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2024.05.20

Joshin 試用レポート

初心者でも完成できる・・・!?マルシンのモデルガン「M9A1 WディープブラックABS」の組み立てに挑戦!

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マルシン M9A1 WディープブラックABS 組立キット

ある日、スタッフから「これでモデルガンを組み立ててください!」と、マルシンの『M9A1 WディープブラックABS 組立キット』を受け取った。
モデルガンを初めて組み立てる筆者が、身をもって難易度を確かめたいと思う。
果たして完成までたどり着くことができるのか、乞うご期待! ライター:くれあ

マルシン M9A1 WディープブラックABS 組立キット

  • マルシン M9A1 WディープブラックABS 組立キット
    マルシン M9A1 WディープブラックABS 組立キット
  • 完成品が多く流通しているモデルガンですが、1つ1つの細かいパーツを自分の手で組み立て「形」になった時の楽しさは格別!

    これまでモデルガンやプラモデルとは無縁の人生を歩んできた筆者に「モデルガンを組み立てる楽しさを知ってほしい!」と担当者より渡されたのが、マルシン工業「M9A1 WディープブラックABS 組立キット」。

    今回組み立てる「M9」シリーズはダブルアクション自動拳銃。
    1985年から30年近くアメリカの正式拳銃として配備されており、様々な映画やゲームに登場している。
    映画でみた銃のモデルガンを組み立てられ、発火動作を楽しめるのが最大の魅力だ!

セット内容

  • スライドやフレーム
    スライドやフレーム
  • パーツは全てに入った状態で梱包
    パーツは全てに入った状態で梱包
  • 小さなパーツが多く含まれます
    小さなパーツが多く含まれます
  • 紛失しないよう注意しましょう
    紛失しないよう注意しましょう

「初心者でも説明書に従えば組み立てられます!」と受け取ったはずだが、想像を遥かに越える63個パーツが袋詰めにされた状態で梱包されていた。
正気なのか……!?

1時間かけてパーツを並べた

  • 取扱説明書の分解図でパーツを確認
    取扱説明書の分解図でパーツを確認
  • わずか3mmのパーツも…!
    わずか3mmのパーツも…!
  • 約1時間かけてパーツを番号順に並べた
    約1時間かけてパーツを番号順に並べた

取扱説明書には番号のふられたパーツリストがあるが、パーツ自体に番号の記載はない…。
取扱説明書のイラストをみながら、きっとこのパーツだろう…を繰り返して組み立てることになるだろう。
過去にモデルガンを組み立てた事のある方は「このパーツはここで使う」などをイメージしやすいかと思うが、初心者の筆者にはサッパリだ。

という事で、分解図を頼りにパーツを番号順に並べるところから始めた。
約1時間後…警察の押収品みたいになってしまった(上の画像3枚目)。
特に小さなパーツは「バネ」なのか「ピン」なのか、また「長さ」のニュアンスを汲み取るのが難しく、実際に組み立てる中で確認していくことになりそうだ。

組み立てに必要な工具を確認

  • 仕上げに「やすり」も使用しました!
    仕上げに「やすり」も使用しました!
  • 組み立てには工具が必要となるので、事前に準備しておこう!

    取扱説明書に記載している工具▼
    ・ピンセット
    ・カッターナイフ
    ・−ドライバー(中・小)
    ・ヤスリ(中・小)
    ・ラジオペンチ

    上記の工具に加えて、部品の可動部分にさすスプレーオイルと六角レンチも使用!

組み立てていく

  • 「M9A1」に関係のない情報はこうだ!!
    「M9A1」に関係のない情報はこうだ!!
  • 取扱説明書には、別バリエーションの「92SB」の解説がちょこちょこ挟んでいる。

    モデルガンが好きな方は「92SB」と聞くとあのモデルか〜!とピンとくるかもしれない。
    しかし筆者は「M9A1」の組み立てには必要のない工程と気がつくまで、数十分説明書とにらめっこしていた。

    「M9A1」に関係のない情報は、白い紙で隠す!!

  • ▲フレームの組立
    ▲フレームの組立
  • ▲ラッチリリースボタンの組付
    ▲ラッチリリースボタンの組付
  • ▲シアーの組込
    ▲シアーの組込

後は説明書に従って組み立てていく。
やはり実際に組み込みながら、バネやピンの長さ・太さを確認していくことになる。
筆者は「この部分はこのくらいのスプリングが必要」などの感覚が分からないので、不安が残るままひたすらに作業を進めた。
指が入りにくい場所や小さなパーツもあるので、ピンセットには大いに助けられた。

組み立てている様子

取扱説明書をみながら作業は慎重に進めよう!

  • 終盤になって気が付く忘れられていたパーツ
    終盤になって気が付く忘れられていたパーツ
  • 小さいのでピンセットを使って慎重に!
    小さいのでピンセットを使って慎重に!
  • 徐々に形になってきた
    徐々に形になってきた

完成間近、組み込み忘れていたパーツの存在に気が付く。
部品によってはいくつかのパーツを分解する必要があるので、作業は慎重に進めよう。

作業が難航しているスタッフのもとに救世主が君臨!

