2025.08.30
Joshin 試用レポート
通常モデルとProモデルはどう違う?ソニー『PlayStation 5』購入の時が来たのでレポートする



ソニー PlayStation 5(CFI-2000A01)/ PlayStation 5 Pro(CFI-7000B01)
『PS5』の映像の美しさに惹かれながらも「プレイしたいゲームがPS4非対応になるまで我慢」を貫いてきたが、ついにその時が来てしまった。
気が付けばPS5初代モデル発売から4年半が経ち、今は新型になってProモデルも登場している。
レポートの機会に恵まれたので、改めてPS5の映像美やロードの速さを実感すると共に、通常モデルとProモデルの違いもチェックしてみよう。 ライター:もあ
ソニー PlayStation 5 / PlayStation 5 Pro
筆者が初めてPS5を体験したのは2023年発売のオープンワールド・アクションRPG「ホグワーツ・レガシー」のレポートの際で「映像美しすぎてもう映画やん!」「ロードがほとんどない!!」と感動しっぱなしだった。
ただ購入意欲がMAXの時に手に入りにくく、多くのゲームタイトルがPS4にも対応していたことから「いつか買うだろう」のまま止まっているのだ。
その「いつか」が来たので改めてPS5について調べると、通常モデルは初代モデルより30%以上小型化された新型になって今も現役。
上位モデルとして、水面や鏡に映る光の反射や影の描写がよりリアルな、ワンランク上の映像体験ができる『PS5 Pro』が展開している。
まずはこの2機種の違いを詳しくみてみよう。
『PS5 Pro』『PS5 通常モデル』の性能の違い
| PlayStation 5 Pro | PlayStation 5(ディスクドライブあり) | ||
|---|---|---|---|
| サイズ(約) | 高さ388 × 幅89 × 奥行216mm | 高さ358 × 幅96 × 奥行216mm | |
| 質量(約) | 3.1kg | 3.2kg | |
| 解像度 | 4K出力対応(※対応のPS5ゲームでのみ8K出力対応) | 4K出力対応 | |
| ストレージ | 2TB SSD | 1TB SSD | |
| 対応タイトル | PS5/PS4用ソフトウェア (※一部タイトルではPS5 Pro Enhanced対応) |
PS5/PS4用ソフトウェア | |
2機種の大きな違いは、映像の美しさ。
ProモデルはGPUが強化され、細部まで鮮明に映すAIによる「アップスケーリング技術(PSSR)」とリアルな光を表現する「レイトレーシング技術」が大きく進化。
PS5は美しいグラフィックで映像の中に入り込んだかのような体験ができるゲームが多いが、通常モデルと比べてProモデルの方がよりリアルな映像美を楽しめる。
高画質のままパフォーマンスを優先できるので、FPS等動きの多いゲームはより違いを感じられるだろう。
しかし通常モデルも映像は充分すぎるほど美しく(「ホグワーツ・レガシー」をプレイしたのは通常モデルだった)、2025年7月現在Proモデルでしか遊べないタイトルは存在しない。
Proモデルの性能を存分に発揮できるのはProモデル向けに強化されたゲームに限られる上に、4K/HDRに対応のテレビやモニターを持っている等、ゲーム環境が影響することもあり「ヘビーゲーマー向け」な印象を受けた。
Proモデルはストレージが通常モデルの2倍あるので、これから長期にかけて多くのグラフィックゲームを遊ぶ予定なら選んでよさそう。
「最高の映像美と2TBのSSDにどれだけ価値を見出すか」が、Proモデルと通常モデルの分かれ道だ。
外観デザイン
本体デザインは白と黒のツートンカラーで、側面は白の板で曲線的なボディを挟んでいるような独特な形状。
サイズはProモデルの方が高さ3cm・幅1cmほど大きい。
ちなみに初代モデルはProモデルよりも大きく分厚かったため、新型がかなり小型化したとわかる。
今回お借りした通常モデルはディスクドライブ搭載モデルで、非搭載の「PlayStation 5 デジタル・エディション」はさらに1cmほどスリムだ。
接続端子はどちらも同じく、正面の電源ボタン側にUSB Type-C端子が2つと、背面にHDMI端子/LANポート/USB Type-A端子2つ/電源ケーブルの接続部が配置している。
付属品は接続ケーブルと本体の横置きを安定させるアクリルスタンド、純正のワイヤレスコントローラーで、縦置きスタンドは別売。
画像のようにスタンドなしでも縦置きできるが、衝撃で倒れやすいので用意したい。
パッケージ派はディスクドライブを用意
通常モデルはディスクドライブ搭載/非搭載の両モデルが展開しているが、Proモデルは現状ディスクドライブ非搭載モデルしかない。
Proモデルでパッケージ版のゲームプレイやBlu-rayディスクを再生するには別売の「純正ディスクドライブ」の取り付けが必須だ。
取り付けは、本体背面のカバーを外して内部にドライブをセットし、ドライブに付属のカバーを付けるだけ。
工具も不要でカンタンだが、カバーが薄い割には外すのに力が必要で、外れる時には「パキッ」と音が鳴るので割れないかビクビクしていた。
