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2026.09.28

Joshin 試用レポート

【農園現場レビュー】本当に疲れない?切れ味は?アルスコーポレーションの剪定道具7選をプロの現場で徹底検証

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アルスコーポレーション 剪定道具7選

カタログに書かれている「驚きの切れ味」や「軽量設計」は本当なのか?
手に持ったときの扱いやすさや、固い枝をどれくらいの力で切れるのかは、スペック表だけでは分かりません。
そこで今回は、アルスコーポレーションの剪定道具7点を手に、プロの農園現場へ!
高枝鋏から太枝切鋏、アンビル式剪定鋏、鋸まで、実際の木々で試し切りしました。
切った瞬間に手に残る感触や取り回しの良さなど、実際に刃を入れて分かった使い心地を詳しくレポートします! ライター:くっきー

剪定道具の老舗!アルスコーポレーション

  • アルスコーポレーション 枝切ばさみ&鋸7選
    アルスコーポレーション 枝切ばさみ&鋸7選
  • プロの農家からガーデニングを楽しむ方まで、幅広く使われているアルスコーポレーションの園芸刃物。
    高枝鋏や剪定鋏、太枝切鋏、用途に合わせた各種鋸など、さまざまな剪定作業に対応する製品が揃っています。

    切れ味はもちろん、握りやすさや重量バランスなど、実際の作業で扱いやすいよう細かな部分まで工夫されています。
    枝をきれいに切ることは、作業のしやすさだけでなく、樹木への負担を抑えるうえでも大切です。

    今回は剪定道具7点を農園へ持ち込み、それぞれの使い勝手を確かめてみました。

超軽量3本伸縮式高枝鋏ライトチョキダブルズーム

  • 大型サイズながら手に持った瞬間に軽さを実感
    大型サイズながら手に持った瞬間に軽さを実感
  • 脚立を使わず地上から高所の枝を安全カット
    脚立を使わず地上から高所の枝を安全カット
  • 切った枝や果実をがっちり掴んで離さない
    切った枝や果実をがっちり掴んで離さない
全長(約) 最短 1,734mm〜最長 4,100mm
刃長(約) 48mm
質量(約) 1,140g

手の届かない高所の枝切りや果物の収穫で活躍する高枝鋏。
最長約4.1mまで伸びるサイズと約1,140gの重量バランスです。
アルミパイプを採用し、長さのある高枝鋏ながら重量を抑えています。

刃先には、切った枝や果実をそのまま掴める「カットキャッチ機能」を搭載。
高所の果実を落とさず収穫できるほか、害虫がついた枝などを直接触らずに回収できます。

長く伸ばしても狙いやすい!高所剪定で実力をチェック

  • 1.8m〜4.1mまでワンタッチで調整できる
    1.8m〜4.1mまでワンタッチで調整できる
  • 手元のハンドル操作で刃先が最大250度まで旋回
    手元のハンドル操作で刃先が最大250度まで旋回
  • グリップの開口幅を2段階に変更できる
    グリップの開口幅を2段階に変更できる

長さは1.8mから4.1mまで6段階で調整可能。
樹木の高さに合わせてワンタッチで伸縮でき、ピンで固定するため、作業中に支柱が縮む心配もありません。

手元の回転ハンドルをひねると刃先が最大250度まで旋回します。
横向きや斜めに伸びた枝、奥まった場所の枝にも刃先の向きを合わせやすく、身体を大きくねじらずに狙えます。

グリップの開口幅は2段階に切り替え可能。
手の大きさや握力に合わせられるほか、作業手袋を着けた状態でも握りやすくなっています。

  • 高所の枝も落とさずキャッチ
    高所の枝も落とさずキャッチ
  • 最長4.1mまで伸ばすと、想像以上の長さ。
    作業者の身長や腕の伸びを合わせれば、5m以上の高所まで刃先が届きます。
    「ここまで伸ばすと重そう」と思いましたが、予想以上に扱いやすく、高い位置にある枝にもスッと刃先を合わせられました。

