三菱のエアコンを代表する機能が「ムーブアイ」です。ベーシックモデルであるGEシリーズを除く、すべてのモデルにムーブアイが搭載されています。
ムーブアイは、赤外線センサーで室内の形状やそこにいる人の動き、体感温度などを検知して、運転を調整します。手動で温度調整をする必要がなく、エアコン任せで常に快適な室内環境をキープすることが可能です。

また、ハイグレードモデルに搭載されているのが、ムーブアイをさらに進化させた「ムーブアイmirA.I.＋（ミライプラス）」。室内の状況はもちろん、部屋にいる一人ひとりの動きや体感温度などから、その方の状態や温度の感じ方をAIが予測。風の温度やあて方までも調整して、送風する機能です。
例えば、冷房運転時に、寒がりの方には風が直接あたらないようにマイルドに送風し、暑がりの方には爽やかな風を直接あてるといった、きめ細かな運転を行ってくれます。

赤外線センサー「ムーブアイ」によって効率的な運転が可能になると、無駄な電力消費を抑えることができます。その結果、三菱のエアコンは、優秀な省エネ性能を手に入れることができました。 中でも、「霧ヶ峰」ブランドの最高峰モデル・FZシリーズは、国内家庭用エアコンとして7年連続で省エネNo.1を獲得。これは、FZシリーズに採用されている特殊な構造、W字形に配置された熱交換器と、独自形状の送風プロペラファンによるものです。

冷房・暖房・除湿と、エアコンは年間を通して使うもの。消費電力がほんの少し違うだけでも、年間の電気代には大きな違いとなって表れます。省エネ性能に優れた三菱のエアコンは、経済性という点でも大いに優秀です。

「エアコンをつけっぱなしで外出してしまった」「夏場、エアコンを切って寝ていたら、部屋が高温になって目が覚めた」というのはどちらもよくある話ですが、エアコンの長時間運転は電力の無駄ですし、真夏に部屋が高温になりすぎると、室内にいても熱中症になる危険があります。こうした事態を防いでくれるのが、「みまもり機能」です。

エアコンを消し忘れて外出した場合、室内に人がいないとエアコンが判断すると、自動的に送風運転に切り替えて、消費電力をセーブ。さらに、その状態が約3時間続くと、運転を停止します。
また、エアコンが停止しているときでも室内の状態を見守り、「人がいるのに室温が高温・低温になった」場合、自動的に冷暖房運転を開始します。ご高齢者の寝室やお子様の部屋には、特におすすめの機能です。

「室温キープシステム」は、霜取り運転中に使われる機能です。寒い冬場は、室外機に霜がつくことがあります。そのままでは本来の性能を発揮できないため、霜取り運転をしなければなりません。ですが、霜取り運転中は暖房運転ができないため、室温が下がってしまいます。こうした問題を解決したのが、室温キープシステムです。

霜取り運転をする前に、あらかじめ室温を2℃ほど上昇させ、それから霜取り運転を行うことで、室温低下による肌寒さを抑えます。快適な温かさをキープしつつ、霜取り運転が行えるのです。

「STRONG冷房」は、過酷な環境下でもパワフルな冷房性能を維持するための機能です。エアコンの冷暖房能力は、室外機の置かれた環境に大きく影響されます。特に、室外機にとって厳しいのは、夏の酷暑です。
長時間、直射日光にさらされる場所や、風通しが悪く、熱気がこもりやすい場所に設置された室外機は、熱を持ちやすいもの。ところが、室外機はあまりに高温になると故障のおそれがあるため、一定の温度に達した時点で、運転を止めるよう設計されています。

STRONG冷房仕様の三菱のエアコンは、外気温が46℃、モデルによっては50℃になるまで運転を止めない、タフな耐熱仕様。毎年、猛暑日が続く日本の夏に、力強く立ち向かってくれます。

「フィルターおそうじメカ」は、手間のかかるフィルター清掃を自動で行ってくれる機能です。冷房でも暖房でも、運転終了後に起動し、フィルターについたほこりや汚れを自動でかき取って、ダストボックスに収納します。作業は約3分で終了する上、ダストボックスは約10年分のほこりや汚れを収納可能な大容量タイプ。お手入れの手間いらずで清潔を保ち、空調性能を維持できる便利な機能です。

