2025.10.24
Joshin 試用レポート
AIアプリも電子決済も閉じたまま操作!携帯性抜群の折りたたみスマホ『motorola razr 60』を実機レビュー



モトローラ SIMフリースマホ motorola razr 60
「画面がデカい」と「ポケットに入る」が両立する、フォルダブル(折りたたみ)スマホ。
モトローラの最新モデル『motorola razr 60』は、電子決済やマップの表示、メッセージのやり取りなどがスマホを閉じたまま快適に行えます。
進化したAI機能にも注目して、折りたたみスタイルならではの使い方を見ていきましょう。 ライター:もあ
モトローラ SIMフリースマホ motorola razr 60
大型なのにポケットから飛び出ない、携帯に最適な縦に折りたたむスタイルのスマホ。
「折りたたみ」と聞いて懐かしのガラケーを思い浮かべる人もいるかと思いますが、閉じたままでもメイン画面のほとんどの操作が行える画期的なスマホです。
『motorola razr 60(以下:razr 60)』は3.6インチアウトディスプレイを搭載し、ポケットからスッと取り出してすぐにQRコードでの電子決済やマップの表示、音楽再生コントロール操作が可能。
プロセッサーの進化に伴いAI機能が強化されたことで「moto ai」や「Gemini」などのAI機能、文字起こし、ToDoの要約も、スマホを閉じたまま快適に使えるようになりました。
アウトディスプレイは粗い表面に落下しても割れにくい強化ガラス素材で、折り曲げるヒンジ部はスムーズに開いて耐久性も高い最新のチタン製プレートを採用しています。
「壊れやすそう」「開くのにもたつかない?」といった折りたたみスマホでよく耳にする不安要素はバッチリ解消されていますよ!
外観とスペック
| motorola razr 60 | ||
|---|---|---|
| OS | Android™ 15 | |
| プロセッサー | MediaTek Dimensity 7400X | |
| ディスプレイ(約) | メイン | 6.9インチ/有機EL(pOLED) |
| アウト | 3.6インチ/有機EL(pOLED) Corning Gorilla Glass Ceramic |
|
| リフレッシュレート | メイン | 最大 120Hz |
| アウト | 最大 90Hz | |
| メモリ/ストレージ | 12GB / 512GB | |
| 外部メディア | - | |
| 本体サイズ(約) | 通常 | 高さ171.30x幅73.99x奥行7.25mm |
| 折りたたみ時 | 高さ88.08x幅73.99x奥行15.85mm | |
| 質量(約) | 188g | |
| バッテリー容量 | 4,500 mAh | |
| 充電 | 30W 急速充電、15W ワイヤレス充電(Qi)対応 | |
| 生体認証 | 指紋認証 / 顔認証 | |
| NFC / FeliCa | 〇 / 〇 | |
| スピーカー | ステレオスピーカー | |
| 防水/防塵 | IP48 | |
| カメラ | [メイン] | 約5,000万画素 |
| [超広角+マクロ] | 約1,300万画素 | |
| インカメラ | 約3,200万画素 | |
| カラーバリエーション | ライトスカイホワイト / パルフェピンク / ジブラルタルシーネイビー | |
サイズは前モデル「razr 50」と全く同じで、開くと約6.9インチの大型ディスプレイ。
ヒンジ部とアウトディスプレイはより頑丈にしながらも、質量は約188gをキープしています。
プロセッサーは「MediaTek Dimensity 7400X」で前モデルの後続を採用。
ミドルレンジ寄りの性能ですが、メモリ・ストレージが大容量なのでページのスクロールや読み込み等でのストレスや処理落ちはほぼありません。
最新のグラフィックゲームは、長時間プレイすると時々ギザギザ感やもたつきが見え始めたので、ハードなゲームプレイよりも、普段使いや携帯性を重視する方向けな印象です。
継続的に水没しても耐える(IPX8相当)ほど非常に強力な防水性能に加え、防塵性能もあるためアウトドアシーンでも安心して使えます。
レシピ動画を見ながらの料理時に、水はねや万が一の水没を気にしなくていいのは頼もしい!
カメラはメインと超広角+マクロの2眼構成で、メインカメラに2倍光学ズームを搭載しています。
遠くを鮮明に写せ、AIの進化で暗所もキレイに撮れますが、高画質化などの変化はほしかったです。
閉じたまま操作できるアウトディスプレイ
ヒンジは硬すぎず弱すぎずのちょうどいい質感で、スムーズに開きます。
ディスプレイの間に隙間を作れば片手で開けなくもないですが、筆者の手が小さいためかあまりスムーズにはいきませんでした。
いつかガラケーにあったように、ボタンを押してガバッと開くタイプになったら面白そう…!
画面を閉じたまま電源ボタンで指紋ロック解除が行え、そのままアウトディスプレイでメイン画面と同じくアプリなどを操作できます。
アプリ一覧画面の上にある鉛筆アイコンをタップすると、本体にインストール済みのアプリが並ぶので、アウトディスプレイに配置したいものを選びましょう。
実際に使うと、QRコード決済とマップ表示、簡単なメッセージのやりとり、天気の確認、音楽再生などはスマホを開く必要がないと感じました。
音声でやりとりできるAIアシスタントアプリ「Gemini」は、上記画像4枚目のようにスマホを立てると本当に目の前で対話しているようです。
WebページやSNS、動画は開いた方がじっくり見れますが、スクロールや映像が滑らかなので流し見ならアウトディスプレイで充分。
全画面表示だと、カメラレンズが動画のシークバーなどに被るのが少し気になるくらいでした。
折りたたみならではの撮影スタイル
アウトディスプレイはセルフィー撮影にも最適!
