCAM ZV-E10 II」
ソニーのVlogカメラ「VLOGCAM」シリーズに、スタンダードモデルとしてAPS-Cサイズセンサー搭載の『ZV-E10 U』が登場!
Vlogカメラとして人気の高い『ZV-E10』や、シリーズ最高峰の『ZV-E1』で培った技術を惜しみなく取り入れられたモデルで、クラスがベーシックからスタンダードにワンランクアップ。
早速、進化したポイントなど『ZV-E10』と比較しながらじっくり見ていきましょう!
※『ZV-E10』の試用レポートはこちら
※『ZV-E1』の試用レポートはこちら
ライター:くっきー
ソニー デジタルカメラ「VLOGCAM ZV-E10 II」
| 本体サイズ(約) | 幅114.8 x 高さ67.5 x 奥行54.2mm(グリップからモニターまで) |
|---|---|
| 重量(約) | 377g((バッテリーとメモリカードを含む)、292g(本体のみ) |
| 付属品 | リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100、ショルダーストラップ、ウインドスクリーン、ウインドスクリーンアダプター、ボディキャップ |
箱から取り出し、はじめて手に持った時は「えっ、何?」とその軽さに驚きました。
バッテリーを装着していない本体のみだと300gを切る軽さで、普段から想像するデジタル一眼カメラの重さとは思えません。
動画撮影可能時間の長さを考えると、軽いに越したことはないので素直にすごいと感じました。
大容量バッテリー「NP-FZ100」が採用されました。
バッテリーサイズが大きくなり、それを収納するグリップ部も必然的に大きくなります。
高さに加え指のかかる部分も深くなり、グリップのホールド感が向上しました。
ウィンドスクリーンが標準装備されているところはVlogカメラならではといった感じですね。
レンズを自分好みで選ばれる方のために本体のみも用意されていて、パワーズームレンズキット、ダブルズームレンズキットを加え3タイプからお選びいただけます。
パワーズームレンズキットには「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II」が付属されます。
このレンズは『ZV-E10』の同キットに付属されているレンズの後継モデルで重量が約9g軽量化されました。
大容量バッテリーに変更された『ZV-E10 U』本体を含めても、わずか約25gの差しかありません。
ダブルズームレンズキットには「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II」と「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」が付属されます。
「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」は『ZV-E10』の同キットに付属されているレンズと同じものです。
別売のワイヤレスリモートコマンダー付きシューティンググリップ GP-VPT2BTを使用すれば、片手だけの操作でズーム機能や撮影が行えます。
また三脚としても使用できるため、製品レビューや離れた場所からの撮影にも便利です。
外観とスペックを前モデル『ZV-E10』と比較
前モデルの『ZV-E10』と並べて、外観やスペックをチェックしていきましょう。
正面を見比べると幅が若干狭くなったものの、高さはグリップ部とともに3mm程高くなりました。
天面を見比べると電源ON/OFFボタンの位置がシャッターボタン周りに変更され、片手による操作性が向上していると感じました。
静止画/動画/S&Qの切換方法がボタン式からスライドレバー式に変更されました。
これによりモニターを見なくても静止画/動画/S&Qの切り替え確認が簡単に行えます。
ボタン配置はハイエンドモデルの『ZV-E1』そっくりです。
背面の操作ボタンの配置はほぼ変更なし。
『ZV-E10』と同様に約103万ドットの液晶モニターには操作性の良いタッチスクリーンや、あらゆる角度から撮影が可能なバリアングルモニターが採用されています。
左側面のカバーを開くと、充電端子(USB Type-C)やマイク・ヘッドホン端子、HDMIマイクロ端子 (タイプD)、カードスロットが搭載されています。
カードスロットの位置は底面のバッテリー挿入口の横から左側面に変更され、これらの配置もハイエンドモデルの『ZV-E1』そっくりになりました。
右側面を見るとグリップ部がかなり大きくなったのがわかります。
高さだけじゃなく奥行も深くなり、かなりホールド感が増したのでバッテリー装着時でも『ZV-E10』より軽く感じることさえありました。
