掃除機が臭い原因は?お手入れ方法やにおい対策も紹介
2026.10.24[更新]
掃除機を使うたびに、掃除機本体や排気口から嫌なにおいがすることがあります。掃除機に溜まったほこりやゴミを捨てても改善されない場合には、「どうして臭いんだろう?」と悩んでしまいますよね。掃除機が臭い原因は、ほこりやゴミだけでなく、内部のカビ発生、生活臭の染み付き、フィルターの汚れなど、多岐にわたります。
この記事では、掃除機がにおう原因や、紙パック式とサイクロン式といったタイプ別の掃除機のお手入れ方法とともに、掃除機のにおい対策についてもわかりやすくご紹介します。掃除機のにおいが気になっている方は、ぜひ参考にして、快適に掃除機を使えるようにしてください。
Joshin web 家電担当者「K」が、掃除機がにおう原因、タイプ別お手入れ方法とともに、におい対策もご紹介します!
掃除機がにおう主な原因
掃除機から嫌なにおいがする場合には、においの原因を正確に特定することで、適切に対処できるようになります。掃除機がにおう主な原因として、以下のような理由が考えられます。
吸い込んだゴミや汚れがにおう
掃除機から発せられるにおいの多くは、吸い込んだゴミやほこりが原因です。特に、水気を含むゴミや生ゴミのかけら、食べこぼしなどは、強いにおいのもととなります。紙パックやダストボックス内にゴミが溜まるとにおいが発生し、そのにおいが排気口から漏れ出すことで部屋中に広がってしまいます。放置するほどにおいはひどくなり、掃除機を使うたびに不快な思いをすることになりかねません。
中でも注意が必要なのは、水気を含むゴミです。水気を含むゴミを吸い込むと、掃除機内部の湿度が上がり、カビの繁殖しやすい環境が生まれます。一度掃除機にカビが繁殖するとツンとしたカビ臭が発生し、においを取り除くのが非常に困難になります。

掃除機本体に生活臭が染み付いている
溜まったゴミを頻繁に捨てていても、においが気になる場合には、生活臭が掃除機本体に染み付いている可能性があります。汗やほこりなどの生活臭が掃除機の内部や表面に染み付くと、ゴミが溜まっていなくても、においの原因になるのです。
こうした生活臭は、特に、掃除機のプラスチック部品やゴム製のパッキン、ホースなどに染み付きやすい性質があります。一度染み付いてしまうと、放置するほどにおいが取れにくくなるため、注意が必要です。
また、ペットを飼っているご家庭や、喫煙者のいる環境では、生活臭が強くなりやすい傾向があります。特に、ペットの体臭や皮脂、タバコのタールなどが掃除機内部に蓄積すると、独特のにおいを発するようになります。
フィルターやノズルに溜まったゴミやほこりによってにおう
掃除機のフィルターやノズル、ホースといった部品にゴミやほこりが溜まると、そこで雑菌が繁殖し、においの原因となります。特にフィルターは、空気中の微細なゴミをキャッチする役割を持つため、使用するたびに汚れが蓄積していきます。
また、掃除機の部品に目詰まりが起こると、吸引力が低下し、ゴミを取り切れないという悪循環にもつながりかねません。さらに、目詰まりによって掃除機のモーターに負荷がかかり、過熱による故障の原因にもなります。
モーターが故障や過熱して焦げ臭いにおいがする
掃除機から焦げたような異臭がする場合には、モーターの故障や過熱が原因の可能性があります。モーターが過熱すると、内部の配線やプラスチック部品が溶けたり焦げたりして、特有の焦げ臭さを発します。これは単なる汚れのにおいとはまったく異なり、鼻をつくような不快なにおいです。
もし、掃除機から焦げたようなにおいがしたら、まずは掃除機のコンセントを抜き、完全に冷ましてから、あらためて状態を確認してください。フィルターの目詰まりやゴミの詰まりが原因であれば、それらを取り除くことで改善することもあります。
それでも、異臭が続く場合、無理に使い続けると、火災や感電などの重大な事故につながる危険性があります。専門の修理業者に相談するか、買い替えを検討してください。
タイプ別・掃除機のお手入れ方法
掃除機が臭くなることを防ぐには、定期的なお手入れが欠かせません。掃除機は大きく分けると紙パック式とサイクロン式があり、それぞれ構造が異なるため、お手入れの方法も違います。それぞれのお手入れ方法について見ていきましょう。
紙パック式
紙パック式は、掃除機で吸い込んだゴミを、使い捨ての紙パックに集めて捨てるタイプです。ゴミが満杯になったら紙パックを捨てて、新しい紙パックに交換します。
におい対策には、消臭・抗菌加工された紙パックを使うことで、効果的ににおいを抑えられます。最近では、緑茶カテキンや炭、銀イオンなどを配合した高機能な紙パックも販売されており、通常の紙パックよりも消臭効果が高いといえます。

