
【おすすめ】4人家族用冷蔵庫の比較&選び方!人気のメーカーもご紹介
2025.3.12[更新]
4人家族用の冷蔵庫は種類が豊富で、どのメーカーのどのモデルを選べばいいのか迷うことも少なくありません。まずは、家族の人数に適した容量の冷蔵庫を選ぶことが大切ですが、それだけでなく、使い勝手を左右する仕様や機能にも注目してください。ここからは、4人家族用の冷蔵庫を選ぶ際のポイントをご紹介します。

Joshin web 家電担当者「パオ村さん」が、4人家族用の冷蔵庫のポイントやおすすめモデルをご紹介します!
4人家族用の冷蔵庫を選ぶ際のポイントとは?
4人家族用の冷蔵庫は種類が豊富で、どのメーカーのどのモデルを選べばいいのか迷うことも少なくありません。まずは、家族の人数に適した容量の冷蔵庫を選ぶことが大切ですが、それだけでなく、使い勝手を左右する仕様や機能にも注目してください。ここからは、4人家族用の冷蔵庫を選ぶ際のポイントをご紹介します。
4人家族は何リットルを選べばいい?

冷蔵庫の容量は、家族の人数に合わせて選ぶのが基本です。その目安として、下記の計算式がよく用いられます
<家族の人数と必要な冷蔵庫の容量>
必要な冷蔵庫の容量=70L×家族の人数+100L(常備食材)+70L(予備食材)
この計算式にあてはめると、4人家族に必要な容量の目安は、「70L×4+100L+70L=450L」となります。ただし、これはあくまでも目安であり、ライフスタイルによって最適な容量は異なります。
例えば、毎日または数日に一度買い物をするご家庭なら、400〜500Lの冷蔵庫で十分です。一方、週末に食材のまとめ買いをしたり、作り置きをしたりするご家庭なら500L以上の大容量モデルを選ぶといいでしょう。大きめの冷蔵庫は冷却効率も良く、電気代の節約にもつながるため、容量には余裕を持たせて選ぶのがおすすめです。
また、よく使う食材の種類によっても、冷蔵庫の選び方は変わります。野菜を多く使うご家庭なら野菜室が広いモデル、冷凍食品をよく使うなら冷凍庫が大きめのモデルを選ぶと、より快適に使えます。ライフスタイルに合わせた、ご家庭にピッタリの一台を見つけてください。
本体サイズは置き場所と搬入経路に注意

冷蔵庫を選ぶ際には、本体サイズをしっかり確認することも重要です。設置スペースに収まるかどうかだけでなく、搬入時にスムーズに運べるかもポイントとなります。
アパートやマンションでは冷蔵庫を置くスペースが限られているケースが多いため、幅・奥行き・高さを正確に測ることが必要です。ただし、放熱スペースを確保するため、設置場所には少し余裕が求められます。一般的に冷蔵庫の周囲には、約10mmの余裕を持たせて設置することが推奨されているため、カタログの「必要設置スペース」などの項目を確認し、設置に問題がないかチェックしましょう。
また、室内のスペースが確保できたとしても、玄関や廊下、階段などの搬入経路を通れなければ搬入できません。目安として、「本体寸法+約10cm」の幅が確保できるかを確認し、ドアやエレベーターのサイズも測っておいてください。特に、螺旋階段がある場合は搬入が難しい場合があるため、事前に販売店に相談することをおすすめします。
ドアが開く向きは配置やスペースに合わせる
冷蔵庫のドアの開き方には、左右の片開き、両開き、観音開きといったタイプがあります。どのタイプが最適かは、キッチンのレイアウトやスペースによって異なります。この選び方を誤ると、冷蔵庫の使い勝手が悪くなってしまう場合があるため、十分に考慮することが大切です。配置や使用時の動線を踏まえて、ご家庭にピッタリなタイプを選びましょう。
片開き(左開き/右開き)
片開きは、冷蔵庫のドアが左右いずれかの方向に開くタイプです。左から右へ開くものが「右開き」、その逆が「左開き」となります。調理台の左に冷蔵庫を置く場合は左開きを、右側に置く場合は右開きを選ぶと、動線がスムーズで使いやすくなります。

両開き
両開きの冷蔵庫は、ドアが左右どちらにも開くタイプ。キッチンのレイアウトに左右されず、使い勝手がいいのが特長です。引越しが多い方や、キッチンのレイアウトをよく変える方におすすめのタイプです。

