空気清浄機の掃除・お手入れ方法は?頻度やコツもご紹介
2025.12.31[更新]
空気清浄機を使っているけど、正しい掃除やお手入れ方法がわからないという方もいるのではないでしょうか。空気清浄機を掃除・お手入れをしないまま使用し続けると、機能が低下するだけでなく、健康への影響や電気代の増加などにつながる可能性があります。
そこでこの記事では、空気清浄機のパーツ別の掃除・お手入れ方法と頻度について解説します。また、掃除やお手入れをラクにするコツと注意点についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
空気清浄機を掃除・お手入れしないとどうなる?
空気清浄機の掃除やお手入れを怠ると、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。まずは、空気清浄機のフィルターの掃除やお手入れをしないとどうなるのかについて見ていきましょう。
空気清浄機の機能が低下する
空気清浄機のフィルターは、空気中のほこりや花粉などを取り除き、室内にきれいな空気を放出する役割を担っています。しかし、掃除やお手入れを怠ると、フィルターにほこりや花粉などの汚れが蓄積してしまい、その結果として本来の吸引力や濾過能力が低下してしまう可能性があります。
故障の原因になる
空気清浄機のフィルターを汚れたまま使い続けると目詰まりを起こし、空気の流れが悪くなってモーターに負荷がかかります。これによって、空気清浄機の動作音が大きくなったり、故障につながったりするリスクがあります。
空気清浄機の故障を防ぎ、長く使い続けるためには、定期的に掃除やお手入れをすることが必要です。
健康被害を引き起こす
汚れが蓄積したフィルターには、カビや細菌が繁殖する可能性があります。掃除やお手入れをしないまま空気清浄機を使用し続けると、空気中にカビの胞子や細菌が放出され、アレルギー症状が悪化したり、体調不良を引き起こしたりと、健康被害を招く可能性があります。
空気清浄機を「健康を守るための家電」として正しく機能させるには、掃除やお手入れによって、清潔な状態を保つことが大切です。
においが発生する
空気清浄機のフィルターは、空気中のにおい成分も吸着します。しかし、掃除やお手入れを長期間していないと、フィルターに溜まった汚れやカビがにおいの原因となることがあります。
特に、湿気の多い季節はカビが繁殖しやすいため、空気清浄機から不快なにおいが発生するケースもあるでしょう。におい対策としても、定期的に空気清浄機の掃除やお手入れをしてください。
電気代が高くなる
フィルターが汚れて空気を吸引する効率が落ちると、空気清浄機は空気を取り込むために、より多くの電力を必要とします。その結果、余分な電力を消費してしまうため、電気代が高くなる可能性もあるでしょう。
空気清浄機をこまめに掃除やお手入れすることは、電気代を節約することにもつながります。
空気清浄機を掃除・お手入れする方法
空気清浄機は、パーツごとに掃除・お手入れをする方法が異なります。各パーツの掃除・お手入れの手順や頻度のほか、必要なものについて解説しますので、参考にしてください。
前面パネルの掃除・お手入れ方法
前面パネルは空気清浄機の表面にあり、空気の吸入口を覆うカバーとしての役割を果たしています。ほこりが溜まりやすい場所でもあるため、1ヵ月に1回は掃除やお手入れが必要です。
前面パネルの掃除・お手入れの手順
1.本体から前面パネルを外す
2.水で濡らしたやわらかい布などで汚れを拭き取る
3.完全に乾燥したら本体に取り付ける
前面パネルの掃除・お手入れに必要なもの
・やわらかい布またはクロス
前面パネルを掃除・お手入れする頻度
1ヵ月に1回
プレフィルターの掃除・お手入れ方法
プレフィルターは、空気中の大きなほこりやごみを最初にキャッチする役割を担っているため、汚れやすい部分で す。2週間に1回は掃除やお手入れをして、清潔に保ちましょう。
プレフィルターの掃除・お手入れの手順
1.空気清浄機の本体からプレフィルターを取り外す
2.掃除機で表面のほこりを取り除く
3.汚れがひどい場合は中性洗剤(食器洗い用)と古い歯ブラシで丁寧に洗い、水で流す
4.タオルでフィルターを挟んで水分を取り、陰干しする
5.完全に乾燥したら本体に取り付ける
プレフィルターの掃除・お手入れに必要なもの
・掃除機 ・中性洗剤(食器洗い用) ・古い歯ブラシ ・タオル
プレフィルターを掃除・お手入れする頻度
2週間に1回
集塵フィルターの掃除・お手入れ方法
集塵フィルターは、ほこりや花粉などを取り除く役割があります。多くの機種では水洗い不可のため、乾いた状態で掃除やお手入れを1ヵ月に1回するのが基本です。
