2026.08.14
Joshin 試用レポート
ライティングからAI活用・画像編集も快適!16型のCopilot+ PC『IdeaPadSlim 3i Gen11』



Lenovo 16型ノートパソコン IdeaPadSlim 3i Gen11
Intel Core Ultraプロセッサー搭載の、16型Copilot+ PC『Lenovo IdeaPadSlim 3i Gen11』。
薄型ボディや直感的に使いやすいキーボードなど、実用性を重視した「IdeaPad 3 シリーズ」をベースに、最先端のAI機能を搭載している。
ライター業務に導入して実感した大画面の作業効率の良さや、Copilot+ PCならではの便利なAI機能を中心にレポートしよう。 ライター:もあ
Intel Core Ultraプロセッサー搭載の『Lenovo IdeaPad 3 シリーズ』
| Lenovo IdeaPadSlim 3i Gen11 | |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home 64bit |
| ディスプレイ | 16.0型 IPS WUXGA(1920×1200)非光沢 |
| 画面比率 | 16:10 |
| CPU | Core Ultra 7 355(8コア) / Core Ultra 5 322(6コア) |
| NPU性能 | 約49 TOPS / 約46 TOPS |
| グラフィックス | Intel Graphics(内蔵) |
| メモリ・ストレージ | 16GB DDR5(増設不可)・512GB SSD(NVMe) |
| 無線 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3 |
| インターフェース | USB-A×2、USB-C×1、HDMI、SDカードスロット |
| カメラ | 1080p(IR対応・顔認証) |
| バッテリー駆動時間(約) | 動画:16.3時間、待機:26.6時間 |
| キーボード | 日本語配列・テンキー付 |
| 重量(約) | 1.73kg |
| サイズ(約) | 幅360×奥行251×厚み16.9mm |
| Office | Microsoft 365 Personal (24か月版) 、Office Home & Business 2024 オプション付 |
Lenovoの「IdeaPad 3 シリーズ」は主にエントリーモデルの展開だったが、『IdeaPadSlim 3i Gen11』はAI処理を担うNPUが40TOPS以上の「Copilot+ PC」に準拠した高性能パソコンだ。
「Core Ultra 7」と「Core Ultra 5」のプロセッサーが異なる2モデルがあり、前者は高負荷なAI処理や画像編集をスムーズにこなせて、後者も書類作成や動画視聴など日常使いには十分すぎる性能を備えている。
どちらも専用GPUは非搭載(CPU内蔵)で、画面のリフレッシュレートも最大60Hzのため、本格PCゲームよりも仕事や学習用途におすすめ。
2モデルの違いは処理性能のみで、他のスペックや外観デザイン、サイズは全く同じ。
16型パソコンで主流になりつつある、一般的なディスプレイよりも縦に広い「アスペクト比16:10(WUXGA)」を採用しており、Excel作業やWebブラウジング、動画視聴と非常に相性がいい。
キーボードは日本語配列(JIS 配列)で、標準的な4列配置のテンキーが付いている。
外観デザインとインターフェイス
カラーはメタリック調ながら落ち着きと高級感のある「IdeaPad」シリーズ定番のルナグレー。
天面のみアルミ素材で、他は樹脂素材な点は従来の3シリーズ同様だが、今作は高性能なCopilot+ PCなのでフル金属製がよかったのが本音だ。
本体ボディは薄型かつ質量約1.73kgと16型の中では比較的軽いため、大きめのバッグがあれば気軽に持ち運べる。
アメリカ国防総省が定める軍用規格(MIL規格)MIL-STD-810Hに準拠する頑丈なモデルのため、衝撃や周囲の温度/湿度などは心配ない。
普段は据え置きで使い、時々職場や近くのカフェへ持ち出すのにちょうどいいだろう。
インターフェースはUSB-AやUSB-C、HDMIなど主要なものに加え、近年は省略されがちなフルサイズのSDカードスロットも備えている。
カメラの写真を読み込む際、変換ケーブルやカードリーダーがサッと出てこないことが多いので、今後も健在であってほしい。
Webカメラ部分には小さな突起があり、指をかけてスムーズに開ける。
アスペクト比は16:10で、1画面に表示できる情報が多い
アスペクト比16:10のディスプレイは、一般的なフルHD(16:9)よりも少し縦長で、Excelでは5行分ほど多く情報を表示できる。
※ MS Pゴシック フォントサイズ10、表示100% スケール、高さ30ピクセルの場合
16型の大画面も相まって1画面で見れる情報量が非常に多く、ページの閲覧や執筆でのスクロール回数が明らかに減った。
分割表示は左右・上下ともに狭さを感じず、Webサイトで調べ物をしながらメモを取る作業や、動画や資料、Excelの表などを並べて確認するマルチタスクがとても快適。
画面分割での作業は外部ディスプレイが必須と考えている方も、十分メイン環境として活用できるだろう。
画面は完全なフラットまでは倒れないものの、150度前後まで深めに開くので、膝の上でのタイピングやパソコンスタンドの併用など、姿勢に合わせて最適な角度調整が可能。
視野角が広く色の再現性が高い「IPSパネル」
1画面の情報量が多いと目の疲れが心配だが、非光沢(ノングレア)仕様の「IPSパネル」は光の反射や映り込みが抑えられ、長時間でも疲れにくい。
明るい照明の真下やカフェの窓際、屋外でも画面上に光がちらつかず、文字に集中できた。
どの角度から見ても色変化が少ないため、対面で複数人と画面を共有する際にも重宝する。
写真編集も、角度による影とハイライトのブレや色ズレがほとんどなく、実物に近い自然な発色でレタッチ作業を行えた。
派手な色の高コントラスト液晶ではないが、常に安定した視野角と色の再現性の高さはクリエイティブ用途でも扱いやすい。
直感的に使いやすいキーボードと大型タッチパッド
キーボードは音量を調整するF2/F3キー、Fnキー、Enterキーなどに小さな突起があり、指先の感触だけで位置を把握できる。
F10キーはワンタッチでロック画面に切り替わり、離席時や不意に背後から声をかけられた際にサッと使えた。
復帰時も顔認証ですぐに作業に戻れて、非常にスムーズだ。
キーピッチは実計約19mmとフルサイズキーボード同等で、隣のキーとの間隔に余裕があり、窮屈さを感じずタイピングできる。
キーはトップ中央が緩やかにカーブする皿状で、表面はザラッとしたマットな質感だ。
指先が引っ掛かりやすく、滑りにくいため、長時間でも安定して打ち込めた。
キーストロークはやや浅いが、強めに打っても打鍵音は「パチパチ」と小気味よく響く程度で、底打ちの音は少ない印象。
打ち心地はかなり良く、バックライトが非搭載な点だけが惜しい。
タッチパッドは横幅約12cmと大型で、複数の指を使うジェスチャー操作も広々と行える。
表面はサラサラとした質感で滑りがよく、反応も良好だ。
クリックは軽い力で「カチッ」と適度に沈み込み、マウスがなくても快適に操作できた。
「開いてスタート」機能ですぐに作業ができる
生体認証は顔認証のみで、指紋認証は非対応。
顔認証の際はWebカメラ横のランプが点滅するため自然に目がいき、精度と速度も問題ない。
初期よりインストールされているアプリ「Lenovo Vantage」で「Flip to Start」の設定を行えば、本体を開くだけで自動で電源がオンになり、そのまま顔認証をしてすぐに作業に取り掛かれる。
Copilot+ PCの便利な機能
Copilot+ PCには独自のAI機能が多数搭載されており、特にPC上で行った作業を継続的にスナップショットで記録する「リコール」は重宝した。
リコールは操作履歴をタイムラインで遡ったり、名前を忘れたファイルやWebページを曖昧な検索ワードから探して、簡単に再アクセスできる機能だ。
「あれどこで見たっけ?」と探し回る必要がなく、誤って削除したテキストデータもスナップショットから抽出して復元できるため、調べ物や執筆作業の効率が大幅に向上した。
閲覧時のロック解除は顔認証に対応しており、パスワード入力は必要ない。
他にも、ラフスケッチとプロンプト(言葉)の指示でAI画像を生成する「コクリエーター」や、Web会議中の背景のぼかしや視線補正を自動で行う「スタジオエフェクト」など、主にビジネスシーンで便利な機能が多い。
動画やWebページの要約もページ上のCopilotアイコンから行えるため、別のAIアプリにアドレスを貼り付ける手間が省ける。
まとめ
『Lenovo IdeaPadSlim 3i Gen11』をライター業務に導入したところ、Core Ultra 5モデルでは4K動画の編集が厳しいくらいで、Webでの調べ物やライティング、画像編集などは快適に行えた。
アスペクト比16:10の広々とした画面は分割表示と非常に相性が良く、「リコール」などの便利なAI機能も使えば作業効率は大きく向上する。
キーボードのサイズもフルサイズ並みの余裕があり、4列テンキーや打ち心地の良さも相まって、長文の執筆でも疲れにくかった。
大量のブラウザタブやオフィスアプリ、Web会議ツールを同時に立ち上げても動作は安定しており、マルチタスク作業を行うビジネスマンにも十分なスペックだ。
画面が小さくて見づらい、光の反射で目が疲れやすい、キーボードやタッチパッドが窮屈などの、ノートパソコン特有のストレスも一気に解消する。
広い画面と最新のAI機能で効率的に作業を進められる、仕事や学習用途におすすめの1台だ。 2026.08.14 (もあ)

























































































































