付属のバッテリー「NP-FZ100」は、『ZV-E10』に付属されている「NP-FW50」の2倍以上の容量があり、最大約130分の実動画撮影、約610枚の静止画撮影が可能※です。
バッテリーサイズがかなり大きくなりましたが、本体サイズや重量はほぼ変わらないというのは本当にすごいです。
バッテリーを充電するACアダプターは付属していないので、こちらよりご用意ください。
※使用方法によって時間や枚数は減少する場合があります。
| ZV-E10 U | ZV-E10 | |
|---|---|---|
| センサーサイズ | APS-Cサイズ (23.3 x 15.5 mm) | APS-Cサイズ (23.5 x 15.6 mm) |
| 画像処理エンジン | BIONZ XR | BIONZ X |
| 有効画素数 | 静止画時: 最大約2600万画素 動画時: 最大約1990万画素 |
約2420万画素 |
| ISO感度 | 静止画撮影時: ISO 100-32000 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 102400) AUTO (ISO 100-6400、上限/下限設定可能) 動画撮影時: ISO 100-32000相当 AUTO (ISO 100-6400相当、上限/下限設定可能) |
静止画撮影時: ISO 100-32000 (拡張: 下限ISO 50、上限ISO 51200) AUTO (ISO 100-6400、上限/下限設定可能) 動画撮影時: ISO 100-32000相当 AUTO (ISO 100-6400相当、上限/下限設定可能) |
| 手ブレ補正 | [静止画] 交換レンズ側対応 [動画] 交換レンズ側対応 (スタンダード時)/電子式 (アクティブ時) |
|
| 連続撮影速度 | Hi+時:最高約11コマ/秒、Hi時:最高約8コマ/秒、Mid時:最高約6コマ/秒、Lo時:最高約3コマ/秒 | |
| 内蔵マイク | インテリジェント3カプセルマイク | 指向性3カプセルマイク |
画像処理エンジンに「BIONZ XR」が搭載されたことで、『ZV-E10』の画像処理エンジン(BIONZ X)と比較すると最大約8倍の高速処理能力となり、静止画と動画の両方で驚異的なディテールとシャープネスを実現します。
標準ISOレンジは100から32000までに広がり、高感度と低ノイズの理想的な組み合わせを提供してくれます。
また高速読み出し機能により、膨大な量の情報を最大60pの美しい4K映像で記録することが可能です。
有効約2600万画素(静止画時)のAPS-C裏面照射型Exmor R (エクスモア アール) CMOSセンサーを搭載。
この高い解像性能は被写体の細部や質感まで忠実に再現され、高感度・低ノイズ性能だけでなく、広いダイナミックレンジも実現されます。
ボディカラーはホワイトもあります
VLOGCAMならではのホワイトボディも用意されています。
若者や女性に人気が高く、ファッションアイテムとしても取り入れやすいカラーです。
レンズキットに同梱されるレンズは白色ではなくシルバーと黒色が基調となっていますので「全部ホワイトで統一したい!」という方はご注意ください。
縦表示可能の「直感的インターフェース」
画面に表示される撮影情報のレイアウトは、縦横どちらの向きにも対応。
カメラの向きに合わせて表示が自動的に切り替わるので、さまざまなシチュエーションにおいて操作性が高くSNSへの共有にも適しています。
撮影画面の左右の端をスワイプすると、撮影モードやシネマティックVlog設定などのタッチ機能アイコンを画面上に呼び出すことができます。
さらに下から上へのスワイプ操作で、撮影設定メニュー(Fnメニュー)も呼び出すことができます。
縦向きにも対応しており、カメラ初心者でも扱いやすい直感的な操作性を実現しています。
優れたAF性能
最新の画像処理エンジン「BIONZ XR」と最適化されたアルゴリズムにより、AF性能が大幅に向上。
最大759点※の位相差測距点を高密度に配置することで、スムーズで正確なピント合わせが実現されています。
人間の顔や目、動物や鳥の目を高精度で認識し、常に正確なピント合わせを実現する「リアルタイム瞳AF」を搭載したことで、リアルタイムトラッキングとの併用により、被写体の状況に応じてフォーカス枠がシームレスに顔や瞳を捉え続けます。
※静止画撮影時。撮影モードによってAF点数は異なります。
多彩な映像表現、クリエイティブルック
撮影する映像を思い通りの雰囲気に仕上げることができる「クリエイティブルック」が搭載。