サイクロン式
サイクロン式は、遠心力を利用してゴミと空気を分離し、ゴミを掃除機内部のダストボックスに溜めるタイプです。ゴミをダストボックスに溜めるため、定期的にゴミ捨てとフィルター掃除をしなければなりません。
サイクロン式は、ゴミ捨ての際にほこりが舞いやすいので、ゴミを捨てる際は、ビニール袋の中で開けるなどの工夫をすると、ほこりの飛散を防げるでしょう。

掃除機のにおい対策
続いては、掃除機のにおい対策をいくつかご紹介します。また、掃除機を臭くさせたくない方はもちろん、すでに掃除機が臭くなってしまっている場合にも効果があるので、ぜひお試しください。
こまめにゴミを捨てる
効果的な掃除機のにおい対策のひとつに、ゴミをこまめに捨てることが挙げられます。掃除機内部の紙パックやダストボックス内に、ゴミを長時間放置すればするほどにおいが発生しやすくなるため、使用後はできるだけ早くゴミを処分してください。
紙パック式掃除機の場合は、ゴミで満杯になる前に交換することが重要です。紙パックの容量いっぱいまで使うと、ゴミが圧縮されてにおいが強くなり、吸引力も低下します。目安としては、紙パックの7〜8割程度ゴミが溜まったら交換するのが理想的です。
サイクロン式も、使用するたびにダストボックスのゴミを捨て、週に1回程度はフィルターとダストボックスを水洗いすることをおすすめします。
また、ゴミ捨ての際は、においが部屋中に広がらないよう注意が必要です。ビニール袋などを用意しておき、紙パックやダストボックスの中身をすぐに袋に入れて密閉しましょう。手袋やマスクを装着すると、より衛生的にゴミを処理できます。

フィルターやダストボックスを頻繁に掃除する
フィルターやダストボックスは、掃除機のにおいが最も発生しやすい部分です。これらの部品を頻繁に掃除することで、におい対策となるでしょう。フィルターやダストボックスが水洗い可能であれば、定期的に洗浄してください。ダストボックスやフィルターは取り外して、ぬるま湯で優しく洗います。頑固な汚れがある場合は、中性洗剤を薄めた水で洗うと効果的です。ただし、強くこすりすぎるとフィルターが破損する可能性があるため、優しく扱うことが大切です。
フィルターやダストボックスの洗浄後は、完全に乾燥させてからセットしないと、カビやにおいの原因になります。水分が残っているとかえってにおいが悪化してしまうため、十分に乾燥させてください。風通しの良い場所で、直射日光を避けて、24時間以上乾かすことをおすすめします。
なお、フィルターやダストボックスは、モデルによって水洗いできない場合もあるため、必ず説明書を確認してから作業を行いましょう。水洗い不可の場合は、掃除機やブラシで丁寧にほこりを取り除きます。
掃除機本体やノズル、ホースの拭き掃除を行う
嫌なにおいがするときは、掃除機の内部だけでなく、外側にもにおいが染み付いている可能性があります。掃除機本体やノズル、ホースは、定期的な拭き掃除がにおい対策に効果的です。
掃除機本体やノズル、ホースを拭き掃除する際は、水で固く絞った布やマイクロファイバークロスを使用します。特に、手がふれる部分は皮脂や汚れがつきやすいため、念入りに拭いてください。アルコール除菌スプレーを軽く吹きかけた布で拭けば、消臭と除菌を同時に行えます。
においが特に気になる場合には、掃除機に重曹やコーヒー粉末を吸わせる方法もおすすめです。重曹やコーヒー粉末には優れた消臭効果があり、掃除機で吸い込むことで内部のにおいを吸着してくれます。ただし、使用後は、すぐにゴミを捨てることが重要です。重曹やコーヒー粉末を吸い込んだまま放置させると、カビの原因になる可能性もあるため、気をつけましょう。
お手入れや掃除習慣でにおいを防ぎ、掃除機を快適に使おう
掃除機が臭くなる原因には、ゴミのにおいや生活臭の染み付き、部品の目詰まり、モーターの異常などが考えられます。においの種類によって対策が異なるため、まずは原因を特定することが重要です。
掃除機は、定期的なお手入れやこまめなゴミ捨て、フィルター掃除、掃除機本体の拭き掃除を習慣化することで、においを防げます。もし掃除機が臭くなってしまった場合でも、においの原因を早めに取り除くことで、快適に使い続けられます。掃除機が快適に使えれば、掃除も楽しくなり、部屋の清潔さも一層保てるでしょう。





















































































































