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2025.01.18

Joshin 試用レポート

読み合いが勝負のカギ!大富豪系ボードゲーム オインクゲームズ『SCOUT(スカウト)』で遊ぶ

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オインクゲームズ SCOUT(スカウト)

オインクゲームズ『SCOUT(スカウト)』は、カードに書かれた番号が同じか連番の組み合わせ作って戦う、大富豪系のボードゲーム。
手札にカードを加える「スカウト」のアクションで、一気に優勢になったかと思えば、他のプレイヤーが戦いやすい状況になることもあり、戦略や読み合いを楽しめる。
早速ルールを確認して、実際に遊んでみよう。 ライター:もあ

オインクゲームズ SCOUT(スカウト)

  • 「大富豪」が進化したようなボードゲーム
    「大富豪」が進化したようなボードゲーム
  • セット一覧。チップがたくさんある
    セット一覧。チップがたくさんある
セット内容 カード 45枚、スカウトチップ 23枚、得点チップ 30枚、スカウト&ショーチップ 5枚、スタートプレイヤーマーカー、遊び方説明書(JA/EN)
プレイ人数 2〜5人
対象年齢 9歳以上

『SCOUT』は「ライバルに勝てる最高のショーを披露しよう」がコンセプトのボードゲーム。
基本のルールは「だいたい大富豪と同じ」と聞いたが、カードには上下に異なる数字が書かれており、普通のトランプとは雰囲気が違う。
カードと一緒に、小さなチップもたくさん入っていた。
マイナスポイントっぽいものがあるのが気になる。

まずはルールを確認しよう。

ルール説明

ショー(カードを出す)

  • 左上の大きな数字でショーを組む
    左上の大きな数字でショーを組む
  • 連番(昇順/降順)
    連番(昇順/降順)
  • 同じ数字
    同じ数字

1枚のカードには2つの数字があるが、ゲームで使うのは左上に書かれた大きな数字だ。
この数字が連番または同数で、場札よりも強い組み合わせであれば、まとめてカードを場に出す「ショー」が行える。
ショーが成功したら、元々あった場札はショーをした人の得点札となり、そのまま新しい場札の"オーナー"となる。

ポイントは、手札は配られた状態から動かせない点。
ゲーム開始前に1度だけ全てのカードの上下をひっくり返すことはできるが、順番の並び変えやカード単体で上下を変えることはできない。

場札より強い組み合わせでショーしよう

  • 枚数が多い方が強い
    枚数が多い方が強い
  • 連番より同数の方が強い
    連番より同数の方が強い
  • 同じ組み合わせなら数字が大きい方が強い
    同じ組み合わせなら数字が大きい方が強い

カードの組み合わせは、場札よりも枚数が多い方が強い。
同じ枚数の場合は連番よりも同数が強く、どちらも連番/同数なら数字の大きい組み合わせの勝ちとなる。

大富豪と同じく弱い(小さい)数から出したいところだが、配られた手札で組み合わせができるのも難しく、「何もカードが出せない」状況が頻発することも。

スカウト(カードを加える)

  • 場札の両端のどちらかをスカウト
    場札の両端のどちらかをスカウト
  • 好きな場所に差し込みできる
    好きな場所に差し込みできる
  • 場札のオーナーはスカウトチップをGET!
    場札のオーナーはスカウトチップをGET!

ショーができない場合は「スカウト」を行う。
スカウトは、場札にある両端いずれかのカードを、手札の好きな位置に差し込めるアクション。
スカウトしたカードは上下の向きも自由なので、欲しかった数字が手に入る可能性が高く、一気に強い組み合わせができることもあるだろう。

しかし、スカウトを行うと場札は減り、他のプレイヤーがショーしやすい状況となってしまう。
スカウトで強化した組み合わせがかなり強いならいいが、もし中途半端な強さなら自分のターンが来るまでにどんどん場札が強くなり、再び何も出せずスカウト・・・ということになり得る。
ショーを行える場合もスカウトを選び、手札を強化する作戦もあるが、上手くハマるかは他のプレイヤーとの読み合いが大事だ。

スカウトが行われたら、場札のオーナーは終了後に得点となる「スカウトチップ」を手に入れる。
連続でスカウトをして場札が0枚になれば、次の順番のプレイヤーが好きなカードでショーをする。

1度だけ「スカウト&ショー」が可能

  • スカウト&ショーチップ
    スカウト&ショーチップ
  • 「スカウト&ショーチップ」を使えば、場札からスカウトした後すぐにショーを行える。
    今の場札にさえ勝っていれば、次のターンまで待たずに済むのだ。
    スカウト&ショーは全員が1ラウンド中に1回しか実行できないので、ここぞという見極めが重要になる。

    いずれかのプレイヤーがカードを全て出し切る、または全員がショーできずスカウトを行うとラウンドが終了。
    獲得した得点札とスカウトチップは1枚1点、残りの手札は1枚-1点分の得点チップを受け取る。
    プレイヤーの数だけラウンドを繰り返して、合計得点で勝敗が決まる。

スタッフ3人であそんでみた

  • カードが配り終わるまで手札は伏せておく
    カードが配り終わるまで手札は伏せておく
  • 各プレイヤーの手札。強さはあまり変わらない・・・?
    各プレイヤーの手札。強さはあまり変わらない・・・?