  • モデルガンの組み立て経験のあるスタッフ含め、3名の救世主が君臨!
    モデルガンの組み立て経験のあるスタッフ含め、3名の救世主が君臨!
  • 勘の鋭い方は「作業する手が男性スタッフに変わっている」とお気づきかもしれない。
    筆者は戦力外になってしまった。

    不安が残るまま作業を進めた筆者のモデルガンは、後半になってアクションが正常に動作しないなどの状況に陥る。

    「その場しのぎで組み立てたらいかん」
    「各部が正しく動作するか確認しながら組み立てるんや」
    と教訓を学んだ。

筆者が失敗&苦戦したところを紹介

  • スライドキャッチSPの一端をフレームの穴に通す
    スライドキャッチSPの一端をフレームの穴に通す
  • チャンバーピンをいっぱいに押し込む
    チャンバーピンをいっぱいに押し込む
  • リアーサイトを中央にセットする
    リアーサイトを中央にセットする

筆者の失敗したポイントを紹介しよう。

➀トリガーをひく度にトリガーピンが飛び出る
→スライドキャッチSPの一端がフレームの穴に通っていなかったことが原因

�Aカートリッジがチャンバーの中に送り込まれない
→チャンバーピンが奥まで押し込めていないことが原因(付属のローダーを使用していっぱいに押し込む)

�B標的に狙いを定められない
→リアサイトの左右の歪みが原因(フロントサイトの凸とリアサイトの凹を重ねる)

調整が必要な部分もある

  • スライドがスムーズに動くようヤスリで調整
    スライドがスムーズに動くようヤスリで調整
  • マガジンがタイトなのでカートリッジに傷がついた
    マガジンがタイトなのでカートリッジに傷がついた
  • 鋭角になっている部分をヤスリで調整
    鋭角になっている部分をヤスリで調整

各部の動く部分は組み立てながら調整が必要。
スライド部分は表面の凹凸が少しでもあるとスムーズに動作しないので、ヤスリなどで丁寧に調整し、オイルをさす。

マガジンはタイトかつ鋭角になっていると、写真のようにカートリッジに傷がつく。
鋭角になっている部分はヤスリなどで調整を行う。

ついに完成!

  • 10時間近くかけて完成した『M9A1』
    10時間近くかけて完成した『M9A1』
  • 自分の手で作ると愛着も湧いてくる
    自分の手で作ると愛着も湧いてくる
  • 『M9A1』の刻印を発見!
    『M9A1』の刻印を発見!
  • トータルで10時間近くかけて組み立てた『M9A1』。
    ABS樹脂にメッキを施し、金属の質感や光沢を表現したカラーで重厚感がある。

    あの警察の押収品のように並んでいた幾つもの小さなパーツが、自らの手で立派なモデルガンになっていく高揚感は、他では味わえないものだった。

    グリップは手に馴染みやすく、構えた時に感じる「ズン」と感じるほどよい重みにもリアリティがある。
    かっこいい〜!!

装填・動作・排莢までの一連の動作を楽しむ

  • スライドがスムーズに動くようヤスリで調整
    スライドがスムーズに動くようヤスリで調整
  • カートリッジがチャンバーに送り込まれる
    カートリッジがチャンバーに送り込まれる
  • 発火や排莢の動作を楽しむ!
    発火や排莢の動作を楽しむ!

部屋に飾って鑑賞するのもいいが、ここは発火や排莢の動作も楽しもうじゃないか!
モデルガン好きのスタッフによると「この瞬間がたまらない」とのこと。

マガジンにカートリッジ(火薬は詰めていません)を込めて、本体にセット。
スライドを引いて手を離すとカートリッジがチャンバーに送り込まれ、トリガーを引けばハンマーは自動的に動いて、うてる状態になっている!

火薬をセットした場合、発火と同時にカートリッジが排莢されるが、今回は発火させないため排莢動作だけを楽しんだ。
トリガーを引いた後にスライドを往復させることで、カートリッジを排莢!!
実際に発射されるわけではないが、装填・動作・排莢までの一連の動作をホンモノのように再現できる。
ロマンが詰まっている…。

まとめ

モデルガンの組み立ては、単にパーツを組み立てて完成!という平坦な道のりではないが、動作を確認しながら微調整を繰り返したり、時には頭を悩ませたりする、そういうステップを踏んで完成した『M9A1』は、美しく仕上げられた既製品よりも一段とカッコ良くみえる。

パーツ自体に番号がふられてないことで、構造の理解がない筆者にはかなりハードモードだったが、周りのスタッフの力を借りて完成までたどり着けた。
パーツの組み込みが上手くいったときや、正確に動作したときは思わず拍手がおこった。
大人が童心に帰る瞬間とはまさにこのことだろう。

金属でモデルガンを作ることは法律で禁止されているため、棚に飾る目的であればみせる工夫が必要だ。
その点『M9A1』のメッキバリエーションは既に完成されており、組み立て後はすぐにコレクションに加えることができる。

次回、チャレンジする機会があれば最後まで自分の手で組み立ててみたいと思う。
2024.05.20 (くれあ)

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