観音開き(フレンチドア)
観音開き(フレンチドア)は、冷蔵庫の前面ドアが左右に分割されており、それぞれのドアが独立して開くタイプです。キッチンのスペースが限られている場合に便利で、片開きではドアを大きく開けられないような場所でも使いやすいのが特長です。また、各ドアの面積が片開きタイプや両開きタイプの半分程度なので、ドアを開けた際に冷気が逃げにくく、省エネにつながるというメリットもあります。

冷凍庫がパンパンになりやすいなら、大容量モデルをチェック
冷凍庫がパンパンになりがちな方には、冷凍庫が広めの冷蔵庫がおすすめです。冷凍庫の容量に余裕があれば、作り置きやまとめ買いした食材をしっかり保存できます。さらに、冷凍庫がいくつかに分かれているモデルや、食品ごとに整理しやすい段付きケース付きのモデルなら、収納がスムーズで使い勝手も抜群です。

野菜室が真ん中だと使いやすさが変わる!?
冷蔵庫選びでは、野菜室の位置にも注目してください。4人家族用の大容量の冷蔵庫は、冷蔵室・野菜室・冷凍庫を備えた3段構造になっているモデルがほとんどです。一般的には、上段が冷蔵室、中段と下段には野菜室か冷凍庫が配置されています。
自炊が多く、野菜を頻繁に使う方には、中段が野菜室になっているモデルがおすすめです。腰をかがめずに野菜を出し入れができ、使い勝手がいいでしょう。さらに、ラクな姿勢で野菜室の中身を確認できるため、献立や買い物リストを考えやすいというメリットもあります。

掃除のしやすさも大切なポイント
冷蔵庫を選ぶ際は、お手入れのしやすさも大切なポイントです。例えば、強化ガラス製の棚板なら、傷やにおいがつきにくく、汚れもサッと拭くだけで簡単に落とせます。また、ドアポケットのトレーが取り外せるタイプなら、水洗いができて清潔を保ちやすいのもメリットです。さらに、野菜室や冷凍庫のトレーやバスケットが丸洗いできるモデルもあります。
冷蔵庫は食材を保存する場所だからこそ、汚れを放置するとにおいの原因になることも。手軽にお手入れができるモデルを選べば、清潔な状態を⾧く保つことができます。

節電効果を上げる省エネ性能
冷蔵庫は消費電力が大きい家電なので、省エネ性能もしっかりチェックしておきたいポイントです。冷蔵庫のカタログには「年間消費電力量」や「年間の電気代の目安」といった項目が記載されているので、購入時の参考にしてください。また、「統一省エネラベル」をチェックすると、省エネ性能や電気代の目安が一目でわかるようになっています。本体価格だけでなく、ランニングコストも考慮しながら、⾧く使える冷蔵庫を選びましょう。


冷蔵庫の省エネ性能は年々進化しており、10年前のモデルと最新モデルを比較すると、消費電力に大きな差があります。古い冷蔵庫をお使いの方は、買い替えることで電気代を大幅に節約できる可能性があります。この機会に、省エネ性能の高いモデルへの買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
便利機能で家事を楽にする
4人家族向けの冷蔵庫には、自動製氷機能や食材の鮮度をキープする機能など、各メーカーがさまざまな便利機能を搭載しています。冷蔵庫を選ぶ際には、ライフスタイルに合った機能を重視して選ぶのもひとつの方法です。ここでは、4人家族向けの冷蔵庫に多く搭載されている便利な機能をご紹介します。
自動製氷機能
自動製氷機能は、水を入れたタンクをセットしておくだけで、冷蔵庫が自動的に氷を作ってくれる便利な機能です。出来上がった氷はアイスボックスにストックされるため、いつでも必要な分を取り出せます。
チルド機能
チルド機能は、冷蔵室よりも約3℃低い温度を維持し、食材の鮮度を⾧持ちさせる機能です。メーカーごとに異なる工夫が施されており、凍る直前の温度をキープするタイプや、食材の表面を微凍結させて鮮度を保つタイプなどがあります。魚の切り身や刺身などの傷みやすい食材のほか、ナチュラルチーズなどの発酵食品も新鮮な状態で保存できます。
保湿機能
冷蔵庫内は乾燥しやすく、葉物野菜がしおれたり、作り置きのおかずの表面がパサついたりすることがあります。そこで役立つのが保湿機能です。庫内に適度な湿度を保った冷気を循環させることで、食材の乾燥や変色を防ぎ、みずみずしさをキープできます。