なお、自動清掃機能を持つエアコンのフィルターは、定期的にフィルター掃除を行うため、清掃機能がないエアコンと比べてフィルターの網目が細かくなっています。その分、ほこりを通しにくく、空気をろ過してくれるのです。

「ピュアミスト」は、電気を帯びた微細な微粒子を室内に放出し、浮遊しているカビの胞子やウイルス、花粉などの活動を抑える機能です。脱臭作用もあるので、お部屋の空気を快適に、清潔に保つことができます。 また、ナノレベルの微細な水粒子には、肌や髪への潤い効果も。湿度が低く、乾燥しがちな冬の室内に、潤いをもたらします。

Wi-Fiに対応しているエアコンは、自宅の無線LANを通じて、スマートフォンアプリ「霧ヶ峰REMOTE」で、エアコンを便利に使うことができます。 外出先からエアコンを遠隔操作するほか、サーモグラフ画像で室内の様子を確認することも可能です。また、スマートフォンの位置情報を活用すれば、「自宅に近づいたら運転開始、一定距離以上離れたら停止」と設定することもできます。これなら、家に帰ればすでに部屋は快適な状態ですし、外出時のエアコンの消し忘れの心配がなくなります。ほかにも、スマートスピーカーを使った操作ができるなど、多くの便利機能が備わっています。

エアコンの内部は、どうしても汚れやすいもの。細かなフィルターがあっても、汚れを完全に防ぐことはできません。そこで、三菱のエアコンが採用したのが、「よごれんボディ」。送風ファンや、上下のフラップの表面に特殊なコーティングを施すことで、汚れをはじき、汚れにくくしています。
エアコン内部の汚れは、カビや雑菌の温床になりますし、見た目やにおいも気になるもの。汚れにくい素材を使うことで、清潔さと快適さを同時に実現できます。

温度や風量などを細かく設定せずとも、AI任せの自動運転を可能にしたのが、「おまかせAI自動」モードです。
部屋の広さや気密性・断熱性、室温と外気温、その場にいる方の体感温度などを、AIが総合的に判断。室内の空気環境がどのように変化するかを予測し、運転を自動でコントロールしてくれます。外気温が上がる午前から昼にかけては冷房を強めにし、外気温が下がる夕方は肌寒さを感じないように送風運転に切り替えるといったように、AIが先読みをして快適な環境をキープします。

室温を下げずに除湿する機能が「再熱除湿」です。まず、エアコン内部の熱交換器を冷やすことで、空気中の水分を集めて除湿します。これは、冷たいグラスに水滴がつくのと同じ原理です。
こうして、湿度は下がったものの冷えてしまった空気に、暖めた空気をミックス。適温に調整して送風する仕組みです。

GEシリーズは、三菱のエアコン「霧ヶ峰」ブランドのスタンダードモデルです。シンプルながら、エアコンとしての基本性能をしっかり押さえ、快適機能・便利機能を盛り込んでいます。

床温度センサーの「フロアアイ」は、冷たい空気が溜まりやすい床の温度を赤外線で検知。天井に溜まった暖気の影響を受けず、人の近くの温度を測るため、暖房時は十分に暖め、冷房時は冷えすぎないように、と室温を調節できます。
また、冷房時には人の体感温度を検知し、冷房運転と送風運転を自動切り替え。冷えすぎによる肌寒さを抑えるだけでなく、省エネにも貢献します。
前面パネルや送風フラップが取り外し可能なので、定期的なお手入れも簡単。清潔さを求める方におすすめです。

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三菱のエアコン「霧ヶ峰」ブランドの、デザインモデルがSシリーズです。エアコンは、天井近くの壁に取り付けるため、部屋の中でとても目立つ存在。小さめな部屋では、圧迫感すら感じてしまうことがあります。

