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2024.08.12

Joshin 試用レポート

映画館のような本格立体音響がリビングで楽しめる!ソニーのBRAVIA Theatreシリーズを体験してきた

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ソニー BRAVIA Theatreシリーズ ホームシアターシステム/サウンドバー/ワイヤレスネックスピーカー

リビングで映画館のような臨場感あふれる音が楽しめる、ソニーの『BRAVIA Theatre』シリーズ。
4つのスピーカーでリアルサウンドを作る「HT-A9M2」と、単体で広大な音場を作り出すサウンドバー「HT-A9000/HT-A8000」、自分だけの"爆音上映"が叶うネックスピーカー「HT-AN7」が登場しました。
ソニーストアにて実際に視聴してきたので、従来モデルからの進化を中心にレビューします! ライター:もあ

ソニー ホームシアター BRAVIA Theatreシリーズ新商品

  • 4つのスピーカーで立体音響空間をつくる
    4つのスピーカーで立体音響空間をつくる
  • 単体で広大な音場を実現
    単体で広大な音場を実現
  • 周りを気にしなくてOK!自分だけの爆音上映
    周りを気にしなくてOK!自分だけの爆音上映

ソニーは生活スタイルに合わせて選べる、独自の「360立体音響技術」を搭載したホームシアターアイテムを数多く展開しています。
今回、従来から人気のホームシアターシステム・サウンドバー2機種・ネックスピーカーに、それぞれ『BRAVIA Theatre』の名前が付いた後継モデルが登場しました。

ソニーストアのシアタールームに設置していただいたので、実際に映画やライブ映像を鑑賞して、前モデルからの進化を中心に見ていきます。
まずはデザインが大きく変わった、ホームシアターシステム「HT-A9M2」から!

ホームシアターシステム『BRAVIA Theatre Quad(HT-A9M2)』

インテリアに溶け込む新しいデザイン

  • シンプルな薄型パネル形状
    シンプルな薄型パネル形状
  • 奥行が前モデルの半分以下になりました
    奥行が前モデルの半分以下になりました
  • 壁掛けの際は背面にスタンドを固定
    壁掛けの際は背面にスタンドを固定
セット内容 本体、リモコン、テレビセンタースピーカーモードケーブル、HDMIケーブル、変換アダプター、ACアダプター(コントロールボックス)、ACコード(スピーカー)、壁掛け用ブラケット、製品登録カード、保証書、クイックセットアップガイド、取扱説明書
サイズ(約) スピーカー:幅289 × 高さ275 × 奥行55mm
コントロールボックス:幅160 × 高さ56 × 奥行160mm
質量(約) スピーカー:2.4kg
コントロールボックス:770g

『BRAVIA Theatre Quad(HT-A9M2)』は、4つのマルチスピーカーを部屋を囲うように配置することで映画館のような立体音響空間を作り、部屋中を臨場感あふれる音で満たします。
音にこだわりがありリアルなサラウンド感を味わいたい、広い部屋で大迫力の音を再生したい方におすすめです。

本体の形状は円柱型だった前モデル「HT-A9」から一新、薄型パネルのようになりました。
幅が広がったのでHT-A9と比べると大きく見えるかもしれませんが、奥行が半分以下のため棚に設置しやすく、壁掛け時もボコッと飛び出さずスマート!
カラーは同じライトグレーでも、パンチング加工は天面だけで表面は1周ファブリック素材になったことで、見た目の印象は結構変わります。
どこに置いても馴染みやすく、どの角度から見ても自然に溶け込む、いい意味でスピーカーらしさのない洗練されたデザインです。

スリムになりましたが、スタンドがしっかりしていて置いたときの安定感は抜群です。
壁掛けの際はスタンドパーツの一部をブラケット(金具)として背面に取り付けるので、パーツを別で用意したり保管する必要はありません。
設置時は壁との間に少しスキマができて、振動による大きな音漏れを防ぎます。

スピーカー構造を一新!音声がより明瞭になりました

  • コントロールボックス
    コントロールボックス
  • スピーカーとコントロールボックスは無線で繋がる
    スピーカーとコントロールボックスは無線で繋がる
  • アプリは設定後もリモコンとして使えます
    アプリは設定後もリモコンとして使えます
HT-A9M2(3WAY構造) HT-A9(2WAY構造)
スピーカーユニット ・ウーファー
・ミッドレンジ
・トゥイーター
・ウーファー
・トゥイーター