急冷機能
急冷機能は、短時間で食材を冷やす機能です。例えば、作りたてのお弁当を数分で常温まで冷ましたり、炒めたタマネギの粗熱を取って時短調理に役立てたりと、さまざまなシーンで活躍します。乳児がいるご家庭なら、冷凍しておいた離乳食を電子レンジで加熱した後、急冷機能を使って食べやすい温度にすることも可能です。また、食材を急冷後にそのまま冷凍できるモデルなら、作りたての味や食感をキープしながら保存でき、食材のストックにも便利です。

脱臭機能
冷蔵庫を開けたときに感じる独特のにおいは、さまざまな食材の香りやこぼれた汁が混ざり合うことで発生します。これを軽減してくれるのが脱臭機能です。メーカーによって仕組みは異なり、フィルターでにおいを吸収するタイプや、抗菌効果を備えたタイプもあります。庫内の清潔を保ち、食材のにおい移りを防ぎたい方は、脱臭機能のあるモデルを選ぶといいでしょう。
スマートフォン連携機能
最近では、スマートフォンと連携して操作できるIoT冷蔵庫が増えてきました。機能はメーカーやモデルによって異なりますが、例えば、カメラで冷蔵庫内の食材を確認できる機能や、ドアの開閉時にスマートフォンに通知が届く機能などがあります。また、冷蔵庫の温度調整をスマートフォンで行える機能や、保存している食品の賞味期限を通知してくれる機能など、便利な機能が豊富にそろっています。

メーカーやモデルによって、冷蔵庫に搭載されている機能はさまざまです。ご家族の人数に加え、生活スタイルを考慮して、どの機能が必要かをしっかりと検討することが大切です。
メーカー別・4人家族用冷蔵庫の特⾧
4人家族用の冷蔵庫は、多くのメーカーが独自の便利機能を搭載したモデルを提供しています。ここでは、特に人気のある冷蔵庫メーカー3社の特長をご紹介します。
日立:ユーザー目線で不便を解消する機能が豊富
日立は、家電製品から社会インフラ、情報ネットワークの構築・運用、ITサービスまで、幅広い事業を展開する総合電機メーカーです。同社の冷蔵庫は、消費者目線で設計された機能が特長で、日常のちょっとした不便を解消し、使い勝手を向上させる工夫が満載です。
例えば、冷蔵庫の壁を薄くすることで、横幅を変えずに庫内容量を大幅に増やしています。さらに、冷蔵室全体をチルドルームとして利用できる「まるごとチルド」機能や、野菜室を中央に配置して大きな野菜も取り出しやすい「まんなか野菜」など、使いやすさにこだわった機能を搭載しています。

東芝:食材の鮮度を保つ機能が充実
世界初や日本初の製品を数多く生み出してきた東芝は、高い技術力を誇る総合電機メーカーです。冷蔵庫にもその技術力が活かされており、庫内の温度だけでなく湿度管理にもこだわることで、食材の鮮度をしっかりキープできる工夫が施されています。
さらに、業務用レベルの急速冷凍技術を家庭用冷蔵庫に応用し、食材を素早く冷却・冷凍できるのも特⾧。お弁当の粗熱を素早く取ったり、作りたての料理を新鮮なまま冷凍保存したりできます。加えて、使いかけの野菜をラップや保存用袋なしでそのまま保存できる「使い切り野菜BOX」など、家事の負担を軽減する便利な機能が充実しています。

三菱:調理の手間を減らす冷凍機能を搭載
総合電機メーカーとして多くの生活家電を手掛ける三菱。同社の冷蔵庫は、優れた冷凍機能が特長です。中でも「切れちゃう瞬冷凍」は、肉や魚の切り身を冷凍してもカチカチに凍らず、包丁で簡単に切れる便利な機能。食材の解凍の手間がなく、スムーズに調理を進められます。さらに、野菜の水分をしっかりキープして鮮度を保つ「朝どれ野菜室」など、食材の保存や調理を快適にする機能が充実しています。