集塵フィルターの掃除・お手入れの手順
1.新聞紙などを下に敷く
2.本体から集塵フィルターを取り外す
3.集塵フィルターの表面に付着したほこりを掃除機で吸い取る
4.掃除やお手入れが終わったら、本体にフィルターを取り付ける
集塵フィルターの掃除・お手入れに必要なもの
・新聞紙 ・掃除機
集塵フィルターを掃除・お手入れする頻度
1ヵ月に1回
脱臭フィルターの掃除・お手入れ方法
脱臭フィルターは、生活臭やペット臭、たばこ臭など、におい成分を吸着するパーツです。集塵フィルターと同様に、多くの機種で水洗いはできないため、掃除機で1ヵ月に1回程掃除やお手入れをします。
脱臭フィルターの掃除・お手入れの手順
1.新聞紙などを下に敷く
2.本体から脱臭フィルターを取り外す
3.フィルターの表面に付着したほこりを、掃除機で丁寧に吸い取る
4.掃除やお手入れが終わったら、本体にフィルターを取り付ける
脱臭フィルターの掃除・お手入れに必要なもの
・新聞紙 ・掃除機
脱臭フィルターを掃除・お手入れする頻度
1ヵ月に1回
加湿フィルターの掃除・お手入れ方法
加湿機能付きの空気清浄機には、加湿フィルターが搭載されています。加湿フィルターは、水を吸い上げて空気中に潤いを与えるための重要なパーツです。しかし、水道水に含まれるカルシウムやミネラル成分の影響で水垢やぬめり、雑菌などが発生しやすく、不衛生な状態になります。こまめに掃除やお手入れをして、清潔に保ちましょう。
加湿フィルターの掃除・お手入れの手順
1.本体から加湿フィルターを取り外す
2.水ですすぎ、表面についた水垢や汚れを洗い流す
3.汚れやにおいが気になる場合は中性洗剤(食器洗い用)を使用し、水またはぬるま湯で30分程漬け置き洗いをする
4.白く固まった水垢汚れがある場合は、クエン酸を溶かした水またはぬるま湯に30分程漬け置きする
5.掃除やお手入れが終わり、完全に乾燥したら本体に加湿フィルターを取り付ける
加湿フィルターの掃除・お手入れに必要なもの
・中性洗剤(食器洗い用) ・クエン酸
加湿フィルターを掃除・お手入れする頻度
1ヵ月に1回
加湿タンクの掃除・お手入れ方法
加湿タンクは、加湿機能に使う水を溜めるパーツで、清潔な空気を保つ上で重要な役割を担っています。ただし、水を長時間放置するとぬめりやカビ、雑菌が発生しやすくなります。そのため、加湿タンクは給水をするたびに、掃除・お手入れをしてください。
なお、ミネラルウォーターは塩素が含まれておらず、雑菌が発生しやすいので、使用するのは控えましょう。給水には、必ず塩素が含まれている水道水を使用してください。
加湿タンクの掃除・お手入れの手順
1.本体から加湿タンクを取り外す
2.加湿タンクに中性洗剤(食器洗い用)と少量の水を入れてしっかりと蓋を閉め、振り洗いする
3.加湿タンク内のぬめりが気になるときは、スポンジなどでこすり落とす
4.蓋の凹凸した部分は、古い歯ブラシなどで汚れを落とす
5.水垢が気になる場合はクエン酸を使用し、漬け置き洗いをする
6.完全に乾燥したら本体に取り付ける
加湿タンクの掃除・お手入れに必要なもの
・中性洗剤(食器洗い用) ・スポンジ ・クエン酸 ・古い歯ブラシ
加湿タンクを掃除・お手入れする頻度
給水ごと
加湿トレーの掃除・お手入れの方法
加湿トレーは、加湿フィルターが吸い上げた水を溜めておくための受け皿として機能します。常に水にふれているため、水垢やぬめりが発生しやすく、不衛生な状態になりがちな部分です。衛生的な加湿を行うためにも、1ヵ月に1回は掃除やお手入れをする必要があります。
加湿トレーの掃除・お手入れの手順
1.加湿トレーを引き出して水で洗う
2.細かい部分はやわらかい布や古い歯ブラシを使用する
3.水垢が落ちない場合は、クエン酸水に浸した布や古い歯ブラシを使う
4.完全に乾燥したら本体に取り付ける
加湿トレーの掃除・お手入れに必要なもの
・やわらかい布 ・古い歯ブラシ ・クエン酸
加湿トレーを掃除・お手入れする頻度
1ヵ月に1回
空気清浄機の掃除・お手入れをラクにするコツ
空気清浄機の掃除やお手入れは、つい後回しにしてしまいがちですが、日頃から少し工夫することで手間を減らすことができます。ここでは、空気清浄機の掃除やお手入れをラクに続けるためのコツをご紹介します。
空気清浄機をこまめに掃除・お手入れする
空気清浄機は、こまめに掃除・お手入れをすることでほこりやカビなどの汚れが蓄積しにくくなり、結果的に1回あたりの作業がラクになります。フィルターやパーツに付着したほこりやカビも、早期であれば比較的簡単に取り除くことができるでしょう。
おすすめなのは、部屋の掃除と同じタイミングで空気清浄機のチェックや簡単なお手入れをすること。生活のルーティンに組み込むことで、無理なく継続できます。