3人のスタッフ、くれあ・kirin.・もーりー が集まった。
ゲーム前に、プレイヤーが2または4人なら「9/10」の両方が書かれたカード(1枚)を、3人なら「10」のカードを箱に戻す。
今回は3人なので「10」が書かれた9枚のカードを箱に戻した。

上下もバラバラにしてよく混ぜたカードと、スカウト&ショーチップを配ったら準備OK。
プレイヤーは手札を確認し、全てのカードの上下をひっくり返すか、そのままにするか選ぶ。
ジャンケンで勝ったもーりーが「スタートプレイヤーマーカー」を受け取り、時計回りにゲームスタート!

筆者は撮影係なので皆の手札をコソッと見たが、いい感じに数字がバラバラで3枚以上の組み合わせがなく、この時点では勝ち負けが想像つかない。
強いて言えば、同数が1組しかないくれあが厳しいか・・・?

  • 最初は「1枚出し」になりがち
    最初は「1枚出し」になりがち
  • kirin.が初スカウト!
    kirin.が初スカウト!
  • いい感じの場所に差し込みできた
    いい感じの場所に差し込みできた

各自、最初は組み合わせを阻んでいるカードを1枚ずつ場札に出していく。
そして2周目、ついにくれあが同数の組み合わせを出して、kirin.が初スカウト!
スカウトで強化したkirin.はどうやら同数を集める作戦のようだ。

  • もーりーが勝負に出る!
    もーりーが勝負に出る!
  • kirin.も負けていない!
    kirin.も負けていない!
  • もーりーが手札を出し切ってラウンド終了!
    もーりーが手札を出し切ってラウンド終了!

それぞれ手札が6〜8枚になり勝負は大詰め。
もーりーとkirin.は整っている。
あと2ターンもあれば手札を全て出せる状態で、どちらも「スカウト&ショーチップ」を使用!
くれあの知らぬところで、完全に一騎打ちとなっていた。

第1ラウンドは、先にターンが来たもーりーが手札を出し切って終了!

  • 残った手札はマイナスポイントに・・・
    残った手札はマイナスポイントに・・・
  • 第1ラウンドくれあの得点
    第1ラウンドくれあの得点
  • 第1ラウンドkirin.の得点
    第1ラウンドkirin.の得点
  • 第1ラウンドもーりーの得点
    第1ラウンドもーりーの得点

得点札とスカウトチップがプラス、残った手札をマイナスで計算し、第1ラウンドの勝敗がついた。
スカウトチップの多いkirin.が優勢かと思ったが、マイナスが足を引っ張ってしまう。
第1ラウンドは、手札を全て出し切ったもーりーの勝利だ!

ラウンドは人数分行うので、あと2回。
得点を持ったまま次の戦いを始めよう。

決着!得点を計算しよう

  • 3ラウンド目のラストに最強の手札が!
    3ラウンド目のラストに最強の手札が!
  • 「出せない・・・ですね・・・」
    「出せない、ですね・・・」
  • ゲーム終了!それぞれの最終得点は?
    ゲーム終了!それぞれの最終得点は?

筆者も遊びたい。
どう考えてもあそびたいので、第2ラウンドからはくれあと代わってプレイする。
「下剋上を果たしてみせますよ!」と意気込んで参戦したが、結果は・・・?

kirin.が出した同数5枚の「最強の手札」を前に手も足も出せず、全てのラウンドが終了。
第2・3ラウンドは場札が強すぎて他2人がショーできずに終わったので、手札が多く残ってしまった。
3人であそぶ場合、4枚以上の強い組み合わせで即終了はよくありそうだ。

3ラウンドの合計得点は、kirin.24点、もーりー15点、くれあ&もあ10点。
筆者の考えた「取り合えず手札を減らしていく作戦」は失敗に終わった。下剋上ならず・・・!
ちなみに、3ラウンドの合計プレイ時間は、だいたい30分弱。
今回はルールの確認&撮影をしながらのゲームだったが、慣れた者同士でならもっとサクッとスピーディーに遊べるだろう。

まとめ

基本のルールは大富豪と同じだが、1人が手札を出し切ったり、他のプレイヤーが対抗できない強い組み合わせを出すと即ゲームセットと、とにかく展開が速い。
手札で3〜4枚の組み合わせができるよう、阻んでいるカードを場に出して必要な数字をスカウト・・・が分かりやすい戦い方だが、突然ゲームが終わるので手札を溜め込むのはかなりリスキーに感じた。
筆者は「手札を減らしたい、でも残りが弱くなる・・・」でずっと悩んでいた気がする。

今回は3ラウンドあそんだが、配られた時点の手札の強さはほぼ互角で、皆スカウトで手札を強化して戦っていた。
運ではなく、ひたすら頭を使って戦略を立て、他のプレイヤーと作戦を読み合うゲームなのだろう。

今回参加したプレイヤーは筆者含めほとんどがボードゲーム初心者だったが、親しみのある分かりやすいルールがすぐに馴染み、とても楽しかった。
手軽に遊べる「戦略系ボードゲーム」をお探しの方は、ぜひあそんでみてほしい。
2025.01.18 (もあ)

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