2025.10.21 更新
Joshin 試用レポート
追加されたシナリオも秀逸!フリュー Caligula Overdose/カリギュラ オーバードーズ



フリュー 【PS4】Caligula Overdose/カリギュラ オーバードーズ
RPG好きな筆者が今回遊んだタイトルは「Caligula Overdose/カリギュラ オーバードーズ」。
心理学の用語で「見てはいけないものほど見たくなる」「してはいけないことほどしたくなる」 という意味を持つ「Caligula -カリギュラ-」。
以前にPS Vita用ソフトとして発売した「カリギュラ」がPS4ソフトとして生まれ変わって登場!
PS Vita版をクリア済の筆者が、どのあたりが「オーバードーズ(過剰摂取)」になっているのかを見極める為、プレイしていきたいと思います!
ライター:sansai
女性主人公が選択できる!
プレイを開始すると少し不思議な雰囲気の女の子から自分のことを聞かれます。
前作では主人公の性別は選べず、自動的に男性主人公だったのですが今作では選べるように。
せっかくなので性別は女性を選択。
名前は「上新 太郎」にしました。
(よく考えると、性別が女性で、下の名前が「太郎」って・・・。)
それはさておき、ゲームを進めていくと分かるのですが、選んだ性別によってゲーム内でのイベントやストーリー展開にも違いがあります。
繰り返される日常
主人公の設定が終わったところでゲーム本編が開始。
どこかの学校の卒業式の最中のようです。
卒業式が無事終わったと思ったら、次の瞬間入学式が始まり・・・!?
しかも、新入生代表として挨拶をしているのは卒業式で卒業したはずの人物。
そのことに気付いた途端、周囲の世界や人物にノイズのようなものが発生し、恐怖のあまり入学式を飛び出し逃げることに。
一体何が起こっているのでしょうか。
苦しみのない、理想の仮想世界「メビウス」
我夢中で入学式から抜け出すと、いつの間にかどこかの駅前に辿り着きました。
するとアイドルの野外ライブの真っ最中のようで、駅前には人だかりが。(学生が多いようですがサボりでしょうか?)
とにかく遠くへ行こうと再び走り出そうとすると、ライブ中のアイドルが目の前にスーッと飛んできました。
よく見るとスタート時に自分のことを聞いてきた女の子です。
彼女は「μ(ミュウ)」という名のバーチャルアイドルで、この世界が現実とは違う、苦しみのない理想の仮想世界「メビウス」であることを教えてくれます。
「メビウス」はμが作り出した世界であり、そこに迷い込んだ人間の望みを叶えることがμの生き甲斐であり、存在理由のようです。
いくら苦しみのない望み通りの世界でも所詮は作りものの世界。
元の世界に帰りたいことを伝えると、μのファンであり元の世界に戻りたくない集団「デジヘッド」から追い回される羽目に・・・。
元の世界に戻ることを望む「帰宅部」
デジヘッドから逃げる手助けをしてくれた「佐竹笙悟」をはじめ、「メビウス」に疑問を持ち、元の世界に帰りたいと願う主人公と同じ想いをもっている人達も少数ですが存在します。
彼らは「帰宅部」を結成して元の世界に帰れる方法を模索しています。
・・・時には衝突することもしばしばあるようですが。
この世界を守ろうとする強敵「オスティナートの楽士」
元の世界に戻りたい「帰宅部」の前に立ち塞がる強敵「オスティナートの楽士」。
μに楽曲を提供している作曲家達で、なんと楽曲は40mPさんやOSTER projectさん、cosMo@暴走Pさんなど有名なボカロPが曲を手がけています。
カリギュラはストーリーだけでなく、豪華な曲も楽しめますよ。
デジヘッドの中でも特に強い能力を有する彼らとの戦いは非常に苛烈を極めます。
中には、楽士でいることに疑問を持つ者もいるようですが・・・。
物語を彩る、個性的な新キャラクター
味方である「帰宅部」、敵である「オスティナートの楽士」の両方に新キャラクターが登場!
男性恐怖症の天本とのイベントシーンでは、主人公の性別次第で当然内容が変わってきますし、勉強も出来てイケメンの琵琶坂は何か秘密がありそう。
一癖も二癖もありそうなオスティナートの楽士側のコンポーザーは梔子がピノキオピーさん、StorkはDECO*27さん。
物語にどのように関わり、心の闇に踏み込むと、どんな展開が待ち受けているのか非常に楽しみです。
「楽士」ルートが追加
本来は、元の世界に帰るのを妨害し帰宅部と敵対する「オスティナートの楽士」。
物語を進めていくと、その楽士達の仲間になるかどうかの選択を迫られる。
仲間になる選択をした場合、今まで語られることのなかった楽士側からの視点で物語を楽しむことができます。
ただし一度「楽士」ルートを選択すると、帰宅部の仲間達と元の世界に帰ることを目指す「帰宅部」ルートには引き返せない・・・。
でも新しいストーリーを楽しみたいので「楽士ルート」を選ぶことに。
PS4になり、美麗になったグラフィック
まずプレイを開始して最初に感じたのはPS4になったことで、グラフィックが圧倒的に向上している点。
移動するフィールドの背景や帰宅部の部室も3Dモデリングをしてより立体的な映像が楽しめます。
戦闘やイベントシーンでも、キャラクターがヌルヌルと滑らかに動くのは圧巻の一言!
メッセンジャーアプリ「WIRE」もより進化
「帰宅部」のメンバーや、親密度の高い同級生と連絡を取り合うアプリ「WIRE」。
分かりやすく言うと「LINE」と同じような機能のものですが、こちらも進化してます。
前作ではこちらから質問をしても見当違いな回答が結構あったのですが、今回はその部分がほぼ整合性がとれた内容の返信が返ってくるように。
中には心に闇を抱えているような独特の言い回しで返信してくる人物も。
・・・ちょっと「クスッ」となるようなセリフもありました。
ストーリーと同じくらい、RPGの面白さを決定付けると言っても過言ではない、「戦闘システム」の面でも大幅に進化。
数秒先までの未来を予測し、行動を決定するまでは何度でもやり直しの利くオリジナリティの高い戦闘システム「イマジナリィチェイン」は前作から継承しつつも、カメラワークや行動コマンドが改善され、より見やすくなってます。
その結果、より味方とのコンボを決めやすく!
さらに今作では各キャラクターが戦闘中に行動すると溜まる「ストレスゲージ」が満タンになると、必殺技である「オーバードーズスキル」の発動が可能に!
ド派手な演出で、敵を一瞬で蹴散らします。
まとめ
-
μちゃんかわいすぎるぞ〜 -
フリューさんの作るゲームは全体的に「新しいことに挑戦」しているのが伝わってくるので、今回のレポートも遊ぶ前からワクワクしておりました。
今作でもPS Vita版で好評だった戦闘システム「イマジナリィチェイン」は継承しつつもそれに甘んじることなく、より遊びやすく改良されていると思いました。
さらに人の心の奥底にある「決して他人には踏み込まれたくない部分」に踏み込む時のあの一種の背徳感が、味方だけでなく敵サイドの「オスティナートの楽士」でも味わえるよう追加されたストーリーも秀逸。
まさにタイトルの意味する「オーバードーズ(過剰摂取)」に偽り無し!
PS Vita版をプレイしている、していないに関わらず楽しめる内容となっておりますので「見てはいけないものほど見たくなる」「してはいけないことほどしたくなる」体験を是非してみてください!!
2018.05.14 (sansai)









































































































































