インカメラだと少し画質が落ちますが、アウトディスプレイを使えば常に高画質のメインカメラで自撮りできます。
超広角レンズも使えるので、大人数で撮ったり、背景を広く入れることもできますよ!
ジェスチャー撮影がオンになっていれば、画面に手のひらをかざすか、被写体全員が笑顔になると自動でシャッタータイマーが開始します。
これまでジェスチャー撮影は写真のみでしたが今作では動画にも対応し、手のひらをかざして動画撮影開始、グーのジェスチャーで停止も可能です。
動画撮影は本体を半分に曲げて「ハンディカムスタイル」がオススメです。
画面がプレビュー表示とズームなどの操作画面に分かれ、被写体を映す画面には触れずに安定した画角で撮影ができました。
3色のカラーバリエーション
カラーはパルフェピンク・ライトスカイホワイト・ジブラルタルシーネイビーの3色展開。
アパレルやインテリア業界で人気の「PANTONE(パントン)」カラーを採用しています。
エッジディスプレイが魅力のミドルハイスマホ「motorola edge 60 pro」もPANTONEカラーでしたが、『razr 60』の方がビビッドっぽさが控えめで大人な印象。
質感は3種とも異なり、パルフェピンクがレザー調、ジブラルタルシーネイビーがナイロン調、ライトスカイホワイトが「アセテート樹脂」素材でツルツルとした触り心地です。
操作中の安定感で選ぶならレザー素材が安心ですが、ライトスカイホワイトのマーブル模様のような高級感も捨てがたい…!
開くと6.9インチの大型スマホ
画面中央の折れ目は光にかざすと見える程度で使用中は特に気にならず、一般的な大型スマホと同じです。
有機EL(pOLED)ディスプレイ特有の引き締まった色は、明るい屋外でも通知などの細かい文字も見やすく、大画面なのもあって動画やゲームも大迫力!
開いた状態はスリムで縦長なので、SNSのタイムラインや長文記事は1ページで多くの情報を確認でき、分割表示も使いやすいです。
バッテリー容量は4,500mAh。30W急速充電にも対応
AI機能(moto ai)を強化
電源ボタンの長押し/2回押し操作で、カメラ・AI機能などがすぐに立ち上がるよう設定できます。
強化された「moto ai」をはじめ「Gemini・perplexity・copilot」は、電源ボタンから直接呼び出してすぐに検索に入れます。
AIに相談をするか、調べものに使うかなど、シーンに合わせて各アシスタントを使い分けできるのがとても便利!
筆者はトレンドを調べることが多く信用性を重視したいので、引用元の表記がある「perplexity」をよく使います。
「moto ai」には、その時の気分に応じた⾳楽を「Amazon Music」のプレイリストから⾃動⽣成する「プレイリストスタジオ」、会議中の会話を録⾳・要約・⽂字起こしをする「おまとメモ」。
写真やキャプチャと共にコメントを保存しておくと後から最新情報と共にリマインドしてくれる「お気に⼊リマインダー」、気付かない間に受信したメッセージや通知・着信などを要約して通知してくれる「とりまりスト」など、便利な機能が追加されました。
「イメージスタジオ」では画像やアバターをAIで生成できます。
手書きスケッチから画像生成で思い通りの絵になり大喜びでスタッフに報告したところ、「すごい!なんでこれがネコって判別できるんですか!?」と感想をいただきました(上記画像3枚目)。
超広角から望遠もキレイに撮れるカメラ
カメラは全体的に「明るすぎない高コントラスト」に写る印象で、後から編集で光量を上げたいと思うことが多かったです(※作例は未加工の状態)。
超広角は若干暗く、望遠は4倍ズームまでは輪郭がハッキリしています。
撮影モードやフィルターが豊富で、中でも「ポートレート」は背景がキレイにボケて映画のワンシーンのような雰囲気に仕上がって良い感じ!
「スポットカラー」で特定の色だけをピックアップして写すのも面白いです。
まとめ
スマホ使用の多くがゲーム・動画・電子書籍で、大画面スマホ向きなのが分かっていても、携帯性を考えると踏み切れない…。
そんな方にこそ、縦折りできる『motorola razr 60』は注目してほしいスマホです。
ポケットにスッと入るだけでなく、しゃがんだ時に全く飛び出さないのは「本当にスマホ!?」と感動しますよ。
『motorola razr 60』は、AI機能含めほとんどのアプリがアウトディスプレイで操作できるので、音声入力をオンにしておけば「開かなくていいや」と思うことが多かったです。
少し大きめのミュージックプレイヤー感覚で使えました。
携帯性重視の方はもちろん「周りとは一風変わった個性的なスマホ」を求める方にもピッタリです。
ただスペックやカメラ性能はミドルレンジ寄りなので、パフォーマンス重視派は例年通り後に発売する(と信じている)上位機種「ultra」モデルを待ちましょう! 2025.10.24 (もあ)



































































































































