撮影画面のタッチ機能アイコンから簡単にアクセスすることができて、静止画、動画を問わず全10種類あるプリセットからお好みのモードを選択できます。
簡単かつ直感的に撮影者の意図を反映することができるので、とても便利です。
| ST | 被写体・シーンに幅広く対応する標準の仕上がり |
|---|---|
| PT | 肌をより柔らかに再現 人物の撮影に最適 |
| NT | 彩度・シャープネスが低くなり、落ち着いた雰囲気に表現 パソコンでの画像加工を目的とした撮影にも最適 |
| VV | 彩度とコントラストが高めになり、花、新緑、青空、海など色彩豊かなシーンをより印象的に表現 |
| VV2 | 明るく色鮮やかな発色で、明瞭度の高い画像に |
| FL | 落ち着いた発色と印象的な空や緑の色味に、メリハリのあるコントラストを加えることで雰囲気のある画像に |
| IN | コントラストと彩度を抑えたマットな質感に |
| SH | 透明感・柔らかさ・鮮やかさを持つ明るい雰囲気の仕上がりに |
| BW | 白黒のモノトーンで表現 |
| SE | セピア色のモノトーンで表現 |
電子式手ブレ補正「アクティブモード搭載」
動画撮影時に使用できる電子式手ブレ補正機能「アクティブモード」※1は、高精度なジャイロスコープと高度なアルゴリズムを採用し、手ブレを正確に測定・補正することで、4K撮影でも機動性を損なうことなく、高い効果を発揮します。
動画モードのメニューから撮影→手ブレ補正に進むと[切/スタンダード/アクティブ]※2から選択できます。
手ブレ補正[切/スタンダード/アクティブ]の比較を動画でご確認ください。
※1 アクティブモードでは撮影画角が少し狭くなります。S&Qを含むフレームレートが120fps以上の撮影では、アクティブモードは使用できません。アクティブに設定すると、ISO感度は100-6400になります。
※2 手ブレ補正機能のないレンズでは、【スタンダード】は選択できません。
高音質「インテリジェント3カプセルマイク」とウィンドスクリーン
屋外での動画撮影においては強風による風切り音や、さまざまな環境音により音声が聞こえにくくなることが多々あります。
そんな悩みを解消するため『ZV-E10 II』には、高い集音性能を持つインテリジェント3カプセルマイクが搭載されました。
撮影時の環境に合わせて収音する方向を[オート][前方][全方位][後方]から選択できます。
[オート]を選択するとカメラが被写体を認識して自動的に内蔵マイクの指向性を前方または全方位に切り換えてくれるので、さまざまなシーンで主役の声をクリアに録音することができます。
風切り音を大幅に低減可能なウインドスクリーンが付属されているのも嬉しいポイント。
『ZV-E10 II』のウインドスクリーンの繊維は、リサイクルされたペットボトルからの再生繊維のみ※で作られているようで環境問題への対策も考えられています。
※生産時期によって再生ポリエステルが使用されていない場合があります。
作例
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実際に「VLOGCAM ZV-E10 II」で動画を撮影しました。
【目次】
・真夏の日の出をインターバル撮影
・波打ち際のスロー再生
・クリエイティブルック10種類を確認
・打ち上げ花火を撮影動画はすべて4Kで撮影したのでどれもきれいな映像に仕上がりました。
初心者レベルの撮影ですが、どのような動画が撮れるのか参考にしてみて下さい。
まとめ
画像処理エンジンに「BIONZ XR」が採用されたことで前モデル『ZV-E10』と比べ、大きく進化した『ZV-E10 II』は、写真も動画もこれ1台で高画質な撮影を可能にしたミラーレス一眼カメラです!
小型・軽量ボディを引き継ぎつつも、2倍以上の容量を持つ大容量バッテリー「NP-FZ100」に対応したのは驚きです。
実際、撮影時は取り回しが良く快適でした。
多彩な映像表現ができるクリエイティブルックを使えば、思い通りの雰囲気に仕上げることも簡単!
Vlog撮影にこだわりたい方は、ソニーの「VLOGCAM」シリーズ『ZV-E10 II』を、ぜひチェックしてみてください。2024.09.02 (くっきー)







































































































































