部屋をこまめに掃除する
部屋のほこりが多いと、それだけ空気清浄機のフィルターが汚れるスピードも速まります。結果として、掃除やお手入れの頻度が増えたり、フィルターがすぐに劣化してしまったりすることもあるでしょう。
空気清浄機の負担を減らすためにも、部屋はこまめに掃除するのがおすすめです。特に、カーペットやソファなど、布製品の多い部屋ではほこりが舞い上がりやすいため、週に数回は掃除することを心掛けてください。

定期的に換気をする
日々の生活で空気清浄機を使っていても、外気を取り入れる換気は欠かせません。部屋の窓を開けて新鮮な空気を入れると室内のほこりやちりを減らすことができ、空気清浄機の負担も軽くなります。
特に、空気がこもりやすい梅雨時や冬場などは、1日に1〜2回を目安に、短時間でも定期的に換気をしてください。空気の循環が良くなれば、空気清浄機の効率アップも期待できます。

加湿機能付き空気清浄機の水は、毎日入れ替える
空気清浄機の加湿機能を使う場合、加湿タンク内の水は毎日入れ替えることが基本です。水を長時間タンク内に放置すると、ぬめりやカビが発生する原因になります。特に、毎日水を注ぎ足すという使い方は、加湿タンク内に雑菌が繁殖するリスクが高くなるため避けましょう。毎日水を捨てて、新しい水道水を使うことがポイントです。
また、加湿機能を使用しない時期は、加湿タンクや加湿トレーを洗い、しっかり乾かしてから本体に戻すことで、カビやにおいの発生を防げます。

空気清浄機を掃除・お手入れする際の注意点
空気清浄機の掃除やお手入れをする際には、正しい手順と注意点を押さえておくことが大切です。誤った方法で掃除やお手入れをすると、パーツの破損や故障のほか、思わぬ事故につながる可能性があります。下記のようなポイントに注意しながら、安全に作業をしてください。
水洗いできるパーツか確認する
空気清浄機には、水洗いできるものとできないパーツがあります。集塵フィルターや脱臭フィルターなどは水に弱い素材が使われていることも多く、誤って水洗いすると故障や機能が落ちる原因になります。取扱説明書を確認し、パーツごとの対応方法を把握しておきましょう。

電源・コンセントをオフにする
掃除やお手入れをする際に安全面で重要なのが、本体の電源を切ることです。これを怠ると、感電や故障の原因になる可能性があります。特に、水を使って掃除する際には、コンセントを抜いてから作業をしてください。

空気清浄機は定期的に掃除・お手入れしよう
空気清浄機は、部屋の空気を清潔に保ち、健康的な生活をサポートしてくれますが、効果を十分に発揮するには、定期的な掃除・お手入れが欠かせません。フィルターの目詰まりやパーツの汚れを放置すると、機能低下や故障、さらには健康被害にもつながります。
一般的に、空気清浄機の寿命は10年が目安といわれていますが、適切に掃除やお手入れをすればそれ以上もつこともあります。
ただし、掃除やお手入れをしても動作に不具合を感じる場合は、買い替えを検討するのもおすすめです。自動清掃機能付きのタイプであれば、日々の掃除やお手入れがラクになりますよ。













































