    実際に枝を切ると、太めの枝にも刃が入り、サクッと切れる感触が爽快!
    切った枝をそのまま掴んで回収できるので、枝が落ちてくる心配が少ないのも助かります。

    脚立に乗ることなく、地上から高所の枝を次々と剪定できるのはかなり楽でした。

超軽量3本伸縮式高枝鋏ライトチョキダブルズーム コンパクト

  • サッと持ち運べるコンパクト設計
    サッと持ち運べるコンパクト設計
  • 低〜中高木の剪定に最適なサイズ感
    低〜中高木の剪定に最適なサイズ感
  • 車のトランクにもスッキリ収まる!
    車のトランクにもスッキリ収まる!
全長(約) 最短 1,300mm〜最長 2,800mm
刃長(約) 48mm
質量(約) 890g

4.1mモデルの基本機能を受け継ぎながら、全長と重量を抑えたコンパクトモデルです。

6段階伸縮、カットキャッチ機能、グリップ開口幅の2段階切替、250度の刃先角度調整など、便利な機能はそのまま搭載。
質量は約890gと1kgを切り、最短1.3mまで縮められます。

車のトランクへ積み込みやすく、保管時に場所を取りにくいサイズです。

4.1mモデルと比較してみた

  • 最短時のサイズ比較(左:1.7m / 右:1.3m)
    最短時のサイズ比較(左:1.7m / 右:1.3m)
  • 最長時のサイズ比較(左 :4.1m / 右 :2.8m)
    最長時のサイズ比較(左 :4.1m / 右 :2.8m)

4.1mモデルと持ち比べるとものすごく軽いです。
頭上へ構えた瞬間から違いが分かり、腕を伸ばした状態でも動かしやすく感じました。
何本も続けて枝を切る作業では、この重量差がかなり効いてきます。

全長が短いため手元で取り回しやすく、枝が入り組んだ場所でも狙った1本へ刃先を合わせやすいのも好印象。
角度を変えながら次の枝へ移る動作も素早く行えました。

使い終わったらサッと縮めてコンパクトに収納。
4.1mもの長さが必要ない低〜中高木の剪定や、庭木のこまめなお手入れなら、縮めたままの方が使いやすそうです。

太枝切鋏ロッパー L 刃長78mm

  • 太枝切鋏ロッパー L 刃長78mm
    太枝切鋏ロッパー L 刃長78mm
  • テコの原理で最大直径38mmの太枝をカット
    テコの原理で最大直径38mmの太枝をカット
全長(約) 778mm
刃長(約) 78mm
質量(約) 1,090g

鋸を使うか迷うような太枝を、両手で一気に切れる太枝切鋏。
全長778mmのロングハンドルを活かしたテコの原理により、最大直径38mmの生木に対応します。
刃長78mmのカーブ刃が丸い枝を捉えやすく、剪定だけでなく、切り落とした枝の細断にも使えます。

  • 778mmのロング柄
    778mmのロング柄
  • 枝を滑らせないカーブ形状と打ち合いクッション
    枝を滑らせないカーブ形状と打ち合いクッション
  • かさばる枝のバラシ作業もスムーズ
    かさばる枝のバラシ作業もスムーズ

太い枝を挟み、柄の先端を握って両手をギュッと引き寄せると、「ゴスッ」と一瞬で切断!
剪定鋏では歯が立たない太さでも、刃がグッと食い込み、そのまま押し切れました。
見た目からかなり力が必要だと思っていましたが、ロングハンドルのおかげで想像していたほど力はいりません。
ノコギリでギコギコ挽くのが嫌になるほどのスピード感です。

何本も続けて切ると、打ち合いクッションの効果も実感できました。
切断した瞬間の衝撃が手に響きにくく、すぐに次の枝へ取りかかれます。

さらに便利だったのが、剪定後の片づけ。
地上に溜まった太枝をごみ袋へ入る長さまで切る作業でも、枝を挟んで切るだけなので手早く進められました。
太枝の剪定から後片づけまで、農園で実際に使ってみて出番の多さを実感した一本です。

伸縮式高枝鋸2.7m

  • 手軽に持ち運んでサッと使える絶妙なサイズ感
    手軽に持ち運んでサッと使える絶妙なサイズ感
  • アルミパイプがしならず力をしっかり伝達
    アルミパイプがしならず力をしっかり伝達
全長(約) 最短 1,800mm〜最長 2,700mm
刃長(約) 300mm
質量(約) 1,030g

最長2.7mと扱いやすい長さに設計された高枝鋸。

5m級の大型タイプほどの長さを必要とせず、手元から中高所までの枝を切りたい場面に向いています。
軽くて強度の高いアルミパイプを採用し、地上から高い位置へ刃を伸ばせるため、脚立を使う場面を減らせます。

太枝にガツッと食い込む!300mm荒目刃の切れ味をチェック

  • 太枝を一気に挽き切る300mmのロング&荒目刃
    太枝を一気に挽き切る300mmのロング&荒目刃
  • ワンタッチで長さ調節可能
    ワンタッチで長さ調節可能
  • 枝の高さに合わせてジャスト調整
    枝の高さに合わせてジャスト調整

刃には、生木に食い込みやすい300mmのロング荒目刃を採用。
長いストロークを使って太枝を切り進められる仕様です。

手元の操作で長さを調節でき、ロック機構でしっかり固定。

実際に持ち上げてみると、最初に感じたのは重量バランスの良さでした。
300mmの荒目刃を太枝へ当てて引くと、ガツッと食い込んでザクザク切れていきました。
力任せに押し付けなくても刃が枝へ入り、ストロークするたびに切り進んでいく手応えがあります。

5m級の大型タイプと比べるとポールが短いぶん扱いやすく、枝から枝への移動も楽でした。
庭木や低めの果樹など、超高所までの長さを必要としない剪定なら、2.7mというサイズが使いやすいと感じます。

果樹剪定鋸 先細 24cm

  • 刃先に向かってスリムになる先細形状
    刃先に向かってスリムになる先細形状
  • 混み合った三又枝の隙間へもスッと進入
    混み合った三又枝の隙間へもスッと進入
全長(約) 371mm
刃長(約) 240mm
質量(約) 115g

果樹園の入り組んだ枝葉や三又枝など、狭い場所へ刃を入れやすい果樹剪定鋸。

先端へ向かってスリムになる先細形状に加え、ピッチ4.5mm・切り幅0.9mmの細目薄刃を採用しています。
アサリわけなしの仕様で引っかかりを抑え、滑らかな切断面を狙った設計です。

入り組んだ枝にもスッと入る!先細刃で狙った枝をカット

  • アサリわけなしの細目薄刃
    アサリわけなしの細目薄刃
  • 手にしっかり吸い付くグリップ形状
    手にしっかり吸い付くグリップ形状
  • 専用サヤで腰元への納刀・抜き差しもスムーズ
    専用サヤで腰元への納刀・抜き差しもスムーズ

グリップは握ったときに手へ収まりやすい形状。
刃先が尖った先細形状と専用サヤの組み合わせにより、腰元から取り出してすぐ作業へ移れます。

実際に枝が入り組んだ場所へ刃先を入れてみると、細身の刃がスッと隙間へ入り、狙った枝だけに刃を当てられました。

すぐ横に別の枝や果実があっても刃先の位置を確認しやすく、余計なところへ触れにくいのは果樹の剪定で助かります。

  • アサリなし細目薄刃による美しい切断面
    アサリなし細目薄刃による美しい切断面
  • アサリなしの細目薄刃は引っかかりが少なく、軽く引くと刃が素直に木へ入っていきます。
    力を込めてゴリゴリ切るというより、刃の切れ味を使って挽き進めていく感覚です。

    切り終えて断面を確認すると、表面はカンナをかけたようになめらかでした。

    太枝を豪快に落とす鋸とはまったく違い、入り組んだ場所で狙った枝を丁寧に切る。
    実際に果樹へ刃を入れてみると、この先細形状の意味がよく分かりました。

アンビル式剪定鋏 VA-7Z / VA-8Z

  • 包丁とまな板のように押し切るアンビル構造
    包丁とまな板のように押し切るアンビル構造
  • 全長差25mmの比較
    全長差25mmの比較
  • 刃長差12mmの比較
    刃長差12mmの比較
VA-7Z VA-8Z
全長(約) 180mm 205mm
刃長(約) 35mm 47mm
質量(約) 215g 235g

