Joshin 試用レポート 簡単に腕時計のメタルバンド調整ができる! 明工舎の『バンド調整工具セット』を使ってみました

今回レポートするのは、時計好きなら可能な限り自分でメンテナンスしたいというニーズに応えた、明工舎の「ピン式対応工具セット」。
愛用の時計を傷めないためにも、専用工具を使ったメンテナンスがおすすめです!
買ったままで長めの金属バンドを、腕のサイズに合わせて調整してみましょう。
セット内容の確認
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時計バンドを固定する万力、ピンを抜くための抜き棒(太さ違い3種類)、ピンを抜く時に使用するハンマーの3点セットとなっています。
メンテナンスする時計のバンド裏面を確認
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まず、バンドの裏面を確認します。
裏側に矢印が書いてある時計は、矢印の方向にピンを抜くことができます。
矢印が無い部分は、今回の方法では調整できません。
バンド側面
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次に、バンドの側面を確認します。
両方の側面の穴が「○」になっているピン、または、片方の「○」の真ん中に薄く線のあるものが、今回の調整工具で調整可能です。
上のバンドは「○」のピン式、下のバンドは「○」に線がある割ピン式というものになります。
腕周り測定
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装着者の腕周りを測ります。
紐などを巻いて印をつけた後、定規で測ります。
もちろんメジャーがあれば言うこと無しです。
今回は細く切った紙を使用し、紐を代用しました。
筆者の腕周りはおよそ168mmでした。
調整目安
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腕時計の腕周りを測ったところ、約205mmでした。
ピンとピンの間は約8mmなので、8mm×4コマで32mm減らしてみます。
コマ(駒)とはバンドを構成する部品のことです。
ここの中留め部分が時計の本体となるべく平行になるよう調整してください。
うまくできていないと、着用時の違和感につながります。
万力にセットします
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矢印の方向にピンが出ていくので、万力にもピンが抜けるための空洞があります。
矢印と空洞に注意しながら万力にバンドをセットします。
ピン抜き
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穴に抜き棒をセットして垂直にハンマーで叩きます。
叩くと抜き棒が沈んでいき、反対側からピンが外れました。
要注意部品
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おっと、ここで注目。
コマ真ん中の部分から小さな部品が出てきました。
これはピンが抜けないようにピンを支える「Cリング」という部品です(カンとも言います)。
このCリングが無い状態でピンを差し込んでも、支えがなく簡単に外れてしまいます。
バンド調整中
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同様に、2箇所目も必要な分だけコマを外します。
バンドを繋げる時はCリングがあることを確認し、先ほどのピンが抜けた方向から差し込んで、叩いていきます。
この時Cリングやコマが少しずれていると、突っ張って動かないことがあるので、抜き差しと微調整を行いながらピンを叩いてください。
無理に叩くと曲がってしまいます。
また、ハンマーの先は金属側でなく、反対のプラスチックで叩いた方が、万が一の時にキズが付きにくいです。
ピン位置
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あと1mm程度という状態になると、叩いてもあまり動かなる場合があります。
その際は抜き棒をピンに当てて少しずつ叩き、バンドよりわずかに沈む程度に差し込んでください。
最もキズが付きやすい作業なので特に注意してください。
ピンがバンド側面からはみ出ていると、服などに引っ掛かり、思わぬケガをする可能性もあります。
調整が完了しました
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反対側も調整し、目的の長さになったため装着してみました。
自分の腕周りの+5mmとちょうど良いサイズに調整できました。
今回は微調整が必要になった際に使用する【アジャスター機構】を使用してさらに微調整してみます。
アジャスターの種類
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今回の微調整方法は「中留め側面の穴にバンドを付け直す」というものです。
バンド端と中留め部分にある空きの部分だけ短くすることができます。
他には、バンド自体に2〜4コマほど小さなサイズのコマがあり、そのコマを外して調整するものもあります。
また、最近の国産腕時計では、中留めのプッシュボタン操作で微調整が可能なスライド式のアジャスターもあります。
アジャスターの調整方法
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この方式のピンは、基本的には「バネ」になっています。
先ほど使用した抜き棒を穴に入れて押し込み、ゆっくりとバンドをねじって開いている穴に向かって片方ずつずらしていきます。
画像ではバンドの中ほどを持っていますが、調整箇所に一番近いバンド端を持つと、動かしやすくなります。
その後は反対側も同様にずらして完了です。
約2mm短くすることができました。
誤って中留めから外れると、部品が飛んで紛失する可能性がありますのでご注意ください。
ピン等は保管しておきましょう
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コマを外して不要になったピン・コマ・Cリングは、捨てずに保証書と一緒に保管しておいてください。
腕周りのサイズが変わったり、ピンが磨耗して外れたときに使います!
今回レポートした方式は「ピン式(Cリング式)」「割れピン式」といったアジャスト方式です。
注意は必要ですが、工具さえあれば、比較的簡単に調整可能です。
シチズン・セイコー・アルバなどに付属している「シンプルアジャスト」や「らくらくアジャスト」の構造も似たような形ですが、ハンマー無しでピンを外せるかわりに、支えるリングが特殊なものになっています。
他にもG-SHOCKによく使用される「バネ棒式」「ネジ式」「板バネ式」など、別の特殊な工具が必要なものもあります。
慣れると、器用な方であれば、いろんな時計の調整ができるようになります。
ただし、まれにとてつもなく固くて、調整ができなくなることもあります。
その場合は、無理に調整しようとするとピンが曲がることもあるので、時計専門店などにご相談ください。
2015.02.13. キリヤ
スタッフが使ってみました












































































































