スピーカーユニットは、ウーファー・ミッドレンジ・トゥイーターの3WAY構造に変更。
低域と中高域を鳴らすスピーカーユニットが別で設計されたことで、セリフや歌声がより明瞭で聞き取りやすくなり、低域の歪みも抑えられました。
上から降り注ぐ音を再現する天面の「イネーブルドスピーカー」は、本体がスリムになっても小さくならないよう新たなフレーム構造を採用しています。
デザインだけでなく、音質面も全く違った印象を受けそうですね。

ソニー独自の立体技術「360 Spatial Sound Mapping(360SSM)」

360SSMは、4基のスピーカーの位置や天井までの高さ、壁・家具の配置など部屋の環境を素早く検知して、それぞれの音波を最適な位置で重ね合わせて広大な音場空間を生成する技術。
音の補正機能があるので、スピーカーは反射の大きな壁面や床に、高さ/向き関係なく自由に配置してOKです!
音の聴こえ方は4基だけとは思えない、部屋中がより多くのスピーカーに囲われている感覚で、複数人が広い部屋のどこにいても違和感のないサラウンド感を得られます。

この技術は前モデルにもありましたが、HT-A9M2では「Dolby Atmos」や「DTS:X」など最新の立体音響コンテンツはもちろん、地デジ番組やYouTube動画などの2ch音声も360SSMのリアルサラウンド音響で再生できるよう進化しました。
その場の空気感を味わえるリアルな音声は、スポーツ中継やライブ配信とも相性抜群です。

接続と操作方法

準備は、黒色のコントロールボックスとテレビをHDMIケーブルで接続するだけとカンタン。
4基のスピーカーはワイヤレスで繋がっていて、電源を入れるとすぐに再生できます。

セットアップにはスマホアプリ「BRAVIA Connect」を使います。
アプリでは部屋の環境とスピーカー位置、自分がいる場所を素早く識別してその場に最適な音場を生成するため、テレビ前から離れて家事をしていても音声はしっかり聞こえます。
アプリは、音量や低音レベルを調整するリモコンとしても使えます。

4つのスピーカーとは思えない、全方位から音に包まれる感覚

  • スリムなスピーカーとは思えない迫力の低域表現
    スリムなスピーカーとは思えない迫力の低域表現
  • スピーカーを正方形に配置し、中心で音を聴いてみました。
    一瞬で部屋中が音に包まれる感覚になり、スピーカーの存在感がなくなります。本当にどこで鳴っているのかわからない・・・。
    音はサブウーファーがないとは思えないほど低域が深く、衝撃音は大迫力、足音や風切り音もリアルでその場の空気感がひしひしと伝わってきます。

    ライブ映像を再生すると歌声は前方から、一部のサウンドは後方から回り込むように聞こえるなど位置関係が分かりやすく、ライブ会場の中心にいるような感覚を味わいました。
    輪郭が濃く厚みのある音が部屋中に大きく広がり、歌声・楽器の音・歓声がクリアに聴こえる、まるで映画館でのライブビューイングです。
    声が特にクリアで聞きやすかったので、映画やドラマのセリフも際立ちそう。

サウンドバー『BRAVIA Theater Bar 9/Bar 8(HT-A9000/HT-A8000)』

両機種とも前モデルから約30%以上小型化

  • 人気のサウンドバーシリーズがさらに小型化
    人気のサウンドバーシリーズがさらに小型化
  • テレビ前に設置しやすいサイズ感
    テレビ前に設置しやすいサイズ感
  • ケーブル1本でカンタン接続
    ケーブル1本でカンタン接続
セット内容 本体、リモコン、テレビセンタースピーカーモードケーブル、HDMIケーブル、ACコード、壁掛け用ブラケット、壁掛けガイド、製品登録カード、保証書、取扱説明書
サイズ(約) HT-A9000:幅1300 × 高さ64 × 奥行113mm
HT-A8000:幅1100 × 高さ64 × 奥行113mm
質量(約) HT-A9000:5.5kg
HT-A8000:4.7kg

『BRAVIA Theater Bar 9(HT-A9000)』はフラッグシップサウンドバー「HT-A7000」、『BRAVIA Theater Bar 8(HT-A8000)』は1つ下のモデル「HT-A5000」の後継機として発売。
テレビの前に省スペースで置けるワンボディタイプで、1本で音が劇的に変化するのが魅力です。