包丁とまな板のように、鋭い薄刃を受け刃へ押し当てて切るアンビル式剪定鋏。

「VA-7Z」と「VA-8Z」は、手の大きさや作業用途に合わせて選べる2サイズ展開です。
全長は25mm、刃長は12mmの差があり、切断できる生木の太さも直径22mm(VA-7Z)と直径25mm(VA-8Z)で異なります。

取り回しや手への収まりを重視するなら7インチ、より太い枝まで切りたいなら8インチ。
手のサイズと剪定する枝の太さが、選ぶ際の目安になります。

手の大きさに合った「剪定ばさみの選び方」

  • はさみの全長と手のひらのサイズ
    はさみの全長と手のひらのサイズ
  • 手の大きさに合わせて剪定鋏を選ぶ際は、「中指の先端から手首の1番上の線までの長さ」を測り、それに近い全長のハサミを選ぶのが目安だそうです。

    実際に自分の手のひらに置いてみると、8インチ(205mm)の「VA-8Z」がぴったり。
    握ると手にしっくり収まり「なるほど、これは使いやすい!」と納得しました。
    7インチと8インチが用意されている、このシリーズならではの選びやすさです。

太めの枝も『パチン』と軽快!少ない力で切れる

  • 利き手を選ばないユニバーサルデザイン
    利き手を選ばないユニバーサルデザイン
  • 安全な「2段階式安全ストッパー」
    安全な「2段階式安全ストッパー」
  • ドライバー1本で簡単メンテナンス
    ドライバー1本で簡単メンテナンス

「VA-7Z」と「VA-8Z」は、左右どちらの手でも扱えるユニバーサルデザインを採用しています。
左利きの方はもちろん、作業中に疲れてきたら手を持ち替えて使えます。

開口幅を調整できる「2段階式安全ストッパー」も搭載。
手の大きさや枝の太さに応じて刃の開き幅を切り替えられ、使わないときは刃を閉じた状態で固定できます。

刃の交換も可能です。
軸部分のネジをドライバーで緩めて古くなった刃を取り外し、新しい替刃へ交換するシンプルな構造なので、切れ味が落ちても本体ごと買い替える必要はありません。

  • 衝撃を抑えて「パチン」と軽い切れ味を実現
    衝撃を抑えて「パチン」と軽い切れ味を実現
  • 太めの枝を挟んでグッと握り込むと、包丁で食材を切るようにスッと刃が入り、「パチン」と軽い感触で切断できました。
    「この太さでも切れるの?」と思った枝まで、想像していたより少ない力で切れたのには驚きです。

    何本も続けて切ると、アンビル構造ならではの跳ね返りの少なさも実感できました。
    切った瞬間の衝撃が手に響きにくく、太めの枝を続けて切っても手のひらや手首への負担は少ないです。

    生木から硬い枯れ枝まで切り進め、最後は地面に溜まった枝をごみ袋へ入る長さに細かくカット。
    剪定から枝の片づけまで、1本で作業できました。

まとめ

今回、アルスの園芸刃物7点を農園へ持ち込み、実際に枝を切りながら使い比べました。
どの道具も想像していたより少ない力で刃が入り、長さや刃の形によって使いやすい場面がはっきり分かれています。
高所を狙える高枝鋏、太枝を切るロッパー、入り組んだ場所で使いやすい果樹剪定鋸など、それぞれ得意な作業が異なりました。

何本も続けて切ると、軽さや握りやすさ、取り回しの違いも実感できます。
剪定後に枝を細かく切り分ける作業でも、道具によって作業の進み方に差が出ました。
樹木の高さや枝の太さ、自分の手に合った道具を選ぶことで、剪定から片づけまでグッと楽になります。
日々の剪定や庭木のお手入れに、自分の作業に合った1本を選んでみてください。

撮影協力:観光農園 南楽園 様
https://nanrakuen.jp/2026.09.28 (くっきー)

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