取り付けが完了したら電源を入れてネットワークに接続、ドライブのセットアップが完了するとディスクを差し込める状態になる。
「Marvel’s Spider-Man 2」をプレイ
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ロード時間は比較できないくらいどちらも爆速 -
Proモデル用に強化された「PS5 Pro Enhanced」に対応のオープンワールド アクションアドベンチャーゲーム「Marvel’s Spider-Man 2」をプレイして、実際にどこまでゲーム体験が変わるのか見てみよう。
ゲーミング液晶ディスプレイは、高パフォーマンスで大迫力の映像が楽しめる「INZONE M9 II」をお借りした。先に映像以外のロード時間・発熱・動作音の違いについて述べると、ロードは2機種とも待ち時間がほぼないくらい速くて比較は難しい。
発熱は、高パフォーマンスで1時間以上ゲームをプレイするとProモデルの方が多少熱があるように感じる。
ディスクの回転音やファンの音は通常モデルの方が聞こえる…というよりProモデルが異常なほど静かだ。個人的に爆速のロードはかなりの感動ポイントで、"ロードが入った瞬間、ふと現実に帰る感覚"がほぼなくゲームに入り込める。
ただこれは通常モデルも同様なので、Proモデルの魅力を追求するため映像を見ていこう。
「忠実度優先モード」と「パフォーマンス優先モード」
映像は、グラフィックモードの「忠実度優先」「パフォーマンス優先」の設定で大きく変わる。
「忠実度優先」は最高クラスの画質と解像度でゲームをプレイでき、「パフォーマンス優先」では一部の映像効果が簡素化されるがより高いフレームレートで動きが滑らか。
実際に通常モデルで2つのモードの映像を確認…一見どちらもキレイだが、よく見ると「忠実度優先」で表現されていた車の擦れやタイヤ周りの汚れが「パフォーマンス優先」では省略されていた。
ただ違いは一部分のスクショを見比べてやっと分かるレベルで、普通に街を探索しても映像体験は大きく変わらないと感じる。
このままでは「PS5の画質は全部キレイだ」で終わる…と心配したが、ハデに動く戦闘シーンでは「忠実度優先」だと動きにもたつきがあり、「パフォーマンス優先」はヌルヌル動いて一気に操作しやすい!
スピード重視のFPSやアクションゲームは「パフォーマンス優先」でないと厳しいと実感できた。
Proモデルではグラフィックモードの表記が「忠実度優先(Pro)」「パフォーマンス優先(Pro)」に変更している。
AIによって画質を大幅に向上させる「アップスケーリング技術」により「パフォーマンス優先」でもグラフィックの美しさを維持できるとのこと。
比べると通常モデルではボヤボヤしていた背景がクッキリして全体的にシャープな雰囲気。
特に砂まみれになるボス戦では、激しく動く中でも風景や砂埃のディテールが細かいと、ここまでリアルな映像になるのかと感動した。
敵・味方が複数人いるシーンではそれぞれが高画質のままヌルヌルと動き、通常モデルとは没入感が全然違う。
対戦中は映像のキレイさにこだわっている場合ではないと思っていたが、同じ動きができるなら当然キレイな方が満足度が高い。
動いていると「忠実度優先」と大きな画質の差を感じなかったので、Proモデルでは常に「パフォーマンス優先」でよさそう。
『PS5 Pro』は物の質感や光の反射の表現がよりリアル!
Proモデルは、現実世界に近い光を表現する技術「レイトレーシング」が大幅に進化している。
今回プレイした「Marvel’s Spider-Man 2」はビルの壁面を駆け上がることが多く、窓に反射した風景の解像度が通常モデルと全然違うのが分かりやすかった。
上記の3枚目のスクリーンショットを見ると、建物や遠くの車などの反射だけでなく室内の様子も見えて、もちろん操作しているスパイダーマンもクッキリ。
全てを鮮明に映すので実写映画ようなリアルさだ。影が黒つぶれしないのもスゴイ。
Proモデルが「パフォーマンス優先」でも没入感が高かったのは、このレイトレーシングが省略されないのが大きいのだろう。
まとめ
『PS5』の映像は通常モデルでも充分キレイ、しかしProモデルは反則級の美しさだ。
どちらも最新ゲームを満足にプレイできるが、高いフレームレートでプレイする前提ならProモデルの方が映像美を実感しやすくおすすめ。
筆者は実際の街並みをリアルなグラフィックで表現したゲームが好きで、今回の「Marvel’s Spider-Man 2」も戦いそっちのけで高所からの景色や建物・車の質感を眺めていたいタイプ。
激しいアクションゲームをする予定がないので通常モデルで充分だと思うが、キレイな映像を見ても「Proモデルはもっとキレイなんだよな…」が頭をよぎることが確定しているのが悩ましい。
Proモデルと通常モデルでは価格差が大きいので、同じように悩んでいる方も多いだろう。
このレポートが選択の後押しになれば嬉しい。 2025.08.30 (もあ)
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