もともとコンパクトサイズでしたが「近年流行りの壁掛けテレビに合わせてサウンドバーも壁掛けしたい」との声を受け、新モデルはどちらも前モデルから約30%以上のスリム化を実現しました。
HT-A9000は幅は変わりませんが高さと奥行が大きく削られ、HT-A8000は幅も含めて全体的に小さくなっています。
薄くなることで壁掛け時の飛び出しは少なくなり、テレビ前に設置する際も液晶に被りにくいです。
デザインも金属製のグリルからリビングに馴染みやすいファブリック素材に変更され、圧迫感はかなり控えめに見えます。

スピーカー構造と「360SSM」技術

サイズの変更に合わせてスピーカー構造と基盤も再設計されました。
両モデル新開発のウーファーとトゥイーターからなる2Way構成を採用し、左右側面にはサイドスピーカーを搭載。
HT-A9000には低音を増強する「パッシブラジエーター」も追加され、ソニーのサウンドバーで最大数となる13基ものスピーカーユニットで明瞭な音声と広大なサウンドを再生します。
HT-A8000は11基で、低域の量感はHT-A9000に及びませんが、左右に大きく広がるサウンドの迫力は充分です。

HT-A9000とHT-A8000の最大のポイント、サウンドバー単体で360SSM技術に対応しました!
前モデルではオプションのリアスピーカーをHT-A9M2と同じく部屋を囲うように配置していましたが、新モデルではバー単体で自身を囲う5つのファントムスピーカーを生成
専用アプリを使って音を最適化した後は「Dolby Atmos」「DTS:X」や2ch音声などほとんどのコンテンツで、音に包み込まれるような臨場感を楽しめます。

新モデルの音を聴き比べてみた

  • 単体のサウンドバーとは思えない音の広さ
    単体のサウンドバーとは思えない音の広さ
  • ライブ映像を中心に視聴しました。
    2機種ともバー1本から出ているとは思えない、非常に高さと左右の広がりがある音で、天井から音が降り注ぐ様子や定位もハッキリ分かります。
    スピーカー構造の一新でサブウーファーが非内蔵となりましたが、低域の不足感はなく、引き締まった力強いサウンドが曲の迫力を底上げします。
    部屋の広さにもよりますが、個人的には別でサブウーファーを用意しなくても充分満たされる音でした。

    音全体の量感はHT-A9000の方が多く、HT-A8000の後に聴くとベールが剥がれて音がクリアになり没入感が一段と向上したように思います。
    実在するスピーカーは前方だけのハズなのに、後ろから音が回り込んでくるサラウンド感もしっかり得られて、ライブ会場にいるようでした。
    単体のサウンドバーでここまで広大な音場や立体感を表現できるのかと、ただただ驚きです。

ワイヤレスネックバンドスピーカー『BRAVIA Theatre U(HT-AN7)』

  • 周囲への音漏れが気になるならコレ!
    周囲への音漏れが気になるならコレ!
  • 右側に音楽コントロールボタン
    右側に音楽コントロールボタン
  • フル充電で約12時間連続再生可能
    フル充電で約12時間連続再生可能
セット内容 本体、USB Type-C(R)ケーブル、専用オーディオアダプター、専用オーディオケーブル
サイズ(約) 幅235 × 高さ48 × 奥行178mm
質量(約) 268g
対応コーデック SBC、AAC、LDAC

『BRAVIA Theatre U(HT-AN7)』は、肩にかけて立体音響を楽しむ「ネックスピーカー」。
ホームシアターシステムやサウンドバーとは違い「自分だけが楽しめる」のが特徴で、家族が寝静まった後でも映画館のような迫力のサウンドを存分に味わえます
スマホやタブレットに簡単に接続でき、自由に動き回って好きな場所で楽しめる気軽さも魅力。

シリーズ名は変わりましたが『HT-AN7』は「SRS-NS7」の後継モデルです。
軽量化とネックバンドの素材変更で装着感がより快適になり、振動板の拡大や個人に合わせた音の最適化で音質面も大きく向上しました。
新モデルに期待する声が多かった「1台のテレビに2台のHT-AN7を同時接続」も可能になり、2人一緒にそれぞれ好みの音量で視聴できます。

さらに24年新発売のブラビア(BRAVIA9,8,7,A95Lシリーズ)と、その他の「XR」プロセッサ搭載のブラビアは別売のワイヤレストランスミッター(WLA-NS7)と組み合わせることで立体音響をお楽しみいただけます。
普段ご覧になっている通常のテレビ放送や、YouTube等の動画も立体音響で再生可能です。

フル充電時の再生時間は約12時間と長く、休みの日にシリーズ物の映画を一気見したり、Web会議など仕事面で使うのにも充分。
10分の給電で約60分再生できる急速充電にも対応しています。
IPX4の防水仕様なので、料理中などに水しぶきがかかっても大丈夫です。
IPX4:あらゆる方向からの飛沫に対して本体機能を保護する

前モデルと外観を比較

  • ひと回り小さくなりました
    ひと回り小さくなりました
  • 自由に曲げられるネックバンド部
    自由に曲げられるネックバンド部
  • 約50gの軽量化に成功!すごく軽い!
    約50gの軽量化に成功!すごく軽い!

カラーはグレーからブラックに変わり、シンプルなファブリック素材は継承しています。
質量は前モデルから約50g軽く、サイズもひと回り小さくなりました。

1番進化したところは首にあたるアーム部で、前モデルは大きく開いてもすぐに元に戻っていましたが、HT-AN7は自由に曲げた角度で固定する「アジャスタブル構造」を採用。
首の太さに合わせて細かく角度調整が可能で、誰でも抜群のフィット感で装着できます。
アーム部は前モデルの半分くらいの細さで、軽く接地面も少ないのに、多少動いても全然ズレない抜群の安定感には感動しました。
質量よりも軽く感じたので、家事や作業をしながら、寝転びながらなど長時間快適に使えそうです。

  • パッシブラジエーターを廃止して新たなスピーカーユニットを採用
    パッシブラジエーターを廃止して新たなスピーカーユニットを採用
  • 軽量化のためか背面の「パッシブラジエーター」は非搭載です。
    低域の迫力が損なわれるのではと思いましたが、振動板面積を約1.5倍に拡大した「X-Balanced Speaker Unit」を採用して音圧が大きくアップしたとのこと。
    これにより音の歪みを抑えた、解像度の高いクリアな音を再生します。
    個人的には、肩に直接感じる振動がなくなったことで、より映像と音に集中しやすくなったと感じました。

    セットアップはホームシアターシステムとは別のアプリ「Headphones Connect」で行います。
    アプリ内に自身の両耳を撮影して音を最適化するメニューがあるので、忘れず登録しましょう。

音圧がさらに向上した迫力のサウンド

  • 頭周辺を包み込むような広い音場を楽しめる
    頭周辺を包み込むような広い音場を楽しめる
  • 一般的なネックスピーカーやヘッドホンのように耳元で音が鳴るのではなく、頭周辺が音に包まれる感覚で、頭上含む四方八方から音が押し寄せてきます。
    パッシブラジエーター非搭載ですが、前モデルと比べても低域の物足りなさは感じず、むしろ音の力強さがアップしてものすごい迫力!
    移動する足音や風の動きなど繊細な音も逃さず聞こえて、その場の空気感が伝わる立体感もしっかりありました。

    映画を大迫力で楽しむため音量を大きくしましたが周囲には音漏れが少なく、少し部屋が離れていれば家族が就寝した後も問題ないように思います。

まとめ

それぞれ従来モデルから大きな進化があった『BRAVIA Theatre』シリーズ。
全体的に「小型化してデザインはシンプルに、音質は音声の聞き取りやすさを中心に向上、限られたコンテンツだけでなくテレビ放送やYouTube動画も立体音響で視聴可能」のように進化していました。

ホームシアターシステム『HT-A9M2』はデザインが大きく変わりスピーカーっぽさがなくなったことでインテリアに馴染みやすく、壁掛けも容易。
リアルなサラウンド感と映像への没入感は圧倒的で、1度聞くと他では物足りなくなるでしょう。
広めのリビングやシアタールームをお持ちで、音質を妥協したくない方におすすめです。

サウンドバー『HT-A9000/HT-A8000』は、1本とは思えない迫力の音と空間表現を演出します。
低域の量感が多く全体的に音がクリアに感じたのはHT-A9000ですが、どちらも音声が明瞭でサウンドの広さがあり、どのコンテンツを観ても満足度が高いです。
省スペースで設置したい、映画やドラマなど人の声にフォーカスをあてたコンテンツを楽しむことが多い方におすすめです。

ワイヤレスネックバンドスピーカー『HT-AN7』はどうしても他2つよりリアル感は薄くなりますが、手軽に立体音響を楽しめるのが大きな魅力。
高価なアイテムはハードルが高い、音が響くスピーカーは周囲が気になる方が気軽に「自分だけの映画館」を楽しむのにピッタリです。

ぜひご自身の生活スタイルに合った、ホームシアターアイテムをお選びください。
毎日のテレビ視聴の満足感が、全く違うものになりますよ! 2024.08.12 (もあ)

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