Sシリーズは室内機を薄型化することで、圧迫感を軽減。また、下から見上げたときに美しい印象を与える、洗練されたデザインを採用しています。シンプルながらやわらかなフォルムは、どんな空間にもフィット。表面のパール塗装は、光のあたり方によって、さまざまな表情を見せてくれます。
もちろん、「ムーブアイ」をはじめとする、三菱のエアコンの基本機能を搭載。見た目も機能も妥協したくないという方におすすめです。

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室内機の高さがわずか25.5cmという、「霧ヶ峰」ブランドの中でも、コンパクトさが特長のRシリーズ。大きな窓の上や、天井とカーテンレールのあいだなど、エアコンを設置する高さの余裕がない場所でも、取り付けが可能です。また、そうした高さのない場所に取り付けた場合でも、吸気と送風がスムーズにできるよう、吸気口やフラップの位置にも配慮。冷暖房に支障が出ない設計となっています。

機能面では、赤外線センサー「ムーブアイ」はもちろん、フィルターを自動清掃する「フィルターおそうじメカ」や、汚れがつきにくい「よごれんボディ」を採用。さらに、パネルやフラップに加えてフィルターカセットも取り外しできる「はずせるボディ」により、お手入れが簡単です。

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機能性を求める方におすすめしたいのが、Xシリーズ。快適性能・清潔性能をふんだんに盛り込んだ、「霧ヶ峰」ブランドのハイスペックモデルです。

運転を自動調整する赤外線センサー「ムーブアイ」により、送風フラップが左右別々に制御できるため、人のいるエリアに風を送り、効率的な空調を行います。また、室温を下げずに除湿ができる「再熱除湿方式」を採用。冷房と除湿運転を自動で切り替える「さらっと除湿冷房」は、適温を保ちながらジメジメを解消してくれます。

さらに、清潔面の機能も充実。「フィルターおそうじメカ」や「よごれんボディ」に加えて、電気を帯びた微細な水粒子を放出する「ピュアミスト」を搭載。ウイルスやカビの活動を抑制するほか、嫌なにおいも抑えてくれます。

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三菱が培ったエアコン技術を、あますところなく詰め込んだのが、FL・Z・FZシリーズ。「霧ヶ峰」ブランドのプレミアムモデルです。

FLシリーズは、デザインに特化した高機能モデル。従来のエアコンとはまったく異なるデザインとカラーで、強い個性を主張します。また、人の手先や足先の体表温度を検知し、大人と子供も区別する「ムーブアイ極」を装備。それぞれの温冷感に合わせて、きめ細かな送風を行います。
ZシリーズとFZシリーズは、「ムーブアイmirA.I.＋（ミライプラス）」を搭載。赤外線センサーとAIを組み合わせた進化形ムーブアイで、室温や体感温度の変化を予測し、常に快適な状態をキープします。
なお、Zシリーズはどのような部屋にもなじみやすいベーシックなデザイン、FZシリーズは直線を基調としたスタイリッシュなデザインです。

ほかにも、FL・Z・FZシリーズには「さらっと除湿冷房」や「プレミアム除湿」「AI自動運転」など、豊富な機能を採用。どれも、三菱のエアコンのフラッグシップと呼ぶにふさわしいモデルです。

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XD・ZD・FDシリーズは、寒冷地仕様の「ズバ暖霧ヶ峰」モデルです。外気温が-15℃でも、最高約60℃の温風を吹き出すことが可能。北国の厳しい寒さにも負けない、強力な暖房性能を持っています。

XDシリーズは、赤外線センサームーブアイを搭載。さらに、快適な温かさをキープしつつ、霜取り運転を行う「室温キープシステム」を採用したコンパクトモデルです。
ZDシリーズとFDシリーズは、「快適ノンストップ暖房」を採用。暖房を止めることなく、室外機の霜取り運転ができます。さらに、どちらもムーブアイの進化形である「ムーブアイmirA.I.＋（ミライプラス）」を装備。精密な赤外線センサーとAIの予測によって、真冬の室内でも春のような快適さを味わうことができます。
なお、ZDシリーズはベーシックなデザインのモデル、FDシリーズは直線でデザインされたスタイリッシュなモデルです。

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