Joshin web家電担当者が厳選!おすすめ4人家族用冷蔵庫
ここからは、プロの視点でピックアップした、おすすめの4人家族用の冷蔵庫をご紹介します。いずれも、Joshin webの家電担当者によるセレクトです。こちらを参考に、ぜひご家庭に合ったモデルを見つけてください。
- 会員様web価格 130,455円 (税込)最短 3月20日( 木 ) に配送・設置致します2024年12月 発売◆庫内の水分を閉じ込め野菜の鮮度を守る「うるおいラップ野菜室」
◆野菜室がまんなかだから出し入れスムーズ!お手入れもラクラク!
◆銀の働きで庫内を除菌・脱臭「Ag+低温触媒除菌・脱臭」
・寸法(約):幅600×奥行703×高さ1,816mm
・家族構成の目安:3〜4人
・年間電気代目安:8,150円(税込) - ◆ひろびろ使えて整理もしやすい「ひろin冷凍」
◆冷蔵室の全段どこでもチルド保存「まるごとチルド」
◆野菜の乾燥を抑える「うるおい野菜室」
・寸法(約):幅650×奥行651×高さ1,833mm
・家族構成の目安:4〜5人
・年間電気代目安:7,450円(税込) - 会員様web価格 361,206円 (税込)最短 3月20日( 木 ) に配送・設置致します2025年01月 発売◆切れちゃう瞬冷凍A.I.
◆まるごとクリーン清氷
◆中だけひろびろ大容量
・寸法(約):幅650×奥行660×高さ1,833mm
・家族構成の目安:4〜5人
・年間電気代目安:7,100円(税込)
- 会員様web価格 219,800円 (税込)最短 3月20日( 木 ) に配送・設置致します2024年02月 発売◆おいしさを守る「うまもり保存」
◆おいしく半解凍できる「パーシャル半解凍」
◆奥の奥まで使いやすい「ワンダフルオープン」
・寸法:幅650×奥行699×高さ1,698mm
・家族構成の目安:4〜5人 - 会員様web価格 398,304円 (税込)最短 3月20日( 木 ) に配送・設置致します2024年12月 発売◆切れちゃう瞬冷凍A.I.
◆ひろびろ氷点下ストッカーD A.I.
◆中だけひろびろ大容量
・寸法(約):幅650×奥行709×高さ1,833mm
・家族構成の目安:4〜5人
・年間電気代目安:7,450円(税込) - 会員様web価格 314,745円 (税込)3,148 円相当(1%) ポイント進呈最短 3月20日( 木 ) に配送・設置致します2025年02月 発売◆「まんなか野菜」で取り出しがらく
◆冷蔵室の全段どこでもチルド保存「まるごとチルド」
◆食材管理をスマホアプリでサポート
・寸法(約):幅650×奥行701×高さ1,839mm
・家族構成の目安:4〜5人
・年間電気代目安:-円(税込)
冷蔵庫を安く買うならアウトレットをチェック
Joshin webでは、アウトレット品の冷蔵庫も販売しています。生産完了品や外装に軽微な傷がある商品などを、お求めやすい価格で購入できるのが魅力です。「コストを抑えて4人家族用の冷蔵庫を探したい」という方は、ぜひアウトレット商品をチェックしてみてください。
冷蔵庫の処分・リサイクル
冷蔵庫は家電リサイクル法の対象となっており、処分する際にはリサイクル料金と収集・運搬料金が必要です。リサイクル料金はメーカーによって異なり、収集・運搬料金は依頼する業者によって異なります。一般的な処分方法は、購入した店舗での引き取りや自治体指定業者への依頼、家電量販店のリサイクルサービスの利用などです。
Joshinでは、冷蔵庫などの家電製品のリサイクルサービスをご提供しています。リサイクル料金や収集・運搬料金のシミュレーションができるサイトも用意していますので、ぜひご利用ください。

4人家族用の大型冷蔵庫のリサイクルは、専門業者に依頼することで安全かつスムーズに進められます。Joshinでは、ご購入時にお申込みいただいた場合に限り、冷蔵庫のお引き取りおよびリサイクルを承っております。なお、お届け地域によって条件が異なりますので、詳細については下記ページをご確認ください。詳しくはこちら
4人家族用の冷蔵庫は、容量と機能をしっかり見極めて選ぼう
4人家族用の冷蔵庫は、各メーカーからさまざまなモデルが登場しています。ご家族の人数に適した容量を選ぶことはもちろん大切ですが、本体サイズやドアの開く向き、野菜室の位置、便利な機能なども使い勝手に大きく影響します。ご家族のライフスタイルにピッタリの仕様や機能をしっかり見極め、最適な冷蔵庫を